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昨年はウィーンに3回行った。勿論目的はウィーンでの音楽三昧だ。3月にこの国立歌劇場には3回、4月のイースターの前後には5回入った。さらに、クリスマス前から2週間近く滞在したが、国立歌劇場には5回来た。他は、フォルクスオパーやムジークフェラインでのウィーン・フィル演奏会や、クリスマス・ミサへの参加など、音楽三昧ができた。 <br /><br />やはりウィーンは音楽の都だ。他の大都市では、10日や2週間滞在しても、違うオペラを簡単に沢山見るのは不可能だ。同じ演目を繰り返していくのが普通だからだ。ウィーンはその点、すばらしい。さらにフォルクス・オパーにも顔を出せば、もっと沢山の演目が見れる。 <br /><br />ところで、今回ウィーン国立歌劇場で見たのは、12月16日椿姫(ヴェルディ)、20日がリゴレット(ヴェルディ)、21日がアラベラ(R.シュトラウス)、22日がくるみ割り人形(チャイコフスキー)、25日が魔笛(モーツァルト)だった。どれも、熱演だった。4月のイースター前後もすばらしかったが、このクリスマス前は、それに劣らず熱が入る布陣だった。 <br /><br />メストが総監督を辞任したため、彼が指揮する予定だった椿姫とリゴレットは、どちらもチョン・ミュンフンが代役を務めた。指揮にはブーイングする人も結構いたが、結構いい指揮だったと思う。歌手陣はいつも以上の豪華陣で、とくに、リゴレットは新演出でのプレミエだったので、テレビ収録していた。ヨーロッパで放送されるようだ。日本でも放送してほしいものだ。高度な名演だったと思う。 <br /><br />椿姫もJahoという歌手がビロウドのような声で圧倒された!名演だった!椿姫はオペラとしては台本もよくできていて、今まで3回は見ているが、今回のは圧倒的にすばらしかった。昔見たハイティンク指揮、コトルバシュの名演も忘れがたいが、今回のウィーンでの熱演は一生忘れないだろう。不覚にも涙で、視覚が長らく遮られた。ヴィオレッタ役のJahoが結核で死ぬ役に相応しい(?)のも気にいった。<br /><br />くるみ割り人形はクリスマスのためのバレーだ。昔、1974年のクリスマスの夜、ここで同じ演目を見たのだが、今回はなんと日本人の橋本清香さんが主役のクララ!好演だった。ロンドンでは、吉田都さんが白鳥の湖の主演を演じるのを以前見たが、それに続く日本人の主演で、嬉しい出来事だった。日本人客が多かったように思う。子供連れがいつもより多かったようだ。 <br /><br />魔笛はクリスマスの夜上演された。これも子供連れが多かったように思う。アダム・フィッシャーが生き生きした音楽をつくった。歌手陣も充実していた。演出はもうちょっと伝統的なほうを私は好むが、音楽的には高度な出来だったと思う。 <br /><br />ただ、音響的には、この歌劇場は、モーツァルトのオーケストレーションには広すぎる。他のオペラほど、音楽的には圧倒されない。昨年見たドン・ジョバンニやフィガロの結婚でも同様に感じた。ウィーン国立歌劇場は他の多くのオペラ・ハウスよりは、空間は大きすぎない良さがあるのだが、それでも、モーツァルトにはもっと相応しいオペラ・ハウスは、ウィーンにはフォルクス・オパーやテアター・アン・デア・ウィーンがあるので、私としては、そちらでの上演を今度は見たいと思った。特にテアター・アン・デア・ウィーンで、古楽器の演奏によるモーツァルトを聴きたいと強く思った。ここで、もともと魔笛は上演されたのだ。 <br /><br />なお、アラベラはあまり馴染みがなかったが、今年はリヒアルト・シュトラウスの生誕150年記念で彼の作品は沢山上演されている。ウルフ・シルマーの練達な指揮でこれも予想以上に楽しめた。 <br /><br />なお、最初の写真はくるみ割り人形のクララを演じたKiyoka Hashimoto(橋本清香)さん!素敵な雰囲気だった!<br /><br />

クリスマスのウィーン5(ウィーン国立歌劇場)

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2014/12/14 - 2014/12/28

448位(同エリア5803件中)

