2014/09/03 - 2014/09/03
331位(同エリア646件中)
オーヤシクタンさん
- オーヤシクタンさんTOP
- 旅行記1126冊
- クチコミ298件
- Q&A回答2件
- 2,689,740アクセス
- フォロワー199人
第7部-38冊目
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
中央アルプスの主脈縦走路のハイライトコース。
木曽殿山荘から宝剣山荘までを縦走します。
さてどんな山行になることやら…
表紙写真‥中央アルプス主脈(東川岳直下付近)から見たご来光。
―――――――――――――――――
旅行期日‥平成26年9月1日(月)~4日(木) 3泊4日
9月3日(水)第3日目(晴のち曇)
※徒歩(中央アルプス縦走:木曽殿山荘→宝剣山荘)
木曽殿山荘5:00
↓0:40※ご来光鑑賞15分
東川岳5:40
↓1:45
熊沢岳7:25※30分休
↓1:30
檜尾岳9:25※15分休(20分迷)
↓1:50※途中10分休
濁沢大峰11:30
↓1:35
極楽平13:05※30分休
↓0:45
宝剣岳14:20
↓0:45
宝剣山荘14:45
☆宝剣山荘【宿泊】
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
4:50
木曽殿山荘の朝です。
天気は良好!
今日は宝剣岳まで、中央アルプスの主脈登山道を縦走します。 -
5:00
木曽殿山荘を出発します。
いきなり急登です。
最初は体をローギアにして、ペースを整えます。
今日も長い歩きです。
バテないようにペース配分に気を使います。 -
木曽殿山荘からは地形の関係で、御来光が見えなさそうだったので、20分ほど登ったピークで御来光を拝みました。
-
朝日に染まる空木岳です。
左の尾根を登りました。
我ながらよく歩いたものだ。 -
5:40
これから、いくつものピークを登ったり下ったりします。
まず、東川岳(2671m)の山頂です。
まだ歩き始めたばかりなので、ここは素通りします。 -
木曽側に見える御嶽山(3067m)です。
奥の方にモヤっと見える山です。
このブログを作成中(9/27)に突然、噴火しました。
この写真を撮影した時には予想しなかった出来事です。
噴火に遭遇された方々にお見舞い申しあげ、犠牲になられた方に対し慎んでお悔やみ申しあげます。 -
これから歩く稜線です。
あの一番奥のピーク、檜尾岳が中間あたりでしょうか。
頑張ります。 -
眼下に広がる雲海です。
うん、とても美しい。 -
このようなガレ場を通ります。
落石に細心の注意をはらいます。
どうか石が落ちてきませんように… -
6:18
木曽殿山荘から1時間20分になります。
後ろを振り返って歩いてきた稜線を眺めます。
こうして見ると、本当に登ったり、下ったりですね。 -
そして、この先は更に深く登ったり下ったりが続きます。
中央アルプス…結構、手強いです。 -
言葉に現せない雄大な風景が続き、立ち止まってはカメラのシャッターを押しまくります。
空木岳がだんだん離れていきますね。 -
伊那谷の方を眺めます。
こちらも素晴らしい風景です。 -
7:24
歩き始めて2時間以上が経過しました。
熊沢岳(2778m)に到着です。 -
熊沢岳山頂の岩影に捨てられたペットボトルです。
ここに置かれても永遠にそのままです。
今回の歩行中、グリコ.カプリソーネと言う30年前に販売されたドリンクの容器がほぼ原型そのままの状態で登山道に転がっていました。
山にゴミは捨てないで欲しいです。
ここに放置されてもどうにもならないので、回収します。 -
お腹ペコペコです。
景色がいいので、ここで朝食にしましょう。
お湯を沸かしてスープを作りましょう。
クリームパン
コーンスープ
フルーツ缶詰 -
8:00
向かう先の稜線上に、宝剣岳と木曽駒ヶ岳が見えて来ました。
まだまだ、先は長いです。 -
ズームでUPしてみましょう。
右の尖った山が、これから向かう宝剣岳(2931m)
左のなだらかな山が明日登頂予定の木曽駒ヶ岳(2956m)です。 -
切り立った崖を下ります。
一応、足場はありますが100%安全とは言えません。
三点確保で慎重に通過しましょう。 -
山あり谷あり崖あり…
今度はハイマツに埋まった登山道です。
ハイマツをかきわけながら前進しなくてはなりません。 -
ありゃりゃ!
