2016/04/28 - 2016/05/08
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satoshiさん
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2016年のGWにローマに行ってきた時の旅行記です。
旅程
○4月28日 業務終了後、名古屋から新幹線で品川まで。品川から羽田に移動
○4月29日 0:50羽田発NH203便 フランクフルト6:00着
7:35フランクフルト発LH230便 ローマ9:20着
ホテルチェックイン後、コロッセオ、フォロロマーノ周辺観光
○4月30日 ヴェネツィア広場周辺・バルベリーニ美術館・サンタマリアマジョーレ聖堂周辺観光
○5月1日 共和国広場周辺・クイリナーレの丘・パンテオン周辺
●5月2日 バチカン観光
○5月3日 サンジョバンニインラテラーノ大聖堂周辺・スペイン広場・ボルゲーゼ公園観光
○5月4日 ナヴォーナ広場周辺・サンピエトロ寺院観光
○5月5日 トラステヴェレ・真実の口広場・アバンティーノの丘観光
○5月6日 ポポロ広場周辺・サンタンジェロ城・ファルジーナキージ荘・サンピエトロ寺院観光
○5月7日 サンパウロフォーリレムーラ大聖堂・カラカラ浴場・アッピア街道観光
19:10ローマ発LH1847便 ミュンヘン20:45着
21:25ミュンヘン発
○5月8日 15:50羽田着 新幹線にて名古屋に移動。
ローマ滞在4日目。この日に行ったところはローマと言いつつイタリアとは別の国。世界で一番小さな国。浦安の夢の国より小さいです。でも観光にがっつり一日かかりました。この日は月曜でローマの博物館や美術館が休みのところが多いのでバチカン観光の日に当てました。
サンピエトロ大聖堂をオープンの7:00から9:00まで見て、9:00から15:00までバチカン博物館見学。15:00から再びサンピエトロ大聖堂に戻り、クーポラ、地下遺跡、宝物館を見学する予定としていましたが、バチカン博物館を出られたのがクローズのちょっと前の17:30頃。クーポラ、宝物館、地下遺跡は後日行くことに。
バチカン博物館のチケットはwebで事前購入。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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気合を入れてというより時差ボケで早く目が覚め仕方なく5:30頃ホテルを出発。テルミ二駅のカフェでクロワッサンとコーヒーを食べる。
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コーヒーとクロワッサン。この日から毎朝テルミ二駅の2件のカフェのどちらかで朝食をとりました。
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最初のローマパスの期限が切れたため地下鉄の切符を自販機で購入。簡単に買えた。
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6:10頃地下鉄オッタヴィアーノ駅到着。歩いてサンピエトロ大聖堂へ。バチカンの城壁が見えてきました。
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城壁沿いを歩いていくとサンピエトロ広場が見えてきました。
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6:20頃サンピエトロ広場到着。最近はセキュリティチェックをするので行列ができるとの情報もあるし、今年は特別聖年なので聖なる扉を入るのに長い列が出来るとの情報もあり7時のオープン前のド早朝に来たのですが、誰もいねえ。サンピエトロ大聖堂独占状態。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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サンピエトロ広場のオベリスク。この旅7本目。
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サンピエトロ寺院正面のコンチリアツォーネ通り。・・・誰もいねえ。
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そのうちチラチラ人の姿が増えてくる。そろそろ入口に移動。
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7:00前ですがセキュリティは通過できました。並んでも数分で通過出来た気がする。通過後の回廊の様子。
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サンピエトロ大聖堂前の門扉が7:00まで閉まってました。7:00直前に扉は開くのですが7:00の鐘が鳴るまで係員に止められる。その律義さに待っていた観光客の皆さん苦笑い
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この旅2つ目の聖なる扉ポルタサンタ。サンピエトロ大聖堂のはさぞかし並ぶだろうと思っていたが難なく通過。
聖なる扉 建造物
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大聖堂に入って直ぐ、右側廊右手にミケランジェロの傑作「ピエタ」
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私は夢中になって写真を撮るのですが、不思議なことに他の観光客はあまり見ようとしない。なぜ?
