2015/02/05 - 2015/02/16
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Salaamさん
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国際結婚の書類を取りに行くのと同時に、タイ人男性の人生一大イベント出家式に参加。更にはサイドトリップで両親を交えたミャンマー旅行も全て卒なく終わりました。
今度は合間を縫って彼女の父方の実家、南タイを訪れます。
今は亡きお父さんの出身地はタイ南部、ソンクラー県。バンコクからは飛行機で1時間半程真南に行ったマレーシアと国境を接する県。そこそこ距離がある地域なので一泊二日で訪れたかったのですが、彼女が猛反発。
と、言うのもタイ深南部3県(パターニー、ヤラー、ナラティワート)とソンクラー県の半分は、少々沈静化はしたもののタイから分離独立を求めるイスラム過激派がおり、散発的に爆弾テロや放火、銃撃等、イスラム教徒や外国人を含む無差別テロが発生している地域。もちろん完全な無法地帯ではなく、戦乱地域ではないものの、外務省からはこれらの地域にはレベル3(渡航中止勧告)も発令されている状況。それ以外のソンクラー県にもレベル2(不要不急の渡航は止めてください)が発令されています。
結婚に際しての親族に対する挨拶を不要不急か、の是非もあるでしょうし、この旅行記を見て「平和じゃん」と言うイメージにより不要不急な渡航を誘発する可能性もゼロではないですが、現地がどのような地域であるかはを伝える為にも記載します。
なお、我々は現地に精通した地元の親族の方と、治安関係の仕事をしている方にも同行をお願いしております。上記状況の通りタイ深南部への渡航はオススメできる状況ではないし、特に観光名所がある訳ではないので、仮に、渡航を検討する方は外務省の海外安全ホームページを確認する等、自己責任でお願いいたします。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?id=007&infocode=2016T055#ad-image-0
さて、そんな深南部はどうでしたでしょうか?
行ってみましょう。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアアジア JAL バンコクエアウェイズ
-
空港に到着し彼女の南の従兄が迎えに来てくれるまで、しばし空港で待ちます。
正面玄関の近くでは空軍の方が何かの訓練を実施しています。軍民共用ではなく完全な民営空港なのですが、このセキュリティ対応、やはり深南部の物々しい状況がひしひしと伝わってきます。 -
ハートヤイ(ハジャイ)の名前をつけた空港ですが、ハートヤイはソンクラー県の都市名。しかもソンクラー県の県庁所在地はムアンソンクラーなのに、ハートヤイ。
日本で言えば大阪の県庁所在地が八尾でメインの空港が八尾空港、みたいなもんですね。解りにくいって異論は認めません。
でもハートヤイがソンクラー県の最大の都市なので上記例えが不適切って指摘は受け付けます。 -
イスラム系住人の分離独立運動が盛んなこの地域(とは言え一部の過激派ですが)。タイ全体でのイスラム教徒は4%しかいませんが、ソンクラー県では2割強、ヤラー県では7割、パターニー県とナラーティワート県に至っては8割がイスラム系住人。
表向きには宗教の自由を謳っているものの、実際には圧倒的多数を占める仏教が優先されているタイ(タイ国旗の白は仏教を表しているしね…)でイスラム系住人が不満を抱く構図になっています。
実際、大部分の現地住人は(一定の自治や仏教優先の行き過ぎ阻止とおもに)平和を求めているにも関わらず、過激派によるテロ行為で一般タイ人の中でも「イスラム=テロ」の構図ができてしまっている事は本当に嘆かわしい事ですね…。 -
お、すっごいレトロな消防車!
なんだか難しい話になっちゃいましたが、宗教的思想や民族的分布当を考えると簡単な話じゃないですし、この地域を語る上では避けて通れない話題ですからね…。 -
朝からほとんどなにお食べていないのでペコペコです。
タイではおなじみのパレットにおかずが並び、好みの物を指さして選ぶタイプの食堂。
南部のカレーはどんな感じなのかな? -
タイのどこでも食べられている豚足?南部3県に入ればこれもなかなか見かけなくなるのかも知れませんね。
プリンプリンしていて大変美味。ちょっと甘めな味付けですが全く臭みはなし。ここでは見えませんが、オーダーすると一枚一枚切ってくれた上でタレみたいなものを掛けて出てきます。
大量に共食…もとい、食してしまいました。 -
イチオシ
ずらーっと並んだおかずの数々。
手前のオレンジ色のカレーがタイ南部の名物料理、ゲーンソム。ちょっと酸味があるカレー。ココナッツミルクを使わないのでさっぱりとした口当たりで激辛。
タイの料理はどこどこの地域では○○、みたいな郷土料理はあまりありません。味付けに傾向とかはあるし、全く郷土料理がない訳ではないのですが、中華料理のように明確な地域差はあまりないです。 -
彼女「南の料理は辛いよ。」
私「バンコクは?」
彼女「辛いけど南ほどじゃない。」
私「イサーン(東北)は?」
彼女「辛い。」
私「北部は?」
彼女「辛い。」
【結論】タイ料理は全部辛い。でも南が一番辛い。 -
平和そうに見えますが、やはりここは深南部の玄関口。
バンコク近郊やそれ以外の地域ではほとんどみかけなくなった検問があちこちで見られます。でも車の中まで細かく見ている訳ではないので、どうゆう基準で警戒しているのかはよく解りません。 -
田んぼがずーっと広がるのどかな光景が続きます。本当に田舎。タイの原風景って多分こんな感じなんだろうなぁ…と思いながらぼんやりと眺めます。
-
親戚のおばさんの家に寄っていきます。
さすがタイ、サワッディーカップの次に出てきたのが「キンカオヤン?(ご飯食べた?)」
タイでは挨拶代わりにご飯食べたか確認しあいます。しかも儀礼的な質問ではなく、うっかり「まだです」とか「お腹すいた」と言うとこれでもか!と言うほどご飯が出てきて、さぁどうぞ!と笑顔で即されます。嬉しい事なんですけどね。
とてもフレンドリーなおばさまで、今でも私のFacebookに時々コメントを下さいます。
タイ語で。 -
お父さんは亡くなってしまいましたが、お爺ちゃんとお婆ちゃんはご健在なので会いに行きます。お爺ちゃんはお父さんが亡くなったのを機に出家されているので、実家にはおらずお寺に住んでいます。近しい親族の死を機に出家れる方も多いみたいですね。
ところでお爺ちゃんのお寺にこんなもんが。
まぁ日本でも安産や子宝成就を祈願して男性器信仰はありますが、まさかタイでこんな露骨なシンボルを拝見するとは思いませんでした。
言われてみればインドやブータンでも同様の信仰はあるみたいなので、そうであっても不思議ではないのですが…。 -
境内には鶏が走り回っています。よく見ると後ろにはピヨピヨとヒヨコが。可愛い!
