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今から30年以上前、まだ青函連絡船が現役だった頃。初めて陸路、海路で北海道を訪ねた旅の記録です。当時札幌には親戚がいてそのお宅を訪ねるのも目的の一つでした。東北新幹線で盛岡まで、そこから特急で青森駅。青函連絡船で4時間の船旅のあとようやく北海道の玄関口、函館につきます。<br />リバーサルフィルムで撮った景色は今も鮮やかでそんなに昔のことのようには思えません。往復とも乗った連絡船は今も記念船として残る摩周丸でした。鉄道をフェリーの連絡というのが効率よくシステム化されていたのが印象的でしたね。長い時間船に乗るのも初めてだったのでそれも新鮮でした。<br />旅の途中、途中、ネガフィルムで撮った部分が抜けているのでちょっと飛び飛びの記録ですが、少し昔の風景に興味がございましたらどうかごらんください。相次ぐ落石のため立ち入り禁止になってしまった層雲峡、小函の神削壁の絶景もこのときは遊歩道で通行可能でした。

青函連絡船で行く初めての北海道前編 今は見られぬ層雲峡小函の絶景

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1984/07/27 - 1984/08/04

1453位(同エリア4295件中)

旅行記グループ 北海道1984-2018

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Flocons-de-neige

Flocons-de-neigeさん

今から30年以上前、まだ青函連絡船が現役だった頃。初めて陸路、海路で北海道を訪ねた旅の記録です。当時札幌には親戚がいてそのお宅を訪ねるのも目的の一つでした。東北新幹線で盛岡まで、そこから特急で青森駅。青函連絡船で4時間の船旅のあとようやく北海道の玄関口、函館につきます。
リバーサルフィルムで撮った景色は今も鮮やかでそんなに昔のことのようには思えません。往復とも乗った連絡船は今も記念船として残る摩周丸でした。鉄道をフェリーの連絡というのが効率よくシステム化されていたのが印象的でしたね。長い時間船に乗るのも初めてだったのでそれも新鮮でした。
旅の途中、途中、ネガフィルムで撮った部分が抜けているのでちょっと飛び飛びの記録ですが、少し昔の風景に興味がございましたらどうかごらんください。相次ぐ落石のため立ち入り禁止になってしまった層雲峡、小函の神削壁の絶景もこのときは遊歩道で通行可能でした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.0
グルメ
3.5
ショッピング
3.5
交通
3.5
同行者
家族旅行
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー 新幹線 JR特急
旅行の手配内容
個別手配

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  • 東京を朝でて東北新幹線で盛岡へ3時間、そこから在来線特急列車で青森まで2時間。青森駅のホームから連絡橋を通り青函連絡船摩周丸に乗り津軽海峡を渡ること4時間でようやく函館に着きます。函館港に船が入る頃には18時を過ぎすでに日が落ちる寸前。当時の函館港のランドマーク、函館ドックの大型クレーンが見えます。

    東京を朝でて東北新幹線で盛岡へ3時間、そこから在来線特急列車で青森まで2時間。青森駅のホームから連絡橋を通り青函連絡船摩周丸に乗り津軽海峡を渡ること4時間でようやく函館に着きます。函館港に船が入る頃には18時を過ぎすでに日が落ちる寸前。当時の函館港のランドマーク、函館ドックの大型クレーンが見えます。

  • 程なく一隻のタグボートが近づいて来ました。

    程なく一隻のタグボートが近づいて来ました。

  • タグボートもJNRマークだから国鉄のものなんですね。旅客は飛行機に流れたとは言え、北海道と本州の物流の大動脈にではあり、連絡船は頻繁に行き来していましたから。

    タグボートもJNRマークだから国鉄のものなんですね。旅客は飛行機に流れたとは言え、北海道と本州の物流の大動脈にではあり、連絡船は頻繁に行き来していましたから。

  • 日没です。

    日没です。

  • 風力計とカモメ

    風力計とカモメ

  • 船が桟橋に着くと、人は連絡橋で、貨物車両は船の後部から接続された線路を通って引き出されていきます。船から鉄道への乗り換えはスムーズな動線です。連絡船と特急列車などは遅れがあると待っていてくれたり。

    船が桟橋に着くと、人は連絡橋で、貨物車両は船の後部から接続された線路を通って引き出されていきます。船から鉄道への乗り換えはスムーズな動線です。連絡船と特急列車などは遅れがあると待っていてくれたり。

