2016/04/28 - 2016/04/28
97位(同エリア358件中)
ぶどう畑さん
2016年4月28日(木)
朝の散歩を終え、世界遺産のケベックシティ旧市街の観光に出発!
陽射しは明るいけれど、気温は、前日のモントリオールよりさらに低く、最低がマイナス3℃、最高が4℃。
4月も終わりとは言えない寒さに、しっかり着込んで出かけます。
まずは、お洒落な雰囲気のプチ・シャンプラン地区をそぞろ歩き。
立ち寄った洋服屋さんの店員さんとの何気ない会話の中で、「それがケベックだから」という言葉がとても印象に残りました。
プチ・シャンプラン地区を観光したら、旧港マルシェへと向かいます。
“旧港”とか“マルシェ”というキーワードに弱い私。(笑)
ケベックシティ街歩き、ロウワー・タウン編をお届けします!
(旅行期間:2016年4月26日〜5月5日)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11:40、パーカーの上にライトダウンのベストを重ね、首にはスカーフをしっかり巻き、ライトダウンのコートの前をしっかり閉めて、観光に出発!
もちろん、先ほど買った帽子をかぶり、念のために手袋も。
腰から下が特に寒さに弱い私は、前日、モントリオールを観光している時、膝の辺りが寒かった…。
なので、この日は長めのチュニックに、ズボンの下はスパッツ2枚重ね。
こんなことなら、真冬バージョンのスパッツ持ってくればよかったなぁ。あと、使い捨てカイロのミニも。
ドイツのクリスマス市巡りの時も、膝の辺りが寒くて、小さいカイロを張ったら楽になったのです。大きいカイロしか持ってこなかったことを後悔。(泣) -
振り返ると、青空をバックにそびえるシャトー・フロントナック。
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これから青い丸の右側辺りを散策してから、旧港マルシェを目指す予定。
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階段を下った所は、モンモラシー公園。たくさんの大砲が並んでいます。
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公園から続く坂にも、大砲は続いていました。
ケベックは17世紀、フランスの植民地となった後、18世紀にイギリス軍が陥落され、イギリス領となりました。すると、今度はアメリカ独立戦争の革命軍が押し寄せたのだそうです。
これらの大砲がいつの頃の物かわかりませんが、こんなに数多くの大砲が必要だったなんて、今は想像がつきません。
“ケベック”という名は、先住民アルゴンキン族の言葉で「川が狭くなっているところ」という意味なんだとか。
切り立った崖の上から敵を攻撃できる、好都合の地形だったのでしょうけれど…。 -
公園の北側はラヴァル大学。素敵な建物ですね〜。
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Lovis Herbert像
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公園からロウワー・タウン。壁画の家が見えました。
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イチオシ
公園からのシャトー・フロントナック、いい感じです!
両親の写真にフロントナックの写真があったことは、記憶に残っています。
私もケベックシティに来たよ〜! -
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ヨーロッパ出身者では、初めてセントローレンス川岸に到達したジャック・カルティエ像。
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公園から坂を下って、プティ・シャンプランを目指します。
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イチオシ
首折り坂に来ました。
階段ができる前は急な坂だったそうで、今もその名が残っています。首折り階段 文化・芸術・歴史
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振り返るとこんな感じ。
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プティ・シャンプランの案内図
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アッパー・タウンとロウワー・タウンをつなぐケーブルカー、フニキュレール。
土産物屋が、フニキュレール乗り場になっています。フニキュレール その他の交通機関
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その土産物屋の店先。リュックが可愛い!
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通りには、お洒落な店が並んでいます。
ショーウィンドウの猫柄の食器に惹かれて、“Pot en Ciel”の店内へ。
アルザスのテュルクハイムに、Albert Dubout氏デザインの同じ猫グッズを置く店があるのです。
店の人によると、フランスの物も置いているんだとか。
【アルザス・ヴィースバーデンの旅2-1 ブドウ畑散策】
http://4travel.jp/travelogue/10818708 -
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メープル・リーフ柄の子供用パジャマ。足が長い。
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イチオシ
ウサギ肉の料理が味わえる、ル・ラパン・ソテー。
店の飾り、小さな植木鉢でした。ル ラパン ソテ フレンチ
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市民の生活を描いた壁画の所で、もと来た方向へ戻る感じにシャンプラン通りに入ります。
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ロバのミルクを使ったオリジナル商品を置く“Shanmane Cosmetiques”。
シャーマン コスメティック 専門店
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そのちょっと先に、公衆トイレ、発見!
どんな感じなんだろう?赤い扉を押して、入ってみました。
無料です。入口と同様、綺麗でした! -
イチオシ
プチ・シャンプラン通りをつなぐ階段を行き過ぎた所で、
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店先に下がる洋服に目が留まりました。
これほど寒いとは思わなかったので、持ってきた服では心もとない。入ってみよう。
店の中は雑多で、ハンガーラックにびっしり架かった洋服の中から見つけたのが、薄いフリース地の紺色のチュニック。
柄がキリンなんですが、試着したらサイズぴったり!
