2015/04/19 - 2015/04/27
202位(同エリア698件中)
小心者さん
大湯沼と日和山の美しさに魅了されて三日目。
しつこいようだが、今日もおやつを携えてあの絶景を拝みに行く。
今日は『滝本イン』に移動。
目的はもちろん滝本本館の大浴場だ。
『滝本イン』は口コミで「夜間に暖房が停止する」とあって心配していたが、気温が高かったためだろう、日中から暖房は入らず、そのまま夜になっても一向に入らず。
ぬぬぅ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
-
朝食。
昨夜ちょっと食べ過ぎたせいか、今朝はぢょっとぐるじい。
またソーセージを取ってきて後悔する。
朝から脂っこいのはダメだって、いいかげん学習しなさいよ。
私のざっと20倍ほどの量をサクサク食べる隣の外国人グループが恨めしい。 -
お世話になった『万世閣』をチェックアウトし、地獄谷近くの『滝本イン』に移動。
移動途中に『閻魔堂』に立ち寄って、からくりを見学。 -
…。
めっぢゃごわかった。
隣にいた小さい男の子が泣き叫ぶ。
トラウマになったに違いない。 -
『滝本イン』のチェックインは14時からなので、荷物を預かってもらい、今日も昨日と同じくクスリサンベツ川沿いを歩いて大湯沼へと向かう。
昨日眺めた日和山の美しさに、ハートをがっちりキャッチされてしまったのだ。 -
今日は足湯には立ち寄らず、大湯沼へと向かう。
途中の大正地獄で何やら調査する人々が。
居合わせたカップルと「なんだなんだっ」と色めき立つ。 -
ひょっとしてこれが起こる兆候でも!?
と、カップルと共に調査している人に尋ねると、
「いえいえ。兆候がないので大丈夫、という写真を撮影しています」
とのこと。
…あっそうなんすか。 -
しかし、展望台の左側の草木が枯れている部分は、噴出した湯泥によるものだと教えてくださった。
かなり高温で危険だから、こうして定期的に見回っておられるらしい。
高温の湯泥は草木をこんな状態にしてしまうんだなぁ。
ご説明、ありがとうございました。 -
大湯沼に到着。
今日も快晴で、日和山はものすごく美しい。
しかし!
今日は駐車場で何かの作業が行われていて、ちょっと悲しい。 -
昨日と同じくここに腰掛けて山を眺める。
あまりの美しさにお腹が減ったので、持ってきたおやつをこそこそ食べる。 -
ところで…
あの煙の出ている辺りって、一体どうなっているんだろう?
散策MAPを見てみると、それほど遠くない場所に『日和山展望台』というのがあり、そこからなら見えるかもしれない。 -
おそらく、展望台はあの辺りからもう少し左に進んだ辺りだと思われる。
よし。行ってみよう。 -
クッタラ湖へと至る車道まで上がってきた。
反対側には、木々の間から地獄谷が見える。
これも、木々に葉が茂ったら眺めることは叶わなくなりそうだ。 -
日和山の亀裂が見えてきた。
遠くに見える、雪をかぶった山々も美しい。 -
『奥の湯』と『大湯沼』。
駐車場には作業車が見える。
この時は知らなかったが、明日から車両通行止めが解除になるので、そのための作業だろう。 -
日和山展望台に到着。
思ったより遠くなかった。 -
おお。上ってきて良かった。
-
なんと、あの亀裂は噴火口ではないらしい。
『噴火口は、山頂よりずっと下の大湯沼で、目前にそびえる山体は、地下から上昇してきた溶岩が固まったもの』
ほうほう。
すごく勉強になりました! -
しかし、この看板の
『倶多楽湖扇形展望台2.2km 倶多楽湖畔4.7km』
の案内で血迷ってしまった。
「4.7キロは無理としても、2.2キロくらいなら歩けるんじゃね?」 -
道を進むと、さらに亀裂が近くに見えてきた。
「ゴォォー」という、ヘリコプターが旋回しているような音が響き、自然の脅威を感じる。
スゴイよ、日和山! -
大湯沼へと落ち込む山肌も間近に見える。
あの大湯沼が噴火口だったとは…。 -
クッタラ湖を見ようと歩き始め、5分ほどで既に後悔している。
体調悪いんですよ、アンタ。 -
はうっ!
く、熊かと思ったぢゃないかっ!
(昨日からビビりすぎ) -
車両通行止めなので、人も車も通らない。
心細すぎる。
観光案内所の人にも「お勧めできない」と言われたのに…。
『やらかしちゃった感』にどっぷり包まれ、涙目。 -
ひいいぃぃぃい!
