ペーニャの夜と快適ホテルライフを楽しむサルタ★女子一人個人手配の南米1ヶ月（12）

2016/05/04 - 2016/05/06

南米に来てからこっち、マチュピチュのワイナピチュ、ラパスのワイナポトシ、プルママルカと、トレッキングしまくりでした。しかも高地で空気が薄かった･･･。アルゼンチンのサルタに来て、ようやく濃い空気と快適シティライフを取り戻しました。ホテルも奮発！
ちょっと引きこもって、疲れを癒した2日間です。


＜今回の訪問地＞
4/16-17　クスコ
4/18-19　マチュピチュ
4/20　　 オリャンタイタンボ→モライ→チンチェーロ
4/21　　 クスコ→プーノへ移動10時間
4/21-22　チチカカ湖
4/23-24　コパカバーナ
4/25-30　ラパス
5/1-3　　ウユニ
5/4-5　　プルママルカ
5/5-6 　 サルタ(★今ここ)
5/7-9　　イグアス
5/10　　 リオデジャネイロ
5/11-12　ニューヨーク

エリア サルタ(アルゼンチン)

虹色の丘でトレッキングを堪能したプルママルカから、バスで二時間ほど移動して、まずはフフイのバスターミナルです。ここでサルタ行きのバスチケットを買い、乗り換えます。
現代的できれいな建物。チケット売場も分かりやすく、時間潰しのカフェもそこそこありました。

バスターミナル内のカフェでランチ。普通に美味しい。日本並のお値段でしたが。

サルタに着いたら宿に直行。ここではのんびり贅沢するつもりだったので、タクシーでホテルに向かいました。
前日にExpediaで予約したTayka Hotel。一泊約5000円。1000円程度の安宿を渡り歩いてた身には、最高に贅沢なホテルです。

ホテルの周りはこんな感じ。道が広くて、街路樹がきれいで、アメリカの住宅街みたいです。

ホテルは1LDKでした。キッチン付！テンション上がります！

皿もグラスも、鍋も電子レンジも揃っています。

寝室はこんな感じ。クローゼットにはふかふかの羽布団が入ってました。

バスルームも、広々・清潔・アメニティ付！ドライヤーなんて、日本を出てから初めてです。

絶対にお部屋のキッチンを使いたくて、ホテルでスーパーの場所を教えてもらいました。
徒歩12分くらい。

こういう品揃え豊富なスーパーも久々です。南米の穀物各種も、肉も魚も、チルド惣菜もワインもお菓子もあります♪

マテ茶いろいろ。お土産に要求されてたので、絶対に買ってかなきゃ。
と思ってたら、日本からマテ茶土産ののブランド指定がLINEで届きました。情報社会はすごいです。

スーパーでのお買い上げ品はこちら。ずいぶん買いました！近くに名産地があるということで、一番奮発したのはワイン。甘めの白ワインです。

お部屋のキッチンで調理して、お皿に盛り付けるとこんな感じ。

朝食は、なんと部屋食でした。

2日目の午後から、町に出てみます。中心部まで徒歩40分。ちょっと遠い･･･。
この写真はカテドラル。コロニアル様式の建物です。夜はライトアップされます。

サルタでとにかく有名なのは、考古学博物館。こちらもカテドラルの広場にあります。何がみどころかというと、500年前に生贄にされたインカ帝国時代の子どものミイラ。1999年に近郊の高山から、推定年齢6歳・7歳・15歳の３体のミイラが発見されたそうです。埋められたのが6700ｍと高地だったため、冷凍状態でミイラ化していたとか。

博物館では6～８ヶ月おきに１体ずつ順番に展示しています。
副葬品などが展示された館内の最後に、－20℃に管理された展示室に置かれたミイラ。私が行ったときは７歳の男の子でした。抱えたひざに顔が隠れていましたが、肌はまだ弾力がありそうで、髪も爪も感じがはっきり残っていて、表情も今にも見えそう。

最後にビデオ映像で、発掘の様子が流れていました。穴の中から、ミイラを直接抱き上げて取り出す様子、直接抱き上げてCTにかける様子などがありました。あまりに生々しくて衝撃です。

もう夢に出てきそうなので、夜遊びしてからホテルに帰ります。

サルタはフォルクローレが盛んで、歌や踊りを見せてくれるレストラン(ペーニャ)がたくさんあるのです！それにアルゼンチンは牛肉とワインの名産地だし、これまで美味しいものにめぐり合えなかった分、弾けます！

ブエノスアイレスならタンゴ、サルタならフォルクローレ！というくらいサルタのフォルクローレは有名だそうで、カテドラルから15分くらいバルカルセ通り沿いを歩くと、ペーニャが建ち並んでいます。

客引きの女の子に誘われるまま、ショー付のお食事。ショーは歌から始まり、ガウチョの踊り。ガウチョはアルゼンチンのカウボーイ。彼らの伝統的な服装が今はやりのガウチョパンツ、ということが最初頭の中で結びつかず、変わった形のパンツだなあ、と思ったのでした。

こちらはアルゼンチンのサンバ。ブラジルのサンバとはまったく別物の緩やかな舞曲です。立ち居振る舞いが宝塚を彷彿させるのが、かなり楽しかったです。

ミニスカートの女の子たちがくるくる踊り、さらに観客も何人か連れ出して巻き込んで一緒に踊ります。お客さんはみんな、割と恥ずかしがり屋ではあるのですが、２～３人のグループで来ている人なら、一人が連れ出されて踊り、一人がFB用に写真や動画を撮るというのが需要と供給にマッチするようでした。
3時間くらい、ショーと食事を堪能しました。

翌日のお昼は、朝食のパンが食べきれなかったので、スーパーでトマトとパテを買ってきてお料理。

ボリューミーなハンバーガーになりました。

チェックアウトは午前中だったのに、夕方の飛行機の時間まで、部屋でのんびりさせてもらいました。飛行機の時間に合わせてタクシーも呼んでくれました。いいホテルです。
ホテルの窓からの光景。住宅街な感じでゆったりのんびり。

サルタの空港。ここから1時間ほどでイグアスです。