2017秋05　釜山(５日目 後半～最終日)

2017/10/16 - 2017/10/21

楽しみにしていた門峴洞マウル散策から奇跡的に帰還。

10月の釜山は多くのお祭りが催されていて、この日は
チャイナタウン祭り　と　チャガルチ祭り　開催中。
『祭り』というイベントはあまり得意ではないが、せっかくの機会なので足を運んでみる。

また少し釜山を知ることができた。

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

行きと同じ82番バスに乗り、中央洞停留所で下車。
歩いてすぐの東横イン釜山駅２にチェックイン。

部屋は15階の一番端、1501号室。
まんま日本のビジネスホテルで、安心感が半端ない。

窓からの眺めがいい！
Wifiは若干頼りないがどうにかOK。

お茶など飲んで休憩し、18時すぎのシャトルバスで釜山駅へ。

このシャトルバスは非常に便利。
午後からは南浦洞へも出ている。

釜山駅からまっすぐ向かったのは『ポンジョン・テジクッパ』。
ここはやっぱり外せない。

18時半頃だったので待たずに入れた。
タロクッパ　7000W　　やっぱり美味しい！
でも土城駅近くで食べたテジクッパもとても美味しかったので、ちょっと感動が薄れちゃった。

出る頃には10人くらいの行列。

ポンジョンテジクッパ 地元の料理

駅前広場には舞台が設えられ、チャイナタウン祭りのイベントが行われていた。
楽器演奏や歌、手品、踊り、雑技団など　次々と演じられる。
テジクッパ屋でもらってきたコーヒー片手に、並べられた椅子に腰掛けて美しい音色に耳を傾ける。

しかしそのうち、背後でホームレスと思しき人同士の喧嘩が始まった。
どうやら酔っ払った女性を巡って争奪戦を繰り広げている様子。
もう、そっちの方が気になって気になって舞台どころではない。
私を含む周辺の人々は全員そちらに釘付け。
そのうちに一人の男性がビール瓶を割って手に構え…

洒落にならないかもしれないので、そぅっと逃走。
また後でこっそり戻ってこようと思っていたが、そのうちに忘却してしまった。

釜山駅前はホームレスが多く、ちょっと荒んだ雰囲気。
何か（恐らく宗教か）の勧誘の男性に、ホームレスらしき男性が殴り掛かるところも目撃した。

釜山駅前広場 広場・公園

場所を移動して、引き続き舞台観賞。今度は立ち見。

若くてキレイな女性たちが現れ、若者たちから声援が飛ぶ。

ちょっと有名なグループなのか？

キレのあるダンスで観客は大盛り上がり。
隣の女の子はノリノリで身体を揺らし始め、ちょいちょい私に体当たりするのでちょっと痛かった。

ショーを堪能し、シャトルバスでホテルへと戻る。

そのまま南浦洞行きのシャトルバスに乗せてもらい、チャガルチへ。

こちらも祭りで大いに盛り上がっている！

チャガルチ祭り 祭り・イベント

最も気になったのが、この『移動カラオケ屋』。
互いが影響し合わない程度の距離を置いて何店か営業している。
派手な衣装の夫婦らしき男女が場を盛り上げ、近くの飲食客が拍手や声援を飛ばす。
女性はときどきカゴを持って駄菓子を売りつけにくる。

たまに踊りだす通行人なんかも出現。
おっちゃんのバチを奪い取って太鼓を叩き出す人まで出現。

すごく面白くてしばらく釘付け。

大漁旗に飾られた漁船。

声を揃えて何やら叫びつつ記念撮影するおじさん団体を見かけた。
他の場所でも何度か。

なんと叫んでいるのか気になる。

チャガルチおばさんの行灯。
ひそかにファン。

ぶらぶら歩いていると、あちこちから「寄ってけ～」と声がかかる。

試しにチャガルチ市場で尋ねてみたが、
食材の代金に加え、二階での席料と調理代がかかるらしく、複数人で来ないとキビシそう。
路面店だとそういうのは要らないのだろうか？


ところで、これはホヤですな。

ビジュアル的にインパクト大。
巷で人気（？）キモカワ生物、ユムシ。

ぞわぞわする。

こちらのカラオケ屋台では、飲食屋台のおばさんが仕事そっちのけで歌っている。

ほろ酔いのサラリーマンも熱唱。

下手だとなかなか参加できないのだろうか、上手な人が多い。

既に22時近く。
祭りを楽しむ人々を眺めながらロッテマートへと向かう。
土産の海苔ふりかけを買うためだ。

翌朝。

昨夜ロッテマートで買ってきた40％OFFのスイカ牛乳。
味が想像し難くて買ってみたんだが、これがなかなか美味しかった。
台北で飲んだパパイヤ牛乳みたいで。

昨夜シャトルバス内で一緒になった男性から、このカレー店のことを教えていただいた。
売り切れて早めに閉店してしまうこともあるほどの人気店らしい。

現在の時刻は10:40。
既に二人の女の子（韓国人）が並んでいた。気ぃ早っ！

メニュー一覧。
そんなに美味しいなら一度食べてみたいが、他に食べたいものがありすぎて…

お店はこのループ橋のすぐ近く。

臨時首都記念館を訪れたことで『40階段文化館』を再訪したくなった。
せっせとループを上って行ってみたら、なんと11/21まで休館とのこと。
でらショック。
『展示内容のリメイク』のためだそうなので、次回の楽しみにしよう。

