ラグジュアリーなロッジで味わうワイルドな体験と至福の時

2015/03/21 - 2015/03/29

なんとビックリ！　　
４トラの南アフリカモニターツアーに当選して思いがけずに南アフリカの旅行に行ってきました。

当然当たるとは思っていない中でのエントリー、２月２７日に当選のメールをいただいた時には、最初はいたずらメールでは・・・？
そう思いましたが、よく見るとどうやら本当らしい・・・
それからが大変
仕事柄、連続休暇で旅に出れるのは年末年始とＧＷと盆休みのみ、２日以上連続で有給休暇を取得することなど、３０数年前の新婚旅行以来全くなし。

ゼネコンの営業部門の責任者が、年度末に９日間も会社を休むことなんて絶対ありえない・・・

どうしよう・・・・・
でも、このチャンスを逃すと死ぬまで南アフリカに訪れることはないだろう・・・

そう思って仕事の調整を無理やりして、一番の難関だった有給休暇取得の社長の承認も得て、めでたくモニターツアーの参加が実現しました。

実は今年は例年になく仕事が絶好調で、すでに半期を終えた時点で年間目標をクリアしていて、尚且つ会社が6月決算だったこともあって何とかなったのです。

今回の旅は南アフリカ観光局がすべてアテンドしていただけたおかげで、久しぶりにお任せで、南アフリカのワイルドでラグジュアリーでグルメな旅を満喫してきました。


全体の行程は
3月21日 18時
　　　　 成田発　日本航空735便で　香港で南アフリカ航空に乗継
3月22日
　　　　 7時15分　ヨハネスブルグ到着
　　　　 国内線に乗りついでホードスプルイドに到着
　 　 　 ソニーブッシュ　ウォーターサイドロッジにチェックイン
　　　　 夕方イブニングゲームドライブ
3月23日　 終日サファリゲームドライブ
3月24日　 早朝バルーンサファリ
　　　　 パノラマルートドライブ
　　　　 ブライデリバーキャニオン、ブルクスラックポットホール
　　　　 カサドソルホテルチェックイン
3月25日　 午前中　象の生態学習プログラム参加
　　　　 午後　クルーガムプマランガ発　南アフリカ航空便で
　　　　 ケープタウン到着
　　　　 コモドールホテルチェックイン
　　　　 ここで他の２名のトラベラーと合流
3月26日　 ケーブ半島ドライブ
　　　　 喜望峰・ケープポイント・ボルダーズビーチ・ハウトベイ
3月27日　 世界遺産ロベン島　午後はヘリコプターでケープ半島周遊
3月28日　 オールドビスケットミルでの買物
　　　　 ケープタウンから南アフリカ航空でヨハネスブルグへ
　　　　 南アフリカ航空香港行きに搭乗
3月29日　 日本航空　羽田行搭乗　　20時20分　帰国


更に旅程には、それぞれの地域の人気レストランでの食事もすべてセットされていました。

バックパッカーのような貧乏旅行になれている私には、未だかつて味わうことのなかった超ゴージャスでセレブな旅を満喫してきました。
第1弾は初日の成田から香港トランジットヨハネスブルグ、さらに国内線に乗り継いでのクルーガー国立公園でのエキサイティングなイブニングサファリの様子とラグジュアリーなロッジを紹介します。

エリア クルーガー国立公園周辺(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: JAL 南アフリカ航空
• 旅行の手配内容: その他

3月21日夕方JAL便で成田を飛び立ち5時間20分のフライトで香港に、ここで南アフリカ航空に乗り継いでヨハネスブルグに到着したのは22日7時30分のこと。
長距離のフライトだとディレイは当たり前の感覚が多い中にあって、南アフリカ航空、定刻通りの到着でした。

ワンワールドからスターアライアンスへの乗り継ぎで、香港でのトランジットの時間が短かかったので、荷物がちゃんと届くのか心配していましたが無事に受け取ることができ、まずは一安心。

今回のモニターツアーの当選者は3名
私がクルーガールート　大阪から参加した３０代の男性はサンシティコース、もう一人はうら若き美貌の20代の女性で、彼女はドラケンスバーグコース
香港でのトランジットの際に初顔合わせは済んでましたが、ここで南アフリカ観光局のエリックとそれぞれの最終旅程の確認の打ち合わせを行いました。
空港で売っていたこの花は南アフリカの国花のプロテア

