南イタリア縦断記３　アルベロベッロ・トゥルッリに泊まる

2012/04/12 - 2012/04/13

ナポリに宿を取り、そこからアルベロベッロまでの一泊鉄道往復旅です。

還暦の旅人、2度目のイタリア。今回はローマから南の縦断旅です。ローマ、ナポリ、アルベロベッロ、ポンペイ、タオルミーナ、パレルモなどを訪問の旅行記です。

エリア アルベロベッロ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルから早朝のナポリ駅方面です。
今日はアルベロベッロまで鉄道で移動します。

ウナ ホテル ナポリ ホテル

ナポリ駅からアルベロベッロ駅までは２回乗り換えで約６時間の行程です。
まずはNapori駅からCaserta駅まで普通電車。
８時４０分発

ナポリ中央駅 駅

郊外に出るとお城も見えます。

イタリア半島を横断する路線です。

Caserta駅着９時２０分、ここで乗り換え。

カゼルタ駅 駅

ここでローマ発の列車ESに乗り換えてBariまで３時間。９時５５分発。

こんな感じの車両もあります。

これは水道橋でしょうか。

ブドウ畑かな。高い山も現れてきました。アペニン山脈の支脈でしょうか。

丘陵と牧草地。

半島を横断し、アドリア海側に来ると畑も乾燥しているように思えます。

プーリア州にはいるとオリーブ畑が多くなりました。

13時、Bariに到着。

バーリ駅 (国鉄) 駅

ここで私鉄のSud-Est線に乗り換え。このホームはバーリ駅の南側にあります。

バーリ駅 （スド エスト鉄道） 駅

これは新しい列車でしたが、アルベロベッロ方面には行きません。

この列車に乗りました。１３時４５分発。約１時間半の行程です。

２階席に乗車。列車はガラガラでしたが、学生が乗り降りしてました。まさに超ローカル路線。

プーリアのソフィアローレンですねと言いつつ、アルベロベッロまでの時間などを聞きました。

赤い石灰岩土壌、テラロッソに植わるオリーブ畑。

いよいよトウルッリが見えてきました。

石灰岩の崖も見えてきました。

ブドウ畑のようです。まだ春浅くいのでこんなものです。

アルベロベッロ駅着１５時２０分。駅員はいるのかどうか解りません、というくらいの小さな駅です。

アルベロベッロ駅 駅

アルベロベッロ駅舎。ぽつんと建っており、周りには何もありません。

町の中心までは駅から歩いて１０分くらい。

宿舎として予約していた一軒のツウルッリに宿泊。

この一軒家を独占。この居間を中心に食堂、キッチン、寝室が３部屋、シャワー室２つ、トイレも２つ、もあります。我々３人にはもったいない広さでした。

とんがった天井は中から見ると外の様子と違います。

調度もクラッシック。

食堂と調度、使いやすそうです。長逗留も可能です。

清潔な部屋でした。

2階から出ると内庭のようになっています。

ここでビールなんても良いですな。

石灰岩の岩盤を積み重ねて見事な構造を作っています。

外に出れば落ちついた町です。三輪車が健在！

良い感じの家並みです。

Rione Montiの坂道。

途中でスーパーへ。ワインが安いね。2本ほど調達。

良い感じの家並みが続きます。

ここからは見晴らしが良く町が見えます。小学生がいっぱい見学していました。我々を珍しそうに見ていました。Japanese or Chinese?

高台からの眺め。おとぎの世界。

様々のツウルッリの模型を作っています。

こんな大きな構造物も手がけています。

有名なマリアさんのお店に行きました。

マリアさんにご住宅を案内していただき屋上にも登れました。

アルベロベッロ旧市街 散歩・街歩き

にょきにょきの屋根です。

辺りをぶらぶら、地面の下には直ぐに石灰岩層が出てきます。板状の石灰岩層となっているので整形が楽です。これを使わない手はないです。

夜はまた幻想的です。

旧市街の地下のレストランへ。

夜空がきれいでした。

町もまたきれい。

こんなのも良いですね。

もう誰も歩いていません。

ツウルッリの家の玄関の扉。ここに錠が3つあります。これの掛け方を覚えるのに苦労しました。

アルベロベッロを満喫しナポリへ向け駅を出発。

Bariまでの車内です。このあと、車内検札があり無賃乗車の方々が多く、列車は時々停車し彼らの逮捕に時間を要しました。

Bari駅に戻ってきました。ここでぶらぶらしました。

再びRome行きの列車に乗車。

ゆったりとした一等車。

途中の駅で何故か先頭車の交換。

すごいね、車両間に入って作業。

ナポリまでの道、雨でけぶる山々。

Casertaで列車を乗り換えナポリへ。また良い旅でした。