大爆発花火で迎える新年快樂 in 台北＆台南★2015-2016　02　2日目　【台南】

2015/12/26 - 2016/01/02

旅行2日目。
台南の年末は予想以上に温かく少し汗ばむほどの晴天で、日中は半袖姿の人も多く見かけた。
今日の目的は観光と、ちょうど台南のギャラリーで個展開催中のPEPE SHIMADA氏の作品を観に行くこと。
台南の名物料理が食べたくて、まず最初に向かったのは担仔麺の有名店“度小月担仔麺”。最初、オーダーシステムがわからなくてアタフタしたけど、評判通りの箸が止まらない味に大満足♪
その後はオランダ人によって築城された旧跡：赤カン樓へ。赤カン楼を観光中に私のカメラが2台とも不調になってしまい、突然撮影不可能に…まだ旅が始まったばかりなのに！

エリア 台南(台湾)

HOTELの建物1階は、ゲーセンや鐡道HOTELのフロント、コンビニなどが併設されていて常に人の往来があり多国籍な言葉が飛び交っている。
昨夜は薄暗い状態でしか見ていないので気づかなかったけど、建物がユニークな形をしていて…　

タカタマ ホテル ホテル

見上げると、迫ってくるような圧迫感があって結構怖い。

タカタマ ホテル ホテル

HOTELの目の前は台南市バスの“火車駅(北駅)”の停留場にあたるのでとても便利。
帰路のバスは非常に少なくてなかなか乗れないので、余程走行数が多い路線じゃない限り、台南市バスは“行きは良い良い帰りは乗れぬ”と思っていないと、いつまでも待ちぼうけを食らう羽目になる。

バス (台南市) バス系

バスに乗って最初に向かうのはブランチの店。

バス (台南市) バス系

車内は適度に混んでいて、車内にサンサンと明るい日差しが差し込む。

バス (台南市) バス系

赤カン樓前で下車。
この場所は観光地なので観光バスがひっきりなしにやって来るし、世の中に訴えたい事がある人がズラリと並びプラカードを掲げたりしているので非常ににぎやか…。

バス (台南市) バス系

この界隈は小さな食堂が並ぶ活気ある場所。
少し先には有名な牛肉湯の店があるけど、早朝からの営業なのでブランチの時刻だと時すでに遅しでシャッターが閉まっていた。

結局最初の予定通り、赤カン樓前のチェーン店“度小月”へ。
この店は他店に比べると庶民的な雰囲気。

度小月 (担仔面) 地元の料理

強い日差しが奥まで差し込む店内。
とりあえず席に座ると鉛筆とピンクの紙が手渡された。

度小月 (担仔面) 地元の料理

オーダーシートに記入をしてカウンターに持って行ったら、よくわからないけど受け取り拒否されオロオロしてる夫。
周りを見ても特別なことはしていないし、よくわからないまま再度最後尾に並んだら今度は用紙を受理してくれたけど…システムは謎のまま(笑。

度小月 (担仔面) 地元の料理

【虱目魚丸湯】30NTドル
少し癖を感じるものの、セロリの爽やかさでアッサリした味だった。

度小月 (担仔面) 地元の料理

【坦々湯麺】60NTドル
乳麺のようなコシが無い柔らかな麺とニンニクが効いた濃い目の肉そぼろ、香ばしい蝦とパクチーが絶妙なバランス♪
真っ黒な煮卵は味がとても濃くて、スープもコクたっぷりで、いつも朝食を食べない私でも食欲がそそられる。
合計：90NTドル。

度小月 (担仔面) 地元の料理

軽めの朝食を食べた後はすぐ向かいの赤カン樓へ。
入口でチケットを購入する。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

入場料は大人1人：50NTドル。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

赤カン樓の見取り図を見ると、大通りのバス停に面した入口側の今いる位置は正門じゃないらしい。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

でも赤カン樓：海神廟の全貌が一番よく見える。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

階段を登っていくと…

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

赤カン樓の看板が出ている入口から中に入れた。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

扉にも木彫りのモチーフが施されている。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

薄暗くて細い階段をのぼって2階へ。
年季が入っているので足元注意。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

2階に到着して最初に目が奪われるのは天井や梁の色鮮やかな装飾！

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

窓から柔らかな光が差し込んでレトロな雰囲気を醸し出す。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

窓格子も見たことないデザインで素敵だった。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

中央には昔の漢族楼船・広船・南京船・蒙衝船などの大型船舶模型が納められたガラスケースが設置されている。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

