2016/02/20 - 2016/02/20
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旅人のくまさんさん
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世界文化遺産の五箇山の菅沼合掌集落紹介の締め括りです。千灯と称される、キャンドル・ライトアップの中での見学でした。
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スコップで空けられた雪洞の中に置かれた蝋燭の明りです。千灯のキャンドル・ライトと称されている明りの内の一つです。
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イチオシ
仄かな蝋燭の明りでも、雪洞の上には穴が開いていました。気温上昇と雨で、雪が融けやすい条件になっていたのかも知れません。
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道の脇に並んだキャンドル・ライトの光景です。除雪模してありましたが、降り続いた雨で、路面に雪はありませんでした。当面は、路面凍結の心配もないような気温に感じられました。
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雨の中でも、透明のレインコートを上に羽織って踊りが披露されていました。演題は、『といちんさ』でした。雪を固めただけの屋外舞台でした。
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カメラを頭上にあげての撮影です。『といちんさ』の題名は、五箇山地方に生息する日本一小さい鳥、『サイチン(みそさざい)』が、水屋の樋の傍で遊んでいる様子の『トイのサイチン』が語源とされます。
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三味線、胡弓、笛、太鼓などを用いた明るい伴奏を演じていた舞台裏の光景です。舞台を引き立てるためか、明りを消しての演奏でした。歌詞の1番は、『樋のサイチン機(はた)織る音に ア トイチン トイチン トイチンサー ヤーサレーチ トチレチ トイチンサ トイチンサ 拍子そろえてサーサうたいだす ア やれかけはやせよ トイチンサ トイチンレチヤサレチ』です。
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これで、五箇山伝統の民族舞踊の紹介はおしまいです。先ほどの写真には、『といちんさ』のあとに披露される、『こきりこ・ささら踊り』の方が待機していました。こちらは、平家落人を連想させるような、男子は烏帽子に直垂姿、女子は立烏帽子に白拍子姿の衣装です。日本に残る最も古い民謡とされています。
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イチオシ
雪明りの中の合掌造りの光景です。因みに、『雪明り』とは、『積もった雪の反射で、夜も周囲が薄明るく見えること』を意味するようです。ライトアップされていますから、少しイメージが違ったかも知れません。
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月の光だけなら、『雪明り』の表現が相応しいようですが、表現はともかく、雪の中に照らし出された合掌造りの家には風情がありました。
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2007年に完成した、『南砺市世界遺産菅沼合掌造り集落展望広場』という長い名前の高台からもよく見えた、お土産店があった合掌造りの家の光景です。
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1階にお土産店があった、合掌造りの家の紹介です。道路に面した軒先に、各種の民芸品などが展示されていました。
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民芸品の紹介です。棚に並べられているのは、菅笠(すげがさ)でしょうか、菅沼合掌集落に相応しい民芸品のようです。菅笠は、四季を通じて雨や雪、直射日光から頭を守ってくれます。材質は檜板、竹、藺草等です。藺草(いぐさ)は、畳表にも使われます。
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布を使った端切れ細工のような品々です。各種の野菜や果物等です。下方のザル籠には、イチゴ、干し柿や赤唐辛子等が見えています。
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上の方の棚には、一目で分かる青ネギや大根、柿の実やカボチャやなどの作り物がありました。推測ですが、農閑期に手造りされるお土産かも知れません。
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品数の多さに、対何枚も写真を撮ってしまいました。素朴で、ほのぼのとした縫い包みでした。
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最後のもう1枚、この写真では、少し手の込んだカエルさんなどが写りました。最初に表現した、『端切れ細工』の呼び方は、お詫びして撤回しておきます。
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雪かきの山越に眺めた、少し離れた場所の合掌造りの家の光景です。二戸の合掌造りの家の斜め横からの姿です。
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同じく、少し場所を代えて撮影した、雪かきの山越に眺めた合掌造りの家の光景です。二戸の建物には、上階も明かりが灯っていました。
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菅沼合掌造集落は、岐阜県白川村の萩町集落、平村の相倉集落とともに1995年に世界文化遺産に登録されました。合掌造りの家は、建築学的には、『茅葺き、ウスバリ構造で、切妻造り』と表現されています。
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降り続いた雨でしたから、カメラのレンズを時々拭っての撮影でしたが、この写真では下半分にいくつも雨滴の跡が写ってしまいました。
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レストランとして使用されているのでしょうか、上階の窓にも明かり灯っていました。急勾配の屋根を持った、大きな合掌造りの家野正面光景です。
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イチオシ
茅で葺いた屋根の上に、僅かに残った雪の光景です。菅沼合掌住宅の見学を終えて、帰り道での眼下の光景でした。
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茅で葺いた屋根の上に、僅かに残った雪のズームアップ光景です。島の形や、右をむた動物の形など、いろんなものが想像できそうです。
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足元を十分に照らしてくれ、道案内にもなっていた千灯のキャンドル・ライトです。手間はかかるものの、中々いい演出でした。
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地酒の振る舞い酒を戴いたテントの光景です。ツアーを主催された旅行社のバッジだけでOKでした。
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これは別の場所で戴いた振る舞いのお汁粉です。入口には行列ができましたが、広い部屋に用意された、十分な数の椅子席でした。
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振る舞いのお汁粉を戴いた建物の周りの光景です。広い会場でしたから、合掌造りの家の1階が利用されていたようです。
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広い駐車場の光景です。すべての観光バスが明りを灯していましたから、その光が雨にぬれた路面に写り込んでいました。
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先に撮影しておいた写真ですが紹介の締め括りは、千灯のキャンドル・ライトです。雪屋根付の雪洞ですから、消えることなく明かりを灯していました。
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千灯のキャンドル・ライトのズームアップ光景です。温かみを感じさせる、オレンジ色の照明でした。これで、時期と時間を変えて見学した、白川郷と五箇山の世界遺産巡りは終了しましたが、別の季節にも訪れてみたい日本の伝統文化の一端が垣間見える世界遺産でした。
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