6

37

tad

tadさん

昨年はウィーンに3回行った。勿論目的はウィーンでの音楽三昧だ。3月にこの国立歌劇場には3回、4月のイースターの前後には5回入った。さらに、クリスマス前から2週間近く滞在したが、国立歌劇場には5回来た。他は、フォルクスオパーやムジークフェラインでのウィーン・フィル演奏会や、クリスマス・ミサへの参加など、音楽三昧ができた。

やはりウィーンは音楽の都だ。他の大都市では、10日や2週間滞在しても、違うオペラを簡単に沢山見るのは不可能だ。同じ演目を繰り返していくのが普通だからだ。ウィーンはその点、すばらしい。さらにフォルクス・オパーにも顔を出せば、もっと沢山の演目が見れる。

ところで、今回ウィーン国立歌劇場で見たのは、12月16日椿姫(ヴェルディ)、20日がリゴレット(ヴェルディ)、21日がアラベラ(R.シュトラウス)、22日がくるみ割り人形(チャイコフスキー)、25日が魔笛(モーツァルト)だった。どれも、熱演だった。4月のイースター前後もすばらしかったが、このクリスマス前は、それに劣らず熱が入る布陣だった。

メストが総監督を辞任したため、彼が指揮する予定だった椿姫とリゴレットは、どちらもチョン・ミュンフンが代役を務めた。指揮にはブーイングする人も結構いたが、結構いい指揮だったと思う。歌手陣はいつも以上の豪華陣で、とくに、リゴレットは新演出でのプレミエだったので、テレビ収録していた。ヨーロッパで放送されるようだ。日本でも放送してほしいものだ。高度な名演だったと思う。

椿姫もJahoという歌手がビロウドのような声で圧倒された!名演だった!椿姫はオペラとしては台本もよくできていて、今まで3回は見ているが、今回のは圧倒的にすばらしかった。昔見たハイティンク指揮、コトルバシュの名演も忘れがたいが、今回のウィーンでの熱演は一生忘れないだろう。不覚にも涙で、視覚が長らく遮られた。ヴィオレッタ役のJahoが結核で死ぬ役に相応しい(?)のも気にいった。

くるみ割り人形はクリスマスのためのバレーだ。昔、1974年のクリスマスの夜、ここで同じ演目を見たのだが、今回はなんと日本人の橋本清香さんが主役のクララ!好演だった。ロンドンでは、吉田都さんが白鳥の湖の主演を演じるのを以前見たが、それに続く日本人の主演で、嬉しい出来事だった。日本人客が多かったように思う。子供連れがいつもより多かったようだ。

魔笛はクリスマスの夜上演された。これも子供連れが多かったように思う。アダム・フィッシャーが生き生きした音楽をつくった。歌手陣も充実していた。演出はもうちょっと伝統的なほうを私は好むが、音楽的には高度な出来だったと思う。

ただ、音響的には、この歌劇場は、モーツァルトのオーケストレーションには広すぎる。他のオペラほど、音楽的には圧倒されない。昨年見たドン・ジョバンニやフィガロの結婚でも同様に感じた。ウィーン国立歌劇場は他の多くのオペラ・ハウスよりは、空間は大きすぎない良さがあるのだが、それでも、モーツァルトにはもっと相応しいオペラ・ハウスは、ウィーンにはフォルクス・オパーやテアター・アン・デア・ウィーンがあるので、私としては、そちらでの上演を今度は見たいと思った。特にテアター・アン・デア・ウィーンで、古楽器の演奏によるモーツァルトを聴きたいと強く思った。ここで、もともと魔笛は上演されたのだ。

なお、アラベラはあまり馴染みがなかったが、今年はリヒアルト・シュトラウスの生誕150年記念で彼の作品は沢山上演されている。ウルフ・シルマーの練達な指揮でこれも予想以上に楽しめた。

なお、最初の写真はくるみ割り人形のクララを演じたKiyoka Hashimoto(橋本清香)さん!素敵な雰囲気だった!

