タイ実家訪問とミャンマーの旅 Part 5 - バンコクエアウェイズ バンコク→ヤンゴン

2015/02/05 - 2015/02/16

結婚の書類を入手する事が一番の目的だった渡タイ、時期を同じくして従兄がタイの習慣に添って出家するのでその出家式にも同席させて頂きました。
滞りなく出家式も終了したので今日からサイドトリップで予定していた二泊三日のミャンマー旅行へ出発でございます。

うちの両親と一緒なので彼女も気を使うだろうに快諾してくれてありがとう！

まずはタイの首都バンコクとミャンマーの首都ヤンゴンを結ぶフライトに搭乗。安いLCCではなく倍くらいの値段するバンコクエアウェイズで。
THB7230だったので日本円で25000円くらいかな？しかもチケット代がTHB3290に対しては燃油サーチャージや諸税がTHB3940とチケット代より高いって(笑)
久々のバンコクエアウェイズ、どんなフライトでしょうか！？

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 航空会社: エアアジア JAL バンコクエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

サイドトリップなので滞在も二泊三日しかなく結構弾丸旅行。まぁバンコクとヤンゴンの距離を考えると日本から韓国に旅行するのと同じ感じかな。
短い滞在期間なので少しでも滞在を伸ばすため朝イチの便で渡緬する事に。ご存知早起きが苦手な私、目ボケ眼を擦りながら出立に成功。
近くの大通りから空港までのタクシーを拾います。

中々な早朝にも関わらず並んでいる方多数。でも結構回転が早くあっという間に我々のチェックインの順番が巡ってきます。
朝早くからなのにチェックインの皆様、お疲れ様です！

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

カウンターはFカウンターが定位置のようです。
今日はヤンゴンなのでバンコクエアウェイズだけど、個人的にはその下のトルクメニスタン航空の方がそそられる…。
時として、「そこに何があるか」より、「そこについての情報が如何に少ないか」の方を重視する変態なので許してください。おとなしくヤンゴン行くから、許してください。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

スワナプーム空港よりドンムアン空港の方が近い実家ですが、今回はスワナプーム発。
ヤンゴンに行くならノックエアやエアアジア等のLCCが飛んでいるドンムアンの方が安いのですが、バンコクに帰って来た当日にそのまま両親は帰国予定なので高くても同じ空港で乗り継ぎに便利なスワナプーム便を選択。
と、言うのは建前で、私的にはマイルが貯まるから。残念ながらワンワールド加盟ではなくJALとの独自提携なのでFLY ONポイントは貯まりません…。
彼女は然程マイルに興味がなく、別な理由でスワナプーム発に納得。
様々な利害関係が一致した結果で御座います(笑)

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

何だかんだで浮かれている彼女。
完全に浮き足だっております。
朝超早起きだったか眠い私とは対照的。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

バンコクエアウェイズの凄いところはラウンジが利用できる所。
ビジネスクラスじゃなくても、マイレージのステータス持ちじゃなくても入れるラウンジがあるんです！
残念ながら全ての空港で同サービスを行っている訳ではなく、主にタイ国内の空港限定のサービスですが、いずれにせよ凄い。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

コンコースA、B、Cの根元近くに一つ下の3階に向かうエスカレーターがありますので、そこを降りてAコンコース方向に向かうとラウンジがあります。
ここまで書かなくてもちゃんと解りやすいお姉さんの案内看板が出ているから容易にラウンジに辿り着く事ができますのでご安心を。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

すごいな、と思ったのはこの搭乗者の誰でも入室できるラウンジはちゃんとビジネスクラス利用者＆マイルのステータス所持者用のラウンジと一般利用者のラウンジを分けて準備している事。
これでビジネスクラス利用者の方々のスーペリア感を確保しておきながら、一般利用者のラウンジも決しておざなりな名ばっかりラウンジではない事。ちゃんと投資してるなぁ、と思わせられる設備。

バンコクエアウェイズ ブティックラウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ

もちろん最高級ラウンジかと言うとそうとは言えませんが、ちょっとしたサンドイッチやペストリーも準備されております。
レガシーキャリアの上級ラウンジでもしょぼい所ではこのレベル、と言う所がある事を考えると一般利用者にもこのレベルのラウンジを提供しているのはすごい経営努力。

バンコクエアウェイズ ブティックラウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ

ちなみに値段はLCCよりだいぶ高いのにバンコクエアウェイズの利用を彼女に承認させたのがこちら。
ラウンジでタイのお菓子、カオトムモッドを提供していると聞きつけたから。やはり、女性にスイーツの威力は絶大のようですね（笑）
ちなみにこちらはバナナと黒豆をココナッツミルクで甘く炊いたもち米で包み、それをバナナの葉っぱでくるんで蒸したもの。なんでもタイの2ちゃんねるみたいなウェブ、パンティップでラウンジのカオトムモッドがうまいとの情報を仕入れたみたいで食べたくなったそうです。

バンコクエアウェイズ ブティックラウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ

市内に行けば恐らくどこかでカオトムモッドは手に入ると思うんですけど、実際ここで食べたのは美味しかったです。LCCとの価格差をこれだけで埋めるほどかは解りませんが…（笑）

ちなみにラウンジはご覧の通り、木のぬくもりを感じさせる落ち着いた空間。言わずもがな、Wi-Fiもちゃんと飛んでおり、出発までゆっくりとした時間を過ごす事ができました。

