2015/09/12 - 2015/09/13
2位(同エリア265件中)
旅猫さん
三回目のふるさと割利用で、今回は遠野を訪れる。宿は、花巻南温泉郷の鉛温泉藤三旅館とした。遠野を訪れるの初めてなので、今回は手軽に回れる定期観光バスを利用することにした。滅多に定期観光バスは使わないので、いつもとは少し違う新鮮な旅となった。添乗員の方の話もなかなか面白かった。とても良い旅であったが、宿だけが残念であった。
(2025.09.13投稿)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
大宮駅を6時30分に出る『やまびこ41号』に乗車。宇都宮駅を過ぎてしばらく走ると、車窓には那須連山が綺麗に見えた。そして、列車は、色付く稲穂が美しい東北を走り抜けて行く。
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目指す新花巻駅には9時07分に到着した。ここから、釜石線に乗り換えるのだが、乗り場へは、一旦改札を出て、駅舎の外にある地下道を通って行かなければならなかった。
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釜石線の新花巻駅からは、9時20分発の快速『はまゆり1号』に乗り、遠野駅を目指す。列車は三両編成で、リクライニングシートの指定席が一両付いている。その指定席に座り、車窓の旅を楽しむ。
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車窓には、秋色の田園が広がる。青空と、色付く稲穂の色調が美しい。
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そして、遠野駅には10時01分に到着。立派な駅舎で驚いたが、築65年と知り、さらに驚く。古さを感じさせない瀟洒な駅舎だが、老朽化により建て替えを検討しているらしく、今年3月で、二階にあった宿泊施設『フォルクローロ遠野』は、営業を終了していた。
※2025年9月現在、駅舎はそのまま使われています。 -
まずは、定期観光バスの乗車券を買うために、駅舎の向かいにあった『旅の蔵 遠野』へと向かう。そこには、観光案内所の他、売店、食事処、休憩所、コインシャワー、コインロッカーがある。貸自転車もあるので、遠野の観光拠点として使える施設であった。
旅の蔵 遠野 名所・史跡
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駅隣のバス停には、すでに、早池峰バスが運行する定期観光バス『遠野物語めぐり号』が入っていた。その車体には、水木しげる氏による妖怪が描かれている。乗客は12名と、思ったよりも少な目であった。路線バスだけではなく、定期観光バスも廃止が目立ち、寂しい限りである。ツアーバス全盛で、地元のバス会社による定期観光バスは苦戦を強いられている。
※早池峰バスは閉業し、定期観光バスは、現在、遠野市観光協会により、『遠野バスめぐり号』として運行されていますが、立ち寄り先が大きく変わっています。 -
バスに乗り込む直前、道路わきの側溝にあった鉄製の蓋に目が留まった。その蓋には、『民話のふるさと』の文字が刻まれ、中央に河童が描かれている。調べてみると、河童が担いでいる花は、旧遠野市の花である竜胆だそうだ。なお、現在の遠野市の花は、山百合だそうだ。
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バスは、遠野駅前を10時に出発。市街地を抜けると、車窓は長閑な風景となった。山や木々に囲まれ、平地には田畑があり、山際に家が点在している。まさに、日本の里山の景色であった。
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『遠野物語めぐり号』が最初に立ち寄ったのは、『南部曲り屋千葉家』である。駅からは、20分ほどである。駐車場から見上げる千葉家は、まるで砦のようである。
※現在、定期観光バスは立ち寄りません。南部曲り家(千葉家) 美術館・博物館
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急な坂道を登って行くと、また違った表情となった。それにしても、豪壮な住宅である。昔は、他人の土地を通ること無く、遠野から出ることが出来るほどの土地持ちだったらしい。千葉家と聞くと、歴史好きは、源頼朝に従って奥州藤原氏討伐に参加した千葉氏を思い起こすが、やはり千葉氏の家臣の家系だそうだ。主家であった葛西氏滅亡後、ここ遠野に逃れ土着したそうである。
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その坂の途中にあった桂の大木に、山桜が寄生していた。宿り木である。
