2016年4・5月ローマ１（コロッセオ・フォロロマーノ周辺）

2016/04/28 - 2016/05/08

2016年のGWにローマに行ってきた時の旅行記です。
2月にメキシコに行ってきたばかりですが、長期休暇がとれそうだったので無理して行ってきました。（旅行の予定自体はメキシコより今回のローマ行が先に予定していました）
ローマは23年ぶりに訪れます。前回は若い時に行ったので歴史や芸術等何もわかってないときだったので（今でも大して分かってないが）よく理解もせずに終わってしましました。それ以来、なんとなく歴史や芸術を知るにつけいつかローマを再訪したいなあと思っていました。
近年、地球の歩き方ローマ編をみて、最近のものはコース別けがしており昔のものと違い結構細かい見どころまで丁寧に扱っているのを知り、このガイドブックを片手にチマチマ見てやろうと計画しました。
そういうわけで10日間の旅行中ひたすらローマ市内を駆け回った旅行となりました。
旅程
●4月28日　業務終了後、名古屋から新幹線で品川まで。品川から羽田に移動
●4月29日　0：50羽田発NH203便　フランクフルト6：00着
　　　　　 7：35フランクフルト発LH230便　ローマ9：20着
　　　　　 ホテルチェックイン後、コロッセオ、フォロロマーノ周辺観光
○4月30日 ヴェネツィア広場周辺・バルベリーニ美術館・サンタマリアマジョーレ聖堂周辺観光
○5月1日　共和国広場周辺・クイリナーレの丘・パンテオン周辺
○5月2日 バチカン観光
○5月3日　サンジョバンニインラテラーノ大聖堂周辺・スペイン広場・ボルゲーゼ公園観光
○5月4日　ナヴォーナ広場周辺・サンピエトロ寺院観光
○5月5日　トラステヴェレ・真実の口広場・アバンティーノの丘観光
○5月6日　ポポロ広場周辺・サンタンジェロ城・ファルジーナキージ荘・サンピエトロ寺院観光
○5月7日　サンパウロフォーリレムーラ大聖堂・カラカラ浴場・アッピア街道観光
　　　　　　19：10ローマ発LH1847便　ミュンヘン20：45着
　　　　　　21：25ミュンヘン発
○5月8日　　15：50羽田着　新幹線にて名古屋に移動。
初日（厳密には2日目）はローマに着いてホテルにチェックイン後、サンピエトロインヴィンコリ教会、コロッセオ、フォロロマーノ、皇帝のフォロ、カンピトーリオ広場、カピトリーノ博物館を巡りました。天気予報では晴れ時々雨だった気がしましたが現地はド快晴。因みに私晴れ男です。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

名古屋から品川まで新幹線、品川から山手線で浜松町、浜松町から羽田国際ターミナルまでモノレールで移動。写真はモノレールです。

羽田空港にて荷物を預けた後ぶらぶら。上階に日本橋の復元がありました。撮影スポットらしくみなさん写真を撮ってました。

搭乗ゲートの横のゲートではANAのBB−8（スターウォーズのキャラクター）ジェットがいました。

こちらがこれから搭乗するNH203便です。

1回目の機内食だったかな？2回目は着陸前にサンドイッチでした。機内では「スターウォーズフォースの覚醒」を見る。因みに帰国した羽田空港でR2D2ジェットを見る。なにかスターウォーズ尽くし。

フランクフルトの空港です。イミグレはどこに行くか、何日行くか程度の質問。早朝だけあって店舗もあまり開いてない。人もガラガラ。

搭乗ゲート前にエアバスA380が止まっていたのでラッキー、A380に乗れるって喜んでいたらLH230便は沖止めの別の飛行機でした。ぬか喜び。

幸い窓側の席だったので窓の外を眺めていたら一面雪山の景色が広がりだす。多分アルプスでしょう。どれがどの山かはさっぱり分かりませんが。

機内で出た軽食。

定刻通り9：20ローマ到着。シュンゲン条約でフランクフルトで入国審査したのですぐに荷物受取所までこれたのですが、それから荷物が出てくるのが遅い。ようやく出てきた荷物をもって鉄道駅へ。空港を出る前に観光案内所でローマパスを2冊購入。その先の券売機でレオナルドエクスプレスのチケットを購入。本当は窓口で往復を購入したかったのですが（テルミ二駅の券売機前には手伝うふりをした詐欺が横行しているとの情報があった為）窓口が見当たらず最初に見かけた券売機で買ってしまう。実は空港から駅まで数百m歩き、駅のホーム直前に窓口がありました。写真はローマ行の列車レオナルドエクスプレス。車内が狭いのと、みんな大きな荷物を持っているため席の空きがほとんどなかった。