バンコクエアウェイズ ブティックラウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ

この熊は何かな？

となりのピンクの飛行機キャラは機内でも男の子の飛行機キャラクターが主演するアニメが流れておりましたので、恐らくバンコクエアウェイズの公式ゆるキャラなのかとは思いますが…。
ちなみにそのアニメ、音声がなく一体どんなストーリーなのかは我々視聴者の創造に一任されております。

バンコクエアウェイズ ブティックラウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ

ラウンジにあったバンコクエアウェイズのでっかいロゴ。
Asia's Boutique Airlineがキャッチフレーズで機内誌、アナウンス、Web、あちこちで聞きます。
顧客が他社ではなくバンコクエアウェイズを選んだ理由に応えると言う会社のポリシーと、ブティック感を前面に押し出したサービスコンセプトは、スカイとラックス社の評価でリージョナル航空会社としての世界一の座を得るに至っていますね。

バンコクエアウェイズ ブティックラウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ

搭乗口C2A。
どうもこのゲート番号は沖スポットな予感。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

やはり沖スポットでした。
私はなんとなく飛行機が近く感じる気持ちがするので好きですけど、嫌がる方、多いですよね。
地方空港で「羽田便の搭乗口が沖スポットではなくなりました！」と言う謳い文句を見た事がありますが、それだけセールスポイントなんですね。

そして機体にはさっきのラウンジで見たキャラクターの塗装がされています。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

シンプルでいいけど、なんとなく飾りっ気ないフォントを使っていますね。

沖スポットの場合、タラップを登って搭乗する直前のこの瞬間が好き。いつも機体にはポンポン、と叩いて挨拶して乗ってます。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

バンコクエアウェイズ PG701
08:45 バンコク・スワナプーム発
09:40 ヤンゴン着

機内食よりも何よりも先にミャンマーの入国カードや税関申告書が配られます。大体こう言った書類って到着前の最後に配布されると思うのですが珍しいですね。
しかも出入国カードにはバンコクエアウェイズのロゴが印刷されてる！

個人的にお待ちかね、機内食の時間でございます。フライトの間でも盛り上がりスポット。機内食ってその航空会社の特徴が現れますよね。
この便の機内食はタイ料理の「chicken seafood」と言う鶏肉なのかシーフードなのか解らない名前の料理。タイスキをお皿によそったような食べ物で美味！ワイフも気に入ってましたが、父は「機内食、あまり美味しくなかったね」と。好みが分かれるのかな？
当時の機内食は2014年11月からバンコクエアウェイズの機内食を監修しているシェフ・マクダン氏。コルドンブルーの所属シェフ？らしく、コンセプト「Taste of Asia」を通じてここでもboutique airlineのイメージを持ち込みます。
できればご飯が欲しかった(笑)

私の空間、19E。
足元はなかなか広々。足を組んだ状態でも十分スペースが確保されているので窮屈さは感じさせません。

機内はほぼ満席。乗務員さんも忙しいのでしょう、終始険しい表情。彼女は「バンコクエアウェイズの乗務員はホームページの中でしか笑わない」と冗談めいていたのが印象的。
彼女たちの名誉のために言いますが、実際には他の便ではちゃんと笑顔はありましたよ！

意外と面白味のない安全のしおり。減圧時の酸素マスク着用に目標時間が書かれているのは珍しいかな？

ちなみに肝心のマイルはこの時JALが「バンコクエアウェイズダブルマイルキャンペーン」なる物を実施していたのでウキウキしていましたが、私の購入したチケットは予約クラスがVでダブルマイル対象外。
なんかJALのキャンペーンはカタール航空ワンワールド加盟のキャンペーンから始まりとことん愛称が悪いなぁ…。

この頃、密かにサファイア修行に突入しておりましたが、バンコクエアウェイズはワンワールド加盟ではないのでFLY ONは加算対象外。
TPMは371マイルなのですがVクラスは50%の加算率なので185マイルしか貯まりません。ま、塵ツモですからね。

そうこうしている内にミャンマーのヤンゴン国際空港に到着。特別愛称とかはないようですね。
以前来た時はまだ軍政が敷かれている頃だったのですが、民主化が進んで経済発展が目覚ましいようで、空港も新しいターミナルビルが運用されております。
ただ、空港の滑走路等は未だに要改善のようで、日本の空港の滑走路では滑走路の縁取りは勿論センターライン等々までしっかりと灯火されるのですが、こちらは滑走路の縁取りだけだとか。夜間の離着陸は大変そうですね。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

飛行機を降りて到着導線に従ってきますと入国審査の直前にビザオンアライバルカウンターにビジネスマン風の方々が長蛇の列。
確かこの頃は到着時のビザは業務渡航限定だったかな？そして入国審査はなかなか進まないので、やはりビザは事前に入手できるなら事前が吉。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

ご覧の通りの混雑。なかなか列は進みませんし、本当に自分が並んでいる列が正しいか解らない状態。
待ち時間が暇なので空港の無料Wi-Fiに繋げて暇潰しでも…と思いましたが、みんなが一斉に細いネットに繋がろうとするから接続環境は劣悪、まともに繋がる事はありません。空港の無料Wi-Fiは期待しないで下さい。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

無事入国もでき、荷物も受け取り、さぁミャンマー旅行がスタート！

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港