2015/06/01 - 2015/06/06
3718位(同エリア7375件中)
小心者さん
「暑くなる前にもう一度テジクッパを食べたい!」
という食い意地一色の理由で、3月に続いて釜山再訪。
関西国際空港はちょっと遠いが、ピーチ航空を利用することで安価に気軽に行けることが嬉しい。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回もピーチで関空発着。
南海電車を降りると『切符deアート』が展示されていた。 -
使用済みの切符の裏と表を組み合わせて作られている。
すごいなー、とじっくり鑑賞。 -
飛行機は約30分のディレイ。席は窓側。天気は快晴。
空港でTCを両替し、軽電鉄と地下鉄を乗り継いで釜山駅へ。
前回訪れてから間がないので、迷うこともない。
今回泊まったのは、釜山駅近くの『Monaco Motel』。
Booking com.で予約。
前回泊まった『ハンソンMotel』の隣なので、これまた難なく到着。 -
空港到着が既に夕方だったので、今日は何もせず。
とにもかくにもテジクッパ。
まずは釜山駅前にある『慶州朴家テジクッパ』へ。 -
久々のテジクッパ。
やっぱり美味しいー! -
前回から何もスキルが上がってないので、また駅前のファストフード店でツナビビンバの朝食。W2800。
でもけっこうイケる。 -
インフォメーションで教わったとおり、釜山駅前から87番バスに乗り込んで『安昌マウル』へ。
-
しかし、この87番バスはマウルへの入口辺りを通るだけ。
ここまでは急な坂を10分ほど上らないといけなかった。 -
家並みの間の坂道をさらに上る。
-
住人だと思われる人々のモノクロ写真が飾られている。
どの写真にも笑顔が見える。 -
壁が塗り直されている家屋が多いが、観光客らしき姿は一向に見えず。
-
曇り空に似合うカラフルな傘と雨粒。
雨粒のいくつかは失くなってしまった模様。
人様の旅行記で拝見したような『壁画』は見当たらない。 -
壁画があるのはこの辺りじゃないのかな?
と、別の路地を上る。
息も絶え絶えな私の前方を、宅配のおにいさんが荷物を抱えて軽々と上っていく。
空いた手にはスマホ。
若さが眩しい。 -
案内板のようなものもあるが、読めない。
-
けっこう上って振り返る。
壁画は一体どこに? -
壁画は見当たらないけれど、家々は興味深い。
いろいろと『アバウト』な感じがいい。 -
雨除けだか日除けだかに使われているのは、パリバケットの…。
…こんなところで…すごく美味しそうだ。 -
ここで夕涼みとかするのかな?
姿見も完備。 -
積み方が非常にザックリしている石垣。
絶妙と言えるだろう。 -
坂道の先にはお寺があったので立ち寄ってみる。
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ちょっと「ポツン」とした雰囲気の、ピカピカの仏像。
手を合わせて、お寺を後にする。 -
マウル内には細い路地が縦横無尽に延びる。
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ところどころにしっかりとした手すりが設けられている。
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どこかで見たことあるようなないような…。
めっちゃカワイイ。 -
『安昌マウル』は『虎マウル』という名に変わるとか(あやふや)で、虎をテーマにしたものが多く見られる。
-
壁画が全然見当たらないので、また別の道を上ってみる。
あぁもう坂は…泣きそう。 -
うわぁ!
とても素敵な写真を発見。 -
壁画は無いけど、思わず微笑んでしまうものがいろいろある。
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塀の上から花が咲きこぼれている。
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ここにも思わず釣られてしまいそうな笑顔の写真が並ぶ。
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家並みはまだまだ続くが、もう脚がへろへろっす。
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イノシシ出るの!?
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カラフルな家々の間を通って、坂を下りて行く。
下り坂もあんまり楽ではない。 -
帰路は、凡一駅まで歩くことにする。
インフォメーションっぽいが、中には入れなかった。
『虎』を前面に押し出している。 -
釜山駅前では『豚』だったプランターも、ここでは虎。
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傍らにあった古そうな手動ポンプ。
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手が届かない位置にある謎の蛇口。
もう死んでいるようだが。 -
少し下ったところにあった『光明寺』に立ち寄る。
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門の中に描かれた絵。
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韓国らしい色使いのお堂。
閉まっているのが残念だ。 -
階段の途中にとても美しいモザイク壁の家が。
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モザイク好きなのでしばし見惚れる。
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路地にあった案内板。
古い石(?)などが見られるそうだが、今日は管理事務所が休みらしい。
と、通りがかった人が教えてくださった。 -
交番の壁にもド派手な虎。
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更に下っていくと、鯉が描かれたすごい階段を発見。
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思わずふもとまで駆け寄る。
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写真がショボくて上手く伝えられないが、この階段は草梁イバグキルの『168階段』を凌ぐインパクトだ。
草梁イバグキル:http://4travel.jp/travelogue/11010866 -
階段を後にし、学生さんらしき女の子に凡一駅を尋ねると、「私も向かっています」と一緒に連れて行ってくださった。
親切な方が多くてありがたい。 -
凡一駅近くまでやってきた。
連れてきてくれた女の子にお礼を言ってお別れ。
ありがとうございました。 -
