【初訪問！長崎県】 島原４時間滞在

2014/03/05 - 2014/03/05

島原入港（13:30）〜 出港（17:30）の間の様子

熊本城メインの一泊旅行ながら、時間に余裕があったおかげで
長崎県訪問（：フォートラベルの都道府県訪問実績の塗りつぶし）
島原城登城（：100名城スタンプを追加）が実現

エリア 島原(長崎)

於：島原市役所

横断幕で謳う言葉は
「有明海にひらく 湧水あふれる火山と歴史の田園都市 島原」

【湧水】
島原街道の歩道に組み込まれたタイル。
鯉は 湧水・名水を間接的に象徴する存在。

（鯉柄タイルと言えば、広島市中心部の鯉城通りの歩道を思い出すな〜。）

ということで「鯉の泳ぐまち」を訪れてみた。

意外と地味で小ぢんまりしている印象だが、
実は、小川状の細長い水路に大勢の鯉がいる所をスルーしてしまった。

とはいえ　水や鯉の質・精度は本物。
色とりどりの鯉たちは、湧水の魅力を十分にアピールしている。

「町内を流れる清冽な水路を生かした まちづくりと・・・」

（恥ずかしながら）
文中にある「清冽（せいれつ）」という単語
及び 「冽」という漢字を 今回、初めて知った。
（島原に来なかったら、一生知らないままだったかも。）

鯉が泳ぐゾーンは数箇所ある。
ある箇所では、この大きな鯉が清冽な水を独り占め。

【火山】（於：島原街道）
タイルに描かれた火山のモデルは、勿論（↓）

雲仙普賢岳（・・・島原外港に接近中のオーシャンアロー号より）

ついでに・・・このタイルに描かれたウメは、島原市の花

【歴史】 は、勿論、島原城

島原城の最寄り駅「島原」は、城を模った駅舎

島原駅前の様子

駅前から城まで直進一本道で結ばれているのは
（大雑把に言えば）姫路城と一緒

反対方向（＝天守の展望所）から駅前を見下ろす。

駅前から島原城に向かう坂道は、「いかにも城下町」という名称。

城下町らしさ、風情のある わき道

城に接近。目の前には高石垣＆水堀
堀が殺風景なのは、時期の問題・運が悪いと割り切ることにする。

島原城の肩書き・・・市だけでなく、県も観光スポットとして推している。

破風のない天守。
外観がきれい過ぎる上、真下がアスファルト敷きの駐車場。
構造上の珍しさ、新鮮さよりも 人工的色彩・印象の方が強い。ちょいと残念。

島原と言えば、この人、天草四郎。

人工的で 手作り感が否めない城内の中でも、ここは別世界。

移築されたとはいえ、立派な肩書きもある。

実は内覧できる（らしい）ことを後から知った。・・・がっかり。

【歴史】を感じさせるもう一つのスポット 武家屋敷。

中に上がってもよいらしいが、遠慮して、外から覗き込むに止めた。

武家屋敷の近くで 狭間のある長い塀を発見。　
塀の中は、郷土資料館、博物館の類の施設かと思いきや・・・

何と、中学校。
しかも、裏門を熊本城の頬当門のような門にする徹底ぶり。

立派な石垣の上に存する建物は、公民館

屋根が凝っているのは （市役所のそばにある）島原鉄道バス「大手」バス停

随所において城の町･島原をアピールする演出・意気込みがある。
それだけに 城本体の魅力が足りないのが惜しまれる。

（帰便の熊本行オーシャンアローより）
後部デッキの向こう（長崎方面）に沈む夕日