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辿り着いた母屋は、天保年間に10年の歳月をかけて建てられたものだそうだ。右側が住居で、左側が馬屋となっている。千葉家の住宅は、『日本十大民家』のひとつだそうだが、わかる気がする。公開されていたのは、左側の馬屋部分であった。
※旧千葉家住宅は、平成28年より続く大規模な保存整備工事のため、現在見学できません。再開は、令和9年度を予定しています。 -
中へ入ると、千葉家で使われていた調度品や馬具などが展示されていた。
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馬屋には、馬の絵馬もたくさん掛けられていた。なお、平成28年度から、10年を掛けての解体大修理に入るとのことで、歴史の重みを感じる今の姿は見納めとのこと。ちなみに、ここは映画『蜩ノ記』のロケ地だそうだ。
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母屋の隣に立つ納屋を見学した後、裏手にある大工小屋の横を通り稲荷社へと向かう。千葉家の氏神だそうだが、そこで、遠野の土地神様への挨拶と、旅の無事を祈願した。
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千葉家を見学した後、バスは五百羅漢へと向かう。駐車場を出てすぐ、左手の車窓に大きな石のようなものが見えた。添乗員さんの説明によると、武蔵坊弁慶所縁の岩だそうだ。但し、置かれていた物は縮小した複製で、実物は、山道を10分ほど登った場所にあるそうである。遠野物語にも出てくるものだそうなので、次に訪れる時に観たいものである。
続石 自然・景勝地
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五百羅漢へ向かう途中で、釜石線を橋で越えた。その上から見た景色は、いかにも日本らしい風景で心が和む。田んぼの中に立つ樹も、何やら曰くのあるものらしい。さすが、民話の里である。
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自然豊かな民話の里遠野に似つかわしくない自動車専用道の無粋な工事現場を潜り、山の中にある五百羅漢に到着。すると、突然バスがクラクションを鳴らし、さらには添乗員さんがホイッスルを吹きながら山の中へと誘う。なんと、ここは熊が良く出る場所なのだそうだ。それにしても、こんな森の中に五百羅漢があるのだろうか。訊けば、森の中に点在する多くの岩に、羅漢様が彫られているのだそうだ。自然の岩に彫られているとは、想像もしていなかったので驚いた。
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苔生した岩をよく見ると、確かに像が彫られている。
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苔生しているので、はっきり見えるものは少ないようだが、苔が剥がされたのか、露出しているものもある。
自然石に掘られた森の中に佇む五百羅漢 by 旅猫さん五百羅漢 名所・史跡
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このような五百羅漢は初めてだったが、これは見る価値があると思う。
※現在、定期観光バスは立ち寄りません。 -
五百羅漢から5分ほどで卯子酉様に着いた。定期観光バスが寄るくらいなので、大きな神社かと思ったが、民家のすぐ脇にある小さな社であった。道の脇では、コスモスの花がそよ風に揺れていた。
※現在、定期観光バスは立ち寄りません。縁結びの小さなお社 by 旅猫さん卯子酉様 寺・神社・教会
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卯子酉様は、縁結びの神様らしい。赤い布に願いを書いた後、左手だけで結ぶことが出来れば叶うそうだ。願いは縁結び以外でもよいと言うので、いつものお願いをして結んできた。考えてみれば、左利きの人には簡単すぎるのではないだろうか。
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拝殿の軒下に、立派な鏝絵のようなものが掛けてあった。竹林に虎が描かれているようだ。
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今回利用したのは1日コースである。午前と午後を通しで利用するだけなので、バスは一旦遠野駅へと戻って来た。ここで、『SL銀河』と接続すると言うので、降りて観に行く。列車が到着すると、どっと観光客が降りてきたが、定期観光に乗る人はいなかった。
※『SL銀河』は、廃止となっています。 -
12時10分に遠野駅を出発し、午後最初の目的地カッパ淵へと向かう。遠野と言えば河童。カッパ淵の入口には、地元の人が書いたという河童の絵があった。
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そこから見た景色も良い感じである。遠くの山の上には、風力発電の風車がずらりと並んでいた。
