2015/04/19 - 2015/04/27
153位(同エリア414件中)
小心者さん
苫小牧、街歩きの記録。
登別温泉で出会ったカップルに
「イオンしかない」
と、バッサリ断じられた苫小牧だが、そんなことない!
まず第一に、吉田拓郎氏の『落陽』が大好きな私としては、『苫小牧』と聞くだけで何やら心が騒いでしまうのだ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
登別温泉のバスターミナルから、11:50発の道南バスで苫小牧駅へと向かう。
登別では薄日も射していたが、苫小牧に近づくにつれ空がどんどん暗くなってきた。 -
バスの電気も点いた。
というか、誰もいない。 -
おっ。廃墟。
-
うおぅ。ここ寄りてぇー!
というか正確に言うと、あの熊をつぶさに観察してぇー!
とか言ってたら、この後本降りの雨に。
苫小牧駅前から雨の中、今日の宿『苫小牧グリーンホテル』に向かう。
気温はかなり低い。 -
ロビーでは石油ストーブが赤々と焚かれ、その暖かさにホッとした。
ストーブに張り付いていると、まだ14時頃だったにも関わらず「準備が整ったから」と、部屋に通してもらえた。
とってもありがたい!
セミダブルルーム。1泊3500円くらい(パンと飲み物の朝食付き)と格安。
明るく清潔で問題なし。 -
16時頃、雨も上がったので観光案内所へ向かう。
明日『ウトナイ湖』に行ってみようと考え、レンタサイクルのことを尋ねようと。
しかしウトナイ湖までは10キロもあるらしく、昨日のクッタラ湖往復でダメージを受けているだけにアッサリ断念。
観光案内所の方はとても親切で、「それなら」と徒歩で回れる近場の見どころをいくつか教えて下さった。
市役所の展望室は17:15迄であと30分しかなかったが、土曜日の明日は休みなので、とりあえず向かってみる。 -
これまた親切な職員の方に教えていただいたエレベーターで12階へ。
ここは全方向から市内が一望できる。 -
いつの間にやらよく晴れている。
フェリーターミナル方面。
明日の今頃なら私の乗る『いしかり』が見えるはず。 -
樽前山は逆光でよく見えないのが残念。
閉館を知らせるチャイムが鳴り、展望室を後にする。
今日は疲れたので(特に脚が)、適当に夕食を買ってきて、部屋で『寄生獣』を観ながら食べて就寝。 -
翌日は、観光案内所で勧めて頂いた『苫小牧市科学センター』へ向かう。
-
まずは木製の五月人形に迎えられた。
温かみがあって、とてもかわいい。 -
こちらの鯉のぼりもとてもいい。
-
ここには『宇宙ステーションミール』の予備機が展示されている。
かっこええ! -
内部も見学できる。
-
ロシア製なので、機器類に書かれているのはキリル文字。
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最も興味ひかれた『無重力対応トイレ』。
傍らでは、宇宙ステーションでの実際の生活の様子を紹介するビデオも流されていて、そちらも興味深かった。 -
胴体にはソビエト連邦の国旗が描かれている。
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1993年の衝突実験に使われた固体ロケットモーターの残骸。
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焼け焦げた内部がリアル。
-
残骸になる前のロケットモーター。
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宇宙食、おやつ編。
食べてみたい! -
宇宙食、軽食編。
たこ焼きにもんじゃ、キムチまである。 -
お約束の、記念撮影用パネル。
一人旅にはまぁまぁ慣れてきたが、これに顔を突っ込んで自動シャッターを切るほどには吹っ切れない。
いつかはそうなりたいものだ。
いや、あんまりなりたくないかもだ。 -
防災救急ヘリコプターの操縦席。
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おもちゃのようにかわいい『ダットサンベビー』。
2011〜12年に修繕されたということで、ピカピカだ。 -
プラネタリウムの時間になり、入場(無料)。
『特別投影 銀河鉄道の夜』
観客総数約5名。
科学センター。童心に戻ってとても楽しませていただいた。 -
科学センターの前の道は『CULTURE STREET』。
-
青空が出ているのに、小雨がポツリポツリと落ちてきた。
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『ぷらっとみなと市場』にぷらっと行ってみようかと思ったが、少し遠いようなので、『市民の森』へ向かう。
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街の中にいることを忘れそう。
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園内には像が点在している。
この像の題名は『リスと少女』 -
図書館とサンガーデン(大型屋内庭園)。
-
暖かいサンガーデンに入ってホッとする。
昨日、今日とけっこう寒く、冬モードの服装でもつらい。 -
サンガーデン内は美しい花がいっぱいで心が和む。
-
極楽鳥のような『ストレリチア』
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蘭の花もいっぱい。
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二階にはベンチやテーブルセットもあり、ゆっくりできる。
-
ぽかぽか暖かく、素敵な時間を過ごすことができた。
この後シャトルバスでイオンに向かい、野菜ジュースなど(フェリー用)をしこたま買い込む。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ねんきん老人さん 2023/05/11 08:19:04
- 苫小牧、楽しそうな所ですね。
- 小心者さん(と呼ぶのもためらわれますが)、おはようございます。
その後、お体の調子はいかがですか?
