今日は旅行の５日目、いよいよ折り返しに入りました。天候は晴れです。この旅行は本当に天候に恵まれています。ツアーでご一緒した皆様の日頃の行いが良いからでしょうか。<br />それはさておき、今日は奇跡のマリア様「黒い聖母」があるチェンストホーヴァのヤスナ・グラ修道院を訪れます。<br />ヤスナ・グラ修道院は1382年にウワディスワス・オポルチク公がハンガリーの聖パウロ神学者達を招いたことを記念して建設されました。この修道院には「黒い聖母」として有名なイコンが収められているので、ポーランドはもちろん、世界中から多数の巡礼者が訪れています。<br />「黒い聖母」は奇跡のマリア様として国民の厚い信仰を集めています。1655年スウェーデン軍がポーランドを侵略しクラクフやワルシャワまでも占領されましたが、ヤスナ・グラ修道院だけはスウェーデン軍の攻勢に屈せず、これは「黒い聖母」がもたらした奇跡だと語り継がれています。<br />

ベルリンから初めての東欧ポーランドへ、そしてトランジット中にアムステルダムへ⑧（チェンストホーヴァ、ヤスナ・グラ修道院）

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2015/08/17 - 2015/08/24

4位(同エリア8件中)

#遺跡・歴史

ポポポさん

今日は旅行の５日目、いよいよ折り返しに入りました。天候は晴れです。この旅行は本当に天候に恵まれています。ツアーでご一緒した皆様の日頃の行いが良いからでしょうか。
それはさておき、今日は奇跡のマリア様「黒い聖母」があるチェンストホーヴァのヤスナ・グラ修道院を訪れます。
ヤスナ・グラ修道院は1382年にウワディスワス・オポルチク公がハンガリーの聖パウロ神学者達を招いたことを記念して建設されました。この修道院には「黒い聖母」として有名なイコンが収められているので、ポーランドはもちろん、世界中から多数の巡礼者が訪れています。
「黒い聖母」は奇跡のマリア様として国民の厚い信仰を集めています。1655年スウェーデン軍がポーランドを侵略しクラクフやワルシャワまでも占領されましたが、ヤスナ・グラ修道院だけはスウェーデン軍の攻勢に屈せず、これは「黒い聖母」がもたらした奇跡だと語り継がれています。

エリア

チェンストホーヴァ(ポーランド)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

グルメ: 4.5

同行者: 一人旅

交通手段: 観光バス徒歩

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: 阪急交通社

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修道院に行く前にチェンストホーヴァのレストラン「スマチェク」で昼食をとりました。
クラクフからは約２時間かかりました。

スマチェク地元の料理
今日のスープはジューレックです。これは美味しかったですね。お土産に買ったクノールのジューレックより、数段美味しかったです。
メインはロールキャベツですが、これは大きい。
日本人には量が多すぎます。
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ヤスナ・グラの尖塔です。駐車場には夏休みもあってか欧州各国から巡礼の人達や観光客が大勢つめかけていました。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
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尖塔とインフォメーションセンターです。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会

修道院の奥に続くアーチ門が見えます。左は礼拝堂入り口です。
この建物は礼拝堂の入り口で、ここの礼拝堂に「黒い聖母」があります。
礼拝堂入り口と尖塔です。
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白い建物はインフメーションセンターです。その上部に掲げてあるのが「黒い聖母」の絵です。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
インフォメーションセンターの右のアーチは博物館の入り口です。
今日のガイドさんはこの修道院の神父さんでした。ちょっと面白い人で「皆さん日本のカメラで写真一杯撮って下さい」を連発していました。
まず最初に修道院の中にある博物館から見学します。
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この方が本日ガイドをしてくださる神父様です。「日本には一度来たことはありますが２時間くらいでした。」とジュークを飛ばしていらっしゃいました。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
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博物館の内部です。これは「黒い聖母」様に着せられる衣装です。
王侯や諸侯から寄進された物や大富豪の信者から寄進された豪華な衣装がここに展示されていました。

ヤスナグラ僧院の博物館博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは宝石が散りばめられ金冠をいただいた衣装です。

ヤスナグラ僧院の博物館博物館・美術館・ギャラリー
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この衣装は総琥珀の豪華なものです。是非マリア様に着ていただきたいと寄進されました。季節の変わり目に衣装替えをするそうです。

ヤスナグラ僧院の博物館博物館・美術館・ギャラリー
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金・銀で作られた飾りも展示されています。絵画、楽器、聖具など色々展示されていました。

ヤスナグラ僧院の博物館博物館・美術館・ギャラリー

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主聖堂です。この修道院には２つの教会があり、こちらが主聖堂です。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
こちらの教会も立派です。
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主祭壇です。彫刻が見事です。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
アップにしてみます。
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「黒い聖母」が安置押された聖堂では御簾が上がり、「黒い聖母」の拝観が始まりました。この聖母を一目見ようと多くの信者、観光客が押し寄せ、聖堂はすし詰めです。
少しずつ聖堂内に進んで行きます。
ここでも神父さんが「日本のカメラで一杯写真を撮って下さい。」と叫んでいました。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
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聖堂内の奇跡のマリア様「黒い聖母」です。（イコンです）
では何故「黒い聖母」と呼ばれるのでしょうか？それは顔が修道院に火をつけられた時の煤で黒くなったためです。
さて、聖堂の入り口に着くと我々観光客は堂内の信者席を避けて壁伝いに「黒い聖母」に少しづつ近づいて行きます。
堂内は祈りをささげる人々で一杯です。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
壁沿いからアップで写真をとりました。堂内ではすでにミサが始まっていました。
我々を含めて観光客は壁伝いに進みながら次々と写真を撮って行きます。
何か信者さんの邪魔をしているようで申し訳ないような気持ちになりました。
すみませんが、もう一枚だけ撮らせて下さい。
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やっとお顔が見える所まで来ました。右頬に２本の大きな傷があります。これは
モンゴル軍が侵攻してきた時、モンゴル兵がこのマリア像を運びだそうとしたところ、突然鉄の様に重たくなったため、激怒した兵に刀で切りつけられたとも、盗賊に切りつけれられたとも言われています。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
拝観を終わり内陣の外に戻ってきましたが、まだ多くの人が堂内に詰めかけ、外からも祈りをささげていました。
信者さんと観光客で一杯です。
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聖人（だれだったかな。）の絵が安置されたお堂です。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
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聖マリア巡礼道です。8月15日の聖母被昇天の日には全国から信者の方が巡礼のためこの道を歩いて来られるそうです。

ヤスナグラ (光の丘) 僧院寺院・教会
聖母被昇天の日にはこの広場に多くの信者さんが詰めかけ、ここでミサが行われるそうです。
ヤスナ・グラ修道院を後にしてワルシャワに向かいます。バスで3時間10分かかる予定です。