2014/09/13 - 2014/09/28
5位(同エリア253件中)
DONさん
過去にもさほどポピュラーでない国々を訪ねてきましたが、今回は皆の「え、なんで?」の表情がことごとく強張っていました。折しも「イスラム国」とやらが不穏な動きを展開してて、否、それは隣のイラク。イランです、自分の旅先は。但し遡れば確かに色んな事があったし、今も進行形の印象が拭えない。でもでも大昔に図鑑で見た「世界の半分」古都エスファハーンを訪ねてみたくて、ついに。
酒=飲めない。英語=通じない。クレジットカード=使えない。他にも数多の「ない」が「ある」イラン旅行の入口は首都テヘラン。結果的にはイマーム広場が少しかすむ位に暑苦しくて愛すべき人々と出逢いまくる、濃すぎるイランの日々に。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- マレーシア航空 ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
乗り継ぎのイスタンブールで飲み溜め
-
テヘランのエマームホメイニー空港着陸
イラン離着陸の便の機内ではアルコール提供なし -
産油国イランでは現在段階的に削減中とは言えガソリンにも政府からの補助金が
とここで初登場のムハンマドおじさんがテヘラン旅行の相棒ドライバーにして後々我が「運命の人」になりかける(後述) -
空港から宿に向かう途中であっけなく出くわしてしまった自由の記念碑(不自由だらけなのに)アザディタワー
-
タワーの股間から
-
宿は何かと話題になった旧米国大使館(1979年の人質事件)の目の前で周囲に飲食店がなく夕飯求めさまようさまよう
ようやく見つけた立ち食いホットドッグ店の前で中をうかがってたら人懐っこいイラン人たちが手招き -
そして最初の関門!ここに限らずイラン国内では英語表記が殆ど見当たらないうえに英語はなす人もかなり少なめ
全く読めないペルシャ語に絶句してたら周囲の若者たちがわらわら集まってきてジェスチャーと笑顔のみで何とかホットドッグ入手 -
翌朝ホテルの屋上レストランから街並みを撮るふりをして…
-
真向かいの旧米国大使館を盗撮!どうも門扉の正面から撮影するのはリスキーらしく
しかし散々アメリカ嫌いを標榜している国ながら宿のレストランではセリーヌ・ディオンが流れ道行く若者たちはアバクロ着用 -
テヘラン二日目から本格的イラン旅行開始!ムハンマドおじさん再登場
「英語話せますか?」と聞けば「はい」と答えるも実はハローとサンキューのみ…これもイランではよくあるパターン -
イランに於いてやたら嫌われているらしい某大統領…に対して何らかの悪意があると思しき広告
-
徐々に見慣れましたが初日はギョっとしたノーヘルの方々(10日間すごしてヘルメット着用者は数人見かけた程度)
-
京都タワーかと思いきやミラードタワー
一応撮っとくか…程度の気分で車内からカメラを構えたところ、 -
ムハンマドおじさん!3車線道路の真ん中車線で減速しまさかの停車
にっこりジェスチャー「さぁ撮ってくれ」って危ないがな!結局そこもベストポジションではなく五線譜に埋もれた四分音符みたいなタワー -
はぐれたら厄介なので「電話番号を」と頼んだところ快諾(しかし結構な猛スピードで運転しつつハンドルの上で書き書き…ひぃ)
-
まずリクエストしたサアダバード宮殿に
皆さん見上げているのはこの国の観光地でありがちな「敷地内にある博物館群の入館料一覧」
全体の入場料の他に予め訪ねたいスポットの入場料を支払うシステムです -
入口すぐの所にライトバン
結構な数の観光客がお金を払って乗り込みますが「歩いたらしまいやろ」と甘く見た自分 -
行きたかったのは「緑の宮殿」だけですが宮殿内の見所を無数の矢印が指さす
-
そう!予想以上に広かった
-
ややヘビーな坂道を延々歩くも一向に辿り着かず
だらだら談笑しているのに一糸乱れぬ足並みの兵士たちがこれまたフレンドリー過ぎて一人旅のこちらに手を振る話しかける -
30分近くのぼり続けてようやく!