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ピエタのアップ。マリアの表情に母性愛を感じます。23年前初めて見たときは感動のあまりしばらく呆然として眺めていた覚えがあります。
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身廊の様子です。相変わらずデカい。
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中央から見た様子。何か中央が仕切られてます。イベントがあるのでしょうか?
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主祭壇。天蓋はベルニーニ作。主祭壇手前で仮設の柵がしてありました。以前は奥まで行けたような気がするのですが。
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後陣奥のベルニーニ作聖ペテロの椅子をズームアップ。
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クーポラを見上げます。
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クーポラ下の四隅の上部にそれぞれ聖遺物が収められていて下部には、関連した聖人の像が収められています。ここは下は聖ヘレナの像、上には聖ヘレナが発見した十字架の破片が収められているとの事。柱の装飾はベルニーニだそうです。
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聖ヘレナはコンスタンチヌス帝の母親でキリスト教の熱心な信者でエルサレムで聖遺物の発掘を進めました。現在のエルサレムの聖墳墓教会は聖ヘレナがゴルゴダの丘と比定した場所に立っています。四人の聖者で唯一四世紀の人。像はボルジ作。
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聖ヴェロニカの像。上にはイエスの顔を拭いたベールが収められてます。
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聖ヴェロニカはゴルゴダの丘に連れていかれるイエスの顔を拭いた人。エルサレムのヴィアドロローサ、第6ステーションの出来事です。像はモーキ作。
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ロンギヌスの像と上にはロンギヌスの槍の穂先が収められています。
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ロンギヌスはローマの百卒長です。十字架に架けられたイエスが死んだかを確認するため槍で胸を刺しました。その後キリスト教に改宗したとの事。像はベルニーニ作。
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手前に柵があり正面に行けない。横から無理やり撮影。聖アンドレの像と上にはかつて聖アンドレの頭部が収められていたそうです。現在は聖アンドレがなくなったギリシャ正教会に贈られているとの事
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聖アンドレは聖ペテロの弟。ペテロとともにガラリア湖で漁をしているときにイエスと会い弟子になった人。像の作者はディケノワ
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ブロンズ製の聖ペテロ像。ロンギヌスの像の手前にあります。13世紀のものだそうです。
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前に柵があるため正面に行けないのですが「アレクサンドル7世の記念碑」ベルニーニ作。
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記念碑の下には扉がありバチカン市国への出入り口となっているそうです。扉の上に砂時計を持って幕を引き上げている骸骨を置き死後の世界の入口のような演出をしているとの事。残念なことにこの角度からは顔が見えない。
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カノーヴァ作「スチュワート家の記念碑」
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正面入り口に出てきました。そろそろバチカン博物館に向かいます。
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入口の上に「イエスの小舟のモザイク」ジェット作があります。
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出るときは南側から出ます。スイス衛兵が立っていました。ハデハデで一見コミカルに見えますが実際見るとカッコいいですよ。
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再び正面。この日イベントがあるのでしょうか、サンピエトロ広場は区画されて入れませんでした。この日の天気予報は一日雨だったのですがよく晴れました。
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城壁沿いにバチカン博物館に向かいます。
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最後の角を曲がったとたん長蛇の列。係員がいてチケットを持っているか聞かれる。webで事前に購入していてバウチャーをプリントアウトして持ってきているので「持っている」と答えると右の道を進めと言われる。そのとき係員が「博物館から大聖堂には行けない」と念を押される。確かに以前はシスティーナ礼拝堂から大聖堂へ行けたんですが去年くらいから個人の客は行けなくなったと聞いていたので「大丈夫だよ」と答える。なお心配そうに確認してくるので、「今、大聖堂を見てきたところ」と答えるとようやく安心したようだった。
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チケットを持っていない人の列を横目に入口まで進みます。みなさん結構行き当たりばったりの旅をしているのですね。写真は以前の入口。今は出口として使われています。
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こちらが今の入口。予約の列に並びます。それでも100人以上は並んでいたかな。到着が8:55。9:00に開門。並んでいたので心配したのですが、列の進みは早かった。
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セキュリティチェックを終えて窓口でチケットと交換。オーディオガイドはどこで借りれるか聞くと、上に上がれと云われる。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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1階上に上がりチケットのチェックを受けると目の前に螺旋の新しい傾斜通路が見えてきます。エスカレーターか傾斜通路かどちらかで上がります。私は考えなしにエスカレーターで上がる。あとで通路を上がってもよかったなと後悔。
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傾斜通路を上から見た様子。このフロアは甲冑の間と呼ばれていてギフトショップ等があります。すぐ先にオーディオガイド機が借りれるカウンターがあり借りることに。ここでミス。webでチケットを購入したときにオーディオガイド機代も含ませたのですが、借りるときにそのことをすっかり忘れていてお金を払って借りる。後で支払い済みと思い出すも後の祭り。