アフリカ初のグルメは、お土産にも人気のペリペリソースをたっぷりかけたナンドチキンを御馳走になりました。

普段は決して食べないチキンですが、え〜い　旅先なのでチャレンジしちゃえ

ｳ〜ﾑ　美味い！

何事もチャレンジだ

ヨハネスブルグで2人と別れ前半の3日間はそれぞれ別行動となります。

乗り継ぎの南アフリカ航空の飛行機は小ぶりのこれ。
乗客はわずか20人足らずでした。
１時間足らずでホードスプルイト空港に到着。

ホードスプルイト空港からピックアップされ車で走ること３０分

ここでソニーブッシュ私設動物保護区に入ります。
ゲートがあって警備員が常駐しています。

さらにそこからサバンナの中を１５分ほど走ると宿泊するウォーターサイドロッジがありました。

ようやくロッジに到着です　成田を飛び立ってから２５時間後のこと

やっぱりアフリカは遠いなあ

まずは入口で冷たいおしぼりでお出迎え

チェックインはこちらのラウンジでウェルカムドリンクのジンジャービールを飲みながら

滞在中の日程や注意事項をここで確認

ここは名前のとおり水辺にあるロッジです。

サファリの中にあるロッジには実は５ツ星ホテル並みのラグジュアリーなサービスをしているものが数多くあります。

ここウォーターサイドロッジもその中の一つ

普通に泊まると一人５，６万円はするようです。
自腹じゃ絶対泊まれない。

モニターツアーの役得ですね。

ロッジの中に入ると目の前にいきなり天蓋付きのベッドが
実はこの天蓋はゴージャスな見た目以外にちゃんと別な意味があることにあとで気づきます。

こんな部屋にオヤジが一人で泊まっても絵になりませんが・・・

お風呂もこんなに素敵　シャワーブースも別についてます。

南側にはバルコニーが
後でここでとんでもない光景を何度も見ることに

到着がちょうどお昼だったのでまずはランチをいただきます。

ますはビールとサラダ

ロッジの宿泊には３食の食事とバーの飲み物、滞在中のサファリゲームなど全てインクルードされていて、ここで２日間のんびりと過ごすことになります。

初日のランチのメインはダチョウのステーキサンドをチョイス。

ダチョウは見ためは鳥ですが、肉だけ見るとビーフに近く、肉も柔らかくまるでビーフと同じよう美味しくいただきました。

デザートは小ぶりのアップルパイの上にバニラアイスがのっていました。

このロッジ、食事のクオリティもめちゃくちゃ高い。

イブニングサファリが始まるまでまだ２時間ほどあります。
部屋に戻って長旅の疲れを癒すべくシャワーを浴びてベッドでウトウトしていると外からバキバキっと樹の折れるような音が、ずっと続いています。
何だろうとテラスに出てみると目の前に現れたのはなんと象

それもわずか７，８ｍ程先
しかも２頭もいる

ひぇ〜食われないか？？？

でも、すぐに２頭とも去っていったので一安心

しばらくすると今度はバスルームの方からガサガサ　ゴソゴソ
表に出てみると今後はバッファローがお風呂の目の前に
何だここは

部屋にいながらにして早くもビッグ５のうち２つもクリア

イブニングサファリは4時半スタート
4時からはロビーではアフタヌーンティーがサーブされます。
イギリス統治時代のハンティングが盛んだった頃の名残だとか。

サファリの足はトヨタのランクル
ボンネットの先の椅子にはトラッカーと呼ばれる動物の探索役が座ります。
2日間お世話になったウィリーです。

そしてレインジャーと呼ばれるガイドが運転して案内してくれます。
彼女が2日間案内してくれたモニカ

この日のロッジの宿泊客は4組だけ
私のグループはケープタウンから来ていた4人の家族と一緒でした。

彼らも2日間一緒でしたが何で私が一人なのか不思議がっていました。
こんなところの一人で泊まる人は少ないんでしょうね。
しかもおじさん一人で。

キリンがいました。
日本人に人気の御三家がこのキリンとチーター、シマウマだそうです。

クードゥー発見
翌日のディナーでこの動物のステーキを食べることに

かわいそうだけどこの肉絶品でした。

象の集団を発見

初日のイブニングサファリではインパラとバッファローについで多く見かけたのがこの象

象も単独でなく集団で行動する習性があるようです

鼻先だけでよくわかりにくいのですがカバですね

水辺に数多くいるのはバッファロー

目の前の象　足元に何やら骨らしいものが

モニカの話によると、どうやら仲間の骨のようで、しばらく鼻先で愛おしそうにすりすりしていました

象が通った後はすぐわかります。
何故かって　それは足元に子供の頭ほどの大きさのお土産がぽたぽた
そして通り過ぎた後の周りの木々は、葉っぱは象が食べてしまい幹ごとボッキリと折れているから

今度はシマウマを発見

シマウマ意外に小さいです
動物園で見たイメージはもうちょっと大きかったような・・・

鳥もいろんな種類が飛んでいます。

イブニングサファリでは夕日が沈むころ見晴らしのいい場所に行って行う儀式があります

それがサンダウナー
ランクルから下りて夕日を眺めながらの一杯　最高です。

いい感じで陽が沈んできました。

アフリカといえばどちらかというと灼熱のイメージを持っていましたが、クルーガーに来てビックリ
日本と違って湿気がないので同じ暑さでも、汗が出ないのと夕方になると肌寒さを感じるくらいすごしやすい陽気です。

