2014/12/23 - 2014/12/23
449位(同エリア6443件中)
tadさん
ウィーンの美術史美術館は、私のもっとも好きな美術館の一つだから、過去の8回のウィーン訪問で、毎回のように訪問してきた。ところが、昨年はウィーンに3回も集中して来たので、さすがにここには行かなかった。次ぎの旅行記(2013年3月)で既に書いた。
ブリューゲルの絵:
http://4travel.jp/travelogue/10776731
その他の絵等:
http://4travel.jp/travelogue/10802355
しかし、やはりブリューゲルの本を読んでいたら、また、来たくなった。
で、今回は、少し、前回よりよく取れている写真や新たに面白さを発見したもの等を掲載した追加版としたい。
最初の一枚は、美術館を見終わって出てきたら、前の広場で、クリスマス・マーケットが賑わっていたところ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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入場直後。シニア料金で入れる。家内はだめだったから、65歳以上に適用だろう。こういう在り難い場所はヨーロッパでもそう多くはない。
入り口左のロッカーに荷物を入れて出発!いつ来ても、この階段を見上げるだけで、ため息が出る!
夕方レストラン予約が入っているので、休憩を入れながら、それまで一日、ゆっくり過ごす予定。お気に入りのGerstelのカフェで食事もできるし。。。 -
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カエザル
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クリムトの壁画
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ティツアーノ
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ラファエロ
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ジョルジオーネ
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ヴェロネーゼ
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ティントレット
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カラヴァッジオ。前回来たとき、凄腕の画家がこれを完璧に模写していた。無事、完成しただろうか?前回の旅行記にその方の模写中の絵を紹介している。
そうだ、その時の写真を一枚次に再掲する。 -
2013年3月撮影。
詳しくは、次:
http://4travel.jp/travelogue/10802355 -
カラヴァッジオ
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カラヴァッジオ
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上の部屋にあった一枚。誰か覚えていない。
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リッピ
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ヨーロッパの美術館に必ずあるカナレットの風景画。
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シェーンブルンの絵
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上の絵の拡大図
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以上、すべてカナレットのウィーン・シリーズ。写実の腕はこれ以上望めないだろう。
なお、前半の南ウィングは、南ヨーロッパの絵画館になっているが、今回はベラスケス特別展をやっており、そこは、他の美術館から借りてきたものが多く展示されていたので、すべて撮影禁止だった。ベラスケスは別にファンではないので、気にはならなかったが、多少、普段の展示物が今回は少なかった。前回の旅行記には通常展示のベラスケスの写真がある。 -
ここでランチ・タイムをとる。その後で北ヨーロッパの作品群を北ウィングで見る。
中庭に面した建物の壁面。 -
クリムトの絵がアーチの上の左右にある。
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一時期、臨時設置の階段を登って真近で見れたようだ。
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このドームの下のカフェでランチする。
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こんな豪華なカフェの場所も稀だろう。
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ランチ美味しく食べて、ゆっくり休めたので、午後の部を再開。
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上の階に上がり、先ほどランチしたところを見下ろす。
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窓から外を見るとクリスマス・マーケットをやっている。
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で、いよいよ、北ウィングに入り、私の大好きなブリューゲルを見る!
また、今回も一通り、撮影した。
細かい部分拡大の撮影は前回の旅行記を参照されたい。 -
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ただ、撮影して、歩いたのではない。一枚一枚舐めるように見たついでに撮影もした。この部屋は長い鑑賞時間をいつもかける。急ぐときには来てはいけない部屋だ!この細緻な描写は、ストーリーに溢れており、既に何冊かブリューゲルの本は読んできたが、解説なしでは、わからない部分が多すぎる。ボッシュの絵もそうだが。。。
私のお奨めのブリューゲル本は、
Arturo Bovi, Bruegel The Life and Work of the Artist illustrated with 80 colour plates. A Dolphin Boo,1971.
