
2012/08/03 - 2012/08/11
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ウェンディさん
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2012年8月3日〜2012年8月11日の9日間、父・母(私)・中学生の娘の3人でメキシコを旅行しました。
メキシコ滞在7日目、実質的にメキシコで過ごせる最終日です。この日はカリブの休日とすることにしました。
カンクンにはDay Tourが数えきれない程あります。
イルカとのアクティビティーや、ダイビング、夏の時期にはジンベイザメとシュノーケリングなんてものもあります。
私たちも、最終日のこの一日をどの様に過ごすのか直前まで非常に悩みました。
悩んだのは、コスメル島と無人島のIsla Contoy(イスラ・コントイ、コントイ島)。
コスメルには、カラフルなサンゴ礁と熱帯魚がいて、ボートからのシュノーケリングは楽しそう。
一方の無人島は、水鳥の楽園。入島できるのは週3回だけで、1日の入島人数には制限があり、日程が合わなければ参加は難しい。
結局、どちらのツアーに参加するのか決定したのは娘。どうやら、無人島という言葉から映画:カリブの海賊を連想したみたい。
この無人島ツアー、事前にあまり情報を得られなかったため、詳しいツアー内容は行ってみてのお楽しみだったのですが、娘にとっては遺跡めぐりと同じ位忘れられない思い出となったようです。。
その理由は、メキシコ人のお友達ができたから。
メキシコ人は大人も子供も明るく、人懐っこく、いつでも笑いかけてきてくれます。
コントイ島のツアーでも同じ。このツアーの参加者は外国人よりも、メキシコ人の方が多く、行きの船の上では、ちょっと体調を崩しダウンしていた娘を、船のみんなが心配してくれました。
幸い、島に着いてからは娘の体調も回復し、初めは私の通訳を介して、おっかなびっくり現地の子供と遊んでいたのに、午後になると、もう全く平気。中2のそんなに多くない単語数だけでも、バリバリ英語でコミュニュケーションを取っていました。
白い砂浜と青い海があるだけの水鳥の楽園イスラ・コントイで、メキシコの人たちとのふれあいを楽しむ1日。
そんな1日をとなったメキシコ最終日、カリブの無人島でシエスタ!コントイ島で保育士体験ご紹介します。
旅程
・8/3 成田-ダラス-メキシコシティ (American)ソカロ巡り
・8/4 テオティワカン・国立人類学博物館
・8/5 ソカロ巡り-メリダへ(飛行機)
・8/6 クサマ・セノーテ
・8/7 ウシュマル・カバー遺跡
・8/8 チチェン・イツァ遺跡-(ADOバス)-カンクン
☆8/9 イスラ・コントイ(コントイ島)
・8/10 カンクン-ダラス-成田(8/11)
☆2012年〜家族と愉しむメキシコ♪セノーテ・遺跡・無人島…★
メキシコシティ遺跡三昧:http://4travel.jp/travelogue/10696246
セノーテで水遊び:http://4travel.jp/travelogue/10696593
壁一面のチャーク神:http://4travel.jp/travelogue/10698028
路線バスでククルカン!:http://4travel.jp/travelogue/10699258
カリブの無人島でシエスタ:http://4travel.jp/travelogue/10699881
☆★☆続・母さんの一人旅〜メキシコ編・旅行記〜2015年末旅☆★☆
・デカ頭に会いに・ラベンタ遺跡 http://4travel.jp/travelogue/11091613
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
-
8/9 カンクンの朝。
宿泊したのはカンクンSoberanis Hotel(ソベラニス ホテル)。
カンクンと云えばビーチリゾートで有名。
もちろんビーチ沿いにはプライベートビーチ付きの高級リゾートホテルが立ち並んでいるが、私たち家族には到底似合わない。
昼間はDay Tourに参加し、ホテルは、どうせシャワーと寝るだけだからと、交通の便の良いダウンタウンのバス停前のホテルを選択。
割りきって選んだホテル。でも、ちょっとひどかったかも。
詳細は口コミを参照。
http://4travel.jp/overseas/area/latin_america/mexico/cancun/tips/10347405/
イスラ・コントイへのツアー参加者は、朝8:30にホテル・ゾーンにあるScuba Cancunのオフィスへ集合する。
でも、コントイ島への船に乗るのはここからではない。
ここでは、環境税等の諸費を支払い、乗船名簿の記入のみ。
実は、この日はラッキーな日と云うことであった。
なぜかというと、昨日と一昨日はフラカーン(台風)の影響で海が荒れ、船が出せなかったそうだ。
この日は久しぶりにマリンレジャーが再開できる日ということで、オフィスの人たちもなんだか楽しそう。
オフィスの前の湾は凪いでいて、昨日までの荒天が嘘のよう。
対岸にはマングローブの森が見え、南国の海辺という雰囲気。
遠くに見えるのは、ホテル・ゾーンのビーチ沿いの高級ホテルたち。カンクンビーチ ビーチ
-
バスで20分ほどのPlaya Mujeres(ムヘーレス海岸)というマリーナへ向かう。
ここのマリーナからイスラ・コントイ行に乗船する。
出航してすぐに右手にIsla Mujeres(イスラ・ムヘーレス)が見え、そしてあっという間に島影は小さくなっていく。
船にはバーカウンターがあり、フルーツカクテルや各種ジュース、そしてメキシコの代表的ビールSol ビール等を飲むことができる。
体調が少しすぐれない娘を心配して、船のお兄さんが、メキシコでは酔い止めとして用いられるというコーラの生レモン割りを作ってくれた。
さっぱりしていて美味しい!