「これはもう絶対に引き返すべきだっ」
と
「もう半分は来たと思うし、今更引き返すなんて…」
が、ぐるぐる回る。 -
もはや泣きそう。
同じ距離を戻らなくてはならないことを考えると絶望のあまり気絶しそうだ。
熊でも何でも出てこいやぁ!
などと独り言を言ったりして空元気を出そうとするも…
まったく出ない。
もちろん熊も出ない。 -
日和山展望台を出てからもはや20分以上。
どんだけ歩いても、景色が全然変わらんやないかーーーい!
あのカーブを曲がって、二つ上の写真と同じ景色が広がったとしたら、間違いなく心がポッキリ折れる。 -
更に歩き続けること20分くらい。
ついに展望台に到着。白老町になってます。
……??
倶多楽湖畔まであと2km?
日和山展望台の案内板には、湖畔まで4.7キロと書かれていたはず。
4.7-2.0=…
2.2キロではなくて2.7キロあったてこと?
で、帰路も2.7キロあるってこと?
で、そこからホテルまでは更に… -
とにもかくにも、石の段差に崩れるように座り込んでおやつ休憩。
おやつを狙ったカラスが「バッサァ」とやって来て脅される(怖)。
「クマ牧場さえ営業してたら、こんなバカなことしなくて済んだのに!」と、クマ牧場にひっそり八つ当たり。 -
扇形展望台の『扇形』とは、てっきり展望台の形のことだと思っていた。
扇状に広がる展望台から湖の大パノラマが…みたいな。
でも…『湖の一部が扇形に見える』ということだったのね…。ヤラレタ
吸い込まれるような湖面の色は確かに神秘的で美しいけれど。 -
そして、どれだけ頑張っても、湖ではなく手前の木々にピントが合ってしまう。
誰かカメラの使い方を教えてくれーー!
更に、やたらと常緑樹がワサワサ茂っているのも腹立たしい。
結局まともな写真の1枚も取れず、湖を後にする。 -
帰路は疲労の余り、はいはい程度の速度でしか歩けなかった。
たっぷり1時間以上かかって地獄谷入口の『鬼っこトイレ』に到着。
本当に、もう少し思慮深い人間にならないと、いつかものすごくくだらない理由で命を落とすかもなぁ…
と、つくづく思った。 -
鬼っ子トイレの『男性用』プレート。
この顔色は…相当切羽詰まっている様子。
マジックで『汗マーク』を書き入れたくてウズウズする。 -
下段のNG例のうち、左のスタイルは物理的に不可能だと思う。
-
あっ!
たとえへろへろに疲れていても、ガチャガチャの類はチェックしないと。 -
『山菜ソフトストラップ』
…いい線いってるけど、ちょっとインパクトに欠けるかなぁ。 -
『キノコソフトストラップ』
マイタケかホワイトシメジなら欲しいが、何だかよくわからん右の赤いヤツが出たらイヤだなぁ…。
というか、きっと出るんだろうなぁ…。 -
ガチャガチャをする踏ん切りがつかないまま、ヨロヨロと宿へ向かう。
どうにか生きてたどり着き、チェックイン。
地獄谷からほど近いので助かった。 -
併設のレストラン『ポプラ』のランチメニュー。
意外と手ごろな値段で食べられるようだ。
今の私なら『お子様ランチ』でちょうどよさげ。 -
部屋は角部屋で、シンプルだが明るくて広い。
暖房事情さえ改善されればまた泊まりたいけれど。 -
ツインルームなので備品は二人分揃っている。
饅頭はきっちり2個とも頂く。 -
お茶を飲んで一休みしたら、さっそく浴衣に着替えて、真ん前の『滝本本館』へ。
-
大浴場へは、エスカレーターとエレベーターを乗り継いで行く。
とても広いホテルだ。 -
ここは飲泉もできるのか。
このくらい(昼過ぎ)の時間帯はとにかく空いている。
広大な大浴場にいる人は10人にも満たず、どの湯船も一人でゆっくり浸かることができる。
そして、これだけの浴槽のほとんどが『かけ流し』というのが本当にスゴイ! -
宿に戻って昼寝をかまし、起きたらもう夕ごはん。
『滝本イン』の夕食(ビュフェ式)。
なんだかショボそうに見えるが、実際にはもっといろいろあって、どの料理もなかなか美味しかった。
特に、牛ステーキとチーズフライと筍! -
夕食後、夜の『鬼火の路』を歩いてみたくて地獄谷へ。
お気に入りの『鉄泉池』まで往復する。 -
手ブレして鬼火っぽい。
-
ほのかなライトアップが幻想的で美しく、怖いほど静かだ。
-
行きも帰りも誰にも遇わず、孤独感にどっぷり浸れた。
鉄泉池辺りでは
「もし今灯りが消えたらめっぢゃ怖いだろうな。…って、ライトアップって何時までだったっけ!?」
と、ちょっと焦ったが。 -
昼間とは打って変わって夜はかなり冷え込み、体がすっかり冷えてしまったので『滝本イン』のお風呂に。
古びていて狭かったけれど、お湯はかけ流しで気持ちよかった。 -
注意書きがあまりに素敵だったので、つぶさに撮影。
-
いかにもなお爺さんと、無表情な傍若無人くん。
いいコンビだ。 -
翌朝。
滝本本館での朝風呂の後、滝本インで朝食(ビュフェ式)。
昨夜の夕食時もそうだったが、ここは団体客がいないのでとっても静か。
ただ、空いていすぎて若干落ち着かない。 -
だから、朝からソーセージはダメだって言ってるだろうよ!