ここで初めて別なサファリとすれ違いました。
サンダウナーを終えて再び出発
ウイニーはサーチライトを左右に照らしながら動物を見つけています。

既に日は落ちて真っ暗になったところで何かを見つけたようです。

ランクルをバックさせてモニカが草むらに入って捕まえてきたものは
こんな小さなカメレオン

暗やみの中、走っている車の上からこんな小さなカメレオンを見つけるウイニーの動体視力　いったいどれだけのものか　ただただ驚くだけ

ナイトサファリを終えてロッジに帰ると夕食は星空の下、焚き木を囲んだ「ボマ・ディナー」

南アフリカの伝統的なディナースタイル
メインは牛のステーキ

同じサファリの車ごとにレインジャーも混じって、今日の収穫を語りながらの夕食でした。

写真を見せられないのが残念ですが、実はこの日の一番の驚きは頭上の満天の星空の美しさ
日本では絶対この星空は見ることはできないでしょうね。

アフリカ初日は長旅の疲れもあり、おとなしくこれでお開き

明日は５時にモーニングコールがあり、５時半からモーニングサファリの開始です。
部屋に帰って天蓋の本当の意味が分かりました。
茅葺屋根なので上から落ちてくる虫の糞と、蚊の対策が一番の目的だったことを体感。

この旅行記へのコメント （4）

• トラッキー☆さん 2015/04/08 13:34:37

  南アモニターツアー当選おめでとうございます♪

  ぬいぬいさん、お帰りなさ〜い。
  
  こうやって、改めて見てみると、スゴイ旅でしたね。
  ラグジュアリーホテルから始まって、サファリ、気球、ヘリ、ペンギン、渓谷・・・これを一度に体験するとは！
  食事、現地移動もついてて楽チンだし、とても贅沢！！
  
  こんな旅、一生できないだろうなぁ〜。
  
  この旅行記で南アフリカをいっぱい知ることができたし、行きたくなっちゃいました。
  
  と思うと、このモニターツアーは成功でしたね。
  
  私的には、サファリに興味があるけど・・・ケニアでテロもあったし、ハードルが高くなってしまいました。
  そのために、望遠レンズを買ったのに・・・いつになることやら。
  
  留守番していた上司や部下たちへのお土産が高くついたのでは？？？
  
  また、話を聞かせて下さい！
  そして、その運を分けて下さい！！
  
  トラッキー☆

  ぬいぬいさん からの返信 2015/04/09 22:13:13

  盛りだくさんの南アフリカ　大満足の旅でした

  とらちゃん　こんばんは
  
  ホント南アフリカの９日間の旅
  今振り返ると、毎日が非日常的な光景の連続
  そして、プライベートでは絶対に泊まれないホテルや、絶対に行けないレストラン
  気球　ヘリ　船　と何でもアリの盛り沢山な旅でした。
  
  多分今まで行った旅の中で、一番ラグジュアリーでグルメでしかもめちゃくちゃ内容の濃い９日間でした。
  
  南アフリカ　予想以上に素敵な国でした。
  旅行中飛行機が落ちたり　ケニアが騒がしかったり　いろいろあったようですが９日間テレビとは無縁の生活をしていたので、世間の雑音は全く入ってこなかったのでサファリや絶景の旅を満喫していました。
  
  初の連続有給休暇の取得でしたが、留守中特に問題もなく、帰国後も仕事も順調
  
  やっぱりあの沖縄のパワースポットの力は凄かったのかも

• 夏への扉さん 2015/04/01 01:31:03

  南アフリカモニター当選したんですか！

  ぬいぬいさん、こんばんは！
  
  モニターツアー当選したなんてすごい！
  当選メール、本当に信じられなかったでしょうね。
  
  私は、この時期に長期休み無理〜と応募しませんでしたが、ぬいぬいさん、お休みもらえてよかったですね♪
  それに、南アフリカなんて、どう回ったらいいかわからないし〜と思っていたのですが、案内付きの豪華ツアーだったのですか。
  いいなあ〜うらやましい。
  
  部屋にいながらにしてゾウ見たり、大自然の中の小さくみえるシマウマ（笑）見たり、素晴らしい〜！
  動物もよいですが、満天の星にもあこがれます。
  
  天蓋付きのベッドというより、蚊帳付きのベッドといった方が正しそうですね！
  
  ぜひオフ会で体験談を直に聞かせてください。
  
  なつ
  
  
  

  ぬいぬいさん からの返信 2015/04/01 13:22:06

  そうなんですよ　　ホントビックリでした

  夏への扉さん
  
  ご無沙汰です。
  モニターツアー当然あたるなんて思っていなかったので、いつの時期かも、どのに行くのかも全然気にしないでエントリーしてました。
  
  当たってからが大変でした。
  ３週間足らずしか時間がなかったので、５日間休暇を取るための仕事の調整と、休暇そのものの取得
  
  色々根回しして社長の承認を得てとりあえず行くことは決まったものの、最終の旅程やホテル、エアの便が確定したのが前日の夕方。
  さすがにこれには参りました。
  
  でも、南アの旅は最高でした。
  何が最高かって？
  
  たくさんありすぎて書ききれないくらい。
  帰国後の南アフリカのイメージは一新しました。
  
  アフリカの大自然もさることながら、ケープタウンも魅力的な街でしたよ。