2016/02/11 - 2016/02/11
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赤い彗星さん
大阪に向かう途中、名古屋の友人に会うために途中下車。
六年ぶりの名古屋訪問です。
折角なので市内観光をしようと、名古屋の名所を聞いてみると、
「名古屋城」と即答。「それ以外は?」とさらに聞くと、
「うーん。。ない。」と衝撃の回答。
流石にそんな訳はないので、事前に検索してから、
市内観光に向かいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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名古屋城の本丸御殿が完成したと何かで見たので、友人とのランチ前に寄ってみることにしました。
名古屋城 名所・史跡
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入口に当たる正門をくぐるとすぐに、大きな金の鯱が飾られています。
名古屋城 名所・史跡
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ちょうど梅の咲き始める季節。
中国の春節と重なっていたらしく、名古屋に多くの中国人観光客が訪れていました。名古屋城 名所・史跡
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それでは完成した本丸御殿を見学しましょう。
あれ?まだ作業途中??
本丸御殿は、完成したのがまだ三分の一だけで、引き続き復元中だったんですね。
知りませんでした。名古屋城 名所・史跡
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こちらは、本丸御殿の復元が始まった当時の風景。
2000年GWに訪れた時は、工事現場の巨大なプレハブ小屋の中で礎石を並べている最中でした。名古屋城 名所・史跡
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本丸御殿内部は、絢爛豪華という言葉にピッタリの金ピカの襖絵で部屋が飾られています。
名古屋城 名所・史跡
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現存している狩野派や琳派の襖絵や屏風絵は、何度も見たことがありますが、
どれも作成直後は、このように美しく光り輝いていたんでしょうね。名古屋城 名所・史跡
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第一期として復元された表書院は、まだヒノキの香りが漂っていました。
名古屋城 名所・史跡
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復元途中の本丸御殿を飾る襖絵は復元されたものです。
オリジナルは、名古屋空襲の前に取り外され避難していたため、
今でも現存保存されていて、多くが重要文化財に指定されています。名古屋城 名所・史跡
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こちらは上段の間です。
殿様が座る場所は、一段高くなっています。名古屋城 名所・史跡
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清正石と呼ばれる、石垣に組み込まれた巨石です。
加藤清正が運んだと言われてきましたが、実際は黒田長政の担当区だったらしく、
清正が運んだというのは伝説だそうです。名古屋城 名所・史跡
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小天守と繋がっている大天守地階には、金の鯱の模型が展示されています。
名古屋城 名所・史跡
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大天守の3階は、江戸時代の暮らしを再現しているゾーンとなります。
こちらは残された資料を基に再現した祝い膳です。
中心には、鯛の塩焼きが据えられています。名古屋城 名所・史跡
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こちらは城下町の再現風景ですね。
当時の商家の様子を見学することが出来ます。名古屋城 名所・史跡
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5階は、体験コーナーです。
当時の石引きを体験したり、金の鯱模型に跨ったりする事が出来ます。名古屋城 名所・史跡
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天守から見下ろした御殿の風景です。
まだ造営途中である事が分かりますね。名古屋城 名所・史跡
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国宝にも指定されていた名古屋城天守や本丸御殿は、昭和20年5月の名古屋空襲で
焼かれてしまいました。
その後、昭和34年にコンクリートで再建されましたが、耐震性の低さが原因で
近々入場禁止になるそうですね。木造での復元が、検討されているとか。名古屋城 名所・史跡
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時間的にはギリギリでしたが、徳川美術館にやってきました。
入口に当たる場所には、黒門が設けられています。
元は、尾張徳川家邸宅の遺構である三間薬医門です。 -
黒門をくぐると、正面に徳川美術館が位置しています。
源氏物語絵巻や刀剣を中心とした国宝や多くの重要文化財が、収蔵されています。徳川美術館 美術館・博物館
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右手には、蓬左文庫。
尾張徳川家の旧蔵書を中心に、約11万点の蔵書と2千枚を超える絵図を収蔵しています。蓬左文庫 美術館・博物館
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左手には、徳川園。
3ヵ所セットの共通券を購入して、入場することが出来ます。徳川園 名所・史跡
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入場するとすぐに虎仙橋と呼ばれる橋が、正面に現れます。
徳川園 名所・史跡
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庭園内には、人工の川も設けられています。
徳川園 名所・史跡
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龍仙湖と呼ばれる、地下水を水源とした巨大な池です。
徳川園 名所・史跡
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約束の時間に遅れそうなので、バスを降りて地下鉄に乗り換えようと歩いていると、巨大なぬいぐるみが。ドーハ空港の黄色いクマさんクラスの大きさ。
友人に聞いてみると、「ウルフィ」という羊の皮を被った狼だそうです。
皮被っても、顔もろ見えですぜ。。。 -
友人とランチ&お茶をした後、トヨタ産業技術記念館にやってきました。
トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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トヨタ産業技術記念館は、繊維機械館と自動車館にセクションが分かれています。
まずは繊維機械館からの見学です。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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豊田佐吉が発明した「無停止杼換式豊田自動織機」の1号機です。
当時、世界一の性能を誇った機械は、生産性を大幅に高め、世界の紡績産業の発展に大きく寄与しました。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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大量の綿花が積み込まれている機械が置いてありました。