旅行の満足度
5.0

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  • 魔笛をみた一番下のボックス席。舞台はよく見えるが2列目は音は良くない。残響音が不足で直接音も迫力がない。ギャラリーやバルコニーのほうが音はいいと思う。

    魔笛をみた一番下のボックス席。舞台はよく見えるが2列目は音は良くない。残響音が不足で直接音も迫力がない。ギャラリーやバルコニーのほうが音はいいと思う。

  • 魔笛のアダム・フィッシャー等。歌手はなかなかのレベルだったと思う。

    魔笛のアダム・フィッシャー等。歌手はなかなかのレベルだったと思う。

  • ライナー・キュッヘルがコンサートマスターだ。彼がいると本気度が伝わる。昨年見た中では、「パルシファル」「薔薇の騎士」とこの「魔笛」に彼が陣頭指揮を執っていた。

    ライナー・キュッヘルがコンサートマスターだ。彼がいると本気度が伝わる。昨年見た中では、「パルシファル」「薔薇の騎士」とこの「魔笛」に彼が陣頭指揮を執っていた。

  • 3人の少年は勿論、フォルクスオパーでも、ここでも、ウィーン少年合唱団員だ。さすがのレベルが起用されている。

    3人の少年は勿論、フォルクスオパーでも、ここでも、ウィーン少年合唱団員だ。さすがのレベルが起用されている。

  • リゴレットはこの日がプレミエだった。実は10か月前に予約してもチケットが取れず、昨年の薔薇の騎士に続いて、立見席で頑張った!音はこのギャラリーも文句なしに素晴らしい!飽きずに一気に終わった。疲れはそれほど感じなかった。これなら、地元に住んでいれば、3ユーロの立見席に毎日来てしまいそうだ。実際、そういうおじいさんが来ていた。その方よりは、私のほうが元気だし若い! 家賃が安ければ、しばらくウィーンに住みたいくらいだ。

    リゴレットはこの日がプレミエだった。実は10か月前に予約してもチケットが取れず、昨年の薔薇の騎士に続いて、立見席で頑張った!音はこのギャラリーも文句なしに素晴らしい!飽きずに一気に終わった。疲れはそれほど感じなかった。これなら、地元に住んでいれば、3ユーロの立見席に毎日来てしまいそうだ。実際、そういうおじいさんが来ていた。その方よりは、私のほうが元気だし若い! 家賃が安ければ、しばらくウィーンに住みたいくらいだ。

  • くるみ割り人形のポスター。ボケているが、一番上に橋本清香の名が。

    くるみ割り人形のポスター。ボケているが、一番上に橋本清香の名が。

  • アラベラのポスター

    アラベラのポスター

  • マーラーの絵

    マーラーの絵

  • くるみ割り人形の公演後

    くるみ割り人形の公演後

  • 我を忘れて(?)橋本清香さんを写す!

    我を忘れて(?)橋本清香さんを写す!

  • 太っちょのソプラノを写す趣味はないものですから。。。この夜はいつになく、張り切って撮影しました!

    太っちょのソプラノを写す趣味はないものですから。。。この夜はいつになく、張り切って撮影しました!

  • 最初に見た椿姫の写真追加します。

    最初に見た椿姫の写真追加します。

  • ヴィオレッタ役のJahoとチョン・ミュンフン。Jahoの声はビロードのようだ。今まで聞いたヴィオレッタのなかでは、もっとも印象に残った。

    ヴィオレッタ役のJahoとチョン・ミュンフン。Jahoの声はビロードのようだ。今まで聞いたヴィオレッタのなかでは、もっとも印象に残った。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • ハンクさん 2015/01/07 20:43:44
    メストとミュンフン
    フランツ・ウェルザー・メストがウィーン国立歌劇場を辞任したことを初めて知りました。総監督のメイエール氏との「芸術性の違い」が辞任の理由だそうですね。小生はアメリカ、シンシナティに駐在していた時に、ドホナーニと若きメストを聴くために何度もクリーヴランドまで走りました。ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなど正統的な演奏で、将来のトップ指揮者になることを確信していました。少し優等生すぎるところが玉にキズでしたが、今回の辞任劇が一流への登竜門なのかもしれませんね。何しろマーラーもカラヤンもベームもマゼールも皆このポジションを辞任していますから。ウィーン国立歌劇場としてもカラヤン以来のオーストリア人シェフで期待は大きかったのでしょうが、次はミュンフンも候補なのでしょうか?
    小生はミュンフンの生演奏に大変感動したことがあり、現在最も注目している一人でもあります。ウィーンの人選に目が離せませんね。

    tad

    tadさん からの返信 2015/01/07 22:41:31
    RE: メストとミュンフン
    ハンクさん、

    新年早々、退院早々、面白い議論を吹っかけてきましたね!

