初めてのフライ＆クルーズ　カナダ／ニューイングランド （６）

2009/05/29 - 2009/06/08

(6) シドニー／カナダ

モンゴメリ「赤毛のアン」を愛読していた船好きの友人、ゴロン「アンジェリク」を愛読していたわたし。
それぞれ、行きたいのはプリンスエドワード島とケベック。

いろいろ探していたら、ボストンからモントリオールへの（どちらも寄港する）クルーズを発見。
無謀にも（笑）個人手配で行ってみた、どたばた旅行記。

ＳＹＤＮＡＥＹの左側にあるのは国際信号旗、それぞれのアルファベットを表している。パイロットが乗っている（H）、歓迎（UW）の旗はクルーズ中によく見る。

エリア ケープブレトン島(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

ケープ・ブレトン島にあるシドニーは、イギリスの植民地だった。（オーストラリアと同じくシドニー子爵から名前がついた。）
炭鉱で栄えたが、今は観光に力を入れている。

カボットトレイルは美しい道路として、自動車の CM にも使われている。
ホエールウォッチング、セーリング、ハイキング、サイクリングを楽しめるそうだ。

港にある、世界一大きいヴァイオリンのモニュメント。
植民してきた人たちが楽しんだ、音楽が流れている。

今日のツアーは、灯台を見て、海岸線を楽しみ、ルイスバーグ要塞を見学するもの。

ルイスバーグ（仏語ではルイブール／ルイの城）は1700年代に、イギリスとの戦いで破壊された。
200年経ってから発掘・復元され、今は18世紀フランス植民地の歴史を伝えている。中で働く人たちは、当時の服装で当時の仕事をしている。

国王から派遣された貴族の館、商店、農家、七面鳥を飼ってる囲い、井戸、畑などひとつの村がそっくりあるみたい。

要塞の上では見張りの人がいる。

ハリファックスのシタデルは、ここに対抗して作られたそうだ。

館の中の書斎。

ダイニングルーム。

繊細なボビンレースを編んでいたマダム、ただいま休憩中。

台所には火が焚かれ、メイド役の人が当時の調理や子守について話してくれる。「英語？フランス語？」って聞かれたけど、どちらもよくわからないのよ。

幼子は台所でみていたそうで、ゆりかごや歩行器が置いてある。

発掘の様子を見せている家。
大工道具が展示してある。
このツアーは69ドルだった。

寒かったのと疲れが出たのか体調悪く、夕食まで寝る。これがクルーズのいいところだ。医療施設もあるし、移動の心配をせず寝ていられる。

出港時にボランティアらしい楽団の演奏があったと、友人から聞いた。