テラスに出てみると、海神廟と隣の文昌閣の瓦屋根を一緒に眺めることが出来た。
どことなく沖縄の瓦屋根を思わせる色と形…交流があったのかなと想像をめぐらせる。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

屋根の先から魚が繋がっている。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

背面側の出口を出ようとしてふと見上げたら、随分高い場所にウサギのモチーフ。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

そして隣の文昌廟へ。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

2階へ続く、海神廟同様にすれ違うのがやっとの細い階段を登っていく。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

最初に目に飛び込んできたのは祀られている魁星爺。
文昌閣はそのむかし蓬壺書院の一部で、順調に成功が収められるよう学生たちが祈りを捧げた場所らしく、そのご利益は各地へ広まって今でも学生に人気の参拝スポットなのだそう。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

その脇には日本の絵馬的な役割なのか、たくさんの願い事が下げられていた。
これを撮影した直後に突然、1台目のカメラ（OM-D E-M5）のシャッターが切れなくなり大パニック。
SDや電池を抜き差ししたり、レンズを装着しなおしたり色々試してみるも【これ以上撮影できません】みたいな表示が出てどうにもならず。
まだ、もう1台（OM-D E-M10）があるから良かったけど、一度HOTELに戻って原因を探らないと。

赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡

外に出ると南国色の青空が広がっていて日差しも強い。
このままだと日焼け止めだけじゃ日光アレルギーも発症しそうなので、やっぱり日傘を取りに一旦HOTEL戻りたいと夫に伝えたら…

「この赤カン楼前から出てるバスに乗れば、PEPE SHIMADA氏の個展が開催されてる小南園子近くのバス停まで行けるよ」と言うので、先にそちらに向かうことに。
私たちが台南旅行中、期間限定で台南で日本人アーティスト：PEPE SHIMADA氏の個展が開かれているのでこのタイミングを逃すわけにはいかない。

バス (台南市) バス系

バス停でルートを調べていると、タイミング良く5番のバスが到着したので乗車。

バス (台南市) バス系

スマホでルートを確認しながら移動する。
漢字の国だから安心して行き先確認できるし、更には乗るバスの番号まで教えてくれるから心強い。

Google mapを見ながら、バス停から10分以上歩いてようやく目的地の路地へ。
可愛いポストを発見♪

住宅街をずっとずっと奥へ進んでいくと小さな廟：合聖宮があり、その斜め向かいに…

目的の小南園子があった。
素敵な佇まいだけど目立ちにくくて、ストリートビューの外観を見ていなかったら素通りしていたかも。

ところどころに猫のモチーフが隠れていて可愛い。

平屋の建物に入ると明るい日差しが差し込み、壁にはPEPE SHIMADA氏の絵が飾られていて、ゆる～い雰囲気。
オーナーの女性が美味しい中国茶をごちそうしてくれたのでゆっくり鑑賞させてもらった。

楽しませてもらった後にPEPE氏の画集とポストカードを購入したところ、サイン入りのポストカードを戴いた♪嬉しい。

一旦HOTELへ戻るためバス停を探したけど、地図で見る限り遠いのでTAXIを捕まえて乗車。
昨夜のTAXIはどれに聞いてもメーターが無いと言い切られたけど、このTAXIは普通に稼働してる…台南大学前からHOTELまで100NTドルだった。

HOTELに戻ってからカメラの症状についてググってみると…
OM-Dシリーズを修理に出すと、何故かSDのカウントがフル直前まで撮影した状態で返却されるらしく、手元に届いたものはSDカードを入れた状態で初期化をしないと、いくら新しいSDを使っても100枚未満しか撮影することが出来ないのだそう。
2台とも出発直前に点検を兼ねてOlympusに診てもらったけど、そんなの知らずに台湾まで持ってきちゃったよ！
最近はPCを持参しないので32GのSDを数枚持ってきたけど、まだ100枚程度しか撮影していないのにカウントがマックス…そしてどのデータを移行することが出来ない。
手元に残ってるのは予備の8GのSDが2枚だけで心配だけど、最悪どこでも入手できる物だし、理由がわかってホッっとした。

タカタマ ホテル ホテル

HOTELの窓が汚いから景色は良くないけど、台南駅は本当に目と鼻の先。
大きな全面窓だから、夏はかなり厳しそう。
SDを入れ替えてリセットしたところで、日傘も持って、これから少し遅めのランチを兼ねて、古い街並みが人気の安平方面へ。
続きは03へ。

タカタマ ホテル ホテル