-
涅槃像の手前にはガネーシャの像も。
ガネーシャと言うとヒンドゥー教の神様ですが、タイでも信仰の対象になっています。
日本でも仏さまご本人様の他にも金剛力士や弁天様、仏教でありながら色々と信仰対象があるように、これもそうなのかな?とは言え、私もお釈迦様と阿弥陀如来さまや金剛力士の説明はできませんが…。 -
お父さんにご挨拶。初めまして。
-
一通りお墓参りも終わった所で、時間もあるのでおじさんのゴム園を見に行きます。
ちなみにタイ南部では天然ゴム栽培が盛んです。でも天然ゴムの国際価格が激しく下落した為、タイ南部では深刻な経済的打撃を受けたようです。
余談ですがタイ南部では反タクシンが強い勢力を持っており、なんでもかんでも悪い事はタクシンのせいにする傾向があり、天然ゴムの国際価格下落についても「タクシンの陰謀だ!」と言っているとか。 -
イチオシ
そう言えばゴムの木と言えばブラジルが原産。
以前ブラジル旅行のマナウス編でも書きましたが、あちらがゴム栽培を独占していた時はニーズが殺到し、巨万の富を得た事にも触れました。
実はあのマナウスからゴムの木をこっそり密輸して英国経由でスリランカとシンガポールに運び込み、そのゴム園が爆発的に広がりタイにも辿り着いたってお話し。そして現在ではタイは世界最大のゴム生産国。
まさかここでブラジル旅行とタイが繋がるとは思わなかったわ!
【宣伝・笑】http://4travel.jp/travelogue/10900028 -
森の奥から何かを叩き切る音が聞こえてきます。なんだろう?と思っていたら親戚のおじさんが何かを担いで現れました。なんでしょう、何かの木の実の様です。
-
「まぁ食べてみなよ」と言うので食べてみるとめっちゃ酸っぱい!(お見苦しくてすいません)
あからさまにすっぱい顔していたら爆笑されました。
名前は忘れちゃいましたが、この強烈な酸味。
トラックの荷台に積み込んでいたので、多分食べるのか売るのかするのでしょうが、率先して大量に食すような味ではないので何かの調味料にするのかな? -
ゴムの木は植林からだいたい5年位でゴムの原材料となる樹液を採取できるようになります。
採取できるようになったらゴムの木に筋状の切り傷を付けるとそこからゴム樹液がにじみ出て、下に設置した器にたまる仕組み。
この樹液、一本の木から取れる量は微々たるものなので、価格が下落した今では重労働の割にはあまり実入りのいい仕事とは言えなくなったようです。だから農園で働く人もミャンマー人出稼ぎ労働者が増えてきているんだそうです。タイ人は経営するだけ。 -
ゴムの栽培は基本的に午前中。お昼も過ぎると樹液が出にくくなるそうです。
採取を終えたゴム壺の中にちょこっとだけゴムが溜まってました。 -
ぐるりとゴム園を見たりしてきたらおばさんの家に戻ってきました。おばさん、また「ご飯食べた?」との事なのでお言葉に甘えてイタダキマス!
うまいっす。タイってすごいよね。どこで何食べても基本的にうまいものばっかりなんだもん。 -
夕方前、のんびりとした時間が過ぎていきます。
にゃんこもグーグー惰眠をむさぼっているね。解るわ、その眠気。 -
イチオシ
最後にもう一回おばあちゃんに会って行きます。遠くに住んでいるのと現地の治安上の問題で気軽に行ける場所ではないソンクラー。次におばあちゃんに会えるのはいつかな?
結婚式には是非ともいらして頂きたいのですが、なかなかご高齢だしなぁ…。 -
日が傾いてきたのでそろそろ空港に向かいましょう。
田んぼ?沼?も夕陽に色づけられてきたねぇ。 -
この線路はマレーシアまで繋がっているのかな…。
バンコクからハートヤイまで時刻表上は最速で13時間強、長いのだと17時間もかかるし、120%の確率で遅延します。値段は上限がエアコン付きファーストクラスで約1600バーツ、下限が3等車で約260バーツ。
バスだったら12時間切るくらいで、800〜1100バーツくらいなので鉄道は物好きの手段(笑)
飛行機なら最安値で1300バーツで一時間半だしね。
でも無駄に時間をかけてゆっくり移動する人の気持ちも解るなぁ…。サラリーマン的にはその無駄がラグジュアリー。
なので素直に空港に向かいます。
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