11：00頃、テルミ二駅到着。23年ぶり。懐かしい。早速キャリーバックを転がしホテルに移動。ホテルはサンタマリアマジョーレのすぐ目の前で予約しました。

テルミニ駅 駅

ホテルの目の前のサンタマリアマジョーレ大聖堂。世界遺産です。これから毎日入口を眺めます。見学は翌日の予定にしています。この場所はエスクリーノの丘と言われ、ローマの七丘の一つで今回の旅行で訪れる最初の丘になります。

サンタ マリア マッジョーレ大聖堂 寺院・教会

こちらがエクスぺディアで予約したHotel Doria。朝食付きで朝食は6階で戴けることになってました。実は毎朝朝食時間よりも早く観光に出ていた為一度も朝食にありつけずに終わってしました。中は狭いですがレシェプションのおじさん達はは大変愛想がよく、多分親切（特に相談することもなかったので）お勧めです。

部屋。世界標準で考えたら、値段からしたら狭いでしょうが、ここはローマ。どうせ一人だし寝に帰るだけ。部屋の大きさよりも清潔なのが嬉しい。

テーブルも一応あります。

エクスペディアの口コミで唯一不評だった狭すぎるというシャワーブース。最初から知っていたので特に不満もなし。

荷物を置いたらとっとと観光へ。天気が大変良いです。一応晴れ男と呼ばれてます。本領発揮。写真はホテルから徒歩10分のサン・ピエトロ・ヴィンコリ教会ここは初めてきます。

サン ピエトロ イン ヴィンコリ教会 寺院・教会

身廊の様子。

ここの最大の見どころ、ミケランジェロ作モーゼ像。法王ユリウス2世の依頼で法王の墓として作ったとのこと。

モーゼ像のアップ。こちらは日本人観光客は知っている人は知っている程度ですが、ホテルの人も、後でいくサンタマリアマジョーレのガイドも一番に勧めた場所でローマ人には人気があるのかも。柵の横に1ユーロを入れると照明が付く装置あり。1ユーロ入れました。今回あちこちの教会で見かけましたがここはそこそこ明るいのであんまり効果ないかも。

内陣。奥のケースに入っているのが聖ペテロがエルサレムでつながれていた時の鎖だそうです。

鎖のアップ。この手の聖遺物って実際どこまでって気がしますが、まあ、そういうことを言うのも野暮なので・・・それよりもそれを信じて何百年信仰が続いたことが大事なんでしょうね。ここを出たところで屋台でジュースを購入しようとしたらペットボトルコーラ一本4ユーロなどと言ってくる。水1本2ユーロに変更。やばい破産しそうだ。あとでわかったのですが場所を選べば半分以下で済みます。

次はコロッセオを目指し歩きます。ってすぐに着きますが。悪名高きグラディエーターのコスプレをしたおっさんはいなかったですね。当局に排除されたのでしょうか？12：20頃入場の列に並びます。早速ローマパスの出番。ローマパスの列に並びます。意外と進まずちょっと焦る。因みに前回来たときは全くならばす入った覚えが・・

中に入るのに20分並びました。結果から見れば早いほうですか。折角なんでオーディオガイドを借ります。で、ガイド機の説明を聞きながら歩くのですが、なんか説明がすごいまどろっこしい。聞いているうちにイライラしてくる。前回はチラッと眺めて、コロッセオは見た事にしていたのですが、折角久しぶりに来たので我慢しながらじっくりと見学。

コロッセオ 建造物

23年前、20代の若かりし日に来たときは想像力の不足かただの荒廃した廃墟にしか見えなかったのですが、いま改めてスタジアムとして想像してみると大変面白いですね。日本のアリーナホールと見比べるとアリーナ部？は意外と狭いし、スタンド席？は急こう配ですり鉢状になっている。最上段から見た眺めも迫力あっただろうなあ、映画「グラディエイター」でコロッセオのシーンがありました。当時を想像するのに見ておくのもいいかも。あと中央部の音響効果も結構よさそう。