…次回の楽しみが増えすぎて、最初の方のは忘れ始める。

仕方ないので、二年前に歩いたかわいい壁画のあった通りを再訪してみる。

が、ほとんどの壁画が消されてしまっていた。

寂しい…。

辛うじて残っていた、パイプを利用したアート。

当時一番好きだった作品も残っていた！
ちょっとリメイクされちゃってるけど。

蔦まるけの家は蔦が増量。

高台の学校。

足腰の強い子が育つに違いない。

こ、これは…
先がものすごく気になる道。
行かずにはいられない。

わくわく♪

ただの駐車場でした。

「ただの駐車場かーーーーい！」と小声でツッコむ。裏拳付。

素敵な床屋さん！

思い切って刈ってもらおうか。

四十階段。

誰かがここで酒盛りしたらしい。
緑の小瓶は栄養ドリンク？　
だとしたらアフターケアも万全。

40階段文化観光テーマ通り 散歩・街歩き

在りし日の四十階段。

かれこれ20分以上記念撮影し続ける中国人旅行者。
中国の人たちって写真に強いこだわりがあるのね。

彼らが去ってから写真を撮ろうとベンチで休憩がてら待っていたが、もう無理です。

代わりと言っては失礼だが、『休憩するお父さん』像を撮影。

臨時首都記念館で『荷役の大変さ』を学んだので、お父さんたちの疲労度が少しは想像できる。

誰がかけたのか、ハートの首飾り。
微笑ましいけど似合わないことこの上なし。

通りに建つ塀に描かれているのは、昔の釜山駅舎だろう。

「橋の長さが足りなくね？」などと大人げないことを考える。

一度飛行機に乗り遅れそうになって以降、空港へは2時間半くらい前には到着していないと気がすまない。
16時の便に乗るのに12時過ぎには地下鉄に。気ぃ早っ！

空港でだって楽しめるからいいんですよ。

そう言えば今回もプルコギは食べられなかったな。
一人だと難しいし…


今回の旅行で、またいちだんと釜山が好きになった。
これを書きながら、既に釜山に行きたくてうずうずしている。
冬はやっぱり寒さが厳しいのかなぁ。

この旅行記へのコメント （2）

• ねこいしさん 2019/11/26 12:28:57

  さすがです！

  釜山に、こんな素敵な場所がたくさんあったとは。
  一連の旅行記、楽しませて頂きました♪
  ソウルの方が路地が多いと思って、釜山を軽く見ていたかも。
  とりあえず埋立地マウル等ぜひ行きたいので、わたしも再訪します！
  また詳しく教えてください。
  
  人もすんごく親切ですね。
  パトカーまで出動するとは。
  わたしも初めて行った時は、日本で受ける「韓国」の印象とあまりに違いびっくりしました。
  申し訳ない気持ちになりますよね。日本人はいろいろ反省しないと。
  
  ねこいし
  

  小心者さん からの返信 2019/11/26 17:13:42

  RE: さすがです！

  ねこいしさん
  コメントありがとうございます！
  
  釜山は台南と並んで大好きな街です。
  活気の裏でどこか憂いを帯びているところが更に味わい深く、きっと何度訪れても飽きないだろう、と思っています。
  帰国した翌日から再訪したくてたまらなくなります。
  
  そうそう。人が本当に親切ですよね。
  ソウルよりも釜山を訪れる方が、韓国を好きになれそうな気がします。（ソウルのこと全然知らないクセにすみません）
  本当に、仰るとおりです。
  ご好意や優しさを頂くたびに、とても申し訳ない気持ちになります。
  
  
  埋立地マウルの路地はたまりませんでした。
  が、どこも再開発が進みつつあり、そのうち見られなくなってしまうのではないかと不安です。
  私もまた近いうちに訪れたいです。
  
  ねこいしさんの旅行記を拝見すると
  「よくこんな写真を…」と心底感心させられることが多々あります。
  素敵な場面、構図なんかはもちろんですが、例えば釜山タワーでの『ファイトイッパーツ！』とか、大好物です。
  何かが舞い降りているとしか思えません。
  
  ぜひぜひ釜山を再訪され、そんな旅行記をまた拝見させてください！
  
  小心者