-
最後にもう一度、地獄谷の景色を目に焼け付けにやって来た。
今日は雲が多い。
三日間の晴天にお礼を言いたい気分。 -
登別温泉、とっても良かった。
ぜひまた『ぷち湯治』に訪れたい。
できればまたオフシーズンに!
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねんきん老人さん 2023/04/05 09:21:27
- その後、ご体調はいかがですか?
- 小心者さん、おはようございます。
前回、「現在は旅行できる状況になく」と書かれていましたので、心配しております。 私が同じ言葉を書いたら、お金がないのだなと思われますが、小心者さんはご体調を崩されていらっしゃるのだと思います。 その後いかがですか?
2015年の旅行記を拝読していますので、今とは状況が違いますが、やっぱり小心者さんの旅行記は楽しいですね。
私は大湯沼にも日和山にも行ったことがありません。 こんな所を見ないまま人生を終わるのかと思うと悔しいほどに残念ですが、それこそもう行ける歳ではありません。
沢山歩いたあとに腹が減るのは私も同じですが、美しい景色を見れば腹が減るという小心者さんのリズムはどうなっているのでしょうか? 毎朝ソーセージを取って後悔し、また翌朝ソーセージ・・・。そのリズムも不可解です。
歩いてきた距離と残りの距離を考えて悩む・・・これは分かります。
トイレの座り方を説明する絵が2015年にまだあったということに驚きです。 そういう注意書きはもう50年ぐらい前に無くなったと思っていましたが。
それにしても、あちこちにいろいろな注意書きがイラスト付きであったのですね。 まあ、親切ではありますが。
ツインルームに饅頭が2つ。 メイドさんは規定どおりにやっているのでしょうね。
小心者さんは2つとも召し上がったようで・・・。 私の妻だったらバッグに入れただろうと、笑ってしまいました。
いつもながら愉快で引き込まれる小心者さんの旅行記。 どうぞご体調を整えられて、またお出掛けになられるよう祈っております。
ねんきん老人
- 小心者さん からの返信 2023/04/06 14:31:59
- Re: その後、ご体調はいかがですか?
- ねんきん老人さん、こんにちは。
心温まるメッセージをありがとうございます。
ユーモアと思いやり溢れるお言葉にいつも救っていただき、本当に感謝しています。
お金ももちろん無いのですが、数年前から患っている病気が悪化し、主に『歩行』が難しくなってしまいました。
しかし過去に数回、同様の状態に陥りながらもそこそこ復活した経緯がありますので、希望を捨てずに生きていきたいと思っています。
ねんきん老人さんのように「車でなら自分らしい旅ができるのではないか」と『脱ペーパードライバー』を目指したいのですが、これほどあれこれ衰えた私が運転する車は凶器以外の何物でもないような…
私は人一倍食い意地が張っているので、常に『おやつ』を携えてないと落ち着きません。
ついでに『毎朝のソーセージ…からの後悔』ルーティンは未だまったく変わっておらず、「こんな頃から直ってないのか…」と、我ながら呆れました。
当時登別温泉は外国人に大人気で、トイレや風呂の注意書きは主に彼らに向けて書かれたものだと思います。
使用済みのトイレットペーパーを流さずにその辺に放置してあることも多く、ちょいちょいドン引きしました。
文化の違いが興味深いですよね。
たとえ貧乏でも病弱でもヘタレでも、私の人生から『旅行』を切り離してしまうことは耐え難いです。
腐らず諦めず、そこそこ頑張ります。
またねんきん老人さんの楽しい旅行記を拝見させてください。
小心者
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