2015/07/12 - 2015/07/15
504位(同エリア985件中)
小心者さん
近いけれど行ったことのない岐阜市。
自分に甘い汁を吸わせてやろう、と行ってみた。
梅雨は明けてないだろうから雨は覚悟していたけれど、前日くらいから突然『真夏の暑さ』に。
本当に命の危険を感じるほどの暑さで、街歩きはほとんどできなかったが、それでものんびりリフレッシュできた4日間だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
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-
最寄り駅近くで朝マックし、昼頃に名鉄電車に乗り込む。
電車内。
岐阜に近づくにつれ人が減り続け、ついに無人に。
誰もいない名鉄電車なんて乗ったことがないので、つい撮影。 -
名鉄岐阜駅前から岐阜バスで本日の宿『ホテルアルモニーテラッセ』へ。
12畳もある和室に一人ぼっち。
座椅子も一つだけ ぽっつーん。 -
部屋からの眺め。
晴天の日曜日ということもあり、ジェットスキーを楽しむ人たちが見える。
誰かひっくり返らないかなー、と思って眺めていたが… -
部屋風呂はユニットバスではなく、洗い場があって使いやすい。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープはもちろんのこと、洗面所にはクレンジングや化粧水・乳液も揃っている。 -
が、ここの最上階には大浴場がある。
温泉ではなく、窓の目隠しがちょっと邪魔だけど、貸し切り状態でとても気持ちよく利用できた。 -
湯上り処。
サントリーの天然水のサーバーが設置されている。 -
エレベーターホールの大きな窓からは長良川の眺めが美しい。
-
夕食まですることもないので、1階のカフェに行ってみる。
ここは結婚式場なので、おしゃれな雰囲気が漂い場違い感がハンパない。 -
似合わないことこの上ないオシャレなケーキセット。
上に載っているマカロンに釣られて、ついこの『人参ケーキ』を選んでしまったものの…
デカイのなんの。
お腹一杯でメッチャぐるじい。
(朝マックでカフェインを摂ったので)マンゴージュースを選んだことも敗因か。
更にこの後昼寝までかましたので、夕食まで満腹感が消えることはなかった。 -
絶望的にお腹が減らないまま夕食へ。
メニューは、一番安いプランの『友禅会席』。
「家族連れに囲まれての孤食はつらいなぁ」と懸念していたが、個室が用意されていた。感謝!
お陰様でゆっくり食事を楽しむことができた。
窓の外には日本庭園も見える。 -
前菜五種盛り。
お腹減ってなくてもめっちゃ美味しい! -
料理は一品ずつ運ばれてくるコース式なので、熱々を頂ける。
それに一人だと気兼ねなく写真が撮れるね! -
和食レストランでの会席なんだけど、こんな料理も。
見た目も美しい。 -
超満腹だけど、気合でデザートも完食。
いやぁ。
大変美味しゅうございました。 -
と、ここまではとっても良かったんだけど…。
この後、隣室の赤ちゃんの夜泣きに3回ほど起こされ(壁際に寝かせているみたいで、ダイレクトに響く)、2時頃から別室のベッドをお借りすることに。
(しっかり写真を撮るところが貧乏性)
翌日の朝食は、数品の料理が各自セットされ、サラダや飲み物などはビュフェという形式。
私の所だけ焼魚が運ばれてこなくて、「…?。安いプランだから無いのかな? でも無いのは私だけだしなぁ」と悶々とし続ける。
結論としては、…忘れられていました…。
最後は少し残念なことが続いてしまったけれど、まぁいいか! -
気を取り直して、次の宿『岐阜グランドホテル』へ。
1時間に1本しかない路線バスで5分ほどしかかからない。
が、この暑さの中歩いたら多分途中でくたばるだろう。
12時過ぎに到着したので、荷物を預けて『護国之寺』に行ってみることに。
ホテルの方には「この暑さの中、徒歩では危険ですよ」と心配して頂いたが、1キロちょっとくらいの距離だし、と強行。 -
……。
…死ぬかと思った。
途中で何度も引き返そうと思った。
汗だくだく、顔真っ赤、意識朦朧。
熱中症になりかけだと思われる。
とりあえず、すぐそばのバス停のベンチで休憩。
風が強いのが救い。 -
重要文化財に指定されている『護国之寺』楼門。
1762年建立。
想像していたよりも立派な佇まいだ。 -
味わい深い、筋骨隆々の仁王像。
(ひそかな仁王像マニア) -
正直もう『死にかけ』と言っていい状態なんだけど、ヨロヨロと階段を上る。
-
この塀、なんかすごい。
-
本堂に到着。
ご本尊の観音像は普段は見ることができない。 -
本堂前から眺める金華山と岐阜城。
奥の院や霊廟にも行きたかったが、本当に命に関わりそうなのでとっとと帰路に就く。 -
どうにかホテルにたどり着き「ご無事でしたか!」と迎え入れられ、ロビーで休ませてもらう。
天井の波型のシャンデリアが素敵だ。 -
美味しいと評判の『餡パン』は…
無い。
チェックイン時間までまだ1時間以上あったが、係の女性が
「お部屋が準備できましたので」と案内してくださった。
炎天下の散歩でダメージ(強)を受けていただけに、非常にありがたい! -
東館のエレベーターホール。
もっと『和』の雰囲気を想像していたが、良い意味で裏切られた。
洋室をチョイスしたからか? -
通された部屋は角部屋のツインルーム。
ホテルの部屋って2泊以上すると途端に『自室』感覚になって非常に寛げるものだと思うが、ここは本当に居心地が良く、もういっそ永住したいほどだった。 -
バスルームのある廊下との間にドアがあるので、なんだか落ち着く。