この時、お兄さんは頭痛にはイグアナがよく効くんだよ。とも教えてくれたが、どんな風にイグアナを調理して薬にするのか聞くのを忘れてしまった。
私のイメージではイモリの黒焼きとおんなじイメージなのだけど、本当にイグアナを薬にしているの?
船は海岸を左手にみながら、沿岸を進む。
まだ、台風の影響が残っていて、波も結構あり、それなりに揺れる。
船の上では、陽気なメキシカン音楽がかかり、楽しそうに踊っているおじさんもいる。
今まで見てきたどこよりもメキシコ的だなあ。などと思ったりもする。
沿岸は思ったより浅瀬の部分が多いようで、浅瀬の部分には白波が立っている。
写真の浅瀬の部分には灯台が立っていた。 -
11:30 コントイ島が見えてきた。と船長がアナウンス。
みんなが立ち上がり、前方を見る。
青い海の中に、緑の島影。
船の先端で、タイタニック遊び(もう古いよね)をやっていたカップルも、遊びをやめ、島に注目! -
島に近づく。
白い砂浜にヤシの木、そして緑の低木の森。
これぞ無人島という風景。
でも、本当は無人島ではない。
水鳥の保護のため、メキシコ環境庁?の職員の人が3人だけ常駐しているという。 -
島は水鳥の楽園
島に近づくと、様々な水鳥が島の上を旋回していた。
鳥は結構大型で、種類も沢山いる。 -
桟橋に接岸。
いよいよ上陸。 -
島には、コントイ島についてのミニ博物館とトイレ、そして観光客のための休憩施設がある。
海の色は透明度の高い、クリアーな水色。そして白い砂浜。
魚はいるが、熱帯魚ではなく、透明な色をした細長い奴ら。
その子たちが群れとなって泳いでいる。
魚の色は、透明なので、見つけにくいが、海の底には彼らの影が映る。
その影を頼りに魚を探す。 -
イチオシ
島に上陸すると、出迎えを務めてくれたのはイグアナ君。
この島のイグアナたち、結構体格が立派。 -
イチオシ
そして、待望の海へ。
遠浅で水温もあたたかい。
日焼けも気にせずに海へと飛び込む。
本当は、このツアー、島に来る前にサンゴ礁でシュノーケリングすることが組み込まれている。
でも、今日は、昨日までの台風の余波で波が荒く、外洋でのシュノーケリングは難しいとの判断。
その分、コントイ島に早目につき、海で遊ぶ時間がたっぷりできた。 -
海の水は、澄んでいて海底の白砂まではっきりと見える。
貝がいるのかと思ったけど、全然見つからない。
貝殻ひろいをしたかったのに…。
残念。
時折、海藻の森に足を突っ込むとムニュっという微妙な感覚。
海藻の森を避けて、水の中をお散歩する。 -
大人な方々は海へは入らずに、ビーチの木陰で、のんびり過ごしている。
私も一応大人だが、こんなきれいな海を前にして、海に入らずにはいられない。
かろうじて背が立つくらいの深さのところに行き、のんびり仰向けに浮かぶ。
耳元に波の音と、子供たちの歓声が聞こえる。
こういう風に海で水と戯れるのはとても久しぶり。
日本の海ほど、乾いた時のベタベタ感を感じない。
何かが違うんだろうなあ。
プカプカ浮いたり、歩いたり、海を体全体で感じる。
時折、水鳥が急降下して、海に飛び込んでくる。
魚を捕っているらしい。
あまりに急降下で、人間の近くに着水するので、こちらが狙われているのかと、ドキっとしたりもする。 -
30分ほど海で遊ぶと、船のお兄さんがみんなを集めている。
島の展望台にお散歩に行くらしい。
島はアップダウンが殆ど無く、展望台へも5分位で着く。
展望台からは、島の全体の形を眺めることができる。
そして、島の成り立ちについて説明してくれた。
この島はサンゴでできた島ではないこと。
海の上にあった岩が長い年月をかけ崩れ、白い砂浜へと姿を変えたそうだ。
長い年月と云っても、まだ500年くらいで、赤ちゃんの島である。とも言っていた。 -
再び、海へ戻る。
娘と一緒にチャプチャプしていると、娘と同年代のメキシコ人の女の子たちが寄ってきて、娘に一緒に遊ぼうと声をかけてくれる。
もちろん彼女たちはスペイン語。娘は恥ずかしがり、「え〜〜」とか言ってもじもじしている。
仕方がない。
私が通訳として、つきあってあげることにした。 -
海の中の浅瀬に座り、まるでカリブ海の保育所状態。(保育所と云うにはちょっとばかり年齢が上だが…)
周りには、どんどん子供たちが集まってくる。
保育士役の私は、娘と彼らの言葉の橋渡しをする。
写真の少年は娘と同じ中2で、英語も少し話す。 -
