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古い写真を見直すシリーズを再開した。私の極めつけ的思い出は、やはりこのウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートを1975年元旦にライブで聞いたことだ。会場はウィーン楽友協会大ホール、ムジークフェラインだ。        <br /><br />私の初の海外旅行であり、初のヨーロッパ旅行でもあったのだ。その旅のピークは一連のクリスマス行事と、それにこのウィーン・フィルの新年演奏会だった。<br /><br />今回は当日の関連写真のみを並べる。そのコンサートのライブ録音は、帰国後、LPでも発売された。今、出してみると、2500円もしている!当時のその金額はすごい!コンサートの入場券もプログラムに貼り付けていたが、550シリングとある。どれくらいのレートだったろうか?当日のプログラムから私の書き込みがないページを少し撮影した。<br /><br />ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートのチケットは今では、ヤミでは、1枚50万円以上と聞いたことがある。当時はクリスマスの前日にウィーン入りしたが、クリスマス用の「くるみ割り人形」それに大みそかの夜の「こうもり」のチケットなどもちゃんと買えた!ウィーン少年合唱団のクリスマス・チケットも勿論のことだ。それらのチケットは残っていないので金額はわからない。  <br /><br />1枚目はボスコフスキー指揮およびヴァイオリンで、この写真はヴァイオリンをもって登場している。この年はヨハン・シュトラウス生誕150周年記念演奏会だった。なお、ボスコフスキーは1979年までこの新年演奏会を指揮していた。やはり一番ウィーンらしい指揮者だった。その後、ヴァイオリンを弾きながら、このスタイルをとったのは、マゼールだけだろう。昔のヨハン・シュトラウスがそうだったのだ。<br /> <br />なお、撮影は自分の席から。コーナーの席なので、カメラが前の台に置けた。当時はこれでも、怒られなかった。Canon FTB.多分F1.8標準レンズ使用。当時のプリントとしては最高と言われた京都の東洋現像所でDPEしたのだが、流石に41年前のプリントだ。<br />(2016年ごろ記す。)<br /><br />(追記)ウィーン・フィルと楽友協会ホール(ムジークフェライン)に関連する旅行記は:<br /><br />http://4travel.jp/travelogue/10965758<br /><br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/austria/wien/kankospot/10007854/tips/12131698/<br /><br /><br /><br />

ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートを見る(1975年元旦)

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1975/01/01 - 1975/01/01

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tad

tadさん

古い写真を見直すシリーズを再開した。私の極めつけ的思い出は、やはりこのウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートを1975年元旦にライブで聞いたことだ。会場はウィーン楽友協会大ホール、ムジークフェラインだ。

私の初の海外旅行であり、初のヨーロッパ旅行でもあったのだ。その旅のピークは一連のクリスマス行事と、それにこのウィーン・フィルの新年演奏会だった。

今回は当日の関連写真のみを並べる。そのコンサートのライブ録音は、帰国後、LPでも発売された。今、出してみると、2500円もしている!当時のその金額はすごい!コンサートの入場券もプログラムに貼り付けていたが、550シリングとある。どれくらいのレートだったろうか?当日のプログラムから私の書き込みがないページを少し撮影した。

ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートのチケットは今では、ヤミでは、1枚50万円以上と聞いたことがある。当時はクリスマスの前日にウィーン入りしたが、クリスマス用の「くるみ割り人形」それに大みそかの夜の「こうもり」のチケットなどもちゃんと買えた!ウィーン少年合唱団のクリスマス・チケットも勿論のことだ。それらのチケットは残っていないので金額はわからない。  

1枚目はボスコフスキー指揮およびヴァイオリンで、この写真はヴァイオリンをもって登場している。この年はヨハン・シュトラウス生誕150周年記念演奏会だった。なお、ボスコフスキーは1979年までこの新年演奏会を指揮していた。やはり一番ウィーンらしい指揮者だった。その後、ヴァイオリンを弾きながら、このスタイルをとったのは、マゼールだけだろう。昔のヨハン・シュトラウスがそうだったのだ。
 
なお、撮影は自分の席から。コーナーの席なので、カメラが前の台に置けた。当時はこれでも、怒られなかった。Canon FTB.多分F1.8標準レンズ使用。当時のプリントとしては最高と言われた京都の東洋現像所でDPEしたのだが、流石に41年前のプリントだ。
(2016年ごろ記す。)

(追記)ウィーン・フィルと楽友協会ホール(ムジークフェライン)に関連する旅行記は:

http://4travel.jp/travelogue/10965758

http://4travel.jp/overseas/area/europe/austria/wien/kankospot/10007854/tips/12131698/



