ベルリンから初めての東欧ポーランドへ、そしてトランジット中にアムステルダムへ③（ヴロツワフ)

2015/08/17 - 2015/08/24

二日目の午後です。ベルリンのレストランで昼食を終え、いよいよポーランドへ入国します。最初に訪れる街はヴロツワフ。ここは第二次世界大戦前はドイツ領だったため、大戦時は独軍とソ連軍の戦闘で壊滅的な被害を受けました。戦後市民の手で正確に復元された町です。どんな町なんでしょうか。
初めて訪れる町は期待と興奮で胸がわくわくするのは私だけでしょうか。
でも、一方ハチに刺された右手の親指が痛みます。そうだ、余りはしゃぎ過ぎないように自重してと、自分に言いきかせます。
同行の添乗員さんがハチに刺されたのを気遣って下さって、「大丈夫ですか？」と声をかけて下さいます。有難いことです。そう言えば、昼のレストランでも私を刺したハチと同じハチが窓から入ってきました。この時期どこでもいるんでしょうね。

エリア ブロツラフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

世界遺産百周年記念ホール
車窓から撮りました

ヴロツワフの百周年記念ホール 現代・近代建築

百周年記念ホール
ナポレオン戦争におけるライプツィヒの戦いの勝利から100周年を記念して1913年に建てられたホールです。当時としては世界最大級のコンクリート製のドームを持った近代的な建築物だったので世界遺産に登録されたそうです。

ヴロツワフの百周年記念ホール 現代・近代建築

オペラ劇場です。
豪華絢爛、金ピカの劇場だそうですが、当日入場観光の予定はありませんのでそのままスルーします。

オペラ劇場の正面です。

モノポル・ヴロツワフホテル。
ヴロツワフの最高級ホテルで、ピカソも泊まったホテルです。アドルフ・ヒトラーお気に入りのホテルで、彼はここに逗留し、ここのバルコニーから演説したそうです。

HOTEL MONOPOL ホテル

ヒトラーが演説したバルコニーです。

HOTEL MONOPOL ホテル

シフィドニッカ通りです。
何の建物だったかな？美しい建物ですね。

シフィドニッカ通りです。
写真では分かりにくいですが、左右の建物は大戦中に破壊されたため戦後再建されたものです。むかって右は旧来の建物ですが、左は前衛的な建物で統一されていました。う〜ん、ちょっとアンバランスかな。

シィフィドニッカ通り。
町の中心旧市場広場へと続く大通りで、人出が多かったです。車は走っていません。歩行者専用道路のようです。
左右の街並みは美しく自然と心が浮き浮きしてきます。

市庁舎です。
装飾がとても素敵です。中世の物語あるいは絵本に出てくるような建物でとても市庁舎とは思えません。何度も改築が加えられてゴシック様式の建物になりました。
内部にはアート博物館があります。

市庁舎 建造物

市庁舎の側面です。このあたりの装飾も素晴らしいです。１階はレストランでした。

市庁舎 建造物

同じく市庁舎の側面です。上のほうの装飾をアップにしてみました。

市庁舎 建造物

天使のような彫刻でしょうか？
人のようにも見えるのでじっと見てましたが、微動だもしません。でも人みたいですね。

市庁舎のブロンズミニチュア模型です。この左にインフォメーションがあります。

市庁舎裏側（西側）です。少し角度を変えて撮ってみました。

市庁舎の裏側（西側）には時計台がありました。
そろそろ夕刻で旧市場にある青空レストランには人々が集まっていました。

市庁舎 建造物

市庁舎と街並みです。
通りには露店が店開きをしています。

旧市場広場 散歩・街歩き

通りの片隅では初老のサックス奏者が夕暮れに合うムード音楽を演奏していました。

旧市場広場です。建物の色も屋根の形も違いますが、それでいて整然としていて綺麗です。

旧市場広場 散歩・街歩き

同じく旧市場広場です。建物が綺麗ですね。本当にここは綺麗な町です。よく見かける落書きもありません。
こちらの方が世界遺産にふさわしいんですけど。ツアーで同行したお爺様も同じ事をおっしゃっていました。

旧市場広場 散歩・街歩き

旧市場広場で水浴びする子供達。
涼しそうですね。

旧市場広場 散歩・街歩き

新市庁舎です。

旧市場広場に面した建物群。色もカラフル。そして建物の屋根はバラバラ、統一性がなくてそこがいい。

旧市場広場 散歩・街歩き

噴水とガラスのオブジェで涼しそうです。

市庁舎前広場です。
ここにもカラフルな建物群が。右の建物が綺麗。もっと前で写真を撮れば良かった。

旧市場広場 散歩・街歩き

石畳の道路です。雨の日は滑らないように気をつけて歩きましょう。

観光用の馬車ですが御者はどこに行ったのでしょうか。

ヴロツワフでは有名な小人の妖精像です。もともとは冷戦下社会主義時代に学生達が学生運動のシンボルとして作ったものだそうで、今では市内に２００か所以上もあるそうです。
少ない時間で妖精さんを探しましょう。これは煙突掃除屋さんかな。

「うんしょ、うんしょ。」後ろから玉を押す妖精さん。前は玉を抱えようとする妖精さんかな？「おーい、あまり力を入れるなよ。玉が持ち上がらないじゃないかよ。」そんな声が聞こえるようです。

妖精さん、玉を抱えているの？重そうだね。
頭をなでられて帽子がピッカピカだね。

３人見つけたよ。皆帽子がピッカピカ、真ん中の子はメガネがピッカピカだね。

本日の宿泊先、オルビス・ヴロツワフホテルです。
旧市街から少し離れた所ですが、現地ガイドさんは市庁舎広場に歩いて行ける距離だと言ってました。
でも、ハチに刺された指がまだ痛いので、早朝歩いて行く気にはなりませんでした。

ノボテル ヴロツワフ セントラム ホテル

ホテルのレストランです。今晩はここで夕食です。

ノボテル ヴロツワフ セントラム ホテル

夕食は野菜サラダ、メインは鮭のソテーにベーコンのせとパスタ、そしてデザートでした。

客室です。ミネラルウォーターがサービスで付いていました。
テレビはブラウン管テレビです。旧共産圏の国のホテルはブラウン管テレビだ多いですね。クロアチアもそうでした。
ポット付きです。ありがたい。

ノボテル ヴロツワフ セントラム ホテル

お風呂はバスタブです。昨日はシャワーだったので湯船に浸かって疲れを取りましょう。でもでも、ハチに刺された右手の親指がまだ腫れて痛い。
指は湯に浸けないでおこうかな。

部屋にはサービスでミネラルウォーターが置いてありました。ありがたい、さっそく水分補給しましょう。

一人でもツインベッドです。一人寂しく寝ましょう。でも寝付けません。だって日本はもう朝ですもの。完璧に時差ボケです。明日は疲れて寝れるかな？
一応お休みなさい。

ノボテル ヴロツワフ セントラム ホテル