1966/09/01 - 2021/03/28
156位(同エリア1497件中)
tadさん
古い写真を見直すシリーズ。
病気治療とコロナ対策との二重苦のせいで、このところ、旅には行けないから、もっぱら古い写真、それも海外の旅を中心に振り返ってきた。どうやら一通り振り返ったようで、旅行記のネタが尽きそうになっている。
私の趣味はクラシック音楽だというのは、間違いない。海外の旅の多くは、いい音楽が聴けるところがいつも発想の中心にある。ただ、住んでいる下関には、ライブのクラシック音楽などというのは存在しない。自分の管理するオーディオ装置は、特別なので、それを楽しみ、維持管理するのが普段の活動だ。私ほど凝ってくると、その維持管理には、相当の技術知識が必要となってくる。1981年に購入したJBLのStudio Monitorは、38cm口径の低音スピーカーに、高音用のホーンツイーターが2本づつついた3ウェイで、現在でも快調に動いているものは、恐らく稀だろう。40年間の間、部品交換などは何度もあった。分解してさび落としなどは、数年ごとに自分で実施している。この装置のお陰で、ライブ感の高い自然な音を長年楽しんできた。大型スピーカー装置はピアノ以上の維持知識が必要だ。
それに比べると、私の好きなフルート系、リコーダー系の木管楽器は、管理は簡単だ。特にこの22年、新しく挑戦したバロック・フルート(フラウト・トラベルソ)は、金属製のモダン・フルートのような精密機械とは異なり、いったん出来のいい笛を見つけると、曲に合わせて、音色の合うものを選択して演奏すればいいので、種類さえ揃えば、あれこれ変化も楽しめる。サンスーシー宮殿で笛を鳴らしていたフリードリヒ大王のように、何百本ものコレクションを揃えることは無理でも、私も一通りの音の違いを楽しんできた。
昨年一月にその笛を紹介する音楽の旅行記を書いた;
音楽の旅を再開(笛の演奏が可能になってきた!)
https://4travel.jp/travelogue/11589197
音楽を聴く心の旅(レコード・プレーヤーとLPの復活!)追加版
https://4travel.jp/travelogue/11623759
今回は、旅行記に出すのを遠慮してきた私の笛の演奏中の姿を記録したものが多少見つかったので、アンサンブルの仲間には申し訳ないが、顔を塗りつぶしたものを出さしていただいた。私自身の実名情報を一切出さないで、このフォートラの旅行記は作成してきたので、今さらの方針変更は困難だ。どうかお許しいただきたい。
(2021年3月28日修正版。)
- 旅行の満足度
- 5.0
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ロンドンのハイド・パークで、購入したばかりの、バロック・フルート(フラウト・トラベルソ)の練習をしている。これは、1999年の夏だ。
数日で、簡単な曲はできるようになったので、ロンドン大学の先生のお宅に招待されたとき、19世紀の古楽器のブロードウッド製ピアノをお持ちの先生宅で初めて合奏をした。 -
カーナーヴォン城の近く
Caernarfon Castle
私のロンドン大学での講演の後、ウェールズのカーナーヴォンにある先生宅に週末、招待され、購入したばかりの笛を持ちこんで、初めて音を出した。先生宅には、鍵盤の古楽器が数台あり、この日は、ベートーヴェンも晩年に愛用したブロードウッド製のピアノと私の笛で、テレマンのコンチェルトの一部を演奏した。先生のお宅は建物自体が1820年頃建造のもので、古楽器を鳴らすにふさわしい部屋であった。楽器のあった部屋とこの食事の部屋は別だ。その部屋の写真は残念ながら残していない。なお、鍵盤を演奏したのは、この日は、家内だった。 -
ロンドン大学での講演後。
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スリランカのコロンボにて。ライブのセッションをcafeで楽しもうと、誘われた。笛は、一本は必ず、旅行カバンや出張カバンにも入れてあった。この時は、予めお誘いがあり、アンサンブル楽譜も携行していた。この夜は、Alessandro ScarlattiのカルテットやG.P.Telemannのターフェル・ムジークからの曲を演奏した。全員揃っての練習はなしのセッション。2009年3月ごろ。
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スリランカのコロンボにて。
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これは山奥の廃校になった校舎で、様々な活動をしているところから声がかかり、トラベルソとリコーダーを持ち込んで、チェンバロとチェロの通奏低音をつけた曲をかなりの曲数、楽しんだ。初顔合わせのセッションで、楽しかった。確か、ヘンデルやテレマンのフルート・ソナタや、リコーダー・ソナタなどをやったような記憶がある。
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これは古楽器を演奏する会から声がかかった時の演奏。伝ヴィヴァルディを演奏。
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この素晴らしいチェンバロ奏者は、アマチュアの私と長年お付き合いくださり、深い感謝を捧げる。非公開かつ未熟ながら、一応、J.S.Bachのすべてのフルート・ソナタをトラベルソでご一緒できたことは、誇りでもある。チェンバロ奏者にとって、バッハのフルート曲の通奏低音を担当することは、どれほどの難題であるかは、素人の私にも予想はつく。これらを挑戦した後だと、他のバロック音楽の演奏は、荷が軽くなる感じだ。
