ラパスでブラジルビザを取る！登山にも挑む！★女子一人個人手配の南米1ヶ月（7）

2016/04/25 - 2016/04/30

ラパスの二大目的は、ブラジルのビザを取ること（これがなきゃ、帰国できない）と、6,000ｍのワイナポトシ山に登ること。体調不良の中、準備に臨みます。
日本でビザを取るには、平日に大使館に行って申し込み、1週間後くらいの平日に受け取りに行かなければならないので、サラリーマンには無理すぎます。ラパスでなら、3日くらいでビザが取れると聞いたので計画を立ててました。



＜今回の訪問地＞
4/16-17　クスコ
4/18-19　マチュピチュ
4/20　　 オリャンタイタンボ→モライ→チンチェーロ
4/21　　 クスコ→プーノへ移動10時間
4/21-22　チチカカ湖
4/23-24　コパカバーナ
4/25-30　ラパス(★今ここ)
5/1-3　　ウユニ
5/4-5　　プルママルカ
5/5-6 　 サルタ
5/7-9　　イグアス
5/10　　 リオデジャネイロ
5/11-12　ニューヨーク

エリア ラパス(ボリビア)

バス酔いと偏頭痛で、かなりぐったりしながらラパスに着きました。宿は予約していません。前夜のうちにHostelworld.comを検索して目星をつけておいた、The Adventure Brew Hostelに飛びこみました。バスターミナルから徒歩5分くらいなのと、シャワーの温水がが安定しているという評価が決め手です。
本当に、いい加減に、温かいシャワーを浴びたいので。ヘタに中級ホテルに泊まるよりは、設備の不具合に気づいてくれる人が大勢いるドミトリーのほうが安心です。

元はビールの醸造所だったのをゲストハウスに使っているそうで、味のある建物でした。

20人部屋です。一泊900円くらい。まだ19:00頃でしたが、荷物の整理もそこそこに倒れるように眠りました。

翌朝。肩首に激痛･･･。温シャワーでほぐして、ストレッチしているうちに良くなってきましたが、ぞっとしました。
ゲストハウスの朝ごはん。ここの売りはパンケーキ。一枚一枚厨房で焼いてるらしく、なかなか出てこないのが難点です。ソースはドルチェ・デ・レチェ。

とにかく今日は、ブラジルビザをとって、登山ツアーに申し込まなければいけません。首肩の痛みはつらいけど、出かけました。ブラジル大使館は、ゲストハウスから徒歩40分。大通りをまっすぐ歩くだけなので、迷うことはありません。

ラパスは本当に都会です。建物も立派だし、道もきれい。車もそんなにボロくありません。
ペルーと違って民族衣装の人があちこちにいるわけでもなく、道端でフレッシュジュースを売っているのとかが、ちょっと異国情緒な程度です。

ブラジル大使館。立派な建物です。必要書類（飛行機のＥチケット印刷・銀行の残高証明・白背景の証明写真・申込書）はばっちり調えておきました。
あとは、ブラジル銀行への支払いが必要だそうで、「この書類をもって、2エリア向こうの銀行で払ってきて」とのこと。

2エリア向こうってどこだ？
英語のできる無愛想な事務員さんより、スペイン語オンリーでも親切な警備員さんのほうが聞きやすいので、ガイドブックの地図上に書き込んでもらいました。

ブラジル銀行の窓口は高層階。8,000円ほど払いました。ラパスはすり鉢状になっている地形の底の部分にあります。エレベーターから町が見渡せて、絶景！

大使館に戻る道すがら、公園のジューススタンドに立ち寄り。

フルーツポンチっぽくなっています。おいしい。

無事にビザを申し込み、3日後に受け取れることになりました。これで安心して、ランチタイムにできます。
カフェに立ち寄りました。メニュー名は忘れましたが、いわゆるステーキサンド。お肉の味がしっかりしてて、おいしいです。

カフェ シウダ カフェ

さて、次は登山ツアーの予約をせねば。どこかにそういう、観光客向けの情報が集まる場所があるはず。とりあえず、カテドラルのあるムリリョ広場に行ってみました。
ここは、大統領官邸など立派な建物が集まっているところで、観光客がの客引きがわさわさ集まる場所ではないようです。

次に、サンフランシスコ寺院を眺めつつ、サガルナガ通りに行ってみました。

ビンゴでした！土産物屋やツアー会社が軒を連ねています。ワイナポトシ登山の看板を出していたツアー会社で申し込みました。申し込んだ内容と、指定された持ち物などは、こんな感じ↓

・送迎つき・ガイド付き・食事つきで、二泊三日
・ウェア・アイゼン・プラスチックブーツ・ピッケル・ハーネス・ヘルメットは、レンタル料込み
・シュラフは別料金
・50L以上のザックで来ること
・手袋・帽子・水4L・スナックは持参

ちなみに約25,000円。複数名で申し込めばはるかに安いのですが、お一人様だとどうしても高くつきます。

いったい、本日何度目のフレッシュジュースなのか？

登山の持ち物で指定された、手袋・帽子・水・スナックを購入すべく、市場をふらふらします。
変なものが色々ある市場でした。アルパカのミイラとか。

トイレも売ってました。

ポップコーンの量り売りはおなじみの光景になりました。

お菓子屋さん。山に持っていくには、大容量すぎ･･･。結局、水やお菓子は、道端のスタンドで買いました。

登山用に、ザックを空にしなければいけないので、中身を空けるための露天商みたいなバッグを買ったのですが。。。これ、50ボリビアーノ（1000円弱）って絶対にぼられた気がする…。
でも、帰国後も意外と便利で、コインランドリーで毛布などの大物を洗濯するときの持ち運びに使っています。

荷物はとてもザックに収まりきれません、靴なんて絶対に中に入らないし。外付けしまくることになってしまいました。歩きづらそうで、若干不安･･･。

プラスチックブーツの靴紐が切れかけていたり、ヘルメットのバックルが止まらなかったり、レンタル品に不備が色々あり、指摘すると別の靴の紐を外して付け替えるなど、なんともエコロジーなレンタルでした。

体調も戻ったし、6,000ｍのワイナポトシ山に出発です！