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オーディオガイド機を借りた後、シモネッティの階段を素通りしてピーニャの中庭に来ます。天気がいいので今のうちに見学。手前の球体は「球体のある球体」1990年ポモドーロ作。奥の窪みにある緑色の彫刻がこの中庭の名前の由来になったブロンズ製1,2世紀の松ぼっくり(ピーニャ)の彫刻。
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シモネッティの階段に戻り上がります。
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9:30頃、まず、エジプト美術館に入ります。バチカンまで来てエジプトの出土品はねえだろと思いつつ、折角なんだしと思い直しオーディオガイド機片手に見て回ります。
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展示室の様子。展示品の見どころの物に番号が付いていてオーディオガイド機にその番号を打ちこめば解説が聞けます。
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エジプト美術館を30分でやっつけて先に進むと綺麗な階段に出ます。階段を降りるとキアラモンティ美術館、石碑のギャラリー(要申し込み)、ブラッチョヌオーヴォ(新館)(工事中)に進みます。階段の後ろに進むとピオクレメンティーノ美術館、その先に行けます。先にキアラモンティ美術館に行きます。
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長い廊下に古代ローマ時代の彫刻が並んでいます。ピウス7世によって作られたそうでそれ以来基本的に展示物の配置は変えてないそうです。
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キアラモンティ美術館の様子。
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突き当りの石碑のギャラリー。申し込めば入れるらしいです。係員もいたしノートもおいてあって、私が行ったときに申し込み方を聞いていた人がいました。私はパスしたので実際のところは分かりませんが。すぐ近くに新館の入口があるんですが扉が閉ざされている。窓を覗くと足場があり工事中の様子。残念。引き返します。
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10:30。これからピオクレメンティーノ美術館に入ります。上のアーチがだまし絵のように歪んでいます。
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八角形の中庭です。ここの展示物が非常に中身が濃い。
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「勝ち誇るペルセウス」カノーヴァ作1800年頃。ナポレオンがパリにコレクションを持って行ってしまったときに補充で購入したそうです。
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「ベルヴェデーレのアポロン」2世紀。ギリシャ時代のブロンズ像を古代ローマ時代に大理石で摸刻したとのこと。
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「ラオコーン」エスクリーノの丘から出土したとのこと。有名な作品だけあって次から次ぎへとツアーグループが正面を独占。ガイドの話が終わるまで場所を開けてくれない。私以外にもイライラしている人が多かった。あとエルメスの彫刻もあったはずなのですがどうも工事中でその一角が幕で覆われていた。
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動物の間。中には入れず。通路から見るだけ。それ以外にも彫刻のギャラリー、胸像の間、仮面の間は入れず。
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ムーサ達の間です。
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ムーサ達の間の中央にベルベデーレのトルソがありました。ミケランジェロが絶賛したと聞いたことがあります。筋肉の躍動感を感じます。
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円形の間です。
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円形の間「トーガを着たアウグストスの守護神」特に有名ってことではないですがなんとなく好みで。
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ギリシャ十字の間「コンスタンツァの石棺」
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ギリシャ十字の間
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シモネッティの階段を更に1階上るとビーガの間と燭台のギャラリー、更に上に上がるとグレゴリウス・エトルリア美術館です。
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先にグレゴリウス・エトルリア美術館に行きます。11:40頃。最初の部屋初期鉄器時代の間です。
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「トーディのマルス」BC5世紀。グレゴリウス・エトルリア美術館は入って分かったのですが展示室もコレクションも多い。結構時間がかかる。陶器コレクションの間を飛ばし気味に見て出るのに1時間10分かかりました。このあたりから疲れが出始める。
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陶器コレクションの間あたりだったか、窓からピーニャの中庭越しに大聖堂が見えました。
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再び燭台のギャラリー入口まで戻ってきます。この後ビーガの間を覗いているときにさっきまでいたグレゴリウス・エトルリア美術館の入口を閉鎖していた。多分午後から来る人が入ったらその日のうちにシスティーナ礼拝堂に行けなくなる為の配慮でしょうか。バルベリーニ宮でも展示室が時間によって開いたりしていたので結構ローマの美術館の展示室の開いている閉まっているというのは適当かも。
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ビーガの間。入口にロープが張られ入れない。覗き込むだけ。
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燭台のギャラリー。コレクションはあまり注目するものはないようです。次々に来るスペイン系、中国系といったツアー客がガヤガヤ来て混雑+やかましい。写真すらなかなか撮りにくい。
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燭台のギャラリーの次、タペストリーのギャラリー。
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ラファエロ派の下書きをブリュッセルの工房で作ったとのこと。タイトルは「復活」だったと思う。
