ウィーンフィルニューイヤーコンサートで２０１７年の幕開け

2016/12/30 - 2017/01/02

ウィーンフィルニューイヤーコンサート2017に当選しちゃいました！

夢みたいな時間を過ごせて、良い１年のスタートを切ることできました。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウィーンフィルニューイヤーコンサートに応募して何年目でしょうか？
「どうせ当たらないだろうな～」と思いつつも新年の恒例行事化しておりました。

しかし、忘れもしない2016年3月8日に届いたメールには

Dear Lotus,
The annual drawing for tickets to the Vienna Philharmonic New Year's Concerts has now been completed. We are pleased to inform you that, in accordance with your ticket request, you have been selected to receive tickets for the
New Year's Concert on January 1, 2017!

Congratulations!

We wish you a wonderful concert experience!

Your,
Vienna Philharmonic

と書かれておりました。

スターウォーズジェットでミュンヘンまで行きました。
ファンじゃないので、その辺はすみません…
「ヨーダも搭乗しております」というアナウンスには笑ってしまいましたが。

ヘッドカバーもスターウォーズ使用。機内の音楽もいつも曲ではなかったです。

コンサートのチケットは2枚あり、母が「冥土の土産に私も行く！」と言うので、そのように旅程を組んでいました。
しかし、12月の上旬に追突事故に遭い、軽いムチ打ちの症状が残ってしまったため直前で泣く泣くキャンセル。
出発も迫り、今更誰かを誘うのも面倒だったので、一人で出かけてしまいました。

お食事はビーフシチューだったかな。
ポテトにヌードルに春雨って炭水化物多くない？

ミュンヘンからウィーンに飛びます。
搭乗してからなかなか出発しなくて、なんだろな？と思っていたところDe-Icingをするから出発が20～30分遅れます。スケジュール変わってごめんね。みたいなアナウンスが入りまして…なんか軽いな～と思うしかなかった（笑）

でも外は氷点下で相当寒かったみたいです。
飛行機落ちるより良いか。

結局ウィーン空港には1時間遅れで到着でした。

ウィーンのお宿はLINDNER HOTEL AM BERVEDEREです。
Sバーンで空港から7つ目のRennwegからすぐです。
ウィーンには何度か訪れているので、最近はマップを持たなくても良くなりました。
リンク外のホテルですが、トラムでも徒歩でもリンクまで行ける便利な場所でした。

お部屋はこのような感じ。
母と2人の予定で当初は2ベットルームで予約してましたが、1人になる旨を連絡したところダブルルームに変更してくれたみたいです。
バスタブもリクエストが通っていて、温まることができました。

デスク周り。
直接予約でWi-Fi、朝食込でした。31日だけ異常に室料が高かったですが、これは仕方ないでしょうか。

空港駅の窓口で市内までの切符と48時間券を別に買いたいと言ったはずなのに、48時間券を今から使う仕様で、足りないゾーン券を渡されてしまいました。

往路の機内、一席空けて窓側にいた男性が体調不良になりました。
手当のために、どやどや人が来まして、座席の移動をお願いされました。
到着際にCAさんからお礼の品を頂きました。

中身は機内での便利グッツでした。
ビニールの飛行機風船は3歳の甥が甚くお気に入りの様子で、思いがけず良いお土産になりました。

2016年最後の朝食です。
ゼンメルが美味しかったです。
ブッフェのメニューも充実していました。コーヒーがマシンじゃなくてポットサービスが嬉しかったですね。

チケットを受け取りに楽友協会まで行きました。
会場周辺には中継車が沢山でした。

明日のコンサートが待ち遠しい。

楽友協会脇のオフィスの出向くと、こんな地図を渡されて、ウィーンフィルのBOX OFFICEで受け取ってと言われました。

チケットの代金支払後、送られてきたinviceを確認すると、確かに渡された地図の住所が書かれてあったので、良く見ないといけませんね。
この地図が用意されているってことは、多くの人が間違っていくんでしょうね。

ウィーンフィルのBOX OFFICE、前からあったのかな？
最近できたのかな？

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームみたいなのがあります。

無事にチケットをゲットしました。
自分が、どのカテゴリー席をリクエストしたかなんて、覚えておりません。
「当たらない」が前提ですので、これくらいなら出しても良いって感じだったと思います。
バルコンの端が１席310ユーロ。ご祝儀価格ですね。

シュテファン寺院にグーテンモルゲン。
観光は一切しておりません（笑）

馬ちゃん達がお客様をまっております。

カウントダウンの催し物の準備がされていました。

お目当てのカフェHeinerへ。
ケルントナー通りのお店はすでにお客さんで混んでいましたので、創業店の方へ行きました。

ショーウィンドゥのマジパンが可愛いかったです。

初Heinerでメランジェとアプフェルシュトゥルーデルを頂きました。
落ち着いた店内で、至福の時間が過ごせました。

創業店のウィンドゥにもぶたちゃんやキノコちゃんのマジパンが可愛く飾られていましたよ。

ウィーンでは大晦日にシティマラソンが開催されていました。
レッドブルのテントとかあって、さずがオーストリアだね、と思っちゃいました。

仮装しているグループやワンコ連れたりとか、自由なマラソン大会です。

スタート＆ゴール地点は人が沢山。

夕方はリンクの街路樹がイルミネーションで飾られます。

縁起物を売る屋台でブタちゃんを数匹買いました。

ケルントナー通りの催事場でノンアルコールのプンシュを飲みました。
アップルベースで美味しかったです。

ブーちゃんのカップは自分へのお土産に家に連れて帰りました。

ここに来る道すがら、グスターボ・ドゥダメル氏とすれ違いました。
なんか似てるな？でも人違いかな～？なんて思って、声を掛けられず終い。
先で誰かが声を掛けていたので、やっぱりかと後悔。
迷わずに行けば良かったな～。
普通にダウンジャケット着て歩いている姿が、新鮮でした。