コロッセオから見たパラティーノの丘とコンスタンティヌスの凱旋門の眺め。凱旋門の手前の芝生になっているあたりは噴水だったとのこと（オーディオガイド情報）

コロッセオの通路部分。結構広い。

13：40頃出てきました。じっくり見たつもりでしたが1時間くらいで見学できました。外観の写真を撮ろうと外周を一周しますが、特にこれといった角度もなく・・で、歩いていると突然、無茶苦茶最高の笑顔でおっさんが「ハロー、フレンド。コリアン？チャイニーズ？」と声を掛けてくる。外国で国籍を間違えられた時は全力で否定する私ですがこのときは頭の中で赤信号が灯る。このおやじ危険だな。素早く手を見ると細い紐を束で持っている。噂のミサンガ売りですね。スペイン階段が工事中なんでこっちに移ってきたのでしょう。こっちの情報一切与えず（英語が多少分かることも）一睨みして無視します。それで引き下がっていきました。みなさんも気を付けましょう。

コンスタンティヌスの凱旋門です。

コンスタンティヌスの凱旋門 建造物

次はフォロロマーノに向かいます。ローマパスで入場。入って直ぐのティトゥスの凱旋門です。14：00頃。

ティトゥスの凱旋門 史跡・遺跡

マクセンティウスのバジリカ。会堂だったところ。現在残っているのは3廊式の建物の側廊部分。近くまで行き柱の跡を見ながらイメージするといかに巨大な建物だったか分かります。

マクセンティウスのバジリカ 史跡・遺跡

パラティーノの丘の展望台が見えます。

アントニウスとファウスティーナの神殿。中の建物は11世紀に建てられた教会。ファザードは17世紀に改修されたとのこと。

アントニヌスピウスとファウスティーナ神殿 史跡・遺跡

ヴェスタの神殿前から聖なる道越に見る市庁舎。

ヴェスタの乙女の家。

ヴェスタの巫女の家 史跡・遺跡

S.Mアンティクア教会の入口。フォロロマーノは2度目ですがここには初めて入ります。

S.M.アンティクア教会 史跡・遺跡

教会の中です。古代ローマではないですが8世紀のフレスコ画が残っています。プロジェクションマッピングを利用した展示がしてあり分かりやすい反面実際の絵が見にくく、やらないほうが良かったのでは。

フレスコ画です。

教会を出てきてきました。写真の3本の柱はカストルとボルテックスの神殿跡

カストルとポルックスの神殿 史跡・遺跡

ユリウスのバジリカ跡です。

ユリウスのバジリカ 史跡・遺跡

聖なる道の南方向の眺め。

フォロ ロマーノ 建造物

セヴェルスの凱旋門。

セプティミウス セウェルスの凱旋門 史跡・遺跡

エミリアのバジリカ。奥の建物はクーリア。

エミリアのバジリカ 史跡・遺跡

フォロロマーノを一通り廻った後パラティーノの丘に登ります。ファンルネジアーニ庭園のニンフェウムから登ります。

ファルネジアーニ庭園 広場・公園

先程見ていたパラティーノの丘の展望台からのフォロロマーノの眺め。元々フォロロマーノはパラティーノの丘とカンピドーリオの丘に挟まれた湿地帯で、パラティーノの丘はローマ建国のムロスが居住した場所。カンピドーリオの丘は神殿が建てられた丘と二つの重要な丘に挟まれた地で、五代目のタルクィヌス王の時代に大下水溝が作られ水はけが良くなったとのこと。丘に挟まれているので会合とかの場所となりローマの中心地になったようです。ローマ七丘の2番目パラティーノの丘制覇です。

フォロ ロマーノ 建造物

写真奥はアウグストス帝の妃のリヴィアの家を保護するための建屋。アウグストスの家とリヴィアの家は地球の歩き方によれば電話予約すれば見学できるとのことです。電話で予約する自信がなかったので今回は残念ながらパスしました。

アウグストス邸の外観だけでも見学しようと探すのですがさっぱりわからない。写真はHut Village(小屋村？）と表示されている遺跡。ここではないような・・・

その南側に新しい建物があり、この建物の中かなと思うがよくわからない。初代皇帝アウグストスは私にとってローマ時代の英雄で、少しでも関連のある場所に行ければいいなと思ったのですが結局よくわからず断念。

