2015/12/20 - 2015/12/20
368位(同エリア1076件中)
naoさん
史実に残る我が国最古の道「山の辺の道」は、大和平野の東側に連なる美しい山々の裾野を縫うように奈良から三輪山へと通じていて、その沿道には日本書紀や万葉集ゆかりの伝説や史跡が散りばめられ、訪れる人々を古代ロマンの世界へと誘っています。
そんな「山の辺の道」沿いに位置する奈良県天理市の竹之内町と萱生町(かようちょう)は、かつて農民たちが戦国時代の動乱から身を守るため、大和平野に数多く造られた環濠集落の形態を留める集落で、現在、部分的にですがその遺構を見ることができます。
これらの環濠は、外敵から身を守る防御機能だけではなく、環濠が有する豊かな貯水能力から、日常の農業水利や治水対策上も重要な役割を担っていたことから、多くの集落で造られたと考えられています。
「山の辺の道」が集落内を通る萱生環濠集落は、西側に隣接する「西山塚古墳」の周濠を環濠として利用したもので、僅かに残る環濠に姿を映す白壁の民家が、そこはかとない風情をたたえています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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萱生環濠集落へやって来ました。
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この環濠は、西側に隣接する「西山塚古墳」の周濠を利用したものだと云われています。
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波のない穏やかな水面に映る白壁の民家が・・・
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素晴らしい風情をたたえています。
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白壁の民家の間を縫う道路が、環濠を二分しています。
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かつての萱生環濠集落の形態を示す案内板が見当たらないので、手探りで歩きます。
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では、環濠に沿って集落の外周部から歩きます。
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うろこ雲が乱れることなく映っているのは、穏やかな水面なればこそです。
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左手に見えるこんもりとした森が、「西山塚古墳」になります。
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萱生環濠集落内を「山の辺の道」が通っています。
燈籠の奥に見える森は「手白香皇女衾田陵」がある「西殿塚古墳」です。
この先は「西殿塚古墳」に沿って歩くだけなので、ここから集落内に引き返します。 -
ここから集落内を歩きます。
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荒壁に丸い下地窓を開けた建物。
農業用の納屋として使っておられます。 -
煙出しの越屋根や虫籠窓のある民家。
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かつての茅葺屋根を鉄板で覆った民家。
ピラカンサスが真っ赤な実をたわわにつけています。 -
道は緩やかに曲がりながら上って行きます。
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塀の中の松が身を乗り出しています。
道が狭いのでそれほど大きな車が通らないから大丈夫なんでしょうね。 -
敷地の角に土蔵を配した民家。
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こちらの民家は長屋門を普段も使っておられるので、格子戸が入れられています。
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こちらにもかつての茅葺屋根を鉄板で覆った民家があります。
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この民家は、元々茅葺屋根と瓦葺の建物が一体になっていたようです。
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集落内を狭い道路が縫っています。
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現代的な設備が屋根の上に載っています。
これからはエコの精神が重要ですからね。 -
秋ですね〜!
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先ほど見えていた、茅葺屋根と瓦葺の建物が一体になった民家です。
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角の辺りなんか、まるで城郭を思わせるような石積みです。
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秋の雲を背景にシルエットで・・・。
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集落の中央部にある菅原神社。
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社殿の前の阿形の狛犬と・・・
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吽形の狛犬。
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菅原道真を祀る神社ですから天満宮なんですね。
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では、菅原神社脇の坂道を下って環濠の方へ戻ります。
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着いた時に見た、環濠を二分していた道路です。
この白壁の民家の間を縫っていました。 -
空の雲を映す水面。
浮かんでいるのは柚子でしょうか・・・。 -
先ほどの雲が、集落を覆わんばかりに近づいて来ました。
地平線の辺りでは、ほんのりと色づき始めています。 -
萱生環濠集落は隣接する古墳の周濠を環濠として利用するなど、周辺の史跡と深く関わっており、「山の辺の道」に散りばめられた古代ロマンの一端に触れた気がしました。
それにしても、穏やかな水面に映る白壁の民家の、そこはかとない風情が深く印象に残りました。
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