長崎街道を往く（３）

2015/09/20 - 2015/09/23

ようやく長崎街道に立ちました。東海道のようなメインの街道筋とは異なるローカルな街道ですが、江戸時代に西洋の文化（主にオランダ）や風物を運んだ道で、砂糖を運んだことから「シュガーロード」とも呼ばれています。

エリア 田川・嘉麻(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー ANAグループ 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

二日市温泉の旅館に泊まり、バスで西鉄二日市駅を目指しました。バス停の前に大きな日帰り温泉施設がありました。今度来たときは入りたいです。

日帰り温泉の前には、かつてこの地を訪れた文化人の碑が立っています。

西鉄で天神まで出て、天神からバスで直方に。ＪＲ直方駅から少し歩いたところに筑豊電鉄というかわいらしい電車が走っています。その駅を目指しました。

その電車です。黄色の車体に赤いライン。こんな電車も走っているのですね。

長崎街道を紹介した資料館がありました。入館者が詰まると、館の方が説明してくれます。長崎街道にはかつてゾウも歩きました。江戸の将軍に献上されたゾウです。その説明も詳しくありました。ぜひ訪れて非椎施設です。

街道の両側には昔のたたずまいを残した家屋が保存されています。

遠賀川に架かる橋です。遠賀川は石炭全盛のころ、上流の筑豊炭田で採掘された若松方面に運ぶ水運が活発でした。今はその面影はなく。

川を覗くと魚や亀の姿が。この川を石炭を積んだ舟が行き交ったのですね。

ＪＲ筑豊線の筑前植木の駅です。木造の趣ある駅舎でした。石炭産業が華やかなころはこの駅も賑わったのでしょうね。

立派な書体で書かれた駅名です。

折尾方面から来たこの列車で直方を目指します。

直方で平成ちくほう鉄道に乗り換えました。沿線の日帰り温泉に行くためです。沿線にはいくつか、日帰りで楽しめる温泉があります。

この駅で降りて、送迎用の車を待ちました。歩いたら３０分以上かかるところにあります。

併設のレストランは夕方からバイキングを始めます。格安で、地元の産品を利用したおかずが多数並びます。これはお得でした。９０分以内です。

来館者の大半はマイカーです。露天風呂からは筑豊の山々を眺めることができました。

日没が近づきました。再び駅まで送ってもらいます。

再び平成ちくほう鉄道に乗って、田川後藤寺に移動し、ＪＲに乗り換えて、新飯塚に向かいます。

かわいらしいキャラクターが車体に描かれています。

これが平成ちくほう鉄道の路線図です。

田川後藤寺でＪＲに乗り換えました。今夜の宿は飯塚市です。新飯塚まで向かいました。

車内はがらがらでした。きれいな座席が並んでいました。

もちろんワンマンカーです。