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細い道をカッパ淵のほうへと歩いて行く。その途中、田んぼの脇に大きな向日葵を見つけた。もう花は終わりであった、田舎の夏を思い出させてくれた。
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田んぼは、実りの季節である。今年は、8月下旬から天候不順であったので、稲の出来が少々不安である。
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カッパ淵の手前に、人為的に掘られた池のような場所があった。説明板があり、安倍屋敷跡とある。奥州の豪族安倍貞任の弟北浦六郎重任が屋敷を構えていたところと云われているそうだ。今でも濠の跡などが残っているらしいが、この池もその一部なのかもしれない。
安倍貞任の弟重任の屋敷跡 by 旅猫さん安倍屋敷跡 名所・史跡
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安倍屋敷跡からすぐのところに、遠野の有名観光のひとつであるカッパ淵はあった。初めて見たが、正直、河童がいそうな川ではない。水が澄んでいる上、浅過ぎる。竿に胡瓜を付けて河童を釣る体験ができるのだが、網で掬えそうである。
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カッパ淵のすぐ上流の橋で川を渡ると、常堅寺という寺があった。散策路がその寺の境内を通っているので、観光客も結構多い。
常堅寺 寺・神社・教会
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境内には、大きな桜の木があった。その奥には仁王門もある。春には、結構綺麗であろう。
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その桜の木の近くに、狛犬が置かれていた。『カッパこま犬』と書いてあったが、角の部分が無くなってしまっただけである。
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仁王門は、なかなか立派な門で、きちんと仁王像が安置されている。その仁王像は、明治三年までは早池峰神社の山門に安置されていたものらしいが、明治の神仏分離令により山から降ろされたものだそうだ。あまりにも大きいため、バラバラに切り分け、川を利用して降ろしたと云われ、よく見るとかなり傷が付いている。慈覚大師の作と云われるが、江戸時代のもののようだ。※写真は阿形像。
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常堅寺からは、昼食場所である伝承園へのんびり歩いて移動する。その途中、キリンビールの遠野産ホップを栽培している畑の横を通った。ホップが実際になっているところを初めて観た。美味しい麦酒の源である。
『とれたてホップ』の生まれる畑 by 旅猫さんキリンのホップ畑 名所・史跡
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常堅寺から7,8分で伝承園に到着。とりあえず、お昼とする。食事処に入り、すでに用意されていた『伝承園定食(900円)』を食べる。遠野産の御飯に、遠野の郷土料理『ひっつみ』、一口冷やしなめこそば、山菜三品にお新香が付いていた。素朴だが、なかなか美味しかった。
※現在、昼食は道の駅『遠野風の丘』となり、カッパ淵から伝承園までは順番が逆となっています。 -
昼食後、伝承園を見学する。伝承園は、かつての遠野の生活を後世に伝えるための施設であり、園内には移築された民家などがある。その中には、国の重要文化財である『菊池家曲り屋』もある。最も古い時期の曲り屋だそうだ。
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『菊池家曲り屋』の中から、『御蚕神堂(オシラ堂)』へと進む。そこには、この地方でオシラ様と呼ばれる神様が千体以上も飾られ、何とも言えない雰囲気が漂う空間であった。
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曲り屋では、地元の語り部による遠野の昔話を聞くこともできる。遠野訛りで淡々と語られる昔ばなしは、なるほどと思えることばかり。その中でも、『犬と五徳の足』は、妙に納得する話であった。時間を取ってでも聴く価値がある。
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茅葺民家の脇で、コスモスが咲いていた。日本の秋の風景のようだが、コスモスは明治中期に渡来した外来種である。繁殖力が強いので、在来の植物にとっては困った植物の一つである。急激に増えたのは、1970年代以降と、実はかなり新しい植物である。それが、いつの間にか在来種のような顔をしているのだ。