冷蔵庫は廊下にあり、ミネラルウォーターのペットボトル1本サービス。
お茶菓子はういろう♪ -
美濃和紙を使ったスタンドや、枕元の間接照明もいい。
また、この空気清浄機には『のど・はだ』加湿モードが搭載されているので、エアコンをつけっ放しで寝ても喉が痛くならない。 -
バスルームもピカピカで気持ちいい。
ホント、言うことなしの良いお部屋。
地下にある温泉で汗を流した後は、夕食の時間まで部屋でゴロゴロする。 -
12階のフレンチレストランで夕食。
貧乏くさいオバハン一人なので、場違いさに浮足立つ。
と言っても、『ビジネスプラン』なので、前菜・スープ・パン・肉料理のシンプルなメニュー。
しかしこのソース、美味しい! -
メインのポーク味噌ステーキ。
すごいボリュームで食べきれなかった。
この後、鵜飼を眺めようと河原へ繰り出す。
が、地元のご夫婦と話が弾みすぎて鵜飼そっちのけ。
…明日こそ。 -
翌朝。
昨日夕食を頂いたレストランで朝食ビュフェ。
明宝ハムとか飛騨牛しぐれ煮、湯葉ナゲット、グラタンなど気になるメニューがいろいろ。 -
で、ついやりすぎてしまいました。
ぐ、ぐるじい…。 -
食後は昼過ぎまで部屋でゴロゴロ。
はぁ〜 極楽極楽。
部屋の窓からは『鵜飼大橋』が見える。
また、鵜飼開始の合図の花火もここからきれいに見える。 -
昼過ぎ、ロビーに降りて岐阜の美術工芸品などを眺めながら14時発のシャトルバスを待つ。
美味しいと評判の餡パンは今日も…ない。
かなり人気なのか? -
岐阜駅行のシャトルバスを岐阜公園前で降ろしてもらい、川原町へ。
-
ちょっと涼しげに見えるが、今日も殺人的に暑い。
ついこの間まで『梅雨寒』だったので、まだ体が暑さに全然慣れてないし。 -
遊歩道脇の杭の上にはかわいいリス。
-
別の杭にはカブト虫。
かっこええ。 -
古い町並みのメインストリートはこの辺りから。
-
美しく整備されているが、誰もいない。
本当にクラクラくる暑さなのだ。 -
それにしても素敵な家並みだなぁ。
夏らしく、七夕飾りと提灯が釣られている。 -
提灯には鵜飼の様子が描かれている。
-
長良川温泉の『足湯』ならぬ
『手湯』
寒い季節ならとても有難いだろう。 -
ひときわ目を引く洋風の建物。
壁の彫刻が美しい。 -
『大仏祭り』ではなく『大仏フェスティバル』。
スケジュールは
バザー・宝探し・ビンゴゲーム・カラオケ大会・盆踊り大会
など盛りだくさん。
中でも『あんどん祭り』がすごく気になる。
な、なんだかメチャクチャ楽しそうじゃないか! -
大仏フェスティバルに後ろ髪を引かれつつも、素敵な町並みを進む。
半鐘が釣られていたり、細かなところをもっとつぶさに見たいが…
いかんせん暑くて暑くて… -
懐かしい雰囲気の自販機がある。
-
値上がり著しいと聞くタバコだが、こちらはお値段据え置き!
とは言え、お金を入れてみる勇気はない。 -
路地に迷い込んでみるのも楽しそう。
だが、暑くて暑くて… (しつこい) -
ここは会社の事務所として使われている。
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格子が美しい『川原町屋』
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緑に囲まれた家。赤いバラが美しい。
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保存される家もあれば、取り壊されて新しくなる家もある。
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小さなお堂があったので立ち寄ってみる。
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風で揺れてピンぼけしてしまったが、
『らぶぼぼ』と書かれた人形が吊られている。
良縁を願うものらしい。 -
傍らのお地蔵さんもこんなにかわいい。
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『かすみばし』と書かれた橋を渡って、もう少し散策。
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この辺りも古い家並みが続く。
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飾り気のない昭和の風情に心が躍る。
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再び格子を眺めながら川原町を後にし、岐阜公園へと向かう。
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池のある『日中友好庭園(中国庭園)』
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紫陽花の咲く木陰でホッと一息。
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うっそうとした緑が美しい『護國神社』
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苔むした石柱が並んでいる。
石碑? 柱? -
建物跡?
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夥しい数なので、やはり古い石碑なのだろうか?