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続いて地図のギャラリー。両側にイタリア各地の地図が掛けられているのでこの名前が付いています。何より天井の装飾がすごい。慣れるまで前に進めない。
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地図のギャラリーの出口。天井の装飾に目が奪われます。
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聖ピウス5世のギャラリー。バルベリーニ工房のタペストリー「使徒信条」
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ソビエスキの間です。
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「ウィーン解放」ジャン・マテフコ作。
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無原罪の御宿りの間。この部屋の係員は止まるな進めとやかましく言う。展示ケースや壁画があるのにオーディオガイド機を聞いているだけで文句を言ってくる。展示品を見るなさっさと行けなんていう美術館初めて見たぞ。
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ボディステイによるフレスコ画。物見高い人は係員の目の届かない死角に入りオーディオガイドを聞いていました。見応えある部屋なのに残念だ。
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ボルゴの火災の間をかすめて一旦順路は外に出ます。
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突き当りから逆に戻ってきます。この部屋はラファエロの間の最初の部屋、コンスタンティヌスの間。14:00。博物館に入場して5時間。ようやくラファエロの間に到着。部屋は残念なことに半分に仕切られていて、キアロスクーリの間とニコラウス5世礼拝堂に行けなくなっていた。写真正面は「ミルヴィオ橋の戦い」この部屋の絵はラファエロの死後、ラファエロの下絵を基に弟子たちで描かれたそうです。
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天井部分。古代の神の彫刻が破壊されて十字架が飾られている絵。現在の目から見ると偏狭な文化破壊にしか見えないが。
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次の部屋。ヘリオトロスの部屋。壁画は「ボルセーナの奇跡」これはラファエロ作。
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「神殿から撃退されるヘリオドロス」ラファエロ作。
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「大教皇レオとアッティラの会見」当然ラファエロ作。以下同。
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次の部屋。ハイライトの一つ、署名の間。
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「アテネの学堂」
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左プラトン(ダビンチがモデルとも)。右アリストテレス
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ヘラクレイトス(ミケランジェロ)
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ユークリッド(ブラマンテ)
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こちらを見ている黒い帽子の若者。ラファエロの自画像ともいわれています。
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アテネの学堂の対面、「聖体の議論」
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「パルナッソス」
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次の部屋ボルゴの火災の間
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「ボルゴの火災」
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「オスティアの戦い」下絵はラファエロ。制作は弟子
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「シャルルマーニの戴冠」下絵はラファエロ。制作は弟子。15:00頃ラファエロの間を出て次へ。
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ウルバヌス8世の礼拝堂。
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ウルバヌス8世の礼拝堂から階段を下りてきてボロジア家の間の最初の部屋、巫女の間に出ます。壁には現代の宗教画が掛けられています。
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ロダンの「考える人」
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奥の部屋。部屋の装飾はなく近代の絵が掛けられています。
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ゴッホ「ピエタ」。ゴッホがあるなんて知らなかった。
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ボロジア家の間の次の部屋、信徒信条の間。次の自由七学芸の間は入れるのですが天井壁は仮設材で覆われてました。
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諸聖人の間
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「アレクサンドリアの聖カタリナ」ピントゥオリッキオ作
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奥儀の間
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奥儀の間「キリストの降誕」でいいと思う。ピントゥオリッキオ作
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ボルジア家の間からシスティーナ礼拝堂に向かう途中現代芸術のコーナーを通過。ほどほどに眺めて通過する。
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ミロの作品。
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シャガール。この部屋のあたりはシスティーナ礼拝堂の真下当たりらしいです。
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ダリ。ここでダリの作品に出会えるなんて。