-
緑の宮殿
-
真緑ではなくほんのり緑の大理石でエレガント
-
これまたイランの博物館系にありがちな「靴の上からこの靴下(靴上か)はいてください」埃や泥対策と思われますが体が硬い自分には装着も一苦労
-
更にこれもイランでありがちな「館内撮影禁止(但し館外からならバンバン撮っちゃってどうぞ)」
入館すると「撮影禁止!」とカメラ指さしてくる口うるさい人たちも敷地に入る寸前の場所でカメラ構えてたらなーんも言いません
緑の宮殿に入ってすぐの所にある全面鏡張りのホールがちらり -
延々坂道を下るのが面倒でバンに乗っちゃいました
行きは30分かかったのが帰りは5分 -
車の脇で地面に突っ伏すムハンマドおじさん
「お祈りかな?」と思ったら一人で号泣してて「なになになに?」尋ねたら「あまりに悲しいお話で泣きました」と文庫本
どんだけピュアなんですかムハンマドさん -
円→リアルはレートが悪いとの事で予め用意した$から両替
覚悟はしてたけど0だらけの紙幣がどっさり
これまた難儀なのが今では殆どの商品がトマーン(リエルからひと桁少ない)表記!どっちかに統一すりゃいいのに -
ここから先はお決まりのコースが用意されてて宝石博物館に連れてかれましたが幸か不幸か昼休み中で入れず
いいのいいの別に182カラットのダイヤモンドとかマストじゃないので…とムハンマドさんにお薦め食堂きいて早速ランチに -
全身黒ずくめのチャドル姿の撮影は好ましくないと聞くので走行中の車内からこっそりカメラ向けてたらまたもやムハンマドさん「(にやり)」
チャドル女子を見つける度に減速して「どうぞ」バレバレ -
水たばこの甘ったるい香り漂う食堂へ
椅子席もあるけどイラン風に座敷席の方が楽しいはず -
イラン名物アーブグーシュト!(入ってる壺の名前から「ディーズィー」と呼ぶイラン人も)
羊肉にヒヨコマメや玉ねぎがグッツグツに煮込まれた壺の中にナンをちぎって投入してグッチャグッチャと潰すムハンマドさん
グッチャグッチャとサウンド的にもビジュアル的に…とたじろぐも旨い!! -
朝夕の渋滞がひどい都心でこれは妙案→公共バスは専用レーン(でも時々パトカーが用もなく入り込んでうろちょろするのでやっぱり渋滞)
-
世界遺産ゴレスターン宮殿をリクエストしたのにムハンマドさん迷う迷う(実は生まれも育ちもテヘランだけど行った事がないと判明…まぁ神戸出身の自分も20年近く異人館行った事なかったし)
で途中に甘い香りに誘われナン屋さんに…引き込まれたのは自分ではなくムハンマドさん -
アクス!(ペルシャ語でカメラ)
カメラ大好きイラン人はどこでも誰でも大概撮ってくれと求めてくる -
買いもしないのに売り物のナンを手ににっこりムハンマドさん
この後ちかくの病院に立ち寄り「久しぶり!」と旧友らしき医者と延々立ち話…マイペース過ぎるぜムハンマドさん -
バザールで何度も人に道を訪ねてようやくゴレスターン宮殿到着
-
ペルシャ式庭園のあちこちに設けられたスピーカーから不可思議な音楽が流れる中まずはタフテマルマル(巨大な玉座)
-
嗚呼イランに来たんだなぁ…と浸り始めた矢先に、
-
入口で待つと言っていたムハンマドさんが後ろから登場
少年のような瞳で嬉しそうに「来た事なかったので入ってみた」興味津々 -
これも扉の外からなら撮影OKのパターン
-
早くも飽きたっぽいムハンマドさんは庭園を横断しショートカット
-
建物全体に涼しい風を行き渡らせる作りのバードギール
-
イラン全土で見かける無料給水所(多くはキンキンに冷やされている)
他者に無料で水を与えるのは貧しい人にお金を分け与えるのと同じく「功徳を施す」とされイスラム教的に素晴らしいんだそうで
ムハンマドさんに倣って「飲む」「顔を洗う」「冷たい水を首や両手に(気化熱で涼しく)」 -
人参ジュース!イランではこればっかり飲んでました
