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2016年熊本地震の被害を伝えるニュース映像では<br />不開門、東十八間櫓、北十八間櫓、飯田丸五階櫓などが<br />見たくない姿に変わっていました。とても心が痛みました。<br /><br />在りし日の姿となってしまいましたが、<br />2014年に訪れたときの各所を振り返りました。

【熊本城 2014】 不開門 櫓群

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2014/03/06 - 2014/03/06

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LP1989

LP1989さん

2016年熊本地震の被害を伝えるニュース映像では
不開門、東十八間櫓、北十八間櫓、飯田丸五階櫓などが
見たくない姿に変わっていました。とても心が痛みました。

在りし日の姿となってしまいましたが、
2014年に訪れたときの各所を振り返りました。

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  • 熊本城自慢の地下道、闇通路を抜けて、<br />不開門の方へ向かいます。

    熊本城自慢の地下道、闇通路を抜けて、
    不開門の方へ向かいます。

  • (不開門方面への出入口に当たる)<br />大台所ノ門(一乃開御門)<br />本丸御殿の裏口的存在なので、質素です。<br /><br />

    (不開門方面への出入口に当たる)
    大台所ノ門(一乃開御門)
    本丸御殿の裏口的存在なので、質素です。

  • 本丸東門跡 & 本丸東三階櫓跡<br /><br />かつては、右の高石垣の上に三階建の櫓があり、<br />前の人が歩いている先に東櫓門があったそうです。<br />幻想的空間の闇通路から出た直後、<br />高い石垣に挟まれて、長い石段を下りていく このゾーン。<br />熊本城内の深みを彷徨っているようで 結構 気に入りました。<br />櫓や門のない現況でも、名城感たっぷりです。<br />

    本丸東門跡 & 本丸東三階櫓跡

    かつては、右の高石垣の上に三階建の櫓があり、
    前の人が歩いている先に東櫓門があったそうです。
    幻想的空間の闇通路から出た直後、
    高い石垣に挟まれて、長い石段を下りていく このゾーン。
    熊本城内の深みを彷徨っているようで 結構 気に入りました。
    櫓や門のない現況でも、名城感たっぷりです。

  • 長い石段を降りて、東櫓御門跡に接近すると <br />前方に 重要文化財の櫓群が現れます。

    長い石段を降りて、東櫓御門跡に接近すると 
    前方に 重要文化財の櫓群が現れます。

  • 東櫓門跡を下(櫓の方)から。<br />熊本城水準では、高さ控えめの石垣ですが、<br />かつては、2階建の櫓が跨っていました。

    東櫓門跡を下(櫓の方)から。
    熊本城水準では、高さ控えめの石垣ですが、
    かつては、2階建の櫓が跨っていました。

  • 前方の櫓群は、熊本城の歴史を背負ってきたのですが、<br />東十八間櫓と北十八間櫓は、地震で石垣ごと崩れ落ちてしまいました。

    前方の櫓群は、熊本城の歴史を背負ってきたのですが、
    東十八間櫓と北十八間櫓は、地震で石垣ごと崩れ落ちてしまいました。

  • 曲輪内からの 東十八間櫓、北十八間櫓、五間櫓。<br />残念ながら、過去の姿となってしまいました。<br />一番左の五間櫓が残るのみです。<br />二つの櫓が崩れ落ちた今は、<br />この位置から城下を見渡せてしまうそうです。

    曲輪内からの 東十八間櫓、北十八間櫓、五間櫓。
    残念ながら、過去の姿となってしまいました。
    一番左の五間櫓が残るのみです。
    二つの櫓が崩れ落ちた今は、
    この位置から城下を見渡せてしまうそうです。

  • 櫓群を見ながら歩を進めた先に存する不開門。<br />この門も重要文化財建物です。<br /><br />脇に係員の方が立っているのは、ワケがあって・・・

    櫓群を見ながら歩を進めた先に存する不開門。
    この門も重要文化財建物です。

    脇に係員の方が立っているのは、ワケがあって・・・

  • 私が訪れたときは、特別公開中でした。<br /><br />(撮影:御幸橋付近)

    私が訪れたときは、特別公開中でした。

    (撮影:御幸橋付近)

  • 今、思えば 実に貴重な内覧機会でした。<br /><br />地震は不開門も襲い、この建物部分を倒壊させてしまいましたから。

    今、思えば 実に貴重な内覧機会でした。

    地震は不開門も襲い、この建物部分を倒壊させてしまいましたから。

  • 屋内から、門外を覗いてみました。<br />向こうから上って来る侵入者を <br />こんな具合で見下ろすわけですね。<br /><br />

    屋内から、門外を覗いてみました。
    向こうから上って来る侵入者を
    こんな具合で見下ろすわけですね。

  • 不開門から下りた先は、入退場口(料金所)になっています。<br />この坂道、現在は、むき出しになっていますが、<br />昔は右側(東側)を土塀が覆っていました。