先まで見えていた宝剣岳と木曽駒ヶ岳が雲に隠れてしまった!
頼む、晴れてくれ~ -
本日の中間地点。
檜尾岳が近づいてきましたが…
下って、再び登り返しですね。
まだまだ、あるなぁ~
ファイトぉー! -
9:25
木曽殿山荘から4時間25分。
ハァハァハァ~
着いたぁー!
本日の中間地点‥檜尾岳(2727m)です。
ちょっと、休憩しましょう。 -
檜尾岳山頂から伊那谷方面の眺めです。
少し先に見える建物は避難小屋です。
一般的なルートではありませんが、駒ヶ根への登山道があります。 -
反対側の木曽谷方面は…
あれれ!
雲がガンガンあがって来て、何も見えなくなってしまいました。 -
檜尾岳から先に進んだのですが…
道がない!
踏み跡はあるのですが、どう見ても中央アルプスのメインルートではなさそう。
勇気を持って、檜尾岳山頂に引き返します。 -
道に迷ったついでに、中央アルプスに自生する高山植物を紹介しましょう。
ハクサンフクロ(フクロソウ科)
主に亜高山帯に自生しているそうです。
※植物は勉強不足なもので間違っていたらゴメンなさい。 -
シナノキンバイ(キンポウケ科)かな?
キンバイ草の多年草です。
シナノは長野県の事、県内に多く自生しています。 -
やっぱり道を間違えていました。
おかしい?…と思ったら元いた場所に戻る事が大事な事を実感しました。
この稜線を堺に木曽側は雲のカーテンが山を覆っています。
山の天気ってホント気まぐれですね。 -
檜尾岳から先が本日のハイライトだったのですが、完全にガスの中です。
あいかわらず、登ったり下ったりが続き、ヘロヘロになってきました。
心を無にして歩き続けます。 -
なんか地獄の1丁目のような雰囲気の一帯を通過します。
-
13:05
極楽平と言う所に着きました。
地獄ではなく極楽だったんですね。
ここは、今来た空木岳からの道と、宝剣岳からの道、そしてロープウェー駅のある千畳敷カールからの道が交わる分岐点です。 -
雄大な風景を見ながら、太公望ラーメンを食べるつもりだったのですが、ガスって何も見えません。
もう、お腹ペコペコなので、ここでラーメンを頂きます。 -
いよいよ、本日のクライマックス&最大の難所‥宝剣岳への岩嶺帯です。
岩壁の鎖を頼りに登ります。
足場が悪く、落石の危険性もあります。
朝から歩き続けて来たので、体力がかなり消耗していました。
滑落しないように慎重に歩きます。 -
ほぼ、垂直の崖をよじ登ります。
重い荷物がのしかかって、身体にこたえます。 -
今日も後半はヘロヘロになって歩いています。
もっと体力つけなきゃなぁ?
油断したら滑落死決定!なので、ヘロヘロでも気合いを振り絞って歩きます。
ところが、宝剣岳の頂上がどこだかわからず、知らぬ間に下りに…
写真の崖を上から下って来ました。
これで、難所は終了です。
ところで山頂はどこだったんだろう? -
14:45
宝剣山荘に着きました。
早朝5時に木曽殿山荘を出発し、長い道のりを9時間45分かけて、ここまで来ました。
思ったよりきつく、時間がかかりました。
今夜はここに泊まり、疲れを癒しましょう。
宝剣山荘‥1泊夕食のみ.8200円。 -
宝剣山荘の客室です。
男女別の相部屋となります。
なんか、フェリーの2等寝台みたいですね。
日本縦断で乗った「さんふらわぁさつま」を思い出しました。
※関連ブログ→日本縦断.北海道から沖縄へ その7 さんふらわぁさつま乗船記。
https://4travel.jp/travelogue/10893659 -
17:00
腹減ったぁ~
楽しい夕食の時間です。
エビフライ
メンチカツ
ローストビーフ
生野菜
蒟蒻の煮物
きなこ餅
米飯
味噌汁
お茶
缶ビール.550円
同室の方達と山談義が弾む、楽しい時間となりました。
明日は木曽駒ヶ岳を登頂します。
19:00就寝。早!
おやすみなさい。
つづく。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 第7部.山旅紀行‥中央アルプス縦走。
0
39