北野神社－2016年冬

2016/12/28 - 2016/12/28

　鎌倉市山崎宮廻りに鎮座する北野神社は暦応年間(1338年～1342年)に夢窓疎石が京都の北野天神社を勧請したものである。貞治元年(1362年)円覚寺塔頭黄院主が当社を再建した。
　岩瀬村の五所明神に合祀されていた相殿の牛頭天王は、延宝年間(1673年～1681年)に神託により合祀した。山崎の鎮守で、祭神は菅原道真である。
　祭礼は、2月25日に祈年祭、7月15日に夏季例祭として天王祭、7月22日に夏季例祭として行き合い祭、9月25日に例祭と鎌倉神楽を行っている。　
　山頂には権現造の社殿が建っているが、本殿は覆い屋として建てられ、中に小さな本殿が入って祭られている。
　西側の裏山からは木立の間から富士山が見える。さらに奥には倒れた石碑があり、「高野山奥之院」と彫られ、和歌と僧侶の顔が彫られている。ここからも、木立の間から富士山が見える。
（表紙写真は北野神社拝殿）

エリア 鎌倉(神奈川)

北野神社。

「天神山緑地」看板。

北野神社石段。

北野神社鳥居。

石段。

石段。横にベンチがある。

石段、天神山の社叢には檜が多い。

石段。

裏参道の石段。

銀杏の木。

山頂の鳥居。

石碑と宝篋印塔（応永12年（1405年）銘）。

「天神座碑」。

北野神社拝殿。

拝殿と覆い屋。

覆い屋の中の本殿。

本殿の裏山から木立越しに見える富士山。

倒れた石碑。

「高野山奥之院」。

和歌と僧侶の像。

木立越しに見える富士山。