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伝承園でゆっくりした後、最後の下車観光地である福泉寺へと向かう。着いてみると、観光寺院のような雰囲気である。かなり敷地が広いようで、僅かな時間で回るのは無理のようだ。とは言え、建物も新しいものばかりなので、あまり興味が湧かない。
福泉寺 寺・神社・教会
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本堂近くの場所から、遠野が望める場所もあったが、樹が生い茂り眺望はいまひとつであった。
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遠野駅へ戻って来たのは、14時40分過ぎ。『旅の蔵遠野』の売店を冷やかした後、駅へと向かう。駅舎の前にあったポストの上には、河童の置物が付いていた。最近の変な『ゆるキャラ』たちより、こちらの方が良い。
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ホームへ出て列車を待つ。今日は、終始天気が良く、気持ちが良かった。
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待つこと10分余り。15時09分発の盛岡行の快速『はまゆり6号』がやってきた。
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『旅の蔵』の売店で購入した遠野のどぶろくで一息入れる。辛口と甘口があったので、迷わず辛口を買ってきたのだが、これは美味しかった。
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列車は、遠野盆地を後にする。遠野盆地は、遥か昔、大きな湖だったらしい。ちなみに、地名の語源はアイヌ語の『トヌプ(沼野)』から来ているとも云われている。沼のあった野原という意味のようだ。昔、湖だったと云うこととも一致しているので、そうなのかもしれない。
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遠野駅から50分足らずの新花巻駅で下車。そして、駅西口のバス停から、16時05分発の花巻南温泉郷の無料送迎バスに乗車し、今宵の宿がある鉛温泉へと向かう。
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バスは、志戸平や大沢といった温泉を通りながら、約1時間で温泉郷最奥の一つ手前にある鉛温泉バス停に到着した。バス停には宿の送迎車が来ていて、すぐ近くの宿へと送ってもらう。今回利用したのは、鉛温泉の一軒宿『藤三旅館』である。古風な湯宿のような風情を漂わせた建物が良い感じである。
ちょっと期待外れ by 旅猫さん岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館 宿・ホテル
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ところが、玄関を入ると、何も案内が無く、しばらく四組ほどが立ちんぼ状態となった。少し経ってから、それぞれの係が部屋に案内をしてくれたが、少々対応が悪い。通された部屋は、7畳の和室。なかなか小奇麗な部屋であるが、トイレも洗面所も無い。この設備で約19,000円は高い。ふるさと割を利用して1万円未満となっていたが、後で調べてみると、ふるさと割の期間外だと通常1万円未満だと知り、がっかりであった。
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予約したプランでは、貸切風呂(銀の湯)が無料なので早速利用したが、特徴のない浴室であった。その後、しばらく部屋で休んでいると夕食時間となった。しゃぶしゃぶのプランであったが、二週間前に訪れた那須のしゃぶしゃぶのほうが、量も肉質も良かった。料理もすべて初めから並べられ、水菓子までも出ている。品数も少なく、かなり残念である。
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このプランには、秘湯ビールも一本付いていた。以前一度だけ飲んだが、まあ普通の地麦酒である。
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もちろん、麦酒だけでは足りないので、晩酌用に地酒を注文。地酒と言っても、盛岡市内の酒蔵のもので、菊の司酒造(1772年創業)の『七福神』と言う銘柄である。
