フェリーで行く門司港レトロ・下関２泊３日の旅〜帰路では倉敷にちょっぴり寄り道

2015/10/12 - 2015/10/14

名前の響きがずばりレトロで気になっていた、「門司港レトロ」。
このたび、ようやく行くことができました。

観光も楽しみだけど、移動手段もまた旅の醍醐味。
まだぴかぴかの新造船「フェリーおおさかII」に乗るのもまた
今回の旅行の楽しみのひとつ。

いつもながらの、自分のペースで
ぶらぶら街歩きしてきました。

エリア 門司・関門海峡(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回乗船するのは、フェリーターミナルから
…なのですが、そのまえにせっかくなので

“日本一の山”に登頂してきました！

そうです。
日本一低い、天保山です。

なかなかのがっかり名所なのではないでしょうか。
日本三大がっかり名所のひとつ、札幌の時計台とトレードを希望します。

天保山跡 名所・史跡

さてさて。南港からフェリーターミナルまで移動。
これから乗る船、「フェリーおおさかII」が見えてきました。

フェリーターミナル駅 駅

中はかなりピカピカです！
圧倒的に新しい感じが出ていました。

明石海峡大橋通過時は部屋でごろごろしていたのですが、
00:30の瀬戸大橋通過の際は、デッキに出て、それを楽しみました。

名門大洋フェリー（フェリーきょうと・フェリーふくおか） 乗り物

門司着。門司港駅周辺ではない、別のところに着きます。
連絡バスで門司駅へ。
ここはもう九州なんですね〜。

門司駅からJRに乗って門司港駅へ。
“レトロ感”を大切にしている駅だけど、改装中。
どんな駅になるのかな。
でもこのレトロ感は、大切にしてほしい…。

門司港駅 駅

門司港-下関の連絡船一日パスを購入して、まずは巌流島へ。
無人島です。小一時間もあればじゅうぶんに歩ける広さ。
ここから見る関門海峡もまた、いい感じです。

巖流島 自然・景勝地

その後は下関側へ。水族館、海響館へ。

下関市立しものせき水族館 海響館 動物園・水族館

ペンギンがかわいい！

自然の環境を模した、かなりダイナミックな環境で飼育されているので、ペンギンたちもとてもいきいきしています。いいですね〜。こんな広々した開放的な空間で過ごせる（水族館・動物園の）ペンギンはなかなか貴重だと思います。カベもガラスだし、屋根がないですからね。

下関市立しものせき水族館 海響館 動物園・水族館

下関ということもあり、フグの仲間の展示がとても充実しています。
ハリセンボンだらけの水槽も。
トラフグは何年ものですか！？　というくらいに大きいヤツらがいました。

下関市立しものせき水族館 海響館 動物園・水族館

これはユウレイクラゲ。
幻想的な細〜い脚？に思わずうっとり。

下関市立しものせき水族館 海響館 動物園・水族館

関門海峡はこんな感じ。
いいですね〜。九州と本州がひとつのフレームに易々とおさまります。

関門海峡 自然・景勝地

そのあとは唐戸市場・カモンワーフまわりをぶらぶら。
市場はやっぱり朝行かないとダメなのかも…。
かなり落ち着いてました。

唐戸市場【活きいき馬関街】 市場・商店街

亀山八幡宮もぶらぶら。
ここには日本一の“ふく”の像が。
ふく、つまりフグです。下関ですね〜。

見晴らしがかなりよいので、おすすめです。

亀山八幡宮(山口県下関市) 寺・神社・教会

ふくばっかりです。

カモンワーフ ショッピングモール

門司側へ戻ります。
はね橋が上がるところを見ることができました！

ブルーウィングもじ 名所・史跡

mojiko。

門司港レトロ地区 名所・史跡

夕暮れ。

沈む太陽が辺り一帯をオレンジ色に染めてゆくのが本当に美しかったです。
観覧車も、画になります。

はい!からっと横丁 テーマパーク

ほんとは関門海峡を歩いて渡りたかったのだけれど、
水族館でかなりゆっくりしてしまったため、またの機会にしよう…と
別のところへ。高杉晋作の像のある、下関の一番高いトコロへ向かいます。

だんだん開けてゆく景色がとってもキレイ。
階段なので、のぼるのかなりしんどかったですが…。

しんとした静かな空間で、ゆっくりと街全体が夜に包まれてゆくのを待ちます。
ほどよい冷たさも心地よいです。

日和山公園 公園・植物園

翌日。この日は一日3000円でJR西日本が乗り放題の
「鉄道の日記念　JR西日本一日乗り放題きっぷ」で帰宅します。

500キロ超の行程です…。
この区間を一日で乗り切ったことはないです。
正確には広島から新幹線で帰ったことはありますが
すべて鈍行なのは、今回が初めて…。

車窓からの黄色い田んぼと、瀬戸内海がいいですね〜。

数回の乗り換えを経て、６時間半ほど電車に揺られ
ようやく途中下車駅の倉敷駅に到着。

倉敷駅 駅

美観地区をぶらぶらと。
平日なのにけっこうな観光客が。
やっぱりにぎわってますね〜。

規模はそこまで大きくない区域ですが、
なかなかフォトジェニックなスポットもあります。

倉敷美観地区 名所・史跡

門司港とは違ったなつかしさがあります。

倉敷美観地区 名所・史跡

倉敷の街は、随所にフラワーアレンジメントが！
いつもされているのか、それとも、この時期だからなのか…。
不明ですが、花で飾られた街ってステキだな〜と思いました。

この後はふたたび電車に揺られ、ひたすら各駅停車……

姫路からは新快速であっという間に帰宅しました。

飛行機や新幹線の旅行ももちろん好きだけれど、
船や鈍行の海や大地のスケールを感じられる旅行もいいな〜と
改めて思った行程でした。