2015春04　韓国(釜山4　四十階段など)

2015/03/16 - 2015/03/21

初めて釜山に来たのに、ビーチとか寺とか行かなくていいのだろうか？

と思いながら、結局付近の街歩きに徹してしまった。
きっとまた来るので、のんびり過ごそう。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空

今日は宿を移動。
お世話になった『ポップコーンホステル』から釜山駅近くの『ハンソンモーテル』へ。
モーテルというところにも一度泊まってみたかったのだ。


まだ11時過ぎだったが部屋に通してもらえた。
日本で予約した２ベッドルーム、1泊3500円くらい。

建物は古いが、バスタブもあって快適。
夜は床暖房でポカポカ。

モーテル、いい！

朝食後、フェリーターミナルを見学に。

大阪発の船旅も楽しそうだなー。
昨日龍頭山公園でお話ししたお爺さんはそれで来られたそうだ。


インフォメーションがあったので、今更だが観光マップ入手。

ターミナル付近の高層ビル。

その前に建つ『第３歩兵師団』の碑。
ドクロのマークが印象的だ。

『四十階段テーマ通り』

当時の生活ぶりがうかがえるオブジェの他に、かつての四十階段の写真も見ることができる。

これから向かうのは『四十階段文化館』。

周辺にはカフェを併設したベーカリーが並ぶ。
オープンテラス席があるところも。

昨日は眺めただけだったこの螺旋階段を上ってみる。

内部。
階段ではなくてスロープだった。

ぐるぐる楽しくて、勾配も苦にならない。

スロープから見える電柱にはお茶目な鳥の巣。

スロープの上の道には古い家並み。というか廃屋。

文化館に行く前に周辺を散策することに。

さっそくこの階段を上ってみる。


…意表をついて行き止まりだった…。

クリーニング屋さん？

今度は、こちらのイルカが描かれた階段を進む。

階段の上には不思議なものが。

スプーンやザルなどのステンレス製品を遣ったアートだ。

アートじゃないけど、素敵な壁と窓。

たぶん壁画アートのある個所を示した地図だろう。

しかし、ハングルは読めないし、地図にはめっぽう弱いので私の役には立ちそうにない。

こんな塀があると気分が浮き立つね。

パイプを利用したアート。

アイデアに脱帽だ。

バスを待つ少年。イヤホンがいい。

メーターボックスもこのとおり。

タンポポを吹く少年。

少年のその先。

ブルーのタイルが美しい。

一番気に入った作品。
素敵だなぁ。

なんだかこれまでとはテイストが違うぞ。

あんまり遠くに行くと戻れなくなりそうなので、そろそろ引き返そう。

これだけ階段が多いと行動に慎重さが出てくる。
（うっかりしちゃって階段150段上る羽目に…とかツライので）

『四十階段文化館』に到着。

最初気付かなくて通り過ぎてしまった。

当時の学校の様子を再現したジオラマ。
服装や顔つきなどが興味深くて、じっくり観察してしまった。

３階の常設展を見終わると、６階の特別展も見ていくよう案内される。

パンダの絵が展示されていた。

しかし、それよりもこの粘土細工のジオラマに魅せられた。

これらはほんの15?程度のケースの中に作られていて、上から覗き込むようになっている。

細かなところまで作り込まれていて、当時の生活ぶりが覗える。

お婆さんの表情も子供の10円禿も、とってもいい！

６階には自由に出られるバルコニーがあり、ベンチもある。

当時使われていたと思しき郵便ポストも。

入り口には数々のオブジェが並ぶ。

係のおねえさんもとても親切だった。

文化館を後にして、次にやって来たのは『釜山近代歴史館』。

1929年に建てられたという建物自体も興味深い。

うーむ。ガラガラ。

でも、先ほどの『四十階段文化館』よりは3人ほど多い。

大阪商船の航路案内。
『昭和十二年』と書かれている。

ここで見たかったのは、この植民地時代の市街を再現した展示。

この後、電車模型の中でVTRを視聴。
日本を非難しまくる内容で、思わず視線が落ちる。

目を伏せたまま、しおしおと帰路に。

しおしおと『宝水洞古本屋通り』へやって来た。

うず高く積まれた、崩れてきそうな本のオブジェが目印。

圧巻の店先になぜか古風な日本人形が見える。

両側をパステル調の壁に挟まれた階段を上ってみる。

かわいい絵。

この人、よく見かける気がするのだが…どなたかな？

