2015/12/26 - 2016/01/02
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RiEさん
旅行6日目、今日は大晦日。
夜の予定は決まっているけど昼間はどう過ごそう?と思っていたら、夫が「水着も持ってきているし、台湾の温泉に入ってみたい」と言うので、新北投まで足を延ばしてみることに。
温泉が苦手な私は北投温泉の観光を、夫は温泉を梯子してそれぞれ別行動をし、台北市内に戻ってから美味しい小籠包の店で少し早目の夕食を済ませ準備万端。
カウントダウン花火までの長時間待機に備えた快適グッズを手にして、交通規制が入る前にベスポジを確保するため台北101へ行き、18時過ぎに到着してから待つこと6時間(笑。
見飽きるほど台北101を眺めながら、ワイン片手に2015年を振り返っていると…突然、年末カウンドダウン花火がスタート!
台北101が破壊されるんじゃないかと言うくらい、ド迫力な演出で新年を迎えることが出来た。
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北投温泉に行く前にまずは朝食を。
中正記念堂周辺にはガイドブックに掲載されている人気店が幾つもあって、その1つ、魯肉飯の有名店“金峰魯肉飯”がHOTELからMRTに向かう途中にある。金峰魯肉飯 地元の料理
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イートインとお持ち帰りが別列で並ぶようになっているけど、いつの時間帯に通ってもどちらもにぎわっている。
金峰魯肉飯 地元の料理
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席に案内されたらテーブルに置かれた紙にチェックを入れてオーダー。
全体的にお値打ちな価格。金峰魯肉飯 地元の料理
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【魯肉飯(小)】30NTドル
大根の漬物が添えられていて、小サイズで普通の茶碗1杯分くらい。
この店の看板Menuの魯肉飯は、豚トロを使用しているのでゴハンに脂が溶け込んでコクが凄い!金峰魯肉飯 地元の料理
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【○青菜(小)】20NTドル
何の青菜かわからないけど、ニンニクが効いていて箸が進む。金峰魯肉飯 地元の料理
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【苦瓜排骨湯】50NTドル
ゴーヤとスペアリブのスープ。
ゴーヤは軟らかく煮こまれていてほんのり苦みが残っている程度で、ほろっほろのスペアリブは骨がすぐ外れるくらい柔らかかった。
スープは癖が無くさっぱりした味。金峰魯肉飯 地元の料理
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【頭髄湯】50NTドル
豚の脳みそスープ。
見た目はグロテスクだけど脳みそ自体に味は無く、白子のようなプルプルの食感を楽しむ。
クコの実などの漢方薬と一緒に蒸していて、ほんの少し苦みを感じた。
合計:150NTドルだった。金峰魯肉飯 地元の料理
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駅に向かって、MRTで淡水・北投温泉方面へ。
中正紀念堂駅 駅
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北投駅で乗り換えて新北投方面の電車に乗車。
中正記念堂駅から乗り換え込みで35分で到着した。北投駅 駅
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北投駅周辺は小奇麗な雰囲気で、完全に観光地化されている印象。
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北投温泉の地図。
安価な公共立ち寄り湯が2か所あるので夫は温泉へ、私は幾つかある観光地を徒歩で巡る予定。新北投温泉 温泉
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夫が最初に訪れた温泉は、地元の人も多数利用する露天風呂:千禧湯。
新北投温泉 温泉
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男女混浴で水着着用必須で、入浴料:40NTドルと、ロッカー代:40NTドルで入浴できる。
髪が長い女性は水泳帽の着用が義務らしく、低血圧でのぼせやすい体質の私はその時点でパス(笑。新北投温泉 温泉
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千禧湯のすぐ先にあるのが“梅庭”。
梅庭 史跡・遺跡
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清末から中華民国にかけての政治家・軍人・新聞記者・詩人・有名書道家として幅広く活躍をした于右任が、避暑地として過ごしていた邸宅を見学することができる。
梅庭 史跡・遺跡
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入場は無料で、入口手前にロッカーが用意されているので靴を預けて中へ。
梅庭 史跡・遺跡
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こちらでは1930年代の歴史的建造物に触れることができるのと…
梅庭 史跡・遺跡
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于右任の作品を間近で鑑賞できた。
梅庭 史跡・遺跡
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来た道を少し戻って今度は、日本統治時代に建築されたレンガ造りの公共浴場:北投温泉浴場を利用したミュージアム“北投温泉博物館”へ。
梅庭と同じくまた靴をロッカーに預けて中に入ると…北投温泉博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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48畳もある畳の大広間で寛ぐ人の姿が飛び込んできた。
ここだけ見ると古い温泉旅館みたい。北投温泉博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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建物は地下に続いている。
坂道に建っているので実際は、2階から入って1階に降りている感じ。北投温泉博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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女性用の浴場は幾つかの湯舟に分かれている。
北投温泉博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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回廊を進んで今度は…
北投温泉博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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男性用の浴場へ。