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この階段を上るとシスティーナ礼拝堂。15:45。入館してから6時間45分経過。展示物をじっくり見すぎか。システーナ礼拝堂はバチカン博物館の目玉と言っていい部屋なのですが写真撮影は禁止となってます。どうも1980年代の修復の時に日本のTV局が援助金を出して見返りに独占撮影権を取得してそのまま現在まできているようです。いろんな意味で非常に残念。何人かフラッシュを焚いて撮影した人がいましたが大きな声で叱られて、その後司祭と思わしき人がマイクを持って説教が始まる。どれだけ厳しいんだか。システィーナ礼拝堂自体は大変素晴らしく、オーディオガイドを聞きながら40分近く上を向いていました。写真は諦め帰りに絵葉書を購入。スキャンしてアップしたいところですが著作権法に引っかかるかもしれなので断念します。
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システィーナ礼拝堂を出るとき礼拝堂の後ろに出口が二つあり、多くの人は最後の審判を正面にみて左後ろの出口から出ていく。どちらが博物館に戻る出口だろう。よくよく観察すると右手中よりの出口の方のようだ。試しに行ってみると正解。日右手の出口はグループ客のみのサンピエトロ大聖堂への通路だったようだ。前回も2回来てはいるが23年前だと覚えていない。写真は出口進んで、展示室を抜けると出てくる礼拝堂。多分ピウス5世の礼拝堂だと思う。この辺になるとお腹いっぱい+疲れがどっと出てくる。
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表敬文の間。ガラス器などが収められているが、疲れてパス。
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アルドブランディーニ家の結婚の間。表敬文の間の左奥の部屋。見落としそう。実際入らず素通りしていく人多し。
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「アルドブランディーニ家の結婚」この部屋はアウグストゥスの時代のフレスコ画が展示されています。
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一旦順路に戻り次の間、パピルスの間。
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ここは多分宗教美術館
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この辺もうわからない。多分ウルバヌス8世のギャラリー。疲れがどっと出てくる。長く綺麗な廊下。
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シクストゥスの間。正面扉の上の絵はサンピエトロ寺院にオべリクスクを移設したときの絵
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扉の上の風景画が一つ一つ楽しい。見ているうちに少しずつまた見学しようという気になる。シクストゥスの間(多分)
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バチカン博物館の通路の中間くらいか?ミュージアムショップのあたり。
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おそらく扉の向こうがシスティーノの大広間。多分。扉が閉まっていた。普段は開いているとの情報もあり、閉まっている理由は不明。時間切れか?残念。
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パウロの間、一部屋目
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パウロの間2部屋目
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アレクサンドルの間
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多分クレメンスのギャラリー。
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世俗美術館は気が付かず。多分閉鎖されていたのでしょう。突き当りの階段。ここを下がる。奥はピオクレメンティーノ美術館。こちらからは行けませんが。ここに係員がいて階段を逆走しようとする観光客を止めてました。
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一旦オーディオガイドを借りた甲冑の間の前を通過して絵画館(ピナコテカ)に向かいます。16:50頃。外を見ると雨が降った跡。博物館にいる間に降ったようです。どうも私は今回の旅行中雨雲に避けられているようです。日頃の行いを正しくして正解。
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絵画館の入口。開館時間は18:00までなので後1時間くらいしかない。多分ここが最後。入口右手にミケランジェロのピエタの複製品が置いてある。
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時代順に展示してあるようです。第2室の様子。
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第2室。ジェット作の「ステファネスキ三連祭壇画」
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第四室の様子。
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第四室。フォルリ作「奏楽の天使たちと使徒」(一部)
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同じく「奏楽の天使たちと使徒」これらはサンティアポストリ聖堂にあったそうです。
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第8室。一番突き当りの部屋。ラファエロの部屋です。
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「キリストの変容」23年前この絵を初めて見たとき荘厳さにしばらく呆然として見とれていた記憶があります。今回、再開できるのを楽しみにしていました。もともとこの絵はサンピエトロ大聖堂に飾られていました。現在大聖堂内には複製画が展示してあります。
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「フォリニーニョの聖母」
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「聖母戴冠」
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反対側の部屋を進みます。第9室ダビンチ作「聖ヒエロニムス」。この絵も見れるのを楽しみにしていました。今回の旅唯一のダビンチの絵となるような気がします。意外。
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第12室。バロックの部屋。
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カラヴァッジオ作「キリスト降架」23年前来たときは絵はラファエロ、彫刻はミケランジェロを見る旅といった感じだったのですが、今回は絵はカラヴァッジオ、彫刻はベルニーニの作品を見る旅といった感じになってしましました。私の趣向の変化か世の中の情報の変化か?
