2024/04/21 - 2024/04/22
4位(同エリア107件中)
旅猫さん
今年は、桜の開花時期に忙しく、地元や都内などで花見をすることが出来なかった。しかし、一年に一度しか巡って来ない桜の季節に、一度も花見をしないと言うのは寂しい。そこで、4月中旬を過ぎ、ようやく一息付けたこともあり、思い切って桜に会いに出掛けることにした。調べてみると、桜前線は、すでに青森県に達している。弘前などは恐ろしく混み合うので、さらに調べてみると、小岩井農場の桜が咲き始めているようだ。日程は、4月21日から二日間とし、盛岡に宿を確保した。それが、18日のことである。
(2024.05.17投稿)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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そして当日、大宮駅を10時43分に出る『こまち17号』に乗車。一路、盛岡駅を目指す。今回は、桜を観る旅であるが、すでに車窓は新緑である。そして、1時間50分ほどで、車窓に岩手山の秀麗な姿が見えて来た。
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盛岡駅から田沢湖線へ入り、15分足らずで雫石駅に到着した。雫石に来ることにしたのは、実は19日の夜である。調べていて、気になる場所があったからである。駅舎を出て、長閑な景色の中を歩いて行く。その景色の奥には、秋田駒ヶ岳の美しい山並みが見えていた。
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しばらく歩くと、その気になる場所が見えて来た。桜並木である。
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その桜並木の手前にある堤防に登ると、岩手山が綺麗に見えた。
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堤防の内側には、桜並木が続いていて、ちょうど満開である。今年も、どうにか桜を観ることが出来て、良かった。
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堤防から降り、桜並木の中を歩く。すると、奥の方から馬がやって来るのが見えた。盛岡地方で有名な『チャグチャグ馬コ』の飾りを付けている。
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『チャグチャグ馬コ』は、200年以上の歴史があり、滝沢市の鬼越蒼前神社から、盛岡市の盛岡八幡宮までの道のりを、華やかに着飾った60頭ほど馬が歩いて行く祭である。歩く度に、馬に付いた鈴が『チャグチャグ』と鳴ることが名の由来と云われている。かつては、100頭ほどが練り歩いたそうである。盛岡の初夏の風物詩である。
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快晴の空の下、桜並木を歩く。
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すぐ脇を川が流れている、川岸の樹々はすでに新緑の装いだ。
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桜は青空が良く似合う。
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堤防の上からの眺めもなかなかである。
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ちょうど昼時なので、土手に腰掛け、大宮駅で買い込んで来た焼き鳥弁当をいただく。これで、麦酒があれば良いのだが、残念ながら駅にも売っていなかった。
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食後、再び桜を愛でながら散策する。
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雪解けの時期のせいか、川の水がすぐ近くまで来ている。その景色を観ていると、ふと大沼公園の景色を思い浮べた。
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堤防の上を、仔馬が歩いていた。いつかは、『チャグチャグ馬コ』で活躍することだろう。
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堤防沿いの道から、景色を眺める。遠くに連なるのは、岩手山(右手)から秋田駒ヶ岳へと連なる山並みである。まだ雪が残り、とても美しい。
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天気も良く、春らしい陽気なので、花見をするのにはちょうど良い。
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桜並木の向こうには、優し気な秋田駒ヶ岳が横たわっている。以前、あの山を歩いたことが、懐かしく思い出された。
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『チャグチャグ馬コ』が、子供を乗せている。