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『護國神社』正面。
この後『水の資料館』へと向かったが、入口が分からず断念。
長良大橋を渡って帰路に就く。 -
長良川越しの岐阜城。
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川沿いには鵜飼船が停められている。
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マンホールの蓋には鵜と鮎が。
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こちらには鵜飼船と篝火。
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ホテルで教えてもらった和菓子屋『松乃屋』でもなかアイスを。
素朴な味で美味しかった。 -
ホテルに戻って温泉で汗を流した後、夕食へ。
今日は1階の中華レストランにて。 -
ビジネスプランの定食だが、どのおかずも美味しい。
ごはん以外は完食! -
デザートの杏仁豆腐とジャスミン茶。
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食後、河畔へ。
川べりに座って鵜飼を見学。
情緒があって素晴らしかった。 -
岐阜最終日。
今日も最上階で朝食ビュッフェ。
昨日の教訓をまったく生かせず、やっぱり食べ過ぎる。 -
11時少し前にホテルをチェックアウト。
本当に居心地がよく、またきっと訪れたいホテルとなった。
11時発の送迎バスに乗せていただき、JR岐阜駅へ。
駅からすぐの『岐阜シティ・タワー43』に立ち寄る。 -
眼下にとても古そうな町並みが見え、ものすごく気になる。
あの辺りをぜひ散策してみたいので、再訪を誓う。 -
JR岐阜駅のステンドグラス。
『岐阜さんぽ』はとっても暑かったがとっても楽しかった。
近いうちにまた!
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねんきん老人さん 2024/02/11 11:49:41
- どんだけ丈夫にできている体か!?
- 小心者さん、こんにちは。 最近のご体調はどうですか?
このご旅行記は2015年のことですが、いやはやお元気ですねえ。 「暑い」「死にそう」とぼやきながら「歩いて行くのは危険」というホテルマンの忠告を無視して徒歩で護国の寺へ。 ホテルマンというのはその地に慣れない旅行客を毎日見ている仕事ですから、その忠告は的を射ているものですよ。 現に帰ったときは「無事でしたか」とまで言われているじゃあありませんか。
町並みの散策はもちろん、急で長い石段を登ったり、写真をバチバチ撮ったり、いったいどんだけ元気なのかと思ってしまいます。 ジェットスキーを見て秘かに誰かがひっくり返るのを期待するなんてのも、元気な証拠です。
私からの忠告です。 このご旅行記を再読なさって、2015年ごろのご自分の体力に惑わされたりしないように自制してください。
かくいうこの私は、現在風呂に入るのも命がけで、脱衣所も洗い場も開けっ放しで室温差を小さくしていますし、夜も駆け付けた救急隊員がすぐ入れるように玄関には鍵をかけずに寝ているのですよ。 (取られるものがないという特殊事情に助けられています)
仁王像マニアですか!? 実は私も、各地の仁王門ではほとんど毎回、その仁王様のポーズを真似しています。 同じように見えてそれぞれの仁王様には独特のポーズがありますし、なにより手首の返し方が難しいのです。
もちろん、それをやる前には見える範囲に人がいないということを確認しているのですが、もしかしたらこちらの不注意で、遠くから見ている人がいるかも知れません。 不審な老人がいるなどと通報されることも考えて、一回あたりの時間はなるべく短くしてはいますが。
岐阜駅のステンドグラス。 これは是非見てみたいものです。 もし行けたら、宿は「岐阜グランドホテル」ですね。 メモしておきます。
寒暖の差が激しい毎日、くれぐれも慎重に行動なさってください。
ねんきん老人
- 小心者さん からの返信 2024/02/11 15:12:57
- 年貢の納め時でしょうか
ねんきん老人さん、こんにちは!
書き込みありがとうございます。
残念ながら体調悪化が続き、毎日やさぐれています(常態)
2015年と言えば、もう9年も前のことなんですね。
当時の体力を思い、「十年一昔」をつくづく実感します。
が、正直まさかここまで駄目になるとは思ってませんでした。
ご忠告に感謝します。
お風呂は確かに命がけですね!
私も「突然何かあったら」という懸念から、ふだん枕元に携帯電話を置いて寝ていますが、なるほど、玄関の鍵を開けておくべきかもしれませんね。
とは言え、ほぼスラムのようなところに住んでいますので、うっかり入ってきた強盗に「金目の物が一切ないやんけ!」と殴られる可能性を思うと、なかなか踏ん切りがつけられません。
仁王像は大好きで、ついついじっくり眺めたおします。
それぞれ独特のポーズがあるのですか!はじめて知りました!
「だいたいこんなポーズ」というザックリとした認識でした。お恥ずかしい。
「手首の返し方が難しい」に吹いてしまいました。
私は自称「超シャイ」なので、その場でポーズを真似ることは難しいですが、今後は写真を見ながら家でトライしてみます。
やっぱり玄関の鍵はかけとこうかな…。
普段は安ビジホしか利用しませんが、この時は岐阜県の支援を利用して、優雅な旅行をさせていただきました。ほっほっほ。
岐阜にお越しの際は、夏は避けられますように。
いつもお気遣いいただき、ありがとうございます!
小心者
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