神威岬にウニを求め在りし日の小樽朝里川温泉宏楽園に泊まる旅

2012/08/25 - 2012/08/26

札幌への所用のとき、週末の休みにかけて積丹半島先端の神威岬で地元産のウニを頂きに。夜は小樽朝里川温泉の宏楽園に初宿泊。部屋に露天風呂付き、大浴場もいくつかあって、ひろいお庭がすてきな宿でした。
ところが昨年末のニュースでお聞きになった方もいらっしゃるかと思いますが、2014年12月4日にボイラー室からの出火で火災にあい、全焼してしまったとのこと。今は来年の再開を目指して再建中だそうです。そんなことになるとはつゆ知らず、まあお宿の紹介としてはちょっと中途半端な内容ですが、在りし日の建物を忍び、復活をお祈りしつつの記とさせていただきました。

小樽から高速道路利用で旭川、富良野、道東道を経る駆け足の旅です。

エリア 朝里川(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日は札幌泊でした。JRタワーホテル日航札幌。こちらで午前のお仕事が終わって昼からレンタカーで積丹半島に出発。駅前から借りられるので便利。
札幌の街も来るたびに変わりますね。新しく出来るものもあれば消えるものもある。

ＪＲタワーホテル日航札幌 宿・ホテル

と、いきなりもう神威岬ですが、ろくに観光写真がないのですいません。岬の駐車場にあるレストハウスの中です。積丹半島の道はかつては海岸沿いの狭い道とトンネルの怖い道路が多かったのですが、道がどんどん改良されて、かつての風景が思い出せないくらい。かかる時間も短くなりました。

神威岬 自然・景勝地

夏の北海道に来るとかかせないのが積丹半島でこの時期のみ捕獲が解禁されているウニ。生ウニは傷みやすい食材で、捕ったその場でいただくのが一番美味しい。保存料をつかって遠くまで運ばれたものとはまったく別物。このためだけにでも来る価値があります。
いつもいただくのは神威岬の手前にある国道沿いのうしお食堂。初めてウニ丼をいただいたのは遠い昔で、かつてはここが岬へ向かう遊歩道の入り口でした。今は岬とほぼ同じ高さの台地に広い駐車場が出来、格段にアプローチが楽になりましたが、ここから岬へはきつい登りを経て一時間もかかってました。

食堂うしお グルメ・レストラン

暖かい白いご飯の上に生の紫ウニをきれいにのせただけのものですが、獲れたてのウニは卵黄のような苦みのない味。今日まで生きてて、ここに戻ってこれてよかったと思う味です。

食堂うしお グルメ・レストラン

連れもいつしか、この旅につきあうようになりましたが、お好みはウニといくらのハーフ丼。いくらの塩気が合わさるのが絶品なんだそうです。

食堂うしお グルメ・レストラン

ということで私はいくらは別盛りで足すことに。

食堂うしお グルメ・レストラン

こちらは新しい駐車場のほうにあるレストハウス、ペニンスラの食堂です。ここでも生ウニはいただけますが、私たちはこちらでソフトクリームを食べます。

神威岬 自然・景勝地

神威岬では本当に食べるだけで帰ってくるという感じですが、本日の宿泊は小樽の朝里川温泉、宏楽園です。広い庭園に桜が沢山あり、地元ではお花見の名所として有名。道路から宿の建物までは長いプロムナードがあって敷地の広さを感じます。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

こちらが入り口。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

夏の終わりで庭にはバラが咲き始めています。夏の短い北海道なので、短い季節にいろいろな花が集中的に咲くみたいですね。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

こちらは庭園

広くてお花見によさそうです。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

ちょっと素人っぽい日本庭園ですが

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

池には鴨が集まってました。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

お部屋は一階の露天風呂つき。こんな大きな露天風呂で、バリアフリー仕様
廊下から風呂まで直接車いすが入るくらいのスペースが通路として空いているんで
一見するとなんか間の抜けた空間になってるんですけど。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

部屋の前のお庭にもいろいろお花が咲いていました。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

夜のお食事はなかなか盛りだくさん。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

料理は素材のおいしさを活かしている味付けで沢山あったのに食べきってしまいました。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

朝食は食事処です。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

器へのもりつけがアートな感じ

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

おたる 宏楽園 宿・ホテル

庭を観るなかなか広い空間

おたる 宏楽園 宿・ホテル

火災避難経路。やっぱり確認するのは大切だね。１階だからどこからでも外には出られそうですが。
この建物の初めての宿泊が最後になってしまうとは。復活したときには是非また伺いたいと思います。地元の方にはなじみの深い宿のようですので、思い入れのある方にとっては寂しいことですが。

おたる 宏楽園 宿・ホテル

さて、高速道路のインターに近い利点を活かして、朝里川から一気に旭川を目指します。途中の砂川サービスエリアで小休止

砂川サービスエリア(下り) グルメ・レストラン

砂川サービスエリア(下り) グルメ・レストラン

お昼は旭川ラーメン村によりました。

あさひかわラーメン村 テーマパーク

借りた車は三代目プリウス。北海道のような環境だとハイブリッドのメリットが今ひとつ活きませんが、北海道では初代、二代目も乗りました。三代目ともなると大型化して高速でも安定してます。

あさひかわラーメン村 テーマパーク

入ったお店はいし田さん。私は普通の醤油かな

連れはワンタン入り

旭川から深山峠を抜けて富良野を目指します。深山峠の観覧車に今回乗ってみました。

深山峠展望台 名所・史跡

高いところから富良野、美瑛の田園を眺めるというのもなかなか無いことなので意外と楽しいですよ。美馬牛小学校の塔も見えました。

天気は今ひとつですが、北海道らしい広大な田園風景

深山峠展望台 名所・史跡

深山峠展望台 名所・史跡

ひまわりは東を向いてますね

深山峠展望台 名所・史跡

深山峠展望台 名所・史跡

深山峠展望台 名所・史跡

深山峠展望台 名所・史跡

さて富良野ではスキー場近くのケーキ屋さん。フラノデリスへ

フラノデリス グルメ・レストラン

マロンのパイだったかな

フラノデリス グルメ・レストラン

フラノデリス グルメ・レストラン

２種類のチーズとつかったケーキ
どちらも美味しかったです。

フラノデリス グルメ・レストラン

フラノデリス グルメ・レストラン

お店はイートインのスペースが広く、外にもテラスなど素敵な感じ

フラノデリス グルメ・レストラン

フラノデリス グルメ・レストラン

フラノデリス グルメ・レストラン

後の中のようなデッキ

フラノデリス グルメ・レストラン

フラノデリス グルメ・レストラン

フラノデリス グルメ・レストラン

いつもなら富良野からは道央道三笠経由で千歳に行くのですが、今回は東西に
開通した道東道を初めて利用してみます。
富良野から道東道占冠インターへ出て千歳で帰りました。
道東道はトンネルと橋が連続してまるで山の中を飛んでいるような感覚の道。
対面交通の部分が多いのですこし怖いですが。とにかく早い。

キウスパーキングエリア 道の駅

最後に宏楽園様の一日も早い御再開をお祈りいたします。

おたる 宏楽園 宿・ホテル