実は、この後『埋築地マウル』の散策も予定していたのだが、もう脚がへろへろなので断念。
この辺りは映画『チング』のロケ地でもあるそうだ。
映画は観てないけれどミーハーなので撮影。 -
線路を跨ぐ陸橋には、チングの一場面と思しき絵が描かれている。
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そばの家並みも興味深い。
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陸橋の上から眺める線路。
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反対側の階段。
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絵の元になったシーンのパネルも飾られている。
次回『埋築地マウル』リベンジの前に映画を観てこよう。 -
高いビルを近くから眺めるのが好きなので、『国際金融センタービル』のふもとに向かう。
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すごく巨大な建物。
中はどうなっているんだよぅ! -
『国際金融センタービル』
高さ289m。かっこええ。 -
ビルの前はガランとした空地。
近い将来にここも生まれ変わるのだろうな。 -
他にも美しいビルが建ち並ぶ。
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壁に映るビルもまた美しい。
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ぶらぶらと『ポムネゴル』駅を目指していると、中央市場発見。
この上には『屋上マウル』なるものがあるらしい、ということを思い出して、ちょっと寄っていくことに。 -
夕方だけれど、まだ店は開いているようだ。
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非常に期待が高まる佇まい。
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タイムスリップしたかのような内部。
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レトロなドアに目が釘づけ。
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どこからか水漏れしている瓦礫の一角。
だ、大丈夫ですかっ? -
縫製工房などが入っている。
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更に階段を上って『屋上マウル』へ。
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ここが市場の屋上だとは思えない。
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門構えも立派な家が並んでいる。
-
あっ。
監視カメラならぬ監視猫。 -
年季の入った階段を下りて、中央市場を後にする。
ポムネゴル駅を目指していたつもりなのになぜか凡一駅に出て、地下鉄で釜山駅へ戻る。
草梁ミルミョンで夕食を摂り、早目に就寝。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねんきん老人さん 2023/08/02 17:31:12
- ここまでデタラメな町があるとは!?
- 小心者さん、こんにちは。 その後お体の調子はどうですか?
この暑さでは体力自慢の若者でももたないでしょうね。 私は連日町内会の夏祭りの準備で、炎天下の作業をしていますが、長くて30分。 頻繁に休憩をとり、その休憩は短くて30分。 準備は全然進みません。
今回のご旅行は2015年のことですね。 どうして小心者さんはいつもこういうマニアックな場所を見つけるのですか? ネットでもガイドブックでも見たことがありませんが。
てっきり廃石置場の写真だと思ったら、れっきとした石垣ですか!? 日本の穴太衆が見たらびっくりするでしょうね。
民家の外壁に個人的な写真を並べているとか、意味不明のプレートを貼り付けてあるとか、階段に映画の一場面か何かの写真があるとか、屋根に滑り落ちそうなタイヤが沢山のせてあるとか・・・路地を塞ぐように駐車している車とか・・・とにかくデタラメ・・・そしてそのすぐそばに近代的な高層ビルがあるとか・・・。
もう、マウルじゃなくてカオスって感じですね。 そうそう、マウルという言葉を知らないので調べました。 村とか町という意味だそうですね。
そういう所を一人で訪ねて歩き回る・・・どこが「小心者」なんでしょう?
羨ましい! 眩しい! 世の中にこんな旅行者がいるんだ! 飛行機のクラス自慢やホテルのグレード自慢ばかりの旅行記が多い中で、本当に輝いている小心者さんの姿にうっとりしてしまいます。
私も真似したいけど、安昌マウルは町中どこに行っても階段のようで、とても無理です。
せいぜい、あさってに迫った夏祭りで「高齢男性、熱中症で緊急搬送」なんて新聞に載らないように、気をつけて、要領よくサボろうかと思っています。
小心者さんもくれぐれも無理をなさらず、この夏を乗り切ることだけを考えてお過ごしください。
ねんきん老人
- 小心者さん からの返信 2023/08/02 21:13:34
- 穴太衆!
ねんきん老人さん、こんばんは!
いつも「圧倒的貧乏臭さ」の漂い散らかす私の旅行記を褒めてくださり、本当にありがとうございます。
身に余りすぎて、思わずお中元をお送りしようかと思いました。
『穴太衆』という言葉、初めて聞き、はじめて知りました。読み方も。
旅行記を拝見しても思うのですが、ねんきん老人さんの博識さには頭が下がりっぱなしです。
こんな年齢になっても知らないことばかりでお恥ずかしい。
韓国は日本にそっくりなところも多いですが、こういう「持ち合わせている常識や価値観が揺らぐようなもの」にちょくちょく出会えるのが楽しいです。
(市場の屋上に集落を作るとか、墓石で家を建てるとか…)
あの「屋根の上のタイヤ」は、きっと下を歩く人を頻繁に直撃しているんじゃないかと踏んでいます。死にはしなくても頚椎捻挫くらいは喰らいますね。
ねんきん老人さんの楽しいコメントにとても救われました。
体調の悪化で凹んでいましたが、おかげさまで少し元気が出ました。
重ね重ねありがとうございます。
この暑さの中、夏祭りのご準備とは大変ですね!
要所要所でお顔だけ見せて、あとは上手くサボりたおしてください。
私も、扇風機で乗り切ろうとして救急搬送されないよう気をつけます。
いやいや。家の中で倒れたら誰も通報してくれないのでそのままお陀仏ですね…
どうかくれぐれも熱中症にお気をつけて。
次の旅行記を楽しみにお待ちしております!(ぜひとも船旅を!)
小心者
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