    函館駅

  • 函館から札幌まではさらに特急で4時間。その日のうちに着くことも可能ですが、今日ははじめての函館で一泊。宿からタクシーで函館山へ。ちょうど港の花火大会があり、混んでいました。函館が北海道の玄関口としてまだ賑やかだった頃なので街の灯りも賑やかでした。海には烏賊釣り漁船の漁火が眩しかった。

    函館から札幌まではさらに特急で4時間。その日のうちに着くことも可能ですが、今日ははじめての函館で一泊。宿からタクシーで函館山へ。ちょうど港の花火大会があり、混んでいました。函館が北海道の玄関口としてまだ賑やかだった頃なので街の灯りも賑やかでした。海には烏賊釣り漁船の漁火が眩しかった。

    函館山 自然・景勝地

  • 港からは花火が上がり、連絡船が出入りする様子が見えました。人は空路に流れていたとはいえ、間違いなくここが北の玄関口でした。

    港からは花火が上がり、連絡船が出入りする様子が見えました。人は空路に流れていたとはいえ、間違いなくここが北の玄関口でした。

  • 降りはロープウェイで下山しました。

    降りはロープウェイで下山しました。

    函館山ロープウェイ 乗り物

  • 翌朝の函館駅。遠くに見えるのは函館山。

    翌朝の函館駅。遠くに見えるのは函館山。

    函館駅

  • 駅前の市場ではカニがたくさん。値段は時代なり。

    駅前の市場ではカニがたくさん。値段は時代なり。

  • とれたてのイカも

    とれたてのイカも

  • 北の花壇

    北の花壇

  • 函館駅前の市電。向こうのワコー百貨店も今はなくなってしまいました。

    函館駅前の市電。向こうのワコー百貨店も今はなくなってしまいました。

  • 交差点は急カーブ

    交差点は急カーブ

    函館市電 (路面電車) 乗り物

  • 駅前が賑やかです。

    駅前が賑やかです。

  • 函館から特急で札幌へ。札幌では親戚の家を訪ねたり北大や時計台を観光したり。その翌日レンタカーを借りて富良野方面へ。<br />当時のレンタカーはクーラーがついていないものもあって、短い夏でも暑い日は大変だったよう。<br />こちらは富良野の富田ファーム。向こうは虹の畑です。畑の様子は今でもあまり変わりませんが今では前の道路は綺麗に舗装されています。観光地としての整備が随分進みました。

    函館から特急で札幌へ。札幌では親戚の家を訪ねたり北大や時計台を観光したり。その翌日レンタカーを借りて富良野方面へ。
    当時のレンタカーはクーラーがついていないものもあって、短い夏でも暑い日は大変だったよう。
    こちらは富良野の富田ファーム。向こうは虹の畑です。畑の様子は今でもあまり変わりませんが今では前の道路は綺麗に舗装されています。観光地としての整備が随分進みました。

