2013/11/02 - 2013/11/11
38位(同エリア151件中)
Salaamさん
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観光に使える最後の一日。
陽出国の旅行者、陽沈む国の旅もいよいよ終盤です。
迷宮を脱出してこの国の首都へ。
マグレブ(モロッコ)で見る最後のマグレブ(日の入り)に思いを馳せて、最後は鉄道で行く旅路。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ロイヤルエアーモロッコ カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イスラム圏へ旅行する際、密かな楽しみにしているのがハマームへ出掛けること。
ハマームは浴室、お手洗いのアラビア語ですが、公衆浴場もハマームと呼びます。
この日は朝一に朝風呂ならぬ朝ハマームへ繰り出します。
地域や浴場によっては浴槽もありますが、こちらのハマームはスチームサウナ状の蒸し風呂のみ。そもそもハマームは浸かる湯よりかける湯の方が一般的なようです。
流石に素肌を晒す浴室の写真は撮っておりませんが、今から思えば来客が私だけだったので大丈夫だったかも知れませんね。この写真は脱衣場の図。 -
別料金で頼めばごっついアラブ人なおっちゃんが洗身してくれます。システムとしては韓国の垢擦りに似ていますが、あそこまで「垢を取る!」感はないもののかなりゴシゴシやってくれます。
入り口の受付で頼む→脱衣場で脱ぐ→蒸し風呂で身体を暖め皮膚をふやかす→おっちゃんゴシゴシが流れ。
入浴料だけでは10〜15ディルハム位だったかな?
おっちゃんゴシゴシ代は忘れちゃいましたが、そんなに高いものではなかったです。
さっぱりして浴場を出ます。
ガラガラだったなぁ…と思っていると、私が出たのと入れ替わりでモロッコマダム方がゾロゾロ入っていかれます。
あ、時間区切って男女を別けてたのですね…すいません、長風呂して待たせちゃって…。
ブージェルード門のすぐ脇にあるハマム、きらびやかな洒落たスパよりも、こんな庶民的な銭湯の方が落ち着きます。ブー ジュルード門 建造物
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ハマムでさっぱりした後は町歩き再開。
ブージェルードから入ると大通りは観光客目当ての店が多いですが、一本となりの道に入ればそこは地元の方々が集う生活に根付いた市場。 -
ちょいちょい絵葉書程度の観光的なモノも売っていますが、道を行き交う人達もジモティー(あ、古いっすか?)が中心。
こっちの方が好きだなぁ! -
フラフラしていたらなんか広い所に出ました!
後から調べて解ったのですが、どうやらここは王宮広場だそうです。カサブランカだけではなく、モロッコ各地に王宮があるのかな?
それにしても、多分100年前もほぼ同じ光景だったんだろうなぁ…。 -
路地の中ではごれでもか!って位に所狭しと店が並んでいるのに対して、こちらは何もないだだっ広い広場。遊ぶ子供の姿もなければ行き交う人影もまばら。ただ北アフリカの強烈な日差しが照り付けるだけで静かな空間。
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王宮広場の一角に縦穴の半地下造りをした商業施設がありますが、その採光用と思われる中庭にはパラボラアンテナが密集。
海外に行くと本当にニュースチャンネルの多さに驚かされます。そして、その数だけ需要があるのも解るくらい、だいたいお店やカフェで流れているのはニュースチャンネルだったりします。
No news is good newsとは言いますが、いかに日本が平和とは言え、本当に日本のメディアはニュースに割く比重が軽いなぁと思わされる。 -
あっちこっちフラフラしていたらまたブージェルード門に戻ってきました。
ライトアップの効果もあるでしょうが、なかなか妖艶な雰囲気を出している夜の光景と印象が違いますね。
夜が異空間への入口のように映る門は、ぐぐっと身近に感じるものの異文化への誘いに映ります。皆さんにはどのように映りますか? -
ブージェルードからタラア・スギラ通りをフラフラ歩くと少し開けた所に出ます。
プラス・ネジャーリン、大工広場と言う場所でその名の通り大工が多くいた地区。その一角(写真左手)にはその昔商隊の宿として使われていた建物を改装して作った木工業博物館もあります。
残念ながら混んでいたのと、時間が余りなかったのと、然程興味をそそられなかったのとで入場せずに町歩き続行。ネジャーリンの泉 建造物