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夜中に、もう一度温泉に浸かる。『藤三旅館』と言えば、温泉好きの間では有名な『白猿の湯』がある。湯船の底から自噴する湯は、温泉好きには堪らないのだが、この湯の特徴はもうひとつある。それは、湯船の深さである。何と1m25cmほどあり、165cm以下の人だと、一段高くなっている場所までしか入れない。天井も吹き抜けでとても高く、風情がある。戻る前に、向かい側にある『桂の湯』にも入ってみた。こちらは、川に面した露天風呂もあったが、やはり『白猿の湯』には敵わない。
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後で気が付いたのだが、もうひとつの『白糸の湯』に入るのを忘れた。4つある湯のどれもが入れ替え制なので、時間を間違えると入れなくなるので注意が必要だ。
※藤三旅館では、浴室内の撮影が禁止されています。 -
翌朝、窓の外を眺めると、どうも天気は下り坂のようだ。大沢温泉にでも立ち寄ってから帰ろうとしか考えていなかったので、急ぐことも無く、のんびり朝風呂を使う。
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朝食は、和洋が混じった特徴のないものであった。この宿は、名の知れた『白猿の湯』が無ければ、かなり残念な宿であった。
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9時前に宿を辞し、歩いてバス停へと向かう。しばらく待つとバスがやって来たのだが、乗る人がいるとは思っていなかったらしく、慌てたように停車した。花巻駅前で降りる際、整理券も進めていなかったらしく、私の持っていた0番の整理券を見て、「1番の料金で払ってください」と言われた。長閑なものである。
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結局、どこにも寄らずにそのまま帰ることにする。花巻駅から、9時48分発の北上行に乗り、北上駅へと向かう。
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北上駅からは、10時29分発の『やまびこ42号』に乗車する。最初の予定では、15時09分発の列車に乗る予定であったが、出発当日に、12時29分発に変更。結局、さらに2時間も早い列車に乗ることになった。『やまびこ42号』は、北上駅で在来線の列車の到着を待ち、5分遅れで発車。これで、今回の旅もお終いである。初めて訪れた遠野は、もう一度ゆっくり訪れてみたいと感じた。今度訪れる時は、『遠野物語』をじっくり読み、その世界観を感じることが出来る場所を歩いてみたいと思う。
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この旅行記へのコメント (12)
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- sweetbasilさん 2015/10/10 08:33:28
- こんにちは!
- 私も8月に藤三旅館〜遠野に行ってきました!
藤三旅館は以前はもっと鄙びた感じでしたが、横で「心の刻 十三月」とかいう高級ホテルも始めたらしく景観が悪くなりました。
とはいうものの震災以降、東北の鄙びた湯治宿が続々と廃屋になる中でこういう方向でしか残っていかないのかなとも思いました。
遠野のお写真しっとりしていて、和ませていただきました!
- 旅猫さん からの返信 2015/10/12 19:16:33
- RE: こんにちは!
- sweetbasilさん、こんばんは。
書き込みありがとうございます。
> 私も8月に藤三旅館〜遠野に行ってきました!
そうでしたか!
そういえば、隣に立派な宿があったような。
藤三旅館さんは、建物の趣とあの白猿の湯があればいいかなと思います。
小奇麗な貸切風呂とか、微妙に今風にしているのがかえって良くないような気がしますね。
ありのままで、もっと安い方が温泉好きに好かれるかなって。
旅猫
-
- hot chocolateさん 2015/10/01 00:30:47
- 民話の里・遠野
- 旅猫さま
こんばんは〜
「遠野」の旅行記には、前回ポチのみで失礼しました。
遠野にはまだ行ったことがないのですが、のどかな田園風景や砦のような南部曲り屋千葉家、河童の民話など、魅力たっぷりの土地ですね。
おどろおどろしい雰囲気のオシラ様、遠野訛りで語られる昔話、これも体験したいものです。
鉛温泉のお宿は、お風呂はよさそうだけど、お値段の割にちょっと残念だったようですね。
温泉の湯船の深さが125?!
知らずに入ったら溺れそうです。
そんな深いお風呂より、座って寛いでお風呂に入りたいな・・・
hot chocolate
- 旅猫さん からの返信 2015/10/01 19:36:12
- RE: 民話の里・遠野
- hot chocoさん、こんばんは。
続けて読んでいただきありがとうございます!
遠野は、なかなか良いところでした。
景色も長閑でよかったですし、何と言っても曲り屋で聴いた民話が面白かったです。
何とも言えない語り口で、すーっと惹き込まれてしまいました。
お勧めですよ!