直立するコブラ。

階段を上りきった辺りからの眺め。

公園もあったので、ベンチで休憩。
そして、ひそかに健康器具にトライ。

これは風呂屋の煙突か？

今度は別の階段から古本屋通りへ下りる。

ここは動物をモチーフとした壁画が描かれている。

途中には、居心地よさげなカフェも。

このカラフルな家にはどんな人が住んでいるのだろう。

高くそびえる塀を利用した大作が多い。

壁画にはハングルで何か書かれている。
読めたらもっと楽しめるだろうに…

マンホールだって芸術的。

屋根付き階段を下りると古本屋通り。

道路を渡って『富平市場』へ行ってみた。

買い物客で賑わっている。

けっこう寒いので、ここでぜんざいを頂くことに。
素敵なおねえさんが切り盛りしていて、繁盛している。


看板の『100％　△※◇』が気になるところ。

おねえさんに「Sit down,please」と言ってもらって、店頭で頂く。

黄な粉餅入り　W1000。
やさしい甘さでほっこりと温まった。

根っからの食いしん坊なので、食べ物ばかり気になる。

おぉ…。これはインパクト大。

傍らには内臓も吊られている。




古本屋通り前のバス停から、81番バスで釜山駅へ戻る。

バス停の文字は全然読めないが、近くの人に「ブサンステーション？」と尋ねれば、乗るべきバスを教えてもらえる。

釜山駅から333番バスに乗ってみたものの、どういうわけかずいぶん下で降りてしまい、10分ほど彷徨った末やっとここにたどり着いた。

相変わらず霞んでいるが、素晴らしい眺め。



手紙を投函すると、１年後に配達されるというポスト。
夢があるなぁ。

展望台の下の記念館で『歴史のジオラマ』の場所を尋ね、バス停４つ分を歩くことにする。


『歴史のジオラマ』は、ポップコーンホステルのおにいさんイチオシの夜景スポットらしい。

道路自体が高い位置にあるので、ずっといい眺め。

『イバグ工作所』に到着。

今度は工作所が開いている時間帯に訪れたい。

その付近の、なんかメッチャかっこいいバス停。

地面にかわいい絵が描かれているが、地面だけに劣化が早い。

ものすごーく長いが、途中途中にインターバルがあるので精神的にちょっと楽そう。

帰路はこの階段を降りることに決める。

ようやく『歴史のジオラマ』に到着。
時間はちょっとかかったが、アップダウンがないのでしんどくはなかった。

おぉ。これはすごい眺めだ！

暗くなるまで付近を散策。

でも、かなり冷え込んできてじっと座ってられない、というのが本当のところ。

ずいぶん暗くなってきたぞ。

美しい…。

が、寒い…。

が、美しい…。

未だにあの橋の名前がわからない。

更に暗くなり、光が輝きを増す。

鼻水が止まらなくなってきたので、美しい夜景を眺めながら帰路に就くことに。

階段を降り切った中華街に『インフォメーション』があったので、トイレを借りて、『お勧めテジクッパ店』を教えてもらった。


おねえさんお勧めの『ウリ・テジクッパ』。
草梁洞を上っていった辺りにある。

テジクッパ、W5500と安い。

味は『ポンジョン・テジクッパ』の勝ちだが、ここのもじゅうぶん美味しかった。



テジクッパ…クセになりそう。

この旅行記へのコメント （2）

• konomiさん 2015/06/02 20:04:05

  テジクッパ　くせになってます（笑）

  このテジクッパもおいしそうですね〜〜。
  ポンジョンテジクッパは個人的には一番おいしいと思うお店です（＾＾）
  また8月に釜山に行くので、再訪するのが楽しみです。
  ウリテジクッパ・・ここも行ってみたいです！

  小心者さん からの返信 2015/06/07 14:19:03

  RE: テジクッパ　くせになってます（笑）

  konomiさん、はじめまして！
  せっかくメッセージを頂いたのに、返信が遅くなってすみません。
  実は、昨日の深夜に釜山から帰ってきました。
  やっぱりポンジョンテジクッパおいしいですね〜。
  
  konomiさんの旅行記『サンドゥンイ』もめちゃめちゃおいしそうですね！
  次回はぜひとも行ってみたいです。
  
  今回行った南浦洞の『サンチョンテジクッパ』もなかなかおいしかったので、お時間があればご検討ください。
  
  これからも色々参考にさせて頂きたく、どうぞよろしくお願いします！