人参を目の前で絞ってもらいサフランアイスクリーム投入!ストローで自ら混ぜてシェイク状態にすると絶妙な甘さと爽やかさ
スイーツみたいなアーベハビージュ(人参ジュース)を大の大人が(特にムハンマドさんみたいな熊親父が)目を細めて幸せそうに飲んでます -
実質初日にしていきなりイラン旅行のハイライトの一つは考古学博物館
ペルセポリスを始め国内各地のお宝が一堂に(=わざわざペルセポリスに行っても見られない物がある) -
サラーム!(ペルシャ語の万能挨拶)雄牛の像は体中に楔形文字
-
ペルセポリスの謁見の間のレリーフ
結果的に熱射の遺跡でヘロヘロになりつつ見るより涼しい館内でじっくり見られました -
これまたペルセポリスにあった牝牛の柱頭
-
アイドル的ミイラ「ソルトマン」
塩坑で見つかった3世紀のミイラはイラン女子にも大人気でした -
次なる街シーラーズに飛ぶためメヘラバード空港へ
空港内で航空会社のスタッフや警察官たちがムハンマドおじさん見つけると深々会釈あるいは感激の抱擁…なぜ?聞けば「昔は空港担当の警察官で訪日した大統領のSPをした事もある」ってムハンマドさん!すごい
またテヘランに戻ってきたら会おう!といつまでも握った手を離してくれないので思わず「行きたくない!テヘランにいる!」と言いそうに…また英語NGなおじさんのために旅行中ペルシャ語を覚えようと誓ったテヘラン前半戦終了
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
遺跡と人情イラン旅行
-
イラン(1)熊親父に恋してテヘラン
2014/09/13~
テヘラン
-
イラン(2)満腹シラーズ墓参り
2014/09/13~
シラーズ
-
イラン(3)ペルセポリス以上にこの厚遇
2014/09/13~
ペルセポリス
-
イラン(4)きゅうり頬張りパサルガダエ
2014/09/13~
その他の都市
-
イラン(5)水の如く思い通り ヤズド(前)
2014/09/13~
ヤズド
-
イラン(6)炎の聖地かく語りき ヤズド(後)
2014/09/13~
ヤズド
-
イラン(7)流星かぞえてチャクチャク
2014/09/13~
その他の都市
-
イラン(8)まさかの広場通過で橋巡り・エスファハーン①
2014/09/13~
イスファハン
-
イラン(9)エマーム広場より力の館?エスファハーン②
2014/09/13~
イスファハン
-
イラン(10)メヘディとバラ色二人旅…アブヤーネ
2014/09/13~
その他の都市
-
イラン(11)カシャーンでとどめのフィーン庭園
2014/09/13~
カシャーン
-
イラン(12)熊親父と手繋ぎデートの再テヘラン
2014/09/13~
テヘラン
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- DONさん 2014/11/10 00:00:16
- サラーム
- イランは意外と穴場です、非常に親日だし。残念ながらシャネル製品は見かけませんでしたが、人参ジュースは間違いなく地球上でイラン製がベストです。いつかお試しを!
DON
-
- snowy;yukinoさん 2014/11/07 15:02:51
- 面白い!
- 私はシャネルのリップ、その名もテヘランが大好きでしたの、今もそれに似た色を探して買ってる、、ww
行って見たいような剣呑なデスティネーションでしたがあなた様の旅レポートを読んでいたらとっても行きたくなってきたw
そして、アルゴ‼?面白かったですね、スリリングでしたね♪アルゴもまた見たくなってしまったぜおw
近所のイラニアンに人参ジュースあるかしら、、
良い旅をわれらに♪
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 遺跡と人情イラン旅行
2
51