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昔は木工芸品や大工屋さんが軒を連ねていたと思われるこの地域ですが、今では民芸品やみやげ物屋が軒を連ねている広場となっております。
お皿や絵葉書、小物等はわかるのですが、あの大きな壺を買って帰る方って本当にいらっしゃるのでしょうか?むぅ…。 -
ネジャーリン広場から少し歩く道にも所狭しと露店が並びます。
ちょっとしたアーケードにも美しい装飾が施されていて美しいですね!見惚れてしまいますが、ずっと眺めていると切りがありません。ここで日本の某大手旅行会社のツアー一団に遭遇しましたが、マダム達が「疲れたね、写真撮ったから次」と仰せでしたが、時にはそれ位割り切って進んだ方がいいのかも…いやいやいや!っもったいないですね。 -
イチオシ
確かザウィア・モウレイ・イドゥリス2世の入り口だったと思います。
1000年以上前にフェズを建設したモウレイ・イドゥリス2世の霊廟でモロッコ3大霊廟の一つだそうですが、他の2つはどれだか解りません(苦笑)
もう一方の正門?がある方が有名ですが、あいにく扉が閉ざされていて見れませんでした。そもそも異教徒には公開されていない霊廟なので、ひょっとしたら改修ではなく、ムスリム以外には見れないだけだったかも知れませんが、私はこの明るい色使いの入り口もお気に入り。
それにしてもイドゥリスさん、果たしてこの町はちゃんと設計して作ったのか不思議なくらいに迷います。ザウィア ムーレイ イドリス廟 寺院・教会
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現代は解りませんが、昔のフェズは神学校や大学等が多く在する学都だったそうで、このアッタリーン・メドレセも14世紀のメドレセの一つ。
石造りと木工細工の細やかさが見事です。アッタリーン マドラサ 史跡・遺跡
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メドレセなので宗教施設の体もあるため入場できる時間は限られているのですが、異教徒の私も入場できます。
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石と木とタイルの三種類のびっくりするほど細かい細工は延々と見ていても飽きません。
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私の貧弱なボキャブラリーでこれを説明しようなんて無理難題。
これは実際現地に行って見て下さい! -
イチオシ
はたしてこのメドレセだけでどれだけ時間を費やしたのでしょうか…
撮った写真の枚数もここがずば抜けて多かった(笑)
列車の時間までそんなに余裕があった訳ではないのですが、時間一杯まで堪能させて頂きました。 -
メドレセに見とれすぎてあっという間に時間が過ぎていました。
そろそろ脱出を試みないとイドゥリス2世が作った迷路から制限時間内に抜け出せなくなります。 -
旧市街の中には原則車の乗り入れが禁止されています。もとい、そもそも物理的に乗り入れが可能な道がほとんどありません。
故にここの運搬の主役は人かロバ。
イドゥリスさんの名誉のためにも申し上げますと、この町の建築は実はかなり細かいルールに従っているらしいです。
流石に現代では旧市街内で見掛けることはありませんが、メイン通りとなる道はらくだがスレ違う事ができる7ジラーの道幅を確保しなければならない等…。 -
大工広場の次はプラス・サファーリン、加治屋広場。その名の通り加治屋が広場を囲んでいます。
気になってさっきのジラーと言う単位について調べてみたら、1ジラーは肘から手の先までの距離を規準とするイスラム圏の単位だとか。
解らなくはないけど、イギリスの単位ヤードもしかり、ジャイアント馬場と池乃めだか師匠とだとだいぶ1ジラーのサイズって異なってくる気がするんですよね…。 -
イチオシ
ネジャーリン広場より幾ばくか広いサファーリン広場は今でも金物屋が軒を連ねてリズミカルにカカーンカンカン、カカーンカンカンと銅板を叩く鎚の音が心地良く響きます。使っている器具の違いか、カンカンと低めの金属音とキンキンと響く高めの金属音が聞こえます。
一枚の銅板からどんどん大皿や鍋が出来上がっていく様は見ていても楽しいですね。それも明らかに昔から変わっていないだろう雰囲気の中で。 -
あっちに行ったりこっちに行ったりしながら、迷子を堪能し旧市街入り口のひとつ、ルシフ門へ戻ってきました。ルシフ広場は夜の方が人出が多いのかな?
