再びのイタリア、今回は親子で南イタリアへ　（　とんがり帽子の町　アルベロベッロ ②　）

2016/01/26 - 2016/02/02

旅行４日目の夜、アルベロベッロの続きです。
自由行動の後ポポロ広場に午後７時再集合して、トゥルッリのレストランで夕食を取りました。その後今度は住居地域のトゥルッリの集落地、アイア・ピッコラ地区を散策してホテルに帰りました。
翌日は早朝（朝６時３０分）から１人でトゥルッリを散策してホテルに戻り、朝食を食べて再度町内の町歩きに出かけました。
朝８時から添乗員さんが昨夜回ったアイア・ピッコラ地区の散策ツアーに行きますので希望者は一緒にどうぞと言われていましたが、私達親子は出発に間に合わなかったので独自に観光する事にしました。

５日目　アルベロベッロ～カステル・デル・モンテ～ローマ

エリア アルベロベッロ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

夕食は町中のレストラン「トゥルッロ・ドーロ」です。
照明に照らされた通りを進んで行きました。すれ違う人はおらず、静かな通りです。

ここがトゥルッりレストラン「トゥルッロ・ドーロ」で、こちらが店内への入り口。

トゥルッロ ドーロ イタリアン

そして、店名の看板。

トゥルッロ ドーロ イタリアン

石造りの店内。

トゥルッロ ドーロ イタリアン

店内の様子。
飾られた壺には「トゥルッロ・ドーロ」の名前が書いてありました。

トゥルッロ ドーロ イタリアン

第一皿は「耳たぶパスタ」です。ゆで方はアルデンテ、少し固めの感じでした。
味はまあまあ。

トゥルッロ ドーロ イタリアン

第二皿は串に刺し焼いたソーセージと付け合わせは焼いたジャガイモというシンプルな料理でしたが、このソーセージは美味しかったですね。
飲み物はワインにしました。グラスワインが無かったのでハーフボトルを注文。この白ワインも美味しかった。

トゥルッロ ドーロ イタリアン

デザートはプリンでした。

トゥルッロ ドーロ イタリアン

ここはホテルに帰る通りです。

さあ、食後はトゥロッリの住居地区、アイア・ピッコラ地区を散策します。通り沿いはこのようにライトアップされていました。
歩いているのは私達ツアーの面々だけ、夜のトゥルッリは私達が独り占めです。

「CASA LIPPOLIS」　このトゥルッリは内部の見学ができるそうです。

住居用のトゥルッリ。

こんな明るい通りもありますが、歩いているのは私達だけ。

このトゥルッリ、屋根はとんがり帽子だけど壁は今風です。

このトゥルッリは玄関入り口が狭い。この姿ペンギンに似てませんか？
屋根の四角い穴は目のようです。入り口の屋根のひさしは口ばしでしょう。
うん、ペンギンに似ている。

この入り口も狭い。お店は入り口が割と広いんですが、住居は狭いです。この狭さが一般的な住居のトゥルッリなんでしょうね。

この様な壁のトゥルッリも多かったです。

道路角地のトゥルッリ、煙突が道路の角に立っていて面白い。

トゥルッリの密集地区。昼間は綺麗でしょうね。

門の入り口から眺めたトゥルッリの遠景。額画っぽい感じがいいでしょう。

グルリとホテルに到着。ホテルアストリア、今宵の宿泊先です。
部屋もベッドもごらんのように狭いです。スーツケースを広げると室内はもう一杯でした。
レストランのワインがきいたのか、ベッドで横になると寝入ってしまいそうです。

ホテル アストリア ホテル

室内の風景です。
ホテルのフロントでパスワードをもらえばＷＩＦＩは無料です。但し部屋の中は速度が遅く繋がりにくいと言っていました。そのため息子はロビーにいったり、廊下に出たりとか繋がりやすい場所をあちこち捜していました。

ホテル アストリア ホテル

洗面とバスタブです。息子は朝入浴すると言っていましたので６時に起こしました。
これから朝一番でスーパーに行き買い物です。果実酒ベッリーニを探しオレンジジュースとミネラルウォータを買って帰る予定です。
息子はもう少し寝るといって付いて来ません。

ホテル アストリア ホテル

ホテルの全景。これは朝の散策から帰った時に撮ったものです。
さて、朝６時３０分にスーパーに言ったのですがまだ開いていませんでした。
それで先に町歩きをすることにしました。

ホテル アストリア ホテル

ポポロ広場の近くにあるカーサ・ダモーレ（愛の家）です。
１７９７年、この町に建てられてトゥルッリでない最初の建築建物で、封建時代からの解放のシンボルです。
まだ夜は明けていません。

カーサ ダモーレ 建造物

ヴィットリオ・エマヌエーレ大通りをサンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖所記念堂に向けて歩いています。
目指す場所が教会の裏側にあるんです。

聖所記念堂に近づいて撮ったら教会に光があたった様に明るく写ってました。
まだ日は昇っていませんのに不思議です。

サンティ メディチ コズマ エ ダミアーノの聖所記念堂 建造物

朝一番に見たかったのがこの建物です。
トゥルッロ・ソヴラーノ。トゥルッリのなかでも唯一２階建の建物なんです。
お金持ちの建物で内部はサロン、キッチン、寝室、中庭などがあり２階にも上がれるしうです。
４トラのクチコミに日本語の案内板があると書いてあったので外をあちこち探しましたがどこにもありません。
あったのは英語とイタリア語の案内板のみでした。
ここの写真も朝日を浴びたように写っていましたが、まだ日は昇っていません。
カメラが故障しているんでしょうか？