第11代皇帝ドミティアヌス皇帝の宮殿、ドムスフラヴィアです。邸宅と庭の跡が残ってます。

ドムス フラヴィア 史跡・遺跡

パラティーノ博物館の入口。覗いてみます。

パラティーノ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

パラティーノの丘が集落だった時の様子や土器等の出土品が展示してあります。

次にドムスアウグスターナに行きます。ドムスフラヴィアと同じドミティアヌス帝の邸宅でこっちは私邸だとのこと。どんだけでかいやら。ドミティアヌス帝はキリスト教徒の迫害をしたりして大変評判の悪い皇帝だったようです。

ドムス アウグスターナ 史跡・遺跡

ドムスフラヴィアの南西側のテラスからのチェルコマッシモの眺め。

チルコ マッシモ 史跡・遺跡

ドムスフラヴィアの隣、スタディオです。

スタディオ 史跡・遺跡

セヴェルス帝のアーケイドの上です。テラスになっており眺めがよいです。

パラティーノの丘 史跡・遺跡

テラス部の端から南東を見るとカラカラ浴場が見えました。この後フォロロマーノを後にします。17：00頃。3時間いたことになります。

フォーリインペリアーニ通りの出口からフォロロマーノを出てすぐ、カエサルのフォロを見学

カエサルのフォロ 史跡・遺跡

フォーリインペリアーニ通りにカエサル像がありました。

トライヤヌスのフォロです。白い柱はトライヤヌスの記念柱。

フォロ　トライアーノ モニュメント・記念碑

トライヤヌスの記念柱のアップ。ダキアの遠征の勝利の様子が彫刻されているとのこと。映画「ローマの休日」のオープニングにこの柱のアップがありましたね。

トラヤヌスの記念柱 史跡・遺跡

同じくトライヤヌスのフォロ。

トライヤヌスのマーケットの眺め。現在見えるのは北半分で、残りの半分はこちら側の道路になってしまっている場所。後で中に入ります。

トラヤヌスのマーケット 史跡・遺跡

その東側、アウグストスのフォロ。こちらも北側半分だけ。

アウグストゥスのフォロ 史跡・遺跡

ネルヴァのフォロです。

トライヤヌスのマーケットをぐるりと回り、フォーリインペリアーニ博物館に入ります。入口の場所は地球の歩き方にある「入口」と記載のあるところでなく、? Novembt通り沿いです。写真は入口。翌朝撮影。

フォーリ インペリアーリ 博物館 博物館・美術館・ギャラリー

フォーリインペリアーニ博物館に17：20頃入場。この日のうちにカピトリー二美術館まで見学したかったので急いで回ります。本当は入場料の高いカピトリーニ美術館でローマパスの2件目（無料）を使ったほうがよかったのですが、こちらを先に使用しました。そのときはあまり変わらないかと思ったのですが、後で考えればこっちは実費で払ったほうが正解だったと思う。入口でボランティアガイド？の女性たちに無料のコンサートが開演されると勧められるが時間がないのでパスしました。

トライヤヌスのマーケットの通路部分。それぞれの部屋には出土品か現代芸術品の展示がしてあります。現代芸術はおそらくそれぞれはきっと価値のあるものかもしれないが、古代遺跡と現代芸術のコラボとかいったベタなコンセプトで企画されているのだと思う。残念ながら観光客からの目線でいうとなんかチープで邪魔くさい。

一番下まで降りてきました。23年前に来たときは確か道路から見下ろすだけだったと思うがここまで来れるようになったようですね。

再び入口のホールを2階から見下ろします。私が急いで回った所為かもしれませんが、この博物館は順路とかこれといった展示物とかなくただただ古い遺跡があるだけ。博物館と呼ぶにはちょっと内容不足のような気もします。

ヴィットリオエマヌエーレ2世記念堂の前を横切りカンピドーリオの丘へ向かいます。

カンピドーリオの丘の階段前の遺跡。

カンピドーリオ広場の入口です。

で、広場。後ろの建物は市庁舎。ローマ七丘の3番目カンピドーリオの丘制覇です。

カンピドーリョ広場 広場・公園

カピトリーニ美術館です。コンセルヴァトーリ宮博物館とカピトリーナ絵画館、新宮の3つの美術館にて構成されています。こちらが入り口、コンセルヴァトーリ宮博物館とカピトリーナ絵画館となります。