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思い切って雫石まで足を延ばした甲斐があった。天気も景色も良かったので、予定より一時間も長く滞在してしまった。
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駅へと戻る途中、雫石町のマンホールを見つけた。町の花である『菊』と、町の鳥である『鶯』、そして、町の木である『杉』が配されている。
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住宅街の中に、変わった像が置かれていた。岩手が誇る童話作家『宮沢賢治』の短編『どんぐりと山猫』に纏わるものであった。
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雫石駅から、14時31分発の『こまち28号』に乗り、宿のある盛岡駅へと向かう。虚位の宿は、盛岡での定宿となっている『ダイワロイネットホテル盛岡駅前』である。直前に予約したので、少々料金が高かった。
ダイワロイネットホテル盛岡駅前 宿・ホテル
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まだ15時半前なので、『ビアベースベアレン盛岡駅前』で軽く麦酒を呑むことにする。まずいただいたのは、『ヴィース』と言う銘柄。初めて呑んだが、呑み口の良い、爽やかな麦酒であった。
ビア ベース ベアレン 盛岡駅前 グルメ・レストラン
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夕食前なので、軽い料理をいただく。注文したのは、南部赤鶏を使った『フライシュケーゼ』。これがとても美味しく、つい『プレミアムラガー』を追加してしまった。
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麦酒で喉を潤した後、以前から気になっていた喫茶『カプチーノ詩季』でひと休みする。店内は落ち着いた雰囲気で、とても素敵である。
ゆったりとした時間が流れる大人の喫茶 by 旅猫さんカプチーノ詩季 グルメ・レストラン
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注文したのは、エスプレッソ(S)とケーキのセット。最近、旅先で喫茶に入ると、必ずと言っていいほどケーキを頼んでしまう。先日の黒石では、ケーキが無かったので、ここにはあって良かった。ガトーショコラと悩んだが、チーズケーキを選択した。
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宿へ戻る前に、開運橋から岩手山を眺める。開運橋からの眺めは、盛岡の代表的な風景のひとつである。
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宿に戻り、フロントで地酒の楽しめる店を教えてもらう。近くにある二つの居酒屋に当たりを付けたが、一軒は休みで、もう一軒は営業時間前であった。仕方が無いので、宿でもらった券で一品無料となる『ゑん』と言う店に入った。その券では、燻製の盛り合わせが無料であったが、有料のものと比べると、あまりにも量が少なく、残念であった。
ゑん グルメ・レストラン
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お酒は、地元の菊の司酒造が醸す『菊の司 にごり生原酒』とした。追加で、『燻製たこ』を注文したが、これも量が少なかった。結局、料理もお酒もいまひとつで、店自体も大規模店舗と言った雰囲気だったので、早々に切り上げることにした。
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翌朝、予定では小岩井農場の桜を観ることにしていたのだが、駅前のバス停に行くと、30分前だと言うのに長蛇の列が出来、そのほとんどが隣国の人たちである。一旦乗り込んだが、すし詰め状態なので、諦めることにした。どうしようかと駅の改札へ向かうと、ちょうど9時46分発の『こまち5号』が出るところで、それに飛び乗ってしまった。車内で調べると、角館の桜も終わっている。そこで、田沢湖駅で降り、10時40分発のバスに乗り、田沢湖へ向かうことにした。
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15分ほどで着いた田沢湖は、美しい佇まいであった。この美しい湖を観るのは、12年ぶりである。
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湖畔には、白砂があり、まるで南国の浜辺のようである。記憶では、このようなものはなかったような気がする。
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よく見ると、湖面に潮目のようなものがある。くっきりと色の違いが分かるほどだが、どのようにして出来たものなのだろうか。不思議である。
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それにしても、美しい。恐山の宇曽利山湖にも似た景色である。
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どちらも酸性度が高いのだが、透明度では、圧倒的に田沢湖の方が上である。その水の美しさは、上高地の梓川並みである。透明度では、摩周湖に首位を譲るものの、水深では日本一を誇っている。