鉛温泉の宿は、風情があって良かったのですが、サービスと温泉はいまひとつでした。
シンボルの温泉はとても良かったですが。
確かに、知らずにすっと入ったら溺れますね(^^;
旅猫
-
- ガブリエラさん 2015/09/26 22:20:38
- オシラさま♪
- 旅猫さん☆
こんばんは♪
以前、トラベラーさんの旅行記で、遠野を見て、行ってみたいな〜って思ってました(*^_^*)
実は、私は遠野の民話をほとんど知らなくって、読んでみようと思いながら、まだ手に入れられてません(^_^;)
カッパ、どんな姿なのでしょうね(^_-)-☆
遠くから、見てみたいですよね(*^_^*)
以前、オシラさまの写真を見て、すごく怖く感じたんです。
なんだか、私は近寄っちゃいけないような・・・。
でも、旅猫さんのお写真、明るく撮られているので、怖さを感じずに拝見させていただきました♪
遠野の民話、ネットで探してみようっと♪
ガブ(^_^)v
- 旅猫さん からの返信 2015/09/27 08:15:45
- RE: オシラさま♪
- ガブさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
遠野は、なかなか長閑でよい街でしたよ。
観光客は多めなので、有名な施設ではのんびりはできませんが。
『遠野物語』は、いろいろなタイプの本が出ていますので、好みのものを選んだらよいかと思います。
原文のままとか、原文と現代語訳が併記されているもの、今風に書いたものなどありますので。
私は角川の文庫で、原文版に拾遺が付いたものを買いました。
河童は、黄桜のような感じでは(笑)
どこかに、河童の手のミイラとかありましたよね。
オシラ様を初めて見ましたが、観光施設のものなので明るいのかも。
馬と娘の恋愛譚を昔語りで聴きましたが、良かったですよ。
悲しい話ですが、語り部の話し方がとても素朴で素敵でした。
旅猫
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- rokoさん 2015/09/19 22:47:16
- 遠野
- 旅猫さん こんばんは
民話の里 遠野
以前早池峰山に行くときに近くを走りました。
河童の伝説は知ってましたが、五百羅漢なんてあるんですね。
自然の岩に彫られているとは、実際に見てみたいものです。
観光スポットのカッパ淵 あまり河童が出てきそうな雰囲気でもないですね^^
曲り屋の中で地元の語り部から聞かれた遠野の昔話 面白そう〜
コスモスと茅葺屋根 日本の秋って感じで好みです。
確かに外来種ですが、困った植物の中に入るんですか?
コスモスは「秋桜」ともいわれ、日本の風景に溶け込んでるように思えるんですが、どうなんでしょう。
ポストの上には河童の置物
最近の変なゆるキャラたちより、こちらの方がいい 同感です。
遠野の風景、愉しませていただきました。
- 旅猫さん からの返信 2015/09/26 08:43:16
- RE: 遠野
- rokoさん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
遠野の五百羅漢は、私も観るまでは知りませんでした。
てっきり、お寺の境内にあるものだと。
森の中の自然の岩に彫られたものだと知り、驚きました。
カッパ淵は、浅すぎてせせらぎと言った感じ。
どうみても、河童が泳いでいそうな川ではないですね。
鮎や岩魚ですら座礁するくらいの流れですからね。
曲り屋の中での遠野の昔ばなしは面白かったです。
遠野物語の世界がぐっと身近に感じられました。
コスモスは綺麗ですが、やはり繁殖力が強くどんどん増えてしまいます。
背も高くなり、ちょっとした草地も、在来種がすぐに駆逐されてしまいますよ。
我が家の前にある駐車場の空きスペースに、去年誰かが捨てたのか、
キバナコスモスが一株咲いたのですが、今年には、もうたくさんに。
管理の人も、草刈の際、わざわざコスモスだけを残すしていて、来年が今から不安です。
小さなツユクサが姿を消してしまい、寂しい限り。
> 最近の変なゆるキャラたちより、こちらの方がいい 同感です。
ですよね。
旅猫
-
- 天星さん 2015/09/19 13:25:06
- 河童
- 甲斐殿、温泉奉行の職務
まじめにやっておられますね〜
あれ、白糸の......ヌケタ(そんなこともあるのねぇ〜笑)
小川に簡単な竿にきゅうり
そんなんで河童が釣れる......
