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カートレイン北海道で自家用車利用の北海道旅行。札幌からまだ行ったことのなかった積丹半島方面へ観光に行きました。当時は現在のように積丹半島を一周する国道は未完成。神威岬近くの駐車場への道もなく、海岸の国道から1時間かけて歩いて行かなければなりませんでした。積丹半島の国道は海岸伝いに絶景の道でしたが、狭いトンネルと崖の下の覆道が連続する危ない道。豊浜トンネルの惨事が起こる前のことです。積丹半島からの帰路、余市のニッカウヰスキーの工場に立ち寄り、夕暮れの小樽を訪ねました。<br />日本海の向こうは沿海州。当時はソビエト連邦、共産圏でした。ベルリンの壁が崩壊するのは翌年11月。昭和が終わるのは翌年1月。

カートレイン北海道で行く、昭和最後の夏の北海道②本当に秘境だったころの積丹へ

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1988/08/17 - 1988/08/17

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旅行記グループ 北海道1984-2018

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Flocons-de-neige

Flocons-de-neigeさん

カートレイン北海道で自家用車利用の北海道旅行。札幌からまだ行ったことのなかった積丹半島方面へ観光に行きました。当時は現在のように積丹半島を一周する国道は未完成。神威岬近くの駐車場への道もなく、海岸の国道から1時間かけて歩いて行かなければなりませんでした。積丹半島の国道は海岸伝いに絶景の道でしたが、狭いトンネルと崖の下の覆道が連続する危ない道。豊浜トンネルの惨事が起こる前のことです。積丹半島からの帰路、余市のニッカウヰスキーの工場に立ち寄り、夕暮れの小樽を訪ねました。
日本海の向こうは沿海州。当時はソビエト連邦、共産圏でした。ベルリンの壁が崩壊するのは翌年11月。昭和が終わるのは翌年1月。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
3.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
JR特急 自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 札幌から札樽道で小樽を経由し、積丹半島へ。ロウソク岩がお出迎え。このあと狭いトンネルで、大型トラック、ダンプとのすれ違い。景色はいいけどいつ崩れてくるか分からないような崖伝いの道を半島の先端にむけてひた走ります。

    札幌から札樽道で小樽を経由し、積丹半島へ。ロウソク岩がお出迎え。このあと狭いトンネルで、大型トラック、ダンプとのすれ違い。景色はいいけどいつ崩れてくるか分からないような崖伝いの道を半島の先端にむけてひた走ります。

    ローソク岩 自然・景勝地

  • 積丹町に入ると、一度海岸沿いから国道は内陸に入り、積丹半島の高原地域を走ります。このあたりは道もまっすぐなところが多く走りやすい道。

    積丹町に入ると、一度海岸沿いから国道は内陸に入り、積丹半島の高原地域を走ります。このあたりは道もまっすぐなところが多く走りやすい道。

  • 国道から眺める放牧場の景色はちょっと北海道らしい広々した景観。

    国道から眺める放牧場の景色はちょっと北海道らしい広々した景観。

  • 神威岬の手前までやってきました。遠くに見えるのは積丹岬。国道が海岸から神威岬の付け根を横断する場所に、うしお食堂があります。ここから岬の崖を登り、笹の原をひたすら歩き、1時間かけて神威岬に向かいます。

    神威岬の手前までやってきました。遠くに見えるのは積丹岬。国道が海岸から神威岬の付け根を横断する場所に、うしお食堂があります。ここから岬の崖を登り、笹の原をひたすら歩き、1時間かけて神威岬に向かいます。

  • 現在、岬に近い駐車場ができているあたりから岬への道を見ます。このころは遊歩道の周囲は風当たりが強いためか木のない広い草原が広がるばかりでした。

    現在、岬に近い駐車場ができているあたりから岬への道を見ます。このころは遊歩道の周囲は風当たりが強いためか木のない広い草原が広がるばかりでした。

    神威岬遊歩道 自然・景勝地

  • 今は広い道になっていますが、このころは草に覆われそうな狭い道、人少ないでしょう。観光客が気楽に立ち寄るにはちょっと遠すぎます。

    今は広い道になっていますが、このころは草に覆われそうな狭い道、人少ないでしょう。観光客が気楽に立ち寄るにはちょっと遠すぎます。

  • 登っていくと、スコットランドみたいな景色です。

    登っていくと、スコットランドみたいな景色です。

  • 海岸にはタコ岩が見えます。その先にある漁村あたりで国道は行き止まり。その先は断崖の続くアクセス困難な秘境。最新技術で地形を克服した国道も、その後嵐で橋脚が落ちてしまったりと以前として容赦ない自然との闘いは続いています。

    海岸にはタコ岩が見えます。その先にある漁村あたりで国道は行き止まり。その先は断崖の続くアクセス困難な秘境。最新技術で地形を克服した国道も、その後嵐で橋脚が落ちてしまったりと以前として容赦ない自然との闘いは続いています。

  • 西の河原と言われる霊場で、この当時は船でしかアクセスできない秘境。<br />難破した船の残骸が残るという場所でした。

    西の河原と言われる霊場で、この当時は船でしかアクセスできない秘境。
    難破した船の残骸が残るという場所でした。

  • 神威岬に近づくと海は積丹ブルー(当時はそんな言葉知らなかった)

    神威岬に近づくと海は積丹ブルー(当時はそんな言葉知らなかった)