    ファーム富田 公園・植物園

  • 7月の終わりだったのでラベンダーの開花期としてはもうだいぶ遅かったですが花はまだ残っていました。花の芳香がすばらしく、ミツバチが沢山飛んでいました。

    7月の終わりだったのでラベンダーの開花期としてはもうだいぶ遅かったですが花はまだ残っていました。花の芳香がすばらしく、ミツバチが沢山飛んでいました。

    ファーム富田 公園・植物園

  • 丘の下のほうは刈り取られています。

    丘の下のほうは刈り取られています。

    ファーム富田 公園・植物園

  • 紫の絨毯のようなラベンダー畑。この時期、富良野に残っていたラベンダー畑はここと上富良野町の日の出公園、中富良野の公園くらいでした。

    紫の絨毯のようなラベンダー畑。この時期、富良野に残っていたラベンダー畑はここと上富良野町の日の出公園、中富良野の公園くらいでした。

    ファーム富田 公園・植物園

  • ファーム富田 公園・植物園

  • 着いたときはちょうど刈り取り作業をしていましたが、途中で昼休みかな。

    着いたときはちょうど刈り取り作業をしていましたが、途中で昼休みかな。

  • 富良野の波状丘陵には延々と畑が広がります。このときはジャガイモの開花期で白い花が多く見られました。

    富良野の波状丘陵には延々と畑が広がります。このときはジャガイモの開花期で白い花が多く見られました。

  • 麦は刈り取りが終わったようです。

    麦は刈り取りが終わったようです。

  • 麓の風景はすこし変わっていますかね。

    麓の風景はすこし変わっていますかね。

  • 国道を通って旭川方面へ。かんのファームの花畑。かすみ草やポピーと麦畑が美しい。

    国道を通って旭川方面へ。かんのファームの花畑。かすみ草やポピーと麦畑が美しい。

    かんのファーム 自然・景勝地

  • 旭川から層雲峡温泉へ。

    旭川から層雲峡温泉へ。

  • 温泉からロープウェイで黒岳方面へ登ります。

    温泉からロープウェイで黒岳方面へ登ります。

    大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物

  • ロープウェイをおりたところからリフトでさらに上に登れます。

    ロープウェイをおりたところからリフトでさらに上に登れます。

  • 山腹にはいわききょう

    山腹にはいわききょう

  • 層雲峡の流星の滝

    層雲峡の流星の滝

    流星の滝 自然・景勝地

  • こちらは銀河の滝、隣り合う滝ですが、同時に見るためには少々登る必要があります。

    こちらは銀河の滝、隣り合う滝ですが、同時に見るためには少々登る必要があります。

    銀河の滝 自然・景勝地

  • 銀河の滝 自然・景勝地

  • 向かいの崖に双瀑台という展望台があります。

    向かいの崖に双瀑台という展望台があります。

  • 銀河の滝、流星の滝が同時に見られる絶景ですが、ここまでの上りはかなりきつい。10分と表示されていますが、きつい斜面を登りっぱなしです。二つの滝を同じ画面に収めた写真を撮りたい人以外には意味がないかな。

    銀河の滝、流星の滝が同時に見られる絶景ですが、ここまでの上りはかなりきつい。10分と表示されていますが、きつい斜面を登りっぱなしです。二つの滝を同じ画面に収めた写真を撮りたい人以外には意味がないかな。

  • このころはまだ層雲峡温泉から大箱までの峡谷の遊歩道が通行可能でした。もとは車道でしたが落石などのため車はトンネルで、もとの道が自転車、歩行者の遊歩道になっており、レンタサイクルを借りて通りました。

    このころはまだ層雲峡温泉から大箱までの峡谷の遊歩道が通行可能でした。もとは車道でしたが落石などのため車はトンネルで、もとの道が自転車、歩行者の遊歩道になっており、レンタサイクルを借りて通りました。

  • 小函の断崖の絶壁。神削壁、今にも崩れてきそうですが、実際に崩れてきます。自分に当たる確率は低いでしょうが、常に観光客が居れば誰かには当たるわけで、安全確保のためには通行止めもやむを得ないんでしょうね。

    小函の断崖の絶壁。神削壁、今にも崩れてきそうですが、実際に崩れてきます。自分に当たる確率は低いでしょうが、常に観光客が居れば誰かには当たるわけで、安全確保のためには通行止めもやむを得ないんでしょうね。

  • すばらしい景観と迫力ですが、現在はここを通ることは出来なくなりました。

    すばらしい景観と迫力ですが、現在はここを通ることは出来なくなりました。

  • 見上げる断崖。まあいつ崩れてきてもおかしくないですね。

    見上げる断崖。まあいつ崩れてきてもおかしくないですね。

  • 錦糸の滝

    錦糸の滝

  • 姫岩といわれる岩ですかね。

    姫岩といわれる岩ですかね。

  • 渓谷は日が落ちるのが早い

    渓谷は日が落ちるのが早い

  • 層雲峡温泉に一泊ののち、北見、網走方面に。網走監獄の博物館による途中の踏切で特急に出会いました。<br />看板が邪魔だけど、フィルム手巻きでマニュアルフォーカスのカメラの一発撮りにしては良く撮れたでしょ。

    層雲峡温泉に一泊ののち、北見、網走方面に。網走監獄の博物館による途中の踏切で特急に出会いました。
    看板が邪魔だけど、フィルム手巻きでマニュアルフォーカスのカメラの一発撮りにしては良く撮れたでしょ。

  • オホーツク海沿岸に出ると広大な原野が広がります。

    オホーツク海沿岸に出ると広大な原野が広がります。

    濤沸湖 (白鳥公園) 自然・景勝地

  • 浜小清水の原生花園のあたり

    浜小清水の原生花園のあたり

    原生花園駅

  • さまざまな花の共演。

    さまざまな花の共演。

  • エゾキスゲの黄色い花

    エゾキスゲの黄色い花

  • ここでキタキツネがこんにちは

    ここでキタキツネがこんにちは

  • ここでも電車というか気動車に遭遇。この距離だときついな。

    ここでも電車というか気動車に遭遇。この距離だときついな。

  • 単線を遙か彼方に遠ざかる。このあたりの景観は今もあまり変わらないと思います。<br />旅の後半は知床半島を経由、道東を巡ります。

    単線を遙か彼方に遠ざかる。このあたりの景観は今もあまり変わらないと思います。
    旅の後半は知床半島を経由、道東を巡ります。

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