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30分ほどの滞在で、11時21分発のバスに乗り、田沢湖駅へと戻った。列車の時間まで少しあるので、駅前の土産物屋に立ち寄った。
田沢湖いち お土産屋・直売所・特産品
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以前立ち寄った時にもお酒の試飲をしたが、今回も三種類呑んでみる。その中で、能登半島地震復興支援ラベルの『大納川 純米吟醸』が気に入ったので、二本購入した。別の店では、気に入っている稲庭うどんを買い求めた。個人的に、うどんと言えば稲庭なのである。
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それにしても、田沢湖界隈は空いていた。湖畔でも数人しか出会わなかったし、駅も静かなものである。あの小岩井農場行のバスの異常な混み方が嘘のようだ。
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12時12分発の『こまち22号』で盛岡駅へと戻る。往きの列車は座れないほど混んでいたが、上りはそこそこ空いていた。
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盛岡駅からは、13時50分発の列車を予約してあるので、小一時間ほどある。そこで、お気に入りの『えびすけ』に立ち寄ることにした。今回は、初めてせんべろセット(1,200円)を利用する。お酒二杯とつまみニ品が選べるのだが、ホッピーだとなか三杯となる。つまみは、揚げ出し豆腐とちくら天をいただく。
立呑 えびすけ グルメ・レストラン
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ちくわ天は、少々量が少なかったが、安いので問題ない。
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そして、会員ストラップを提示し、鶏もも串を一本貰う。
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さらに、どんなものだろうと鶏の唐揚げを頼んでみた。3個入りで、からりと揚がっていて、なかなか美味しかった。
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貼り紙にあった自家製『うるいの酢味噌』もいただいてみる。お酒に合いそうなので、地酒も追加した。
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列車の時間が近付いて来たので、ホームへと向かう。そして、『こまち24号』に乗り込み、盛岡を離れる。今年最初で最後の花見をする旅。小岩井農場の桜を観ることは出来なかったが、雫石で堪能できたので良かった。来年は、ゆっくりと桜を愛でたいものである。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- ポテのお散歩さん 2024/05/20 13:15:04
- 雫石
- 旅猫さん こんにちは。
雫石の桜並木、見事ですね!
お寺に咲く一本の桜に大勢の観光客が押し寄せる事もあれば
この様に見事な桜並木が地元の人にだけに見守られる木もありますね。
どちらの桜も綺麗ですが、自然の中でのびのび育つ方が幸せそうです(^-^;
冠雪している岩手山や青空とのコラボは最強ですね♪
今年の春はお仕事で忙しかったそうですが
東北らしい桜に会えてよかったですね。
『チャグチャグ馬コ』は実際に見てみたいです。
盛岡には素敵な喫茶店が多いので、ゆっくり訪れたい街です。
小岩井農場は外国人客に人気なのですね。
田沢湖では静かだったようですが、その先の乳頭温泉は
賑わっていそうです。
以前は土日や連休を外せば、あるていど混雑回避は出来ましたが
今は平日休日が関係ないインバウンドなので こちらが避けるしか無いですね。
(*^-^*)
ポテ
- 旅猫さん からの返信 2024/05/21 20:48:52
- RE: 雫石
- ポテさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
雫石の桜並木は、なかなか見事でした。
結構な規模なのですが、混み合ってはいませんでした。
周囲の景色も素晴らしく、岩手山と秋田駒ヶ岳が一緒に観ることが出来るのが良かったです。
『チャグチャグ馬コ』は、観光用に一頭だけいたようです。
今春は、職場を異動したうえ、異動先が忙しくて。。。
3月中に見ごろになってくれれば良かったのですが。
盛岡は、確かに雰囲気の良い喫茶が多いようですね。
前回も素敵な喫茶に入りましたが、今回もなかなか良かったです。
小岩井農場行のバスの混雑は異常です。
月曜日ですし詰めなので、土休日はどうなってしまうのか。
ほとんどが、お隣の国の人たちでしたが。
田沢湖は、何故か空いていました。
乳頭温泉が外国人には人気なので、途中の田沢湖は通過なのでしょうかね。
どんどん増える外国人観光客、正直、もう増えないでほしい。
と言うか、減って欲しい(^^;
旅猫
-
- 群青さん 2024/05/19 08:38:01
- やはり4月の3週目でもギリギリ!
