チューリップマークのユナイテッド航空で行くハワイその4

2012/09/16 - 2012/09/21

ハワイ4日目。ようやくホテルで朝食。逆向きの時差はきついね。本日は夕方からディナークルーズを予約してありますが、日中はもうひとつのハワイの顔、真珠湾を見学です。アリゾナ記念館、戦艦ミズーリなど数々の戦争遺産がのこる現役の軍港です。

エリア パール・ハーバー周辺(ハワイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船 レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ようやくハワイの時差にも追いついてきました。がんばって早起きしてホテルで朝食です。

ザ ロイヤル ハワイアン ア ラグジュアリー コレクション リゾート ワイキキ ホテル

ピンクのパラソルの下のテーブル。青空がまぶしい。

ピンクの傘がかかってるので、みんなピンクの色がかぶってしまう。

コンチネンタルのほうのブレッド類

ヨーグルトは別注。こちらのピンク色は光線かぶりじゃないです。

エッグブレクファストはソーセージとスクランブルにしました。

別注のワッフル。

トーストはエッグブレクファストについてくるのですが、ちょっといろいろ頼みすぎてかぶりまくり

鳩がやってきて前の傘にとまってました。

ビーチ越しにダイヤモンドヘッドがみえていい朝です。

昨日は出番のなかったムスタング。本日はこれでおでかけ。真珠湾にまいります。高速がややこしくて、おまけに軍用地のフォード島へ渡る橋に入ってしまい、ゲートの兵隊さんに挨拶して折り返し。

真珠湾 海岸・海

戦艦アリゾナの錨

真珠湾攻撃の一年後の1942年12月7日に進水した潜水艦ボーフィン。アメリカではそのため「真珠湾の復習者」の名称で呼ばれたこの潜水艦は太平洋での通商破壊（民間の船も漁船もとにかくかたっぱしから沈める）に活躍。日本では学童疎開船対馬丸を撃沈したことでちょっと知られています。
アングロサクソンらしい復讐ですな。

潜水艦による通商破壊は第一次大戦のときにドイツが島国英国に対して始めた戦略で、巨大な海軍力と広大な植民地を持つイギリスは両大戦でその威力に苦しみましたが、米軍による海上交通の破壊は日本に本当の意味での破滅をもたらしました。航空機の活躍ばかりが強調されるなかで、島国日本の生命線は今でも海上交通ですから、今では数少ない第二次対戦型の米海軍潜水艦は一度は見ておいたほうがいいんじゃないんでしょうか。（ここに来るまで、ボーフィンの展示があるのは知らなかったくせに偉そうですが）

潜水艦バウウィン号博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ボーフィン号の戦果を示しています。普通の日の丸は民間船舶。日章旗は日本海軍の船舶。

真珠湾に突入した日本海軍の特殊潜航艇、甲標的の乗員で座礁したために捕虜になってしまった酒巻和男海軍少尉の軍服（大戦での日本人捕虜第一号です。）

甲標的のスクリュー

やがて潜水艦は核ミサイルをつみ、人類の最終兵器として海中に君臨するようになったという。

ボーフィン号、入口とかいてありますね。潜水艦はとても狭い。

ボーフィン号のむこうには戦艦アリゾナとミズーリ

甲板もこの狭さ。静かな湾内だからいいようなものの荒海でこの上での作業はさぞ怖いでしょう

対空機関銃。常時潜っていられる原子力潜水艦とちがい、ほとんどは海上を航行する当時の潜水艦にとっては航空機は大敵。

ボーフィンの魚雷発射管室。

入口を下から見上げます。

円柱の発射管の中には魚雷のスクリューが見えます。

士官用のベッド、これでも広いほう

無線室ですね。

広角レンズのせいか広くみえますけど、どこもかしこもとても狭い。こんなんで大海原を何ヶ月もとか、いやだねえ。

ピンナップが貼られているのが米軍らしいな

乗員用のベッド。ウナギの寝床だね。

エンジンルーム。きれいに磨き上げられてますが、現役のときは排気と油でたいへんだったでしょう。

こちらは後部の発射管。

魚雷がでかい

そとに出ると真珠湾には現役の軍艦がいます。

戦艦ミズーリ。東京湾で日本の降伏文書の調印が行われた戦艦です。

こちらはアリゾナ記念館

アリゾナ記念館と戦艦ミズーリ、この配置がいかにもアメリカですな
やられたらやりかえす。それも何倍にもして。ローマ人から野蛮人と思われていたころから変わらないまま。そういうことも知っておかないといけませんね。

夕方からホノルル港発のディナークルーズ。これも日本から予約しておきました。

スター オブ ホノルル 地元の料理

出港直後の西の空。夕陽はみられるかな。

最初のカクテルはサービスに込み
マイタイですね。
スパークリングワインをボトルで頼んでおいたら、ちょっと窓際のいい席にしてくれました。（窓際を指定するには別料金とられます）

前菜はサラダ。なかなかおおざっぱ

貝の形のバターがかわいいね。

パンは紫色

客席のフロアは何カ所もありますが、それぞれで歌や踊りのショーが繰り広げられて、にぎやか

低層のフロアでしたが、窓からは眺めがいい

夕暮れのホノルル

メインディッシュはステーキとカニ。豪華というかおおざっぱというか。
ちなみにカニはおかわりできます。まあ日本人の客がおおいからカニだしときゃいいかって感じですか。

曇りがちでしたが、夕陽はきれいに見られました。

ハワイで最後の夕陽。沈むところまでちゃんと見られましたよ。沖合はいろんなクルーズの船がいっぱい

食事が終わると全員参加でフロアで踊りまくり。こういうのは乗らないと損です。ワイキキあたりで船は折り返して港に戻ります。

帰りはバスでホテルまで送迎。よっぱらっても安心。

ロイヤルハワイアンホテルに帰ってきました。

某ブランド店のショーウインドウ。フランス人ってなんでこういうのが好きなんだろう。デザインは日本人ですが。

ルイ ヴィトン (カラカウア店) ブランドショップ

うーむ、悪い夢にでてきそう。