初めてのフライ＆クルーズ　カナダ／ニューイングランド （３）

2009/05/29 - 2009/06/08

(3) 乗船編

モンゴメリ「赤毛のアン」を愛読していた船好きの友人、ゴロン「アンジェリク」を愛読していたわたし。
それぞれ、行きたいのはプリンスエドワード島とケベック。

いろいろ探していたら、ボストンからモントリオールへの（どちらも寄港する）クルーズを発見。
無謀にも（笑）個人手配で行ってみた、どたばた旅行記。

エリア ケベック(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円

一旦ホテルに戻り、荷物をピックアップ。クルーズターミナルまではタクシーで行く。料金がいくらだったか、記録にも記憶にもない。

事前にオンラインチェックインした時、バゲッジタグをプリントアウトしていた。スーツケースに付けて預けるのだが、ないので手荷物だけでターミナルに入る。

受付で、乗船券 (Boarding Pass) ・パスポート・健康診断書（熱・咳・下痢などの質問なので、NO にチェックする）を渡す。
係の人が小さなカメラで写真を撮る。乗下船時に顔を確認するので、できるだけ笑顔で。
カードキーと案内パンフレットをもらう。

カードキーは部屋の鍵であり、船内での支払いにも使える。（オンラインチェックイン時、クレジットカード登録をしておく。乗船後に船内でもできる。）

カードには名前・夕食の案内・航海日・救命艇の番号が書いてある。

夕食は、5:15～9:00/PM の Open Seating になっている。場所はメインレストランの１階にあたる Deck 7 。時間内ならいつでも行けるが、順番に案内され大きなテーブルで同席になることが多い。
他には、5:45～の Early seating と 8:00～の Late seating がある。レストランの２階、毎回同じテーブルで係りの人も同じ。

出港は 5:00 だが、外国船では昼食が用意されている。（なので、ボストン観光は午前中だけ。）食事が済む頃には、部屋に入れる。自室に入って、ざざっと荷物を収納する。スーツケースはベッドの下に入るようになっているが、わたしたちのはどうしよう。

船のフロントオフィスで Delayed Baggage カードを見せて、相談する。長いこと電話で交渉してくれて、出港までには届くことになった。よかった。

落ち着いたところで、日程表を確認する。

日程表には、船のあらゆる情報が載っている。
初日なので（オランダ人）船長のあいさつ、今日の日付・場所・天気予報、ドレスコード、ショーが２回あること、4:15～避難訓練があること。

避難訓練は放送（英語）のあと、各自のボート前に集合する。ライフジャケットは着用しないでと言っていたようだ。他の人を見て確認する。点呼とジャケットの着用法を聞いて解散した。

このページはイベントの詳細、有料レストランの予約、船内見学、パソコン教室、カジノ紹介、次の寄港地（バーハーバー）の紹介、出港パーティー（シャンパンなどの振る舞いがある）、ショータイム（食事時間に合わせて２回ある）、ダンスなどの催しが載っている。

興味のある催しはチェックしておこう。

今晩のショーの内容、ピアノバー・バンド演奏・ヴァイオリンとピアノのクラシック系・歌などの音楽、アートセンター（絵画が多い）、映画の案内。

主に食事の案内。

メインレストラン、ビュッフェレストラン、有料レストラン（40ドル程度の席料）、プールサイドの Terrace grill などがある。大抵の時間、どこかで何かが食べられるようになっている。

基本的に、ミネラルウォーター・アルコール類・ソーダ類は有料。

参考に、別の時の夕食メニュー。

メニューを見ても料理のイメージはわかないが、食材くらいは前もって知っておきたい。4:00 過ぎくらいには、レストラン前にメニューが貼り出される。
前菜・スープとサラダ・主菜から好きなだけ頼める。

この時はフォーマルコードの日だったので、主菜に Surf and Turf（フィレステーキとロブスターのグリル）があった。
アメリカ船なので料理にあまり期待してなかったが、全体的においしかった。だが、量は多すぎる。少なくしてと頼んでも、かえって面倒なのか残すように言われる。
主菜が終わると、デザートのメニューが出てくる。コーヒーか紅茶とデザートで食事終了、１時間以上かけてゆっくり楽しむ。