2015年の北海道旅行記ですね。 前に、苫小牧にはイオンがあるというお話を伺って笑いましたが、今回はその苫小牧!
苫小牧は一度だけ行ったことがありますが、それはノーザンホースパークに行っただけで、町歩きはしていません。 どうしてどうして、なかなかの町なのですね。
いきなり出てきたのが、屋根の上の大きな熊! 私は見たことも聞いたこともなかったので、急ぎネットで調べました。 「かに御殿」というレストランですか? これは話のタネに写真を撮りたくなりますね。
宇宙ステーションのトイレって、こうなっているんですか? あれこれ想像してみましたが、どう考えてもうまくできないと思います。 穴の小ささも気になりますし、前にある黄色い筒のようなものも、大体分かりますが、やはり使えそうにありません。
でも見てみたいですね。 行くしかないか? 行く機会があって、そこで小心者さんに出遭えたら、私がシャッターを切りますから、宇宙飛行士の顔出しパネルに挑戦してください。 楽しいひとときになりそうです。
市民の森にももちろん行ったことがありません。 そこにあった『リスと少女』、彫刻のタイトルというのは大抵が「まんま」ですね。 現代アートと称する彫刻は逆に、どうやったらそういうタイトルになるのかと思うくらい飛躍しているものが多いのですが、具象彫刻の「まんま」なタイトルはまた妙な感じもします。 そんなことを考えながら写真を拝見し、愉快な文章を拝読し、楽しい朝を過ごしました。 また北海道に行きたい、できれば苫小牧をゆっくり歩きたい・・・そんな気分にもさせていただきました。 ありがとうございました。
お体、大事になさってください。
ねんきん老人
- 小心者さん からの返信 2023/05/11 16:02:13
- イオンしかありませんが楽しかったです
ねんきん老人さん、こんにちは!
書き込みをありがとうございます。
苫小牧の町自体はわざわざ街歩きしようと思えないかも…
私もフェリーターミナルを利用しないなら、おそらくしなかったと思います(すまん苫小牧)
あれは『かに御殿』というレストランなんですか!
ああいう馬鹿げた(失礼)ものが大好物なので、思わず揺れる車窓から撮影しました。どちらかというと、隣の鮭の方がガンを飛ばし、熊の方が目を逸らせているように見えるところも良いです。
宇宙ステーションのトイレに喰いつかれるとは、お目が高い!
あれは非常に興味深いですよね。黄色い筒はまだしも、あの穴からブツが浮かび上がってきたりしないのか、とか、他人事ながら大変心配です。
『苫小牧市科学センター』はいつ潰れてもおかしくない…い、いや、なかなかレトロな建物でしたので心配になり、調べてみましたが、いまだ健在だったのでホッとしました。どうかご安心して出かけられますよう。(すまん苫小牧)
もしも出会えましたら、顔出しパネルの写真のご協力をよろしくお願いします!
先日スーパー銭湯で「今日はシニアデーだから混んでるかな」と普通料金で入りましたが、後から自分もシニア料金だったことに気づいて臍を噛みました。
いったいいつの間にこんなに歳を取ったんでしょうか…凹
そして、療養と称して引き篭もっている間に脳が著しく退化していることにも驚愕しました。
また旅行できるように前向きに頑張りたいです。
ねんきん老人さんの旅行記、楽しみにお待ちしております!
小心者
-
- まみさん 2023/03/12 10:22:27
- 廃墟
- あっちにもこっちにも書き込みごめんなさい。
あの廃墟、私も車中から幾度となく見てずっと廃墟だと思ってたんですが、なんと数十年来営業中だってことを最近知りました。
カニ飯屋さんだそうです。
営業時間短いみたいですが、そっち方面行く時、タイミング合ったら寄ってみたいです。
まみ
- 小心者さん からの返信 2023/03/12 12:42:09
- ちょっと待てぃ
まみさん、続きましてこんにちは。
あれ廃墟じゃないんですか!?
北海道、どんだけ素敵なんですか。
いや、そんなことより、何の疑いもなく廃墟呼ばわりしたことを謝りたいです。
登別温泉に車で一時間弱とか羨ましすぎます。
足湯は全国各地にありますが、あそこのは格別ですよね。
大湯沼の美しさにも本当に感動しました。
寒いと死ぬタイプですけど、マジで移住したいです。
カニ飯屋レポート、楽しみにお待ちしております(涎)
小心者
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