2015春03　韓国(釜山3　南浦～チャガルチ)

2015/03/16 - 2015/03/21

滞在４日目。
昨日の予報では今日も雨とのことだったが、朝には雨は上がっていた。
宿の人が「南浦までなら余裕で歩けますよ。迷いようもないし」と仰るので、徒歩で向かってみた。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空

曇り空だけど、朝から天気予報を見てみると『降水確率０%』。
それでも念のため傘を持って出発。

宿を出てすぐ。
長い坂の途中にキリスト像が見える。

草梁市場近く。
大通りを歩くと迷わないけど、味気ないので裏通りを進んでいく。

裏通りを歩くのはやっぱり楽しい。

気になる路地を見つけるといちいち潜入するので、先に進まないこと甚だしい。

この辺りは本当に階段が多い。

宿の人いわく
「スゴイのは168階段だけじゃないですよ」

階段の先に日本式家屋が見える。

日本式家屋。

住んでいるのは日本人なのかな。

路地歩きが楽しくて、全然先に進まない。

宿を出発して30分以上経過。

「やっと中華街かいっ！」と、自分にツッコミ。

思わず圧倒される無骨なコンクリート階段もいいけれど、こういう素敵な階段もいいなぁ。

四十階段近く。

『四十階段テーマ通り』と称されたここには、当時の生活を表したいくつかのオブジェが並ぶ。

子供は潔く丸裸。

こちらは『ポン菓子屋さん』

傍らで耳を押さえる子供たちがかわいい。

…おぉ。
これはお馴染みの…。


やりたい…。かなりやりたい…。

『四十階段』は後日訪れる予定なので、チラ見しただけて先を急ぐ。

素敵なフラワーショップの店先。

二色咲きのチューリップが一際美しい。

大庁路を渡りながら撮影。

フェリーターミナルが見える。

正午からの『影島大橋』開閉。
けっこうギリギリで間に合った。

サイレンが鳴り響いて、橋が上がり始める。

見物人もまぁまぁいる。

観光バスも数台。

こんな急角度まで上がるのね！

階段を上って、正面からも見学。

車両の通行が止められた広い道路も興味深い。

15分ほどで橋は元通りに。

橋の裏側を見学したらしい人たちがこちらに戻ってきた。

港町らしい商店が並ぶ道を南浦駅方向へ歩く。

こ、これは…。一目惚れ。

しかも、裏側にも同じ顔があるリバーシブル仕様。
だからフードが涎掛けみたいになっている。

近代的なロッテ百貨店を横目に、まっすぐ向かったのは
『釜山デパート』


これは期待できそうだ！

地下の食堂をチラ見してから、内部へ潜入だ！

もちろん食堂もかなりいい味を出していた。

おぉー。期待通りな店内の様子にワクワクする。

売り物と粗大ゴミの境界線が非常に曖昧だ。（失礼）

シャッター通り。

営業してない（そもそも店じゃない）ところも多い。

売り物をつぶさに観察したくなるマニアックなお店。

それにしても、客いない。

休憩所のベンチ。

売り物に違いない古書を積んで板を渡してあるという素晴らしい作り。
恐れ多くて座れない。

レトロな木製の郵便受け。
まるで銭湯の下駄箱のようだ。（失礼）


釜山デパート、
次回もまた来ちゃいそうな素敵なところだった。

光復路を歩く。

確か化粧品店。　インパクト大。

男は背中で語る。
ぼっちの哀愁も漂う。

龍頭山公園へのエスカレーターの途中。

絵の前では女性が手を合わせていた。

更にエスカレーターを乗り継ぎ、上へ。
下りは歩くしかないのね…。

エスカレーター終点付近。雲が晴れてきた。

少しベンチで休んでいると、お爺さんに
「あんた日本人だね？」と話しかけられた。
大阪に住む釜山出身の方で、ぶらっと帰って来られたそうだ。

「20代の頃に日本へ渡って苦労して働き、結婚して子供をもうけた…」
というお話を1時間以上拝聴する。

お爺さんはまだまだ話し足りなそうだったが、お腹がペコペコなのでそろそろお別れ。
いつまでもお元気で。

BIFF広場までやって来た。

これが噂のホットック屋さんらしい。

屋台を横目に、チャガルチ市場方面へ。
目当ては『市場飯』。

チャガルチ市場のビュフェ食堂に行く予定だったが、もはや15時近いのであきらめて『新東亜市場』へ向かう。

新東亜市場の食堂。
時間が時間だけに客皆無。

それでもおねえさんに尋ねるとOKとのこと。
ありがたい。

出された定食。W6000。
すごい量だ。

さすが魚市場だけあって魚の唐揚げがとても美味しい。
しかも食べ終わるとすかさずお代わりを出してくれる。
せっかくですが、もう無理ー。

小さな石鍋で出されたアサリ入り豆腐チゲもイケる。
どのおかずも味は悪くない。

店の人も親切で大満足、大満腹。

私にとって、釜山と言えば漁港のイメージ。
ここは必ず訪れたかった。


いつの間にやら快晴。傘が邪魔。

そして、昔ながらの魚市場。

あちこちから
「買ってけ〜」「食ってけ〜」
と声がかかる。

「腹いっぱいで死にそうです」とジェスチャーで返す。

見たかった景色はこれ！
…なんだが、逆光だ。

なんかすげーカッコイイ！

穀類や乾物などを売っている。
おばさんがまたいい味出してますわ。

『The漁港』って感じ。

お腹いっぱいで死にそうなのに、デザートを求めてBIFF広場へ。
人気のホットック屋のおばさんに「もちもち、おいしい！」と呼び込まれる。

行列が5人ほどになっていたので、1個購入。W1000。
焼き（揚げ）あがったホットックを鋏で開いて中にナッツ投入。
なかなかの美味しさだった。
今度はもう少しお腹が減っている時に食べたい。

ぶらぶら歩いてロッテモールへ。
それにしてもお腹が苦しい。

アクアモールで18時の噴水ショーを楽しんだ後、エレベーターで11階へ。

屋外のエレベーターで更に上へ。

少し霞んでいるけどなかなかの眺めだ。

ここには、ミニ動物園やカフェもある。
暖房の効いたガラス張りの休憩室もあり、自由に飲食もできるようだ。

暖かい休憩スペースでゆっくりと寛ぐ。
とにかくお腹が苦しいす。

暗くなって街に明かりが灯る。

ロマンチックでカップル多し。
なんとも素敵なデートスポットだなぁ。

ライトアップされた『釜山大橋』

ええと…
あの美しいのは何という橋かな？

釜山タワー方面。

…ずいぶん冷え込んできた。

この素敵なスポットが大いに気に入り、長い間景色を眺めていた。



17番バスで釜山駅まで行き、宿へ帰還。

さすがに夜になってもお腹はほとんど減らず。
ハナロマートで買ったキンパで遅い夕飯とする。

初めて食べたキンパ。
おいしくて、半分ほど食べるつもりが完食した。