こちらはプールのように広くて、中は傾斜が付いていて1番深い場所はなんと推進が130cmもあるそう。
ゆっくり座ってのんびり…って感じじゃなさそう。北投温泉博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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回廊に戻って窓上部に目を移すと、美しいステンドグラスがはめ込まれていた。
設計は日本人が手掛けたけど当時流行の和洋折衷な造りになっていて、時代を経てもモダンで粋な雰囲気を感じることができる。北投温泉博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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外観全体を眺めてみると1Fは英国ビクトリア様式の洋風に、2Fは日本の伝統建築要素を取り入れた和風のデザインがとりいれられていて非常に興味深い。
北投温泉博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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北投温泉博物館を後にして温泉マークの橋を渡ると…
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モダンな木造の建物が見えてきた。
ここは北投の市営図書館で中は撮影禁止のため写真は無いけど、とても洒落た造りをしている。
絵本コーナーをウロウロしていたら日本語の本も幾つかあって、日本との縁を感じた。
夫から電話があって、もう1軒のリーズナブルな公共の湯:瀧の湯(ロッカー無し・裸入浴)も入りたいと言うので、私はそのまま図書館で待機することに。新北投図書館 建造物
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MRTで台北市内に戻ってHOTELに荷物を置き、まだ16:30なので夕食には早いけど徒歩で向かったのは、中正記念堂周辺の小籠包人気店で必ず名が挙がる“盛園絲瓜湯包”。
盛園絲瓜小籠湯包 中華
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場所は杭州南路二段の横道をちょっと入ったところ。
盛園絲瓜小籠湯包 中華
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店に入ってすぐ、職人さんたちが華麗な手捌きを見学することができる。
盛園絲瓜小籠湯包 中華
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着席して最初に出されたのはお茶と、真っ黒で濃厚な液体。
この黒い飲み物は黒胡麻プリンを液体化したような、超濃厚な味で、ほんの少量だけど甘いものが苦手な私には十分な衝撃だった。盛園絲瓜小籠湯包 中華
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写真付きMenuを見ながら表にチェックを入れてスタッフに手渡す。
盛園絲瓜小籠湯包 中華
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オーダーしたらまずはタレの準備。
先日訪れた杭州小龍湯包よりもトッピングが多く、様々なタレをお好みで作れそうな感じ。
あと、フルーティな甘さが特徴のキャベツの漬物があってコレも美味しかった。盛園絲瓜小籠湯包 中華
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小さなおかずは、店の奥の冷蔵庫にまとめられているので好きなものを取ってくる。
盛園絲瓜小籠湯包 中華
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【小菜】40NTドル
大根葉&豆腐の冷菜で、ほろ苦くて美味しい。盛園絲瓜小籠湯包 中華
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【台湾Beer】80NTドル
盛園絲瓜小籠湯包 中華
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【上海小龍湯包】120NTドル
ベーシックな小籠包で、杭州小籠湯包よりも若干生地が薄め。盛園絲瓜小籠湯包 中華
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【絲瓜小龍湯包】140NTドル
薄らと生地から透けて見える緑色はヘチマ。
ヘチマのシャキシャキした食感と、若干の青臭さ(私は好き)があるものの、口当たりが軽いので女性が喜ぶ味だと思う。盛園絲瓜小籠湯包 中華
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生姜をたっぷり乗せて黒酢ダレにつけて、スープを逃さないようにパクリ。
盛園絲瓜小籠湯包 中華
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【麻辣鴨血臭豆腐】140NTドル
これから屋外でずっと待機しているので、身体を温めておこうと鴨血の臭豆腐鍋を。
ここの鴨血は少しだけ癖を感じるけど許容範囲…というか辛さが勝る。
ガンモのようにデカい臭豆腐はボリューム満点だった。
合計:520NTドル。盛園絲瓜小籠湯包 中華
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まだ17:30なのに外に出ると辺りは真っ暗。
カメラを取りにHOTELに戻って、MRTで象山駅を目指す。 -
MRTの車内は、私たち同様に早めにカウントダウンに向かうのはカップル客が多くて、18:00頃到着した象山駅構内は人で溢れていた。
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象山駅出口に出ると、警察官の姿は1人だけ。
昨年の香港年末カウントダウンは、厳戒態勢で繁華街は警官の制服姿が溢れていて色んな場所が規制されていたけど、台北は…なんだかユルイ。
(このユルさは結局変わらなくて帰路、同じ場所に戻ったときも警察官1人で人混みを対応していた)象山駅 駅
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出口すぐに建てられていた、台北101撮影のベストポジション案内看板。
ちょっと微妙な場所だし、私たちは下見を済ませているので先を急ぐ。象山駅 駅
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駅付近には少しだけ屋台が並んでいたけど、お祭り騒ぎというほどではなく何だか拍子抜け。
象山駅 駅
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数年間の統計からみた風の向き、過去の花火写真から読み取った撮影位置、INETの情報を考慮し、実際に下見をして私たちが決めていた場所は新光三越正面の路上。
新光三越 台北信義新天地店 百貨店・デパート
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ここは大きな三脚を広げた台湾人カメラマンがズラリと並んでいたので、場所選びが大正解だったことを実感しta.