- 旅猫さん おはようございます。
桜前線を見定めてドンピシャリのタイミングでサクラを愛でるのって本当に難しいものですね。
4月3週目であっても北東北のサクラの名所で盛りとはならないのか!と思うと・・・
かと言って満開の見頃だと人混みもスゴイし。
雫石のサクラの風景や岩手山を青空の下眺められて本当に良かったと思います。
実は自分、まだちゃんと岩手山を見たことがないので(涙)
天候に恵まれるってホント大切だな!と感じました。
群青
- 旅猫さん からの返信 2024/05/19 10:13:01
- RE: やはり4月の3週目でもギリギリ!
- 群青さん こんにちは。
書き込みありがとうございます。
桜前線の北上は、毎年違うので、なかなかぴたりと合うのは難しいですよね。
以前なら、北東北は5月の連休が見頃でしたが、今は4月中ですし、今年は、4月中に札幌まで北上しましたからね。
逆に、関東は思ったよりも遅くて、まさかの4月初め。
おかげで、花見が出来ませんでした。
でも、雫石で満開の桜を観ることが出来て、良かったです。
やはり、年に一度は花見をしたいですからね。
雫石の桜は、人も少なくてゆっくりと楽しめました。
天気も良くて、岩手山や秋田駒ヶ岳もくっきりと見えて綺麗でした。
旅先での青空は、最高ですよね。
旅猫
-
- ねもさん 2024/05/18 19:16:15
- 岩手山と桜(^^;)
- 旅猫さん
残雪の岩手山と桜、どちらも美しい👍
この穏やかな晴れた日でした、私の骨折😅 なんで、こんな状況でトラブったの⁉️という感じ💧
おかげさまで、ようやく退院できそうです(^^*)
- 旅猫さん からの返信 2024/05/18 19:38:36
- RE: 岩手山と桜(^^;)
- ねもさん、こんいちは。
書き込みありがとうございます。
退院が出来るとのこと、おめでとうございます。
あの穏やかに晴れた日に、惨劇が起こっていたのでですね。
あの日は、本当に気持ちよく晴れていました。
岩手山と秋田駒ヶ岳が一緒に観ることが出来る場所があるとは初めて知りました。
しかも、桜並木もあり、春はとても美しい場所でした。
旅猫
-
- hot chocolateさん 2024/05/18 01:16:06
- 東北の花見
- 旅猫さま
こんばんは。
東北のお花見の旅行記にお邪魔しています。
一口に「東北の」と云っても、混雑度は様々。
雫石の桜並木はのどかで、秋田駒ヶ岳の美しい山並みも素晴らしい。
桜は丁度満開だったのですね。
更に、「チャグチャグ馬コ」にも出会えるなんて幸運です。
田沢湖の水の透明度は、まさに梓川の水のように澄んでいますね。
「ホッピー」って、よく見かけるのですが、何ですか。
お酒が飲めないので分かりません。
hot choco
- 旅猫さん からの返信 2024/05/18 10:42:24
- RE: 東北の花見
- hot chocoさん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
今年は、東京では開花が遅れましたが、その後は一気に北上し、4月中の札幌まで桜前線が行ってしまいました。
この時も、すでに角館や弘前は終わっていて、山間が見頃でした。
今回観た桜は、偶然見つけたところで、とても長閑な場所でした。
岩手山や秋田駒ヶ岳が一望でき、景色も素晴らしかったです。
『チャグチャグ馬コ』は、祭りの時期ではないので、観光の一環でやっていました。
田沢湖は久しぶりでしたが、相変わらず綺麗な湖でした。
水辺は、まるで梓川の流れのようで、硝子のように透明でした。
『ホッピー』は、麦芽とホップが原料で造られる炭酸飲料です。
原料から分かるように麦酒系ですが、アルコール度数が0.8%しかありません。
なので、基本的には焼酎で割って呑みます。
氷も入れるため、かなり呑みやすいです。
『ホッピー』1本で、中ジョッキ3杯くらい楽しめますが、アルコール度数が低いので、酔うことはほとんどありません。
ちなみに、80年近い歴史がある飲み物です。
旅猫
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