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これは、私のがんの手術後3,4か月してからだから2019年秋、東京にて。このころは、まだ体力があったので、東京や海外にも行った。
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これはバロック・チェロとヘンデルのソナタを数曲演奏。
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これは自宅での演奏。20年くらい前だろう。この時は、フランス・バロック音楽のクープランに挑戦。ヴィオラ・ダ・ガンバやテオルボと合奏。
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これは自宅での演奏。20年くらい前だろう。
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これはモーツァルトのフルート四重奏をある大きなパーティで演奏した時。やはり20年前くらいだろう。
以上、写真にはすべて登場人物名は、伏せたうえに、ぼかしている。不愉快な思いをされた方もいらっしゃるだろうが、お許し願いたい。 -
所有する8本の木管のフラウト・トラベルソ(バロック・フルート)。
一番下は、純銀のフルート。
木管の笛は、黒くて硬くて重いものは、音も硬くなる。黄色いものは、柔らかい木製で、音も柔らかだ。
金属製は、あまり音色の変化がないので、私は早く飽きてしまったが、オーケストラ曲の一部で、ちらっと聞こえてくるぐらいが一番素敵だ。新世界交響曲のソロ部分(アンチェル指揮チェコ・フィルの演奏など)などは、金属のフルートのほうがいいと思う。
それぞれの楽器には、時代や様式にあった曲があるものだ。どちらかだけを褒めちぎったり、腐したりする人がよくいるが、ワインでも、ボルドーとブルゴーニュの出番は異なる!用途が異なることを理解すべきた。
モダン楽器しかやらない人は、要するに私から見ると、不勉強な人に見える。 -
リコーダーのセット。バス・リコーダーからソプラニーノ・リコーダーまで揃っている。後、私の誇りは貴重なバロック音楽の海外の楽譜類だ。
幸い、我が家は家内も子供も全員楽器はどれかができるので、跡継ぎには困らない。初見の腕だけは早く磨くことを薦めている。
芸術鑑賞には、二流品はいらない。学問もそうだ。憧れるべき対象は常に学問でも趣味でも、ベストであるべきだと思う。 -
オーディオの部屋。楽器は、今の体力ではもう無理だ。もっぱら、名演の鑑賞時間が倍増している。
CDをパソコンでFLACに信号変換して、ここでは、ほぼ4千枚分を3TBのハードディスクに入れており、リモコンで簡単に選曲できる。ベートーヴェンの交響曲全集だと30種類くらい入っている。最近のベストは、78才になったバレンボイムが演奏したベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集で、すべて聞いた。すごい音質の新録音で、演奏も文句なし。彼のベートーヴェン全集はこれが4セット目だが、ちゃんと成長と進展を続けているところがすばらしい。今現存の音楽家でもっとも尊敬する人物。
BDのディスクもPioneer LX88のプレーヤーで素晴らしい画質音質で楽しんでいる。最近、ロイヤル・オペラで収録したオペラ・シリーズBD,18枚セット
をこのところ楽しんでいる。中でも、ルイゾッティ指揮のドンジョバンニは、絶品の演奏!
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この旅行記へのコメント (2)
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- SAKURAさん 2021/03/24 15:21:36
- 凄いですね
- tadさん
懐かしの旅行記をずっと見させていただきました
写真を沢山撮られ保存状態も良くてあまり劣化していないですね
色んな場所に行かれているのも凄いですが
今回の投稿の趣味であるクラシック音楽も演奏もされるている事も
本当びっくりするほど幅広い経験をしていますね
今、中々旅の出来ない環境にありとても残念ですが
コロナが1~2年で収束しまた世界を日本を飛び回ることが出来る
世の中になってほしいですね
引き続いて旅行記楽しみにしています
いつもいいねも有り難うございます
SAKURA
- tadさん からの返信 2021/03/24 17:26:31
- RE: 凄いですね
- SAKURAさん、
コメント有難うございます。
SAKURAさんの、旅行記は、私が行かないような海外の国々ばかりが登場する印象があり、今、記録や紹介部分を見直してみますと、なるほど、ヨーロッパは既に行ってしまっており、旅行記にされていないということなのでしょうね。大変活動的な旅行記の連続だという印象です。きっとプリント写真時代の写真もたくさん残っているのではと想像します。スキャナーか、スキャナー付きのプリンターがあれば、処理は可能ですが、時間がかかりますね。フィルムから直接の処理もできますが、面倒なので、変換器は購入していません。
最近、古い写真を見直すシリーズの作業を通じて、写真処理の技術も腕が上がり、
古くても、少しは見られる状態に持っていきます。デジタル写真の場合は、理論上は劣化はありえないので、後はプログラムの改善を待つのみですね。
これからもよろしくお願いいたします。
tad
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