玉縄桜

2015/03/06 - 2015/03/06

　玉縄桜は、神奈川県鎌倉市岡本にある神奈川県立フラワーセンター大船植物園で染井吉野の実生株から早咲きのものを選択育成されたもので、平成2年（1990年）に農林水産省が管轄する品種登録制度で桜の園芸品種となっている。鎌倉市の玉縄城址周辺や鎌倉市内の寺社などに「玉縄桜をひろめる会」によって植樹されているから、5、6年前から知ってはいたが、一度花を見てみたいものだと思ってはいたが、これまでは毎年桜が散った後に訪れていた。今年は読売新聞の神奈川版に「「ソメイヨシノが咲く前に」玉縄桜、満開」（3月6日付）とあったので、早速玉縄桜を見てこようと出かけた。
　大船駅から植木辺りに植樹されている玉縄桜が開花していなければ、神奈川県立フラワーセンター大船植物園に寄って開花している玉縄桜を見てみようと思っていたが、大船駅の西口に出ると、柏尾川の向こうの歩道に3本の桜が咲いていたので歩道デッキを下りてそちらに行くと果たして玉縄桜であった。もう満開といったところだ。こんなに早く開花するのでは私が毎年見そびれてしまってきている理由が分かる。河津桜と同じ時期に開花するなどとは思いもよらなかったのだ。
　一見して染井吉野系であることは見当が付いた。しかし、染井吉野より少し花弁（はなびら）が大きめで色が濃い感じだ。
　3本の中の1本はもう葉が出ている。うむ、これは！河津桜（http://4travel.jp/travelogue/10665585）が頭をよぎった。
（表紙写真は玉縄桜）

エリア 鎌倉(神奈川)

1本目の玉縄桜。

2本目の玉縄桜。

3本目の玉縄桜。

玉縄桜。

玉縄桜。

「玉縄桜　ひろめる会」。

「サクラ’玉縄桜’　フラワーセンター大船植物園育成品種。

玉縄桜。

玉縄桜。

玉縄桜。

玉縄桜。