店員さんも「あらぁ、お似合いじゃない!」って反応。
40.25ドルと安いし、買っちゃいましょう。
洋服を袋に入れながら、店員さんが話しかけてきました。
「ケベックは好きですか?」
「えぇ、とっても!ただ、寒すぎます…」
「アハハ。でもね、それがケベックだから。それにほら、お友達にケベックはどうだった?って聞かれた時、お土産話にもなるでしょ」
「とても天気がよかったけれど、とても寒かったって?」
外は寒くとも、心ほっこり。(^^) -
豪商シェヴァリエの私邸を博物館として公開している“メゾン・シェヴァリエ”がある角まで来ました。
その脇を通って、今度はキュル・ド・サック通りを進みます。 -
熊の顔が怖い…。
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12:50、ロウワー・タウンの中心、ロワイヤル広場に到着。
太陽王と呼ばれた、フランス国王ルイ14世の胸像がありました。
カナダのヌーベル・フランスと呼ばれる地域の植民地化を推し進めたのが、ルイ14世でした。ロワイヤル広場 広場・公園
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広場は、1608年にシャンプランが初めて植民地住居を建てた、ケベックシティ発祥の地で、19世紀まではここが街の中心だったそうです。
今は土産物屋になっている石畳沿いの家々は、裕福な商人の邸宅とのこと。
なるほど、そこはかとなく品があるのは、そのせいだったのですね。 -
イチオシ
広場に面して建つ、世界最古の石造り、勝利のノートルダム教会。
英国軍の攻撃に敗北を繰り返すフランス軍が、かろうじて逃げ切った1690年と1711年の戦いを記念して、“勝利”と付いています。
9月上旬から5月中旬からまでは休館。内部を見ることができませんでした。残念!勝利のノートルダム教会 寺院・教会
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広場の土産物屋に入ってみました。
これは、ドリームキャッチャー。ネイティブアメリカンのお守りです。
良い夢だけが網をすり抜け、 悪夢は網や羽にからめ取られ、夜が明けて、太陽の光を浴びるとともに消えて行くのだそうです。
時差のある海外旅行中は、金縛りにあったり、うなされたりすることがあるので、早速、大きめのを買いました。
ちなみに私の場合、金縛りにあった時は枕元にお守りを置くと、不思議と効き目があります。 -
その土産物屋の隣にも、公衆トイレがありました。
今度は紺色の扉。街に溶け込んでいるのがいいですね!
ここも綺麗そう。8時から23時まで利用できるようです。観光客にはありがたい。 -
ロワイヤル広場を後にして、旧港へと向かいます。
広場からほど近いサン・ピエール通りのユネスコ公園に、雪がたくさん残っていました。 -
イチオシ
サン・ピエール通り(南方向)
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クルーズ・ターミナルにやってきました。でも、閉まってた…。
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旧港沿いに歩いて行きます。
“旧港”というと、どうも鄙びた漁港を思い浮かべてしまうのですが、モントリオールの旧港しかり、新しい。(笑) -
丘の上、尖塔のある建物はラヴァル大学。
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凍ってます!こういう光景、初めて見ました。氷が融けないんだから、寒いわけだ。
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13:40、旧港マルシェにやってきました。
ケベック名産品が選り取り見取り by ぶどう畑さん旧港市場 市場
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エビやら、カニやらもありましたが、
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少し奥に行くと、カナダの特産品を置く店が並んでいました。
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メープルシロップだけでなく、メープルシュガー、メープルバター。
でも、重い物ばかり…。
トロント行きの飛行機の機内にカバンを2つ持ち込めることになっているのですが、1つが9kgなので、キャリーはちょと微妙。
トロントでも、買えるよね。そう思ったのは間違い…。
ここみたいに、選り取り見取りというわけにいかず、高くて驚きました。
メープル製品をお求めになるなら、旧港マルシェ、お薦めです! -
「ブルーベリーはいかがですか?」と声を掛けらて、立ち止まります。
ブルーベリーもカナダの特産で、視力だけでなく、お腹にもいいとオネエサン。
これなら軽い。乾燥ブルーベリーを買いました。 -
チーズ屋さん、ケーキ屋さん、ソーセージ屋さん、総菜屋さん、マルシェにそこそこ店は入っています。
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洋服もありました。
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これはハーブや調味料。凄い数です!
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いっぱい歩いて、疲れました。一休みしましょう。
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14時、サラダとスープで軽いランチ。いただきます!
この後、アッパー・タウンを目指しました。どこかで、お茶もしたいなぁと。
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この旅行記へのコメント (2)
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- しょうちゃんさん 2016/08/06 12:43:09
- RE: ラヴァル大学
- 前略 10数年前にモントリオールまではでかけたことがあります。
ケベックは時間がなくて断念しました。当時同級生の女性(アン・セラー、フランス系アメリカ人)が大学に勤務していましたので。
でも、あなたの写真を拝見し、一度出かけてみようと思います。 では
- ぶどう畑さん からの返信 2016/08/07 08:47:29
- RE: RE: ラヴァル大学
- しょうちゃんさん
ぶどう畑です。コメントをありがとうございました!
モントリオールは大都市ですが、ケベック旧市街はヨーロッパの雰囲気があり、のんびり散策を楽しめる街です。
ぜひお出かけください!
4月末では、教会や博物館が休館でしたので、本格的なシーズンは6月からなのかもしれません。
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