2014/09/13 - 2014/09/28
4位(同エリア67件中)
DONさん
イランと言えばペルセポリス。ヨルダンのペトラとシリアのパルミラと共に中東3大遺跡と称されますが、ペトラはそこに至るまでの過程も込みで劇的なわけで…さぁ果たしてペルセポリス如何に。
行ってみたら遺跡の凄さ以上に、何かのドッキリかと疑わしい程にイラン人観光客たちからのスーパースター扱いがすさまじくて、2500年の遺跡よりそっちのインパクト大!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝もはよからいたる所でピクニックに興じるイラン人
デフォルトは家族単位で敷き物の上にチャイやら果物ですがただおっちゃんたちが車座になってくっちゃべってるケースも -
シラーズからペルセポリスは車で1時間弱
入口付近にチケット売り場?と見せかけてこの時点では空き家 -
更に少々歩いて左手にチケット売り場があります
外国人は15万リアルです(額面提示あり)まだ旅も序章でゼロが多すぎる紙幣に慣れてなくて150万リアル渡そうとして「本当にもらっていいの?」と爆笑されつつ135万リアル返金されるの巻
観光地以外の街中ではトマーン(リエルから1桁少ない)が一般的なので最後までこんがらがってましたが先方も心得ているので毎度丁寧に「多すぎる」と指摘されボラれる事は皆無でした -
程なく見えてきたペルセポリス
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入口の大階段は馬に乗ったままでも楽々昇降可能な低段差
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のっけから興奮させてくれるクセルクセス門
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偶像NGなムスリムにより大昔に頭部が壊されたものが多いけどそれでもこの迫力
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とのっけから夢中になっている日本人の横でのっけから飽きてストライキを起こすペルシャ人キッズ
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紺碧の空を背に何とまあフォトジェニック
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翼の精緻な細工にゾクゾク
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イランの空港でお馴染み双頭の鷲像
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イラン航空の尾翼のコレです(エマームホメイニー空港)
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凛とそびえる列柱は謁見の間
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一段たかい所からクセルクセス門(細かい所にいちいち感激していて1時間に数十メートルしか前進できず)
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随所に宝塚大階段を思わせる国際的キャスト総動員のレリーフ
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やはり顔面はやられてるけどその辺はイマジネーションで
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とまぁこんな具合で日陰は殆ど無いので帽子と水は各自ご準備を
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木陰を求めて南端のカフェエリアに着いたが最後
隅っこの円卓で一人バテてる日本人(=自分)へ熱視線を送るイラン人たち→意を決して話しかけてきた代表選手→それを合図にそこら中のイラン人が続々列をなし「日本人か?(うん)」「本当はジャッキーチェンだろ?(違います)」「写真とろうよ(OK)」「日本のカメラで撮って!(え??)」 -
誇張ぬきに幾重にも囲まれ老若男女軽く30人ぐらいと握手してハグして記念撮影もとめられて異常な程モテる日本人
「撮ってくれ」はまだしも「撮ってあげるよ」で手渡した自分のカメラにはオートフォーカスなのに絶妙にピンボケだらけだったり顔が見切れてたり△な写真だらけ(でも概ね楽しそうな笑顔ばっか) -
腕くむ程度ならウェルカムだけど終盤は相次いで屈強な格闘家風の兄ちゃんから「肩車してあげるよ!」無理やり持ち上げられ見知らぬイラン人の皆さまから拍手喝さい
いつまでも終わらない気がしてきて「ではこの辺で」…皆と逆方向のラフマト山へ向かう事に
名残惜しそうなイラン人たちから「また会おうね!!」(ペルセポリスの中におったらどうせすぐ再会するがな)見送られテクテク出発 -
15分ほど登ってアルタクセルクセス?世の王墓
ペトラを思わせる岩肌掘削系のレリーフが鮮やか -
振り返るとペルセポリス全貌が
と眺望に見入る暇もなく「日本人だろ?」「一緒に写真とろうよ!」別のイラン人グループに相次いでつかまりテイク2 -
敷地内の博物館は引き続き絶賛閉館中(肝心な物は大体テヘランの考古博物館にあります)
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博物館脇の土産物店では皮製品にペルシャ語で名前を刻印
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色や形も選べるし割とすぐ完成するので自分用の土産に一つリストバンドを
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大人気!謁見の間の東階段は屋根の下で特別扱い
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ひっきりなしに各国語を話すガイド付きの団体さんが来るので断片的に聞き耳を
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インドにアルメニアにエジプトにリビア…当時の属国の使者たちが民族衣装をまとってご当地グルメ(でいいのか)を貢ぎに来るレリーフのシリーズは見比べると愉快
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合わせ鏡を見るように果てしなく
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運転手のサルバリーさんに「2時間で戻るね」と約束したのにすでに2時間弱経過していて残りは急ぎ足
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冬の宮殿はダッシュで一周しただけ
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待ちくたびれたサルバリーさんが行方不明に
困ってた自分を見かねたイラン人が代わりに電話で呼んでくれて、待っている間はカバンに忍ばせてた柿ピー(中東では割とうける)二人でボリボリやりつつ「日本人ってイイヨネ!」的な事をまた延々と言われる
帰りに近くの王墓ナグシェロスタムに(ご覧の通りペトラ系) -
迫り来る岩肌に並ぶ巨大十字はダレイオス?世ほか王様たちの墓
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十字の下部に掘られたレリーフ群も実に秀逸!軽く10m弱のスケールでありながら緻密で玲瓏
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一角にはゾロアスター教の神殿とされる建物も
風の音しかしない静かなナグシェロスタムでは暫し王様たちと自分だけで過ごせました
アイドル気分の後は一人になりたい時もある―そんなペルセポリス
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