ゴッホを巡って・パリの印象派　2011

2011/05/31 - 2011/06/10

２０年ほど前、パリの美術館でゴッホの絵画をみて感動しました。今回、久しぶりにパリを訪れ、またゴッホに会いました。この旅からゴッホを巡る旅が始まったようです。今回は東日本大震災の直後ではありましたが、パリでのゴッホを旅しました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田発0時のJAL便でパリに向け出発。今回はパリを主体に、ちょこっとベルギー、オランダに出かける旅です。

息子達と食事後見送られて、深夜の国際空港を経ちました。羽田は便利で良い。

朝６時にパリ、シャルルドゴールに着きました。

Instant Paris (シャルルドゴール国際空港ターミナル2) 空港ラウンジ

市内交通用のプリペイドカードNavigoを作ったり、鉄道パスをバリデートしたりで、空港を出たのは８時半頃でした。

シャルルドゴール空港TGV駅 駅

AF空港バスで着いたのは凱旋門。またパリに来ましたと実感。後日ここには初めて登りました。

凱旋門 建造物

メトロでDeuplexに移動し、駅前のMercureにチェックイン。

メルキュール トゥール エッフェル グルネル ホテル ホテル

周りの商店街をぶらぶら歩き。ワインに目が。

チーズにも目が。

ぶらぶら歩きでエッフェル塔へ。

エッフェル塔 建造物

これもパリの象徴。これまでパリには２０回程来ていますが、未だに登ったことありません。高所が苦手です。

ホテルからはエッフェル塔の頭が見えます。

夜はライトアップした塔がきれいでした。

メトロDupleix駅付近の高架下には朝市が開かれています。このあたりの地下鉄は地上の高架を走っています。

ただいま旬のホワイトアスパラ。野菜、果物の安さに驚かされます。

チーズも豊富。

塩も豊富。

Dupleixは庶民の町といった所。長く滞在するには良い場所です。

翌日はオルセー美術館で印象派の絵を見ました。お目当てはゴッホです。

オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ゴッホのアルルの寝室。20年前初めてここに来た時に見たこの絵の筆使いの激しさに、ゴッホの絵の虜になりました。

これは20年前にロダン美術館で撮った「タンギー爺さん」。画材屋の主人を描いていますがその周囲には浮世絵が描かれています。この絵も印象に残っています。

オルセーのレストラン。優雅な空間です。

レストラン ミュゼ ドルセー フレンチ

ディナーは友人のおなじみのレストラン「a Garonne」。Sud-Ouest地方の料理ということです。そういえば名前がガロンヌ、ボルドーを流れるガロンヌ川です。

中はモダンなレストラン。小泉首相の写真が飾ってありました。

ごちそうが並びます。

ワインを空けて。

海鮮のような。

翌日はマルモッタン美術館でモネの絵を見ました。印象画の代表となった「日の出」が良かった。

マルモッタン モネ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ランチは「駅」というレストラン。

ANDIA その他の料理

中は昔のホームを利用したデザイン。

外のテーブルは木陰でとても気持ちの良いセッテングでした。印象派の絵のようです。

食事も満足しました。

Saint Germain des Presに移動し、hotel des due continent にチェックイン。

ホテル デ ドゥ コンチネント ホテル

サンジェルマンデプレ教会

サン ジェルマン デ プレ教会 寺院・教会

翌日はパリでのゴッホの下宿先を訪ね、モンマルトルに出かけました。

サクレクール寺院 寺院・教会

おなじみのテルトル広場で絵を売っています。このあたりを描いた小品を買いました。

少し下るとブドウ畑がありました。この畑からのワインがあるそうです。

サクレクール寺院 寺院・教会

畑の向かいにはオ・ラパン・アジル(Au Lapin Agile)、かつては画家のたまり場の酒場。

1886年3月にゴッホはAntwerpenからパリにやってきました。そして、弟のテオの住んでいるアパートに同居することになりました。そして二人はこのアパートに引っ越したそうです。丘を下ったところにありました。

ゴッホの家 建造物

ルピック街54番地。外壁にゴッホが住んだというプレートがあります。パリでは印象派の画家達等、ロートレック、ゴーギャン、ドガ、ピサロ・・・と交流してます。日本の浮世絵も見て心酔したそうです。

アパートを下るとムーラン・ルージュがあります。

ムーラン ルージュ ナイトライフ

ランチは北マレの市場Marche des anfans rougesの一角にあるChez taekoなる日本料理。お店の中には、たえこさんでしょうか。

アンファン ルージュの市場 市場

トンカツ弁当と揚げ出し豆腐セットを頂きました。各国の人が食べていました。

ルーブル美術館へ。

ルーヴル ピラミッド 現代・近代建築

人気のミロのビーナス

ナポレオンの戴冠式

一番人気のダビンチのモナリザ

フェルメールは静かに鑑賞できます

ディナーはFaubourg通りの「Julien」へ。

ブイヨン ジュリアン フレンチ

アールヌーボ調のレストランでした。

ちょっと味の濃い料理もありましたが・・・。

帰国日は10時25分発のJALでしたのでタクシーでシャルルドゴールへ。サンジェルマンデプレから30分程で、７時に着いてしまいました。

ターミナル２Eの待合室。

パリを後にしました。これ以後、我が夫婦の欧州旅行は折に触れゴッホの足跡をたどる旅となりました。それは続編で。