    不開門から下りた先は、入退場口(料金所)になっています。
    この坂道、現在は、むき出しになっていますが、
    昔は右側(東側)を土塀が覆っていました。

  • 不開門から、もう一つの文化財櫓群へ向かうため、東曲輪へ<br />変化に富んだ石垣があります。

    不開門から、もう一つの文化財櫓群へ向かうため、東曲輪へ
    変化に富んだ石垣があります。

  • 歩みを進めて、櫓群の下へ

    歩みを進めて、櫓群の下へ

  • もう一箇所の文化財櫓群。

    もう一箇所の文化財櫓群。

  • 東曲輪から見上げる源之進櫓

    東曲輪から見上げる源之進櫓

  • 源之進櫓を上(=東竹之丸の曲輪内)から

    源之進櫓を上(=東竹之丸の曲輪内)から

  • 四間櫓と十四間櫓

    四間櫓と十四間櫓

  • 更にその先には、十四間櫓、七間櫓、田子櫓<br />平屋の櫓が連なります。

    更にその先には、十四間櫓、七間櫓、田子櫓
    平屋の櫓が連なります。

  • 十四間櫓、七間櫓、田子櫓を東竹の丸から

    十四間櫓、七間櫓、田子櫓を東竹の丸から

  • 東曲輪を出た東南部は 平御櫓を構える須戸口門

    東曲輪を出た東南部は 平御櫓を構える須戸口門

  • 須戸口門から竹の丸へ<br /><br />南面で竹の丸と(お堀的役割の)坪井川を隔てる長塀は<br />控柱を等間隔に設けて、しっかり強化してあるのですが、<br />巨大地震の前には無力でした。

    須戸口門から竹の丸へ

    南面で竹の丸と(お堀的役割の)坪井川を隔てる長塀は
    控柱を等間隔に設けて、しっかり強化してあるのですが、
    巨大地震の前には無力でした。

  • その長塀を外(坪井川の対岸)から見ました。<br />242m相当で日本最長の土塀、重要文化財。<br /><br />1回目の揺れで 100mに渡って、倒壊してしまいました。

    その長塀を外(坪井川の対岸)から見ました。
    242m相当で日本最長の土塀、重要文化財。

    1回目の揺れで 100mに渡って、倒壊してしまいました。

  • 竹の丸にいても、西端の飯田丸五階櫓が目に付きます。<br />この角度で見る 高石垣群との組み合わせも いい感じです。

    竹の丸にいても、西端の飯田丸五階櫓が目に付きます。
    この角度で見る 高石垣群との組み合わせも いい感じです。

  • (曲輪内からの)飯田丸五階櫓。<br /><br />ここを内覧したのも貴重な経験となりました。<br />

    (曲輪内からの)飯田丸五階櫓。

    ここを内覧したのも貴重な経験となりました。

  • 櫓内から見下ろす備前堀

    櫓内から見下ろす備前堀

  • 櫨方門付近からフェンス越しに収めた姿です。<br />立派な高石垣と二等辺三角形の破風を見たとき、<br />一瞬、宇土櫓と勘違いしそうになりました。<br /><br />飯田丸五階櫓は、再建後10年程度の櫓ですが、<br />地震被害の代表例で何度もニュースで登場しました。<br />石垣が、えぐり取られるように崩れ、右端の縦一列で残った隅石が<br />辛うじて、宙吊りの櫓を支える姿は、あまりにも衝撃的でした。

    櫨方門付近からフェンス越しに収めた姿です。
    立派な高石垣と二等辺三角形の破風を見たとき、
    一瞬、宇土櫓と勘違いしそうになりました。

    飯田丸五階櫓は、再建後10年程度の櫓ですが、
    地震被害の代表例で何度もニュースで登場しました。
    石垣が、えぐり取られるように崩れ、右端の縦一列で残った隅石が
    辛うじて、宙吊りの櫓を支える姿は、あまりにも衝撃的でした。

  • 退場後、市役所の14階に上って、全体を眺めました。<br />左端には飯田丸五階櫓が、右端には東十八間櫓、北十八間櫓が<br />立派で素敵な姿で収まっています。<br /><br />城が衝撃的な物理的ダメージを負ってしまっても、<br />これからの修復に何十年かかろうとも、<br />私が熊本城を訪れたときや 熊本の街で過ごしたときの<br />思いが褪せることはありません。<br /><br />「がんばれ!熊本」<br />

    退場後、市役所の14階に上って、全体を眺めました。
    左端には飯田丸五階櫓が、右端には東十八間櫓、北十八間櫓が
    立派で素敵な姿で収まっています。

    城が衝撃的な物理的ダメージを負ってしまっても、
    これからの修復に何十年かかろうとも、
    私が熊本城を訪れたときや 熊本の街で過ごしたときの
    思いが褪せることはありません。

    「がんばれ!熊本」

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