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絵画館をもったいないが急ぎ足てみて回り出てきます。17:30頃。今思うとエジプトやエトルニアは省略してもよかったかな。また雨が降ってきました。馬車展示室に入れるかなと思い中庭に出てきましたがすでにクローズ。絵画館の外観を撮影。
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グレゴリウス世俗博物館、ピウスキリスト教美術館、切手古銭博物館、伝道・美術博物館は時間切れで諦め。後ろの二つは最初から行く気もなかったのでまあ良しとします。17:40頃、ジュゼッペモモ設計の螺旋階段。映画「ゴッドファーザーPart3」に登場していましたね。
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螺旋階段上の天窓。なんとなくライト設計のニューヨークのグッケンハイム美術館の螺旋階段の天窓にデザインが似ています。この形が合理的なのでしょうか?
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螺旋階段を降りるとすぐに出口。17:45分に出てきました。なんと食事もとらずに約9時間見学していたことになります。疲れました。
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疲れたと言いつつ再びサンピエトロ大聖堂へ。早朝入れなかった場所が解放されていることを期待しつつ、更に宝物館に滑り込みで入れるのを期待しつつ向かいます。
サン ピエトロ広場 広場・公園
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セキュリティは数分で抜けれました。18:00に入れました。写真は朝開いていなかった回廊の扉。
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ズームアップします。みなさんはスイス衛兵を撮影していましたが私の目的は廊下のずっと先の階段。スカラレジアです。これもベルニーニの設計。この階段、奥が狭くなっており奥行きが演出されています。
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結局入れる場所も朝と同じ。宝物館も入場は終了していました。18:15頃帰ります。広場の立ち入り規制も朝と同じまま。後日再チャレンジすることに。
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スイス衛兵。上を見上げているのは、階段から降りてくる欧米の若者がペットボトルをクチャクチャ音を立てて潰していたのを「殺すぞお前」といった勢いで睨み付けてます。睨まれているのを気が付いた若者は驚きのあまりフリーズ。真剣に怯えてました。怖いですね。
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帰りに地下鉄駅前のマックで遅い昼食。んで、ここでも不愉快な出来事が。オーダー待ちの列がスタッフが女性の列と男性の列と2列ありました。男性の列が中国系の女性がなかなか上手くオーダー出来ずにもたもたしていたので女性の列に並んだら、私の順番になったら私を無視して他事を始める。そのうちこの列は隣の列に行ってくれと言い出す。多分私の事をオーダーを上手くできないだろうと思い面倒くさかったのだろう。後ろのお婆さん(イタリア人)と苦笑いしながら男性の列へ。私が外れるとオーダーを取りだす。明らかに差別だ。ムカついたので男性の列で自分の番になったら早口3秒でオーダーを済ませてやった。こっちはお前らが生まれる前からマックを注文してるんだ。舐めんな。イタリア人ってイイ人はいいんだけど不愉快な奴はとことん不愉快。更にその割合が他のエリアに比べて多い。イタリア旅行を決めたときから覚悟はしてきたけど。
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この日の夕食は前日行ったパスタリートピッアリートでペンネのアラビアータを注文。前日隣のテーブルで注文しているのを見かけて気になっていたので。この日はこれで終了。
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