後ろ髪(ないけど)を引かれる思い出フェズを後にする時間がやってきました。 -
ルシフ門も比較的築年数が浅いようで、直線的なデザインとモルタル(?)がなんとも作りました感を強くしてしまい少し残念。なんだろう、あのディズニーランドとかの精巧なんだけど何か本物っぽくない雰囲気と同じ。
いや、ここは正真正銘の大アラブ圏で、しかも門の装飾もしっかりと施された美しいものなんですけど、何かが「違う」んです。 -
やって来たのはフェズ駅。
モロッコの駅の素晴らしい所は駅がモロッコ建築風のデザインをちゃんと踏襲しているところ。モロッコのバーブ(門)のイメージを取り入れているのは、駅がその町の入り口である事を示しているのでしょうか…。
ちなみにモロッコ国鉄は1963年に設立されたらしく、ちょうど50周年のデコレーションがほどこされていました。フェズ駅 駅
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根拠のないにわか鉄な発言ですが、個人的に「鉄道の旅」は機関車が先頭にあって動力を持たない客車を牽引するのが味があって好きなんです。まさにこの列車のように。
もちろん新幹線のような高速鉄道は違いますけど、各車両に動力がある列車って日頃乗っている普通電車(山手線とか環状線のような電車)と近すぎて非日常感に欠けると言うか…。 -
どちらかと言うと鉄ではなくヒコちゃんなのですが、鉄道の旅って良いですね。世界の車窓から、ではないですが車内を見ると人々の生活が、車外を見るとゆっくりと変わるその国の風景が望めるのは素晴らしくエキサイティング。
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車内の座席配置は2-2の配列でけっこうゆとりがあります。自由席の車内はすぐに席が埋まりましたが、なんとか窓側の座席を確保する事ができました。
フェズからラバトまで2時間半で80ディルハム(約1000円)。ざっくり比較すると東京から長野くらい、日本の電車だと今流行りの北陸新幹線で8000円以上する距離。移動費が安いってのは素晴らしい事ですね! -
列車の中では隣に座ったモロッコ人のおばちゃんとずっと会話しておりました。私のさび付いたフランス語をゆっくりと時に筆談を交えて会話していたのですが、やはりさび付いた言語はなかなか進みません。「あまり上手じゃなくてすいません…」って言ったらおばちゃんいきなりフランス語からアラビア語に変更。いや、そう言う問題じゃないんです…(苦笑)
フランスが宗主国だったモロッコはアラビア語とフランス語が同じくらい通用しているのですが、その分、観光施設等以外での英語通用率は差ほど高くありません…。
そうこうしている間にラバトへ到着です。ラバトビル駅 駅
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イチオシ
モロッコの最大の都市はカサブランカですが、首都は少し離れた所にあるラバト。少し前までてっきりカサブランカが首都だと思ってた…恥ずかしい(笑)
カサブランカはほぼ素通りなので公平な判断は申し上げられませんが、多分カサブランカよりラバトの方が面白いと思います。銀ブラを好むか、浅草詣でを好むかの違いでしょうから、好みにも寄りますが。 -
ヴィル駅を出てムハンマド5世大通りを30分ほど北へ歩くと旧市街、メディナへ入ります。
20世紀初頭の南欧のようなモダンな雰囲気な漂う大通り添いの新市街もお洒落でいいのですが、道幅が狭く道行く人と人との袖触れ合うような生活臭漂う旧市街には不思議な魅力があります。
その不思議な魅力に魅せられ、気付けば旧市街に吸い込まれている始末。 -
実はラバトに寄ったのは、ラバト在住の友人に会い行く予定だったのです。しかし、直前にその方の近しい友人がお亡くなりになった為急遽会う約束はキャンセル。独りでハッサン2世通りをフラフラと歩きます。
モクモクと煙を上げながら、鳥の半身や串焼き、腸詰のようなものが売られております。鰻は煙を食わせる、といいますが、鰻ではないもののまさにここも煙に食わせられました。 -
ハッサン2世大通りを西へフラフラ歩くとブー・レグレグ川岸近くに辿り着き、ハッサンの塔とムハンマド5世霊廟前。左に見えているのがハッサンの塔、建設を指示したヤクーブ・マンスール王が建設途中に他界してしまったため、設計上では88mになるはずだったところ半分の44mにしかならなかったとか。
なんだかウズベキスタンのヒヴァにあるミナレットと同じような歴史ですね…。ハッサンの搭 建造物
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ブー・レグレグ川を望むちょっとした高台にあるのがムハンマド5世の霊廟。
第2次世界大戦後までフランス、そして一部をスペインに植民地支配されていたモロッコを独立に導いた建国の父で、現王朝の初代国王です。そう言えば、日本には単身で「この人が建国の父だ」って人はいないですよね…。ムハンマド5世の霊廟 モニュメント・記念碑
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このハッサンの塔なのですが、塔だけではなく併設したモスクも世界最大のものになる予定であったとか。半分しか完成しなかったミナレットですがかなり大きなもので完成した時の事に思いを馳せると胸が熱くなる!
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あっちへ行って、こっちへ行って、戻ってきたのは旧市街メディナ。
残念ながら友達には会えずそのまま日本に帰宅する事になりそうです。 -
旧市街の中に入ってもあちこちから煙。食べ歩き、買い食い大好きなのでこのような文化は本当に素晴らしいですね。学校の先生やPTAのお母様から苦情を受けるかも知れませんが、日本も買い食いを推進しましょう!
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モロッコ最後の夜はメディナの路地裏に位置するネットに名前すら出てこない安宿です。
地球の迷い方では40Dh位の宿もあるような下記ぶりでしたが、実際巡ってみると底値が80Dh位の様子。探せばもっと安い宿もあったのかもしれませんが、価格が安い部類は躊躇する清潔さ具合の宿が中心でした。
諦めかけていたところ、共同シャワーでWi-Fi付き、確か80Dh位の宿に投宿を決めました。英語の通用度は低く、ベッド一つとパソコン一台置くスペースもない小さなテーブルだけあるシンプルな部屋。
モロッコの旅をあれこれ振り返っている間に気付くと寝てしまいました。
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