ロンドンのナショナル・ギャラリーで購入したもの。一枚一枚の絵の解説が素晴らしい。ボッシュやターナーとの比較論等、なるほどと頷く議論が多い本だ。今回もウィーンに来る前に再読し、ここにも携えてきた本なのだ。
ただ、残念なことに、この美術館が保有している彼の最後の作品の一つとされる「海の嵐」という作品が一度見たいのだが、展示していない!実は、他の画家の作品だという説もあり、議論が分かれているからだろうか。本の写真では、ターナーの海を予感させるもので、ぜひ、見たいのだが。。。 -
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この絵は十字架を運ぶキリストがゴルゴタの丘に登るところ。次ぎに部分拡大図がある。他の周囲の人々は、よそを向き、キリストに関心を向けていない。
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上の部分図
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上の絵の右下。ここにだけ嘆き悲しむマリヤがいる。
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一番画面の右端に立つ白い服の人物はブリューゲルだといわれている。
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ここまでが、上の絵の部分。
こういう風に一枚一枚丁寧に見ていく必要のある絵ばかりなので、このブリューゲルの部屋を見終えるのは大変だ!半分以上の今日のエネルギーはここで消耗することになる。昨日、Boviの本を復習してきたのがよかった。 -
上の絵の解説。英語ではCalvaryというが、ゴルゴタの丘のこと。ブリューゲルのもっとも人気のある絵だと説明している。日本ではそうではないかも知れないが。。。
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ルーベンスなどの北ヨーロッパの他の絵の写真は省略。
落とせないのはフェルメール。ここにはフェルメールはこの一枚しかないが彼の作品のなかでは、優れた大作であることは間違いない。 -
上の拡大図。壁にかかる地図の襞に注目。
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南と北の両方のウィングを見終わった。階段を下りて、工芸品の階を少し見る。
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私の好きなロッビアだ。フィレンツェにいけば沢山名品がある。ロンドンにも名作が多い。
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これはベンベヌート・チェッリーニの名作。
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上の作品の解説。
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ニュルンベルクの1500年代のレリーフ。作者名はなかったと思う。ドイツのレリーフはリーメンシュナイダーなど名作が多い。
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上の一部。
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作品解説を写していないが、すばらしい作品。
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照明の当て方がいい。
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展示は延々と続く!絵画の階だけではない。ただ、ロンドンのように無料だと何度も来て、もっとゆっくり少しずつ見たいところだが、一日で頑張るから、疲れる。もうレストランの予約時間が近づいた。また、戻ってこよう。
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美術館の外に出ると夕焼け!
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今日一日中、居たところ。充実した一日だった。クリスマス・マーケットを横目に歩く。
今から、予約を入れたGriechenbeislに行く。ベートーヴェンやモーツァルトが食べていたレストランだ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- dankeさん 2015/06/21 23:17:59
- やっぱりため息が
- tadさん お久しぶりです!
美術史美術館堪能させて頂きました。やっぱり何度行かれてもあの入り口でため息が漏れるものなのですね。私なんかもう雰囲気にのまれてしまっていて今考えると浮き足立っていたと思います。tadさんのようにじっくり作品を楽しめるのには再訪、再々訪しないといけません。クリムトのあの壁画もとても綺麗ですね、はあ〜。先日も旅のことを友人と話していて、あえて好きな画家というと一番はクリムトかな、って言っていたんです。違う友人からはカラヴァッジオが好きだと言われました。今tadさんのこちらの旅行記を拝見してまさにカラヴァッジオの作品があり、見入ってしまいました。同じ場所に行ったのに私はtadさんの10%も鑑賞できていないのではと思いました。オーストリア再訪はしばらくないと思うのですが、またしてみたくなりました。
私も両親が美術史美術館でシニア割を受けられたので有り難く感じました。
- tadさん からの返信 2015/06/22 00:11:12
- RE: やっぱりため息が
- dankeさん、お久し振りですね!
> 美術史美術館堪能させて頂きました。やっぱり何度行かれてもあの入り口でため息が漏れるものなのですね。
確か美術史美術館は6回目くらいの訪問でしたが、この入り口には毎回、ため息がでますね!エルミタージュ美術館も豪華ですが、あそこは残念ながら作品自体にまた行こうというものが私には少ない気がしますが、ウィーンの美術史美術館はともかく、入口で圧倒された挙句に、さらに、あのブリューゲル・コーナーになぞときに出かけるだけでも、毎回興奮します。写真や本ではわからない精密さがありますし、解説本を何度も読みながら、確認や納得しながら、見ていくのですが、そういう余裕もやっとこの頃、できてきたように思います。
今年は家内の母の体調が悪く、遠出をやめていましたが、少し持ち直したので、11月にまたウィーンに行くことにしました。いい音楽会が集中しているときを狙って行きます。あと、カーレンベルクなどで、収穫後の黄金色の葉を見ながらブドウ畑の散歩を楽しみにしています。秋にはまだウィーンに行ったことがなかったものですから。。秋の食材なども楽しみです。
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