    メストの分析、まったく賛成です!「マーラーもカラヤンもベームもマゼールも皆このポジションを辞任しています」という分析どおり、この位置にずっといるようでは駄目なのでしょうね! やはり、オペラ座の運営というのは、純粋に音楽をやりたい人間にとっては、雑事が多すぎるのだと思います。セルなど、ベルリンオペラとメットで若いころは活躍していても、だんだんとオペラから逃げていきますし。。。セルの伝記を読むと、コントロールできる部分がオペラは少なすぎるからだということのようです。メストにしても、恐らく、レパートリー、演出、客員指揮、歌手など、選択しきれないか、選択をやらせてもらえないか、どちらでしょうか?いづれにしろ、膨大な雑事を抱える仕事であることは間違いないでしょう。

    私も「今回の辞任劇が一流への登竜門なのかもしれません」と思いたいですね。私もメストは、将来性ありと日本にロンドン・フィルと初登場した時のビデオ(田園と運命)で確信しています。今でも好きな演奏のひとつです。ドホナーニもメストも私はセルのクリーヴランドの後継者に相応しい真摯な音楽家だと思います。彼等の媚を売らない純粋に音楽家らしいタイプが私の好みでもあります。クリーブランドで何度も聞かれたというのは、実に妬ましい話ですね!

    ウィーンのオペラを昨年から連発見ましたが、確かに演出など、気に入らない点はいくつかあります。メストと相容れないのでは、メイエールのほうに問題があるのでは、などと思いたくなりますが。。。


    ハンク

    ハンクさん からの返信 2015/01/21 23:46:40
    RE: RE: メストとミュンフン
    tadさん、こんばんは、今週より仕事に復帰しました。右肩はまだ固定していますが、リハビリで少しずつ動くようになってきました。何とか頑張って2月の最後にはロシア、南アに出張できるようにしなくてはいけない状況です。

    メストの初のロンドンフィルの田園、運命の来日公演のテレビ放送は私も鮮明に覚えています。確かテンシュテットの代役で登場したと思いますが、若々しく、真摯な演奏には大変強い好印象を持ちました。また、ドホナーニはもっともっと評価されてしかるべきであって、私は現役最高の一人だと思っています。確かにセルの後継者に相応しい稀有なマエストロですね。

    療養中にアメリカの滞在記を幾つかまとめました。しかし、これ以前については写真は少ないし、記憶も薄れてきていて、限界がありますね。アメリカで聴いたショルティ、ドホナーニ、サヴァリッシュ、バレンボイム、ブーレーズなど何かに書き留めておきたいものです。

    それではまた、失礼いたします。ハンク

    tad

    tadさん からの返信 2015/01/22 00:32:41
    RE: RE: RE: メストとミュンフン
    ハンクさん、

    現役の方は、大変ですね。治療で動かさなかった体は、少し、対応力が落ちますから、復活にはペース配分にご注意ください。

    メストとドホナーニの話し、まったく、同意見ですね。ドホナーニはロンドンでフィルハーモニア管のベートーヴェンのエグモントを聞いたとき、セルのクリーブランド・サウンドを思い出すほどの、圧倒的な美しいアンサンブルだったのをはっきり覚えています。ところが、彼のまじめで厳格な音楽作りがなかなか理解されないようで、演奏が面白くないといったような浅薄な感想が蔓延っていました。その夏ロンドンのプロムスでいろんなオーケストラを聴いた中で、圧倒的にドホナーニのアンサンブルだけは澄み切っていたのですが。。。最近、ドホナーニとクリーヴランドのティル・オイレンシュピーゲルのCDを聞いて感動しました。まだまだ当時はセルのサウンドが残っていました。ドホナーニとクリーヴランドのシューマン交響曲もセルと同様な雑味のない透明感溢れる演奏ですね。こういうサウンドは他のアメリカのオーケストラにはありえないと思うのですが。。。

    私も過去の音楽体験をまとめる機会があればと思います。
    tad

    ハンク

    ハンクさん からの返信 2015/02/08 20:20:46
    RE: RE: RE: RE: メストとミュンフン
    tadさん、こんばんは。

    おかげさまで手術後6週間が過ぎて固定装具を外し、海外出張、車の運転の許可がおりました。4ヶ月かかる見込みの週2回のリハビリは時に拷問ですが、少しずつ可動範囲も広がってきています。

    2月最後の週にはロシアに出かける予定です。経済制裁と原油安で危機的な状況ですが、すでにドイツを抜いてヨーロッパ1のマーケットですので、ロシアの重要性は揺るぎません。しかし私のプロジェクトも4月に完成、8年関わったロシアともお別れが近づいています。今回の滞在中にゲルギエフがトリスタンとイゾルデと指環4部作を取り上げます。これが見納めになるかもしれません。