トゥルッロ ソヴラーノ 建造物

トゥルッロ・ソヴラーノと周囲のトゥルッリ。

トゥルッロ ソヴラーノ 建造物

このあたりから少しづつ日が差し込み始め、奥の空は白んで来ました。
建物の真ん中の高いところが２階のようです。

トゥルッロ ソヴラーノ 建造物

大分明るくなりました。

トゥルッロ・ソヴラーノの入り口ドアです。
入り口の上部にはゴルゴダの丘、イエス様が磔刑にされた十字架、そして３人のマリア（聖母マリア、マグダラのマリア、ヤコブとヨセフの母マリア）が描かれていました。イエス様復活の一連の場面です。
ガラスには見学時間と料金の案内の紙が貼り付けてありました。大人料金１．５ユーロ。
見学時間１０時からあ８時３０分まで。１３時３０分から１５時３０分まではシエスタで休みです。
この時間なら今日は見学できません。昨日の夕方は町歩きでしたから間に合いませんでした。今回は諦めましょう。

正面入り口の左横の部分です。ここ勝手口でしょうか？

トゥルッロ・ソヴラーノの案内板です。
イタリア語と英語による案内で日本語板はありませんでした。

日が昇ってきました。朝日が反射して白壁が赤く染まってきます。

かなり明るくなってきましたよ。

朝焼けに周囲が染まってきました。

朝焼けの空とトゥルッリの景色がいい感じですね。

トゥルッロ・ソヴラーノの２階部分がここからだとはっきり分かります。

周囲にあるトゥルッリの家屋です。

とんがり帽子の屋根の先には小さな飾りがありました。

トゥルッリです。

道沿いのトゥルッリ群。

建物の間には朝焼けが。

教会の鐘楼と朝焼け。

ポポロ広場から展望ポイントのジャンジローラモ広場にやってきました。
オーネ・モンティ地区のトゥルッリも朝日にあたって輝き始めていました。

ジャンジローラモ広場 広場・公園

オーネ・モンティ地区とモンテ通りです。

ジャンジローラモ広場 広場・公園

トゥルッリ群です。

アルベロベッロのトゥルッリ 旧市街・古い町並み

トゥルッリの屋根が沢山あります。

ジャンジローラモ広場 広場・公園

トゥルッリ群。

アルベロベッロ旧市街 散歩・街歩き

こちらのトゥルッリの屋根はとんがっていないよ。

屋根のマークはハートです。
ポポロ広場で写真を撮りまくっていたら息子がやって来ました。
「父さんなら、たぶんここだと思った。」そうです。聞けばまだ町歩きしていないそうなので、聖メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ教会とトゥルッロ・ソヴラーノの場所を教えて見に行くように伝えて、私はスーパーで買い物をすることにしました。

ジャンジローラモ広場 広場・公園

昨日夕方食事をしたレストラン、「トゥルッロ・ドーロ」の案内板がありました。
夜で建物の姿が分かりませんでしたが、結構素敵なトゥルッリです。

ポポロ広場から帰りにスーパーに寄って買い物をしてホテルに戻りました。案念ながらここにもベッリーニはありませんでしたが飲料水とジュースはここで補充しました。
直ちに朝食を取りましたが、息子がまだ戻ってきません。食事を取っている所にやっと息子が帰ってきましたが、早朝の町歩きツアーには間に合いそうもありません。
参加は自由なので別行動でアイア・ピッコラ地区を町歩きすることにしました。
ホテルの出発は９時です。それまで目一杯歩きたいと思います。息子はフレッシュチーズの店が分からなかったしこのままホテルで待っているそうです。

ホテル アストリア ホテル

再びトゥルッロ・ソヴラーノにやって来ました。
今旅行記を書きながら、なんでまたここにやって来たのかなとふと疑問をもち、考えていました。
確かに最初はアイア・ピッコラ地区に行こうとポポロ広場に向かっていたんですが、別の道の方が近いとわざわざ引き返して別の道を歩いてここに来たんです。
晴れた空の下でもう一度見たかったんでしょうか。でもそんな記憶が無いんです。
ちょっとヤバイですね。ボケが始まったのかな？
兎も角トゥルッロ・ソヴラーノは白い漆喰壁が美しかったです。

トゥルッロ ソヴラーノ 建造物

トゥルッリの建物の中では確かに立派な建物です。

トゥルッロ ソヴラーノ 建造物

ヴィットリオ・エマヌエーレ大通り沿いの様子です。
右の建物はレストランでした。

ポポロ広場からアイア・ピッコラ地区のトゥルッリ集落にやってきました。
時間が少ないので昨夜歩いた道順を反対に歩いてみる事にしました。

居住地区のトゥルッリ群。

アルベロベッロ旧市街 散歩・街歩き

居住地区のトゥルッリ。

居住地区のトゥルッリ。

右のトゥルッリは屋根の色も壁も違います。古そうな印象。

周囲はトゥルッリだらけ。

アルベロベッロのトゥルッリ 旧市街・古い町並み

トゥルッリの家って結構煙突が大きいんですね。

ここの煙突もデカ！

抜けるような青い空。今日は早朝から絶好の旅行日和です。

トゥルッリの町に女が１人、哀愁を感じますか？感じませんね。
トゥルッリっておもちゃの家みたいだからでしょうか。

正面の家はトゥルッリですがとんがり帽子の屋根ではありません。
トゥルッリでも色々な屋根がある見たいです。

こちらは典型的なトゥルッリの家。

こちらは玄関が道路側にある小ぢんまりとしたトゥルッリの群。

反対にこちらは道路に面しているのは壁の部分です。

昨夜通ったトゥルッリの家。ここは地図によると郷土博物館です。こちらは屋根が平たくてとんがり帽子の屋根がありません。
とんがり帽子は奥の建物の屋根です。

郷土博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここらで引き返しましょう。この写真がトゥルッリの最後の写真になりました。