旅行の満足度
5.0

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  • これも坐った席から撮影。パイプ・オルガンにカバーがしてある。シュトラウス生誕150周年記念演奏会と関係ありそうだ。普通の年はこのオルガンはカヴァーなしで、パイプが見える。

    これも坐った席から撮影。パイプ・オルガンにカバーがしてある。シュトラウス生誕150周年記念演奏会と関係ありそうだ。普通の年はこのオルガンはカヴァーなしで、パイプが見える。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • これは中間休みの時、後に移動して撮影したもの。

    これは中間休みの時、後に移動して撮影したもの。

    ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

  • ここは、私が坐った席から撮影したもの。中間通路のコーナーにある席に座った。撮影にはいい席だった!

    ここは、私が坐った席から撮影したもの。中間通路のコーナーにある席に座った。撮影にはいい席だった!

  • 黄金のホール、ムジークフェラインの大ホールがここにある。観客は1700人プラスで、理想のサイズだ。ここの音響になれると、大きなサイズのコンサート・ホールでは音が体にしみ込んでこないので不満がつのるようになる。今では、私は、ますます、ここの音響に嵌ってしまった。<br /><br />後に撮影した写真は沢山あるが、これが私の最初のムジークフェラインの写真だ。

    黄金のホール、ムジークフェラインの大ホールがここにある。観客は1700人プラスで、理想のサイズだ。ここの音響になれると、大きなサイズのコンサート・ホールでは音が体にしみ込んでこないので不満がつのるようになる。今では、私は、ますます、ここの音響に嵌ってしまった。

    後に撮影した写真は沢山あるが、これが私の最初のムジークフェラインの写真だ。

  • 当日のプログラム

    当日のプログラム

  • チケット。粗末なわら半紙に印刷!! 今だったら、プラチナに印刷してもおかしくない!

    チケット。粗末なわら半紙に印刷!! 今だったら、プラチナに印刷してもおかしくない!

  • ウィーン・フィルの団員名簿。これは貴重資料だろう。

    ウィーン・フィルの団員名簿。これは貴重資料だろう。

  • 当日のプログラム

    当日のプログラム

  • 1975年に帰国後購入したステレオLP.2500円だ。

    1975年に帰国後購入したステレオLP.2500円だ。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 横浜臨海公園さん 2018/09/12 14:38:56
    1979年ニューイヤーコンサート
    tadさま、こんにちは。

    お体の状態ですが、その後、如何お過ごしでしょうか。

    旅行記を拝見させて頂きました。

    小生がヴィーン・フィルハーモニー管弦楽団に依る生でのニューイヤーコンサートを聴いたのは、1979年で、第2代目指揮者のボスコフスキー引退記念演奏会でした。
    小生、当時、交換留学でドイツに滞在し、元旦に20歳の誕生日を迎える事からオーストリアンの友人がチケットを都合して下さり、潜り込んだ次第でした。

    今でも感じることですが、ボスコフスキーと云う人の演奏スタイルはDrigentでは無くLeitungだと思います。

    当時は日本人観光客も少なく、現在の如き中国人の姿は皆無で、演奏会開始直前に、当該演奏会は英国デッカ社がライブ録音、それもデジタル録音をしているので、拍手には注意していただきたいと再三に渡り館内放送が流れておりました。

    あれから40年近く経過したかと思うと感無量です。



    横浜臨海公園

    tad

    tadさん からの返信 2018/09/12 15:03:37
    Re: 1979年ニューイヤーコンサート
    コメント有難うございます。体調はまずまずです。

    そうですか!1979年のニューイヤーコンサートをお聞きになったんですね。
    私の聞いた4年後ですか。あの年までボスコフスキーは頑張ったんですね。あの演奏会がデッカの初のデジタル録音でした。LPも持っていましたが、後にCD版を再購入しました。近年はメスト以外は、ウィーン流儀に合う、それらしい指揮者がいませんね。ボスコフスキーは指揮棒で従わせるのではなく、一緒に仲間の先頭で、音楽をつくるスタイルですね。彼が中心になっている録音はたくさん所有していますが、あの雰囲気と様式を伝えられる音楽家がなかなかでません。

    あの当時は、チケットはなんとかなったのは幸いでした。今では絶対に入手不可能みたいですね。ウィーン・フィルは定期会員になるのも至難の業です。

    来年5月にウィーンで、メストとウィーン・フィルのマーラー8番を聞きに行く予定ですが、チケットの保証はまだありません。フライトと宿はとったのですが。。

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