大晦日はお店が早くにクローズするので注意が必要です。
私の場合、旅行先では胃がクローズ状態になってしまうので、夕食はこのパンで。今回は特別調子が悪く、思うように食べられなかったです。

いつもお決まりのヨーグルト探訪。
スパーのプライベートブランドで確か1ユーロしませんでした。
お気に入りのダルボのソースは間違いのない味でした！

ホテルのマネージャーからNew Yearのプレゼント。

マンナーのウェハースに煙突掃除屋さんの置物とミネラルウォーター。
なんか、地味に嬉しかったりします。

明けましておめでとうございます！

いよいよコンサート当日です。
ちょっと早めに会場に行きましたが、ご覧のとおりです。

そうそう、私、チケットが１枚余っているんです。
きっと、譲って下さいという人がいるはずと思いまして。
案の定、チケットを求めている人が沢山いましたので、日本の女性の方にお譲りしました。額面で買って下さり、ありがたやでした。
コンサートの前や休憩中も楽しい話しをして下さる方で、とても良い思い出になりました。

コンサートはまるで夢物語のような時間でした。
テレビで見るのと現場で聴くのとでは大違い。素敵な時間を過ごせました。

帰国して録画を見ましたら、私、映っていました（笑）
家族や職場の同僚達も私を探して見ていてくれたようです。
一生の思い出になりました。

会場のお花は終演後、持って帰っても良いんだそうです。
席近くの人がこんなに沢山のお花を取って、私に下さいました。

アマリリス、シンビジューム、バラ、アスター、カーネーション。
ホテルまで持って帰り、花瓶を借りて一晩飾りました。

このお花は今ではイタリアからではなく、ウィーンで調達してるそうですよ。

旅のメイン・イベントが終わり、私の好きなカフェ巡りにチェンジです。
こちらも前から行ってみたかったお店MUSEUMです。

でも、いまいち胃の調子が上がってこず、スープを頂くことに。
かぼちゃのスープはかなりの量があり、完食は無理でした。
下にはかぼちゃの種が結構沈んでいます。

元旦の夕食がこれだけってのも、自分に胃がもっと丈夫だったらな…

Groβerをダブルでデカフェに。

お店は混んでいて皆さん大忙しの様子でしたが、ケルナーさんどなたも親切で、居心地の良いお店でした。
次はケーキや他のお料理も味わいたいです。

朝食会場で貰ったりんごは手の平サイズでしたが、甘酸っぱくておいしかったです。

明日はブダペストに移動します。
時間があったので、中央駅まで下調べを兼ねて行ってみます。
Sバーンの車両は落書きされたまま走ってました。

古い車両はこの段差があります。
使い勝手が悪い～。スーツケース持ってると本当に辛い。
なぜなら、私は荷物が多い人だから…

ウィーン中央駅は大改装が終わって、近代的な駅になっていました。
スーパーありスタバあり、様々なインビスあり、マンナーのショップもありましたよ！

初ブダペストはどんなところだろう？
母のリクエストで決めた場所。
楽しみ半分、不安半分です。

ウィーンはお終い。

この旅行記へのコメント （2）

• なっつさん 2017/01/13 10:35:06

  素敵な体験ですね

  はじめまして。
  
  ニューイヤーコンサート、当選されたのですね！旅行記を拝見しながら、現地の雰囲気をお裾分けしていただきました。
  
  私も同時期にウィーンに滞在しておりましたが、市庁舎前の寒空の下、コンサートを楽しんでおりました。
  
  当たる方っているのかしら？と毎年思っていたのですが、いらっしゃるのですね！
  懲りずに毎年応募し続けます！

  Lotusさん からの返信 2017/01/15 15:52:27

  RE: 素敵な体験ですね

  なっつ様
  
  はじめまして。
  コメント頂き、ありがとうございます。
  
  同時期にウィーンにいらっしゃったんですね。
  どこかですれ違っていたかもしれませんね。
  
  コンサート、当たるんですね（笑）
  私自身、驚いています。
  コンサートは華やかさと甘さと非現実の世界。
  やっぱり特別でした。
  
  以前は１月２日付でウィーンフィルの事務局に
  申込書を郵送しないといけない、とか面倒なルール
  だった気がします。
  ネットの申し込みになってからは幾分楽になりましね。
  
  なっつさんも応募し続ければいつか当選しますよ！
  私も何時か分からない次に向けて、今年も応募しました。
  
  それでは、また。
  
  Lotus