20分位、お話したり遊んだりしてたら、陸からは「Vamos a comer!! (お昼だよ〜〜)」の呼び声。
お腹の空いた子供たち、元気に海から飛び出していく。
お昼は船のスタッフが作ってくれるバイキング。
お肉・お魚・お野菜にフルーツ、そしておいしいビール。
海の香りがする涼しい風を感じながら、みんな、幸せそうに食べている。 -
食後は、15:30の出航時間まで、好きなように過ごす。
白い砂浜の木陰で、のんびりシエスタの人も…。
娘は、メキシコ人のお友達と一緒に海へ。
もう、彼らに言葉の壁はなく、昔からの友達のようにワイワイ遊んでいる。
娘の周りには、お友達のお母さんたちもやってきて、海でチャプチャプしながら、なにやら話に花が咲いている様子。
私は、今までの疲れもあり、木陰ですやすや。
心地よい風が吹き、時折子供たちの笑い声が耳に届く。
幸せなひと時。 -
主人はと云うと、島のラグーン(写真)まで探検に行ったらしい。
ラグーナには水鳥がいっぱいいたが、蚊も沢山いたらしい。
私は、寝ていて良かった。 -
島にはヤドカリも沢山いる。
このヤドカリは島の掃除屋さんとして働いている。
雑食性で、なんでも食べてくれる。
動物のフンも、死骸も全部彼らの食糧。
だから、この島はいつもきれいに保たれているんだって。
一つ不思議に思ったこと。
海の中にも、海岸にも貝殻は全然落ちていなかった。
一体彼らはどこでお宿を見つけてくるのだろうか。 -
15:30 出航の時間。
メキシコ最後の日は、カリブ海の無人島でのんびり過ごしてリフレッシュ。
娘は、メキシコ人のお友達がたくさんできて、船を降りるまで親のところには寄り付きもしない。
帰りの船では、カクテルを飲みながら船上のゆったりとした大人の時間を楽しむ。
ボートは全然豪華ではないけど、カリブ海クルーズ気分。
シュノーケリングができなかったのは残念だったけど、その分無人島でゆっくり過ごせてリラックスできた。
たまには、こんなのんびりした1日もいいかもね。 -
カリブ海の無人島での国際交流。
娘も、今回の体験を通して外国語(英語・西語)に抵抗がなくなったかな?
これで、今回のメキシコの旅はおしまい。
メキシコの人ってみんな優しいし、怖いことなんて一つもなかった。
メキシコペソも余った(わざと余らせた)ことだし、またメキシコに来なくっちゃね。
今回、イスラ・コントイのツアーを予約したのはカンクンの日系の旅行社Queen Angel↓
http://www.queenangel.com/english.htm
Queen Angel社、メールでのレスポンスも早いし、支払いは現地でのUS$払いでOK。
今回参加した、無人島ツアーも、日本語の係員をつけることもできるそうなので、英語・西語ができなくても大丈夫。
カリブ海の有名な島やレジャー施設で遊ぶのも良いけれど、無人島でのんびりメキシカンに過ごすのもおすすめ。
水鳥の楽園 Isla ContoyについてのHP↓
http://www.contoytours.com/ -
〈今回のメキシコの旅の予算〉
国際線・メキシコのタクシー・宿泊・現地参加のツアー・移動費
☆国際線航空券(アメリカン)
163,000円/一人(サーチャージ・税金込)
☆宿泊(3人一部屋で利用)
メキシコシティ:Hotel Stella Maris 2泊3日:1300ペソ(現地払い)
メリダ:Hotel Maria del Carmen 3泊4日:9736円(Expedia)
カンクン:Hotel Soberanis 2泊3日:7592円(Expedia)
☆現地参加のツアー:BEST DAY.COMのツアーを利用
ウシュマル・カバー遺跡ツアー Uxmal and Kabah(1日):US$ 51/一人
クサマ・セノーテツアー Cuzama Sinkhole Tour(1日)::US$ 54/一人
☆移動費
メキシコシティ:ホテル―空港:180ペソ(シティオタクシー:約30分)
メリダ:ホテル―空港:180ペソ(空港タクシー:約15分)
カンクン:ホテル−空港:250ペソ(タクシー:約25分 早朝4:00の利用)
メリダ―チチェン・イツァ:ADOバス一等:114ペソ
チェン・イツァ―カンクン:ADOバス一等:192ペソ
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