  • 日本海に突き出た狭い半島の稜線を遊歩道が貫きます。この当時は灯台まで電柱があったんですね。

    日本海に突き出た狭い半島の稜線を遊歩道が貫きます。この当時は灯台まで電柱があったんですね。

  • 岬の沖を小樽からのフェリーが航行していきます。天候の悪いときは難破が頻発する魔の海域だったそうです。

    岬の沖を小樽からのフェリーが航行していきます。天候の悪いときは難破が頻発する魔の海域だったそうです。

  • 海の向こうは沿海州。1988年っていうことはまだソ連。崩壊からすでに四半世紀か。

    海の向こうは沿海州。1988年っていうことはまだソ連。崩壊からすでに四半世紀か。

  • 海岸沿いには奇岩が並びます。

    海岸沿いには奇岩が並びます。

  • 天気がよければもっとブルーだったでしょうねえ。

    天気がよければもっとブルーだったでしょうねえ。

  • 風雪に耐えてきた花々

    風雪に耐えてきた花々

  • 神威岬の先端にくると沖合にカムイ岩が見えます。

    神威岬の先端にくると沖合にカムイ岩が見えます。

    神威岬 自然・景勝地

    北の果て、大地のつきる所、イメージ通りの岬の景色がそこにあります by Flocons-de-neigeさん
  • 積丹岬方面が一望。

    積丹岬方面が一望。

  • 神威岬 自然・景勝地

    北の果て、大地のつきる所、イメージ通りの岬の景色がそこにあります by Flocons-de-neigeさん
  • 比べてみると灯台の姿も現在は変わっているようです。

    比べてみると灯台の姿も現在は変わっているようです。

  • ハマナスの花も残っていました。

    ハマナスの花も残っていました。

  • 現在でも風が強いと通行止めになります。崖の尾根道。昔は女人禁制の地域だったそう。

    現在でも風が強いと通行止めになります。崖の尾根道。昔は女人禁制の地域だったそう。

  • 海岸に降りるつづら折れの道。海岸伝いにも国道に戻れますが、このときも落石の危険があって通行禁止でした。降りてく人はいますけど

    海岸に降りるつづら折れの道。海岸伝いにも国道に戻れますが、このときも落石の危険があって通行禁止でした。降りてく人はいますけど

  • 海岸沿いにいくと行き止まりですが、がけに手ぼりのトンネルがあります。真ん中で曲がっているため、中はまっくら。

    海岸沿いにいくと行き止まりですが、がけに手ぼりのトンネルがあります。真ん中で曲がっているため、中はまっくら。

  • また1時間かけて帰ります。

    また1時間かけて帰ります。

  • 岬の近く以外はひたすら草原でちょっと退屈、車道が近くまでできた今は歩く人もまれでしょう。

    岬の近く以外はひたすら草原でちょっと退屈、車道が近くまでできた今は歩く人もまれでしょう。

  • 国道近くにもどってきます。海岸沿いの道、向こうの崖の穴がトンネルです。落石の危険があって立ち入り禁止ですが、歩いている人はいますね。

    国道近くにもどってきます。海岸沿いの道、向こうの崖の穴がトンネルです。落石の危険があって立ち入り禁止ですが、歩いている人はいますね。

  • 現在はこの国道のさきのあたりから岬の近くまで道ができています。

    現在はこの国道のさきのあたりから岬の近くまで道ができています。

  • ようやく国道の側まで降りてきました。ここからはカムイ岩などは見えません。

    ようやく国道の側まで降りてきました。ここからはカムイ岩などは見えません。

  • 右の崖の向こうが、うしお食堂です。

    右の崖の向こうが、うしお食堂です。

  • ここではじめて生ウニ丼を頂いて、いままで食べたことのないウニの味にびっくり。でもこのあと再訪するのはだいぶあとのこと。

    ここではじめて生ウニ丼を頂いて、いままで食べたことのないウニの味にびっくり。でもこのあと再訪するのはだいぶあとのこと。

  • さて札幌方向に帰ります。

    さて札幌方向に帰ります。

  • 途中の道は覆道が続きます。セタカムイ岩、さらに遠くにロウソク岩も見えますが、今はこの区間などは長大トンネルになっていて、この景色は見られません。なんだか残念な気もしますが、安全のためですから致し方ないでしょうね。

    途中の道は覆道が続きます。セタカムイ岩、さらに遠くにロウソク岩も見えますが、今はこの区間などは長大トンネルになっていて、この景色は見られません。なんだか残念な気もしますが、安全のためですから致し方ないでしょうね。

  • 今はこの岩の手前に豊浜トンネルの崩落事故の慰霊碑があります。現場はここではありませんが。

    今はこの岩の手前に豊浜トンネルの崩落事故の慰霊碑があります。現場はここではありませんが。

    セタカムイ岩 自然・景勝地

  • ロウソク岩に戻ってきました。当時は道が近くを通っていました。

    ロウソク岩に戻ってきました。当時は道が近くを通っていました。

    ローソク岩 自然・景勝地

  • 現在では通れなくなった道から

    現在では通れなくなった道から

  • 余市のニッカウヰスキーの工場にやってきました。天気は雨

    余市のニッカウヰスキーの工場にやってきました。天気は雨

    ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡

  • 工場の景色は変わりませんね。

    工場の景色は変わりませんね。

  • 夕暮れの小樽、人が少ない。

    夕暮れの小樽、人が少ない。

    小樽運河 名所・史跡

  • 小樽運河も静かでした。暗くなると倉庫がライトアップされます。

    小樽運河も静かでした。暗くなると倉庫がライトアップされます。

  • 札幌に戻り、翌日は富良野から旭岳に向かう予定です。

    札幌に戻り、翌日は富良野から旭岳に向かう予定です。

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