ちょっとしたジョークではございますが
もう少し、何か工夫が欲しいものですね!
遠野物語って映画にもなってるようで
最後は、白馬に乗った男が
女を迎えに来る.....っていうストリー
意外とラブロマンスなんですね
ネットでちょっと見ました!
道中、9/9〜11の台風18号の大雨の被害で影響は
なかったのですか?
大変な雨でしたね〜
えちご
- 旅猫さん からの返信 2015/09/26 08:28:24
- RE: 河童
- えちご殿
書き込みありがとうございます。
遠野は、長閑で良いところでした。
カッパ淵は、魚すら泳げないほど浅くて、河童は歩伏前進しかできません(^^;
竹竿にきゅうりですが、あれ、たくさん置いてあるのですよ。
ですので、みなさん、次々と釣竿を垂れて記念撮影していました。
映画の遠野物語は、ほとんどオリジナルの脚本なので遠野物語とは違っています。
遠野物語は説話集で、498話もの短い話が収録されています。
神様や妖怪などの話が中心です。
その中の69話目に、馬と娘の恋愛の話(悲劇ですが)があり、それをちょっと使っているくらいでしょうかね。
もちろん、白馬に乗って王子様はやってきません(笑)
今回泊まった宿は、ちょっとお値段の割にあれって感じでした。
そのせいか、間抜けにも入り忘れた湯もあり。。。
私が訪れたところは、どこも大雨の影響はありませんでした。
凄い雨でしたね。
甲斐の山猫
-
- kodeyanさん 2015/09/19 12:48:35
- 定期観光バスもいいですね
- 旅猫さん こんにちは
定期観光バス『遠野物語めぐり号』というのがあるんですね。
でも乗客12名というのは少ないような・・
たしかに地元バス会社による定期観光バスは厳しいでしょうね。
この前、奈良県の田舎で路線バスに乗りましたが
このバスは自治体の補助を受けて走っています。
存続のためにも乗ってください、というようなアナウンスがあり
ウルっときました。
ところで藤三旅館の夕食ですが、
しゃぶしゃぶだけどギョギョですよ。
ふるさと割りだからいいものの、お値段が高級すぎです。
白猿の湯はいいお湯ですね。
溺れそうになりましたが(笑)
ではでは☆彡
- 旅猫さん からの返信 2015/09/26 07:49:07
- RE: 定期観光バスもいいですね
- kodeyanさん、こんにちは。
お返事が遅くなりすみませんでした。
5連休、ちょっと遠出をしていたもので。
定期観光バスも、次々と姿を消し、寂しい限りです。
最近では、男鹿半島の『なぎさ』号が無くなり、
それでなくとも不便な男鹿半島の足が、さらに悪くなってしまい。。。
『遠野物語めぐり号』も、『SL銀河』からの乗客がいるかと思ったら、
誰も乗ってこないので驚きました。
やはり、鉄道で来ても、あとはレンタカーのようです。。。
地方の鉄道や路線バスも、補助金なしではやっていけませんからね。
それも、次々と減額されて敢え無く廃止と言うパターンばかりで。
国交省の予算は道路財源ばかり。
豪華な自動車専用道やテーマパークのような道の駅を造り続けていて。
今回も、長閑な遠野の里に、巨大な自動車道を山を削って造っていたのでイラッとしましたよ。
藤三旅館は、ちょっと高過ぎますね。
ふるさと割は、どうも普通のおもてなしと違っているような気もします。
『白猿の湯』は良いですね。
溺れそうになりましたか(^^;
深いですよねぇ
旅猫
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