カピトリーニ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

市庁舎です。

こちらが新宮。カピトリーニ美術館の出口になります。

チケットをローマパスの割引を受けて購入。入場後クローク（ロッカー）に荷物を預けて2階に上がるといきなりコンセルヴァトーリ宮博物館の「ウルバヌス8世の像」です。ベルニーニ作。今回各所でベルニーニの彫刻を見学しますが、今回の最初の作品になります。

コンセルヴァトーリ クレメンティーノ宮 (カピトリーニ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

「ウルバヌス8世の像」のある部屋の全景。壁面にローマ誕生のエピソードが描かれています。一番奥に「インケンティウス10世の像」アルガルディ作があります。

更に進み「トゲを抜く少年」の像があります。こちらは古代ローマ時代のブロンズ像。

更に進み「カピトリーノの雌狼」こちらは狼が古代ローマ、乳を飲む赤ん坊時代のロムルスとレムスは15世紀の補作だそうです。この狼の像はローマのシンボルになってます。

「メドゥーサ」これもベルニーニ作

「ヘラクレスの化身たるコンモドゥス」コンモドゥスは映画「グラディエーター」に登場した17代皇帝。まあ映画は大分フィクションが入ってますが・・・変わり者ではあったようです。

「マルクスアウシリウス帝の騎馬像」第16代皇帝で前のコンモドゥス帝のお父さんになります。賢帝で知られているとのこと。この像はカンピドーリオ広場の中心にある騎馬像のオリジナルになります。ミケランジェロがカンピドーリオの広場に持ってくる前はラティラノ宮殿の側面においてあったそうです。

「マルクスアウシリウス帝の騎馬像」が展示してある部屋の全景。

3階に上がります。3階はカピトリーナ絵画館です。グイドレーニ作「聖セバスティアーノ」

カピトリーナ絵画館 (カピトリーニ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

「洗礼者ヨハネ」カラヴァッジョ作

カラヴァッジョの女占い師ですが、額縁が付いてない。本物か？説明文をよく見ると上野の西洋美術館に貸し出し中とのこと。これはレプリカ。残念。

地下に降りて市庁舎下を通って新宮に向かいます。地下の連絡通路の様子。

通路の途中でフォロロマーノが見えるテラスに寄り道。

新宮に入って1階中庭の「マルフォーリオ」

新宮 (カピトリーニ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

2階に上がり彫刻が並ぶ廊下を進み右手の部屋に「カピトリーノのヴィーナス」が展示されてます。

諸皇帝の間は閉鎖されていました。写真は中央ホールの「傷ついたアマゾン」。この美術館にはもう一つ傷ついたアマゾンがあり、どちらが著名な方かは私は分かりません。

「瀕死のガリア人」これ、見たかったんだなあ。

「傷ついたアマゾン」博物館のHPを見てもこちらの方が扱いがよさそう。有名なのはこっちですかね。

閉館直前19:10頃見学終了。クロークに預けた荷物を取りに行くために一旦出口を出て広場を横切って入口から再入場。クロークに行くと係員に言えば通してくれました。写真は市庁舎南側からのフォロロマーノの眺め。

夕刻のカンピドーリオ広場。若干静かになってます。

丘の上から東の階段を下りてマメルティーノの牢獄の入口を見ます。さすがにこの時間は閉鎖しています。

マメルティーノの牢獄 史跡・遺跡

市庁舎の下の眺め。絵画「ローマの休日」でジョーブラッドレー（グレゴリーペック）がこの二つの円柱の間の道（当時は車道だったようです）を向こうから歩いてきてこの写真の左外のセヴェレスの凱旋門前で居眠りしているアン王女（オードリーヘップバーン）と出会います。肝心の出会った場所はこのとき気が付かず写真を撮り忘れました。残念。

夕日に映えるコロッセオ。実はコロッセオの夜景を撮ろうと企んでいたのですが、さすがにこの日はこの時間でバテました。コロッセオ駅からテルミ二駅までローマパスを使い帰ります。

テルミ二駅。

夕食ですが初日とあったし、ローマのレストランが高いという印象があり、めんどくさくなってマクドナルドで済ませました。