    ところで、昨年のザルツブルク音楽祭のブルックナーチクルスで、知人の夫婦は5番ハイティンク、8番ブロムシュテット、9番ドホナーニを聴いてきました。私にとってこの3人が現役最高峰ですが、涙を飲んで諦めました。次の機会はなかなかないと思います。

    それではまた、ハンク

    tad

    tadさん からの返信 2015/02/08 22:50:06
    RE: RE: RE: RE: RE: メストとミュンフン
    ハンクさん、こんばんは。

    固定装具を外されたとのこと、よかったですね。リハビリは継続とのこと、大変ですが、でも、「今回の滞在中にゲルギエフがトリスタンとイゾルデと指環4部作を取り上げます。これが見納めになるかもしれません。」というところまで、読み進んできたら、なんだか、あまり、体調へのシンパシーは湧いてきませんね!

    ゲルギエフは昨年10月に福岡でストラヴィンスキー三部作を聞けましたので、ま、多少は我慢ができますが。。。でも福岡のホールは低音がまったく響かない軽い音で、少々がっかりしたのですが、むしろ、マリーンスキー劇場でこのコンビを一度聞きたいですね。それにしても、ロシア物中心で終わろうとしない彼の挑戦心には敬服します。 


    「ところで、昨年のザルツブルク音楽祭のブルックナーチクルスで、知人の夫婦は5番ハイティンク、8番ブロムシュテット、9番ドホナーニを聴いてきました。私にとってこの3人が現役最高峰ですが、涙を飲んで諦めました。次の機会はなかなかないと思います。」とのことですが、ブルックナーは、こういう真摯で誠実な指揮者が合いますね。変にドラマチックにやられると、気がそがれてしまう経験が度々です。

    こういったビデオをNHKBSあたりで一部でも放送してくれるとありがたいのですが。。。昔はよくやっていましたが、近年はまったく、寂しい内容ですね。NHKのハイヴィジョンは、折角のハイレベルな放送技術を確立しながら、コンテンツが貧弱になってきています。予算が制限されているのでしょう。1980年代90年代は素晴らしい番組が垂れ流しでした!よき時代でしたね。ザルツブルク音楽祭のライブはほとんどなくなりました。オープン・エアの毎年同じような軽い内容の、どうしょうもない音響の番組だけは丁寧に放送していますが。。。

    ところで、ブルックナーといえば、私もいくつかいい演奏に接した記憶があるので、先ほど、自分の音楽会記録をざっと見ましたが、あまり聞いてはいませんね。

    ブロムシュテットとドレスデンの4番(1978)が最初に記録されています。ペーター・ダムの出だしから興奮していたのを覚えています。次はムーティとVPOの1番(1979)、ザンデルリンクとフィルハーモニア管の3番(1986)、ガッティとロイヤル・フィルの5番(1999)、バレンボイムとVPOの4番(2007)、マゼールとVPOの3番(2010)、ラトルとロンドン響の9番(2011)、スクロバチェフスキとザールブリュッケンの9番(2011)、メータとBPOの8番(2012)、下野竜也と読売日響の5番(2013)しか記録がありません。

    若い頃の東京で聞いたものは、ほとんど記録を残していないので、国内のオケの昔のものははいっていません。下野は、たまたまBS放送でブルックナーの4番を聞いて、おどろくべき名演でしたので、一気に彼のファンになりました。ライブで3回ほど、彼の指揮は聞きましたが、どれも自然な音楽性を持つ好演でした。彼にはもっとヨーロッパで振って欲しいですね。

    私のイギリスの友人に、下野のブルックナーの4番(サントリーホール)のBS放送のヴィデオを我が家の自慢の装置で聞かせたら、感激していました!画像を見なかったらウィーンの音だとさかんに言っていました。因みに彼はこのところ毎年我が家に来てくれていますが、カラヤンの強烈なオッカケで、ライブを200回以上聞いています!勿論、ライブをどこでやろうとも、ある時期から、ほとんどすべて聞いたそうです。変ないい奴です。

    退職者は時間がありますので、音楽の話だと止まらなくなりますね!

    ハンクさんは、しばらく、ゲルギエフのワグナーがたくさん聞けるのですから、お仕事が大変でしょうからお気をつけてなどとは、言いません!

    tad

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