三越も22時まで営業しているので、トイレを借りれたのも有難かった。新光三越 台北信義新天地店 百貨店・デパート
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少しずつお祭りムードになってきて人が増えてきた。
ぐでたまとミニオンズの黄色尽くしの風船…夢に出てきそう。 -
19:30を過ぎると通行止めが始まって歩行者天国になった。
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路上ライブをする人や、コンビニが外で屋台を出し始めて、少しずつイベント感が高まるけど、結構近い距離なのにこの周辺で警察官の姿は皆無だった。
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周囲の道路も歩行者天国に切り替わったらしく、周りに人が増えてきて地面に腰を下ろす人も出てきたので、持参したレジャーシートの上にスポーツ観戦の断熱クッションを敷いて簡易座席を確保。
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周囲の建物は邪魔だけど、地面に座った状態で台北101がこのアングルで見える。
台北101 ショッピングセンター
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事前にスーパーで入手しておいた赤ワインとプラスチックグラスで、台北101を眺めながら乾杯♪
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22時前にはこの状態。
足の踏み場もないので、少しでも隙間があると勝手に道にされてしまい、人が通過して煩わしいのでどんどん詰めてきて妙に狭い。 -
ワインが無くなったからコンビニでコロナビールと葱餅を購入。
少しピリ辛な味付けで餃子風で香ばしかった。 -
メインイベントまであと少し…カウントダウンの3分くらい前になると周りが次々と立ち上がり始めて、どこからともなくカウントダウンの声が響き始める。
香港ではあんなに人がいたにもかかわらず、カウントダウン無しで突然花火が上がって驚いたので、求めたのはこの感じ…!とテンションマックス。
そして… -
台北101大爆発花火が開始してHappy New Year。
煙に包まれて何も見えないし、崩壊するかと思うほどの予想以上のド迫力だった。台北の年越しカウントダウン 祭り・イベント
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イチオシ
ちなみに“台北101の内側からカウントダウン花火が見れる特別入場券”が台北101のHPで販売されていたけど、こんなの中から観たら真っ白だよね(笑。
台北の年越しカウントダウン 祭り・イベント
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花火の写真はOlympusのOM-D E-M5+Panasonicの12-35mm F2.8で手持ち撮影した。
台北の年越しカウントダウン 祭り・イベント
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下見の段階ではOlympusの7-14mmPro F2.8も撮ってみたけど遠すぎたので、もしこの位置から撮るなら標準ズームで十分。
台北の年越しカウントダウン 祭り・イベント
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イチオシ
燃え上っているようにしか見えない危険な台北101。
台北の年越しカウントダウン 祭り・イベント
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5分程度の夢のような一瞬。
時間はあっという間だけど、6時間待った甲斐は十分あった♪台北の年越しカウントダウン 祭り・イベント
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新年おめでとうとか、2016年の表示が出るかと思ってしばらく待ってみたけど、何もなく通常スタイルにシレっと戻る台北101。
台北の年越しカウントダウン 祭り・イベント
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さて、ここからが大変。
象山駅と台北101駅に別れて帰路を目指す人ばかりなのに… -
交通整理を促す警察官の姿は無く、ボランティア風の人が指示を出しているのでカオス。
台湾人の譲り合い精神のお蔭で無茶をする人は居ないけどグダグダで、香港警察によるガチガチな規制とは対照的だった。 -
駅入口には、来た時に見かけたのと同じく警官の姿1人だけだし(笑。
会場を出たのが日付が変わった0:20で、この入口にたどり着いたのがAM1:30。
駅入口まであと100m…というところから、警官の位置にたどり着く所要時間は1時間10分、亀の歩みよりも遅かった。
もし来年も花火大会が行われて参加される予定がある方は、それなりの覚悟が必要かも。象山駅 駅
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翌日のニュースで『台北101花火の火花が見物客に降りかかり○人が負傷』と報じていたけど、ニュース映像を見る限りでは、負傷者は全員台北101のに近すぎる位置(遠くから見た方が綺麗なのに、台北101の建物の真下)で見ていた人ばかり。
毎年のように事故が起きてるけど、何故範囲を規制しないんだろう…。
まるで爆発しているような大量の花火による環境汚染に加えて、こういう事故も毎年のようにあるため、いつも“今回が最後説”が飛び交うみたい。
結局、HOTELに戻れたのはAM2:00過ぎとずいぶん遅かった。
そして翌朝、2016年を迎えた私に最初に起こったのはぎっくり背中を発症。
長時間待機による体操座り姿勢と冷え、そして真上を見上げるような姿勢でカメラを構えてたのが原因っぽい。
ベッドから30分以上起き上がれなかったので、1日の帰国便にしなくて良かったと心底思った元旦。
続きは08へ。象山駅 駅
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