この状態から、一本の糸になるまで一貫して運用できる機械のようです。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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大量に糸を紡ぐことが出来る紡績機械です。
トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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展示されている紡績機械には、所々に機械を操作している様子を再現した
人形も置かれています。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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愛知万博のトヨタグループ館に展示されていたパートナーロボット達が並んでいます。
残念ながら演奏ショーは行われておらず、記念撮影用として展示されています。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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自動車館の方に移動してきました。
当時は、人力で溶解した鉄を扱ったりと、かなり危険な作業だったんでしょうね。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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トヨタでの自動車産業創世紀は、自動車のシャーシを木製の枠型で作成していたんですね。
トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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大きな体育館のようなスペースに出ました。
複数の自動車や自動車組み立て作業の工程を見学することが出来ます。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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組みあがった自動車を、手作業でスプレーを吹き付けて塗装していますね。
自分がやったらムラだらけにしてしまいそうだ。。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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手前のボタンを押すと、ロボットが自動車を組み立てていく様子を再現してくれます。
トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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安全な車を創っていくために、強度試験に使用された車です。
トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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衝突試験で使用されるダミー人形も展示されています。
トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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トヨタ産業技術記念館は、豊田佐吉が、明治44年に織機の研究開発をするために
建造した試験工場と建物を利用して建てられました。
赤煉瓦製の巨大な倉庫のような外観をしています。トヨタ産業技術記念館 美術館・博物館
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名古屋港に係留展示されている、2代目南極観測船ふじの見学にやってきました。
南極観測船ふじ 美術館・博物館
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南極観測船ふじの前には、越冬隊が使用していた雪上車が展示されています。
南極観測船ふじ 美術館・博物館
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南極物語でも有名な「タロ」「ジロ」の樺太犬兄弟の銅像も建っていました。
初代南極観測船宗谷の頃の話ですが、二頭の功績を称えて建てられたそうです。南極観測船ふじ 美術館・博物館
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ふじに入場すると、目の前に食堂が広がっています。
南極観測船ふじ 美術館・博物館
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厨房では、調理師人形が忙しく働いています。
長期間の航海で新鮮な野菜が貴重だったため、船内でもやしを栽培していたそうです。南極観測船ふじ 美術館・博物館
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長い廊下を通って、船内の見学に向かいます。
南極観測船ふじ 美術館・博物館
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こちらは二名一部屋の幹部室です。
各自に机が用意され、洗面台も常備されています。南極観測船ふじ 美術館・博物館
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医務室です。
専門医が乗船し、手術も可能な設備が整っていました。
病床も用意されているそうです。南極観測船ふじ 美術館・博物館
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床屋です。
美容師もきっちりと七三分けがきまっています。南極観測船ふじ 美術館・博物館
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先任海曹(下士官の主だった人)室です。
室内には、3段ベッドが備えられています。
人形たちは、ゲームに講じています。南極観測船ふじ 美術館・博物館
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一般乗船員用の居住区です。
3段ベッドや2段ベッドが、並んでいます。南極観測船ふじ 美術館・博物館
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タロやジロも活躍した犬ぞりも展示されています。
南極観測船ふじ 美術館・博物館
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第一次から、第五次まで使用されていた雪上車1号車です。
雪上車を覆う屋根や側面が布製ですね。南極でこの装備だと辛かっただろうなあ。南極観測船ふじ 美術館・博物館
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宗谷⇒ふじ⇒しらせと歴代の南極観測船が揃い踏みです。
徐々に船体も大きくなってきていますね。南極観測船ふじ 美術館・博物館
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甲板に出ると、ヘリコプターも展示されていました。
南極観測船ふじ 美術館・博物館
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操舵室です。意外とシンプルな構成ですね。
南極観測船ふじ 美術館・博物館
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南極観測船ふじ見学をもって、名古屋市内観光も終了です。
南極観測船ふじ 美術館・博物館
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