2014/09/02 - 2014/09/02
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オーヤシクタンさん
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第7部-37冊目
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
高低差2000メートル!
空木岳2863mに挑みます。
夜明け前からひたすら登りました。
もう、ヘロヘロです。
表紙写真‥雄大な山容を見せる空木岳(2863m)
―――――――――――――――――
旅行期日‥平成26年9月1日(月)~4日(木) 3泊4日。
9月2日(火)第2日目(晴)
※徒歩(中央アルプス縦走:空木岳登山)
駒ヶ根高原4:40
↓1:40
林道終点6:20 ※15分休
↓0:35
タカウチ場7:10
↓0:45
空木岳:池山分岐7:55 ※10分休
↓0:50
マセナギ8:55
↓1:30 ※途中15分休
迷尾根10:25
↓1:30 ※途中15分休
空木平分岐11:55
↓0:30
駒石12:25 ※10分休
↓1:00 ※空木駒草ヒュッテ5分休
空木岳山頂13:25 ※40分休
↓1:20
木曽殿山荘15:25
☆木曽殿山・木曽殿山荘【宿泊】
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
4:40
いよいよ、空木岳(2828m) 高低差2000メートルに挑みます。
昨夜の雨はやんで、きれいな星空が広がっていて絶好の登山日和になりそうです。
夜明け前の暗い道を歩きます。駒ヶ根高原スキー場 スキー場
-
空がうっすらと明るくなって、夜が明けてきました。
この朝の雰囲気が好きです。 -
駒ヶ根スキー場を抜けて樹林帯の登山道を登ります。
なんかクマが出そうな雰囲気‥ -
太陽があがってきました。
今日一日、良い天気でありますように… -
やっぱりクマがいるのね‥
しかも最近、目撃されているようです。
登山者は私一人しかいないので、チリンチリン鳴らしながら歩きます。 -
6:20
登山開始から1時間40分です。
池山林道の終点に着きました。
車だとここまで入れるみたいです。
トイレと東屋の休憩スペースがあり、少し先に登山届ポストがあります。
ちょっと、一服していきましょう。 -
なだらかな登りです。
フカフカして歩きやすい道でした。
この後、急登になりますが… -
樹林の間から時折、南アルプスの山々が見えました。
伊那谷は雲の下です。 -
こ、これって、もしかして松茸?
歩いていると、いたる所に色々なキノコが生えています。 -
トロロコンブみたいですね。
何だろうと思って調べたら、サルオガセと言うそうです。
コケやカビの仲間で地衣類の一種。
カラマツの古木などの針葉樹を好み糸のようにつきます。 -
7:55
池山・空木岳分岐に着きました。
湧き水がこんこんと湧いています。
休憩していきましょう。
冷たい水で喉を潤します。 -
スマフォのGPS機能を試してみました。
頂上までどのくらいあるのか把握できます。
まだ半分ちょいですね。 -
だんだん雲がわいてきました。
なんとか、もって欲しいです。 -
9:50
大地獄、小地獄と呼ばれる一帯にさしかかりました。
梯子を登って‥ -
鎖場を登り、心を無心にしてひたすら登ります。
-
お腹がすいてきました。
カレーパンとスニッカーズみたいな奴をかじって飢えをしのぎます。 -
10:30
歩き始めて5時間以上経過していますが、なかなか森林限界を抜けず、樹林帯の登りが永遠に続いています。
そろそろ飽きてきました。 -
12:00
駒ヶ根高原から7時間20分。
やっと森林限界を越えました。
ヤッター!と思ったのですが、ガスってきました。 -
ハァハァハァ‥
やっぱり高低差2000メートルはきついですね。
頂上はあのピークのもうひとつ先です。
とにかく前進あるのみです。 -
12:25
奇岩‥駒岩です。
サイコロみたいです。
ちょっと、一服します。 -
やっと頂上が見えてきました。
まだまだあるなぁ〜
なんかすごく遠く感じます。
ファイトー一発!
リポビタンDが飲みたくなってきました。 -
13:10
空木岳山頂直下にある、駒草ヒュッテです。
こちらは、素泊まりのみで食事はありません。 -
13:25
登山開始から8時間45分。
高低差2000メートル!
ついにやりました。
空木岳山頂(2860m)です。
いやぁ~、長い道のりでした。
無事に登頂できた事に感謝! です。空木岳 自然・景勝地
-
山頂から伊那谷方面の眺めです。
登って来た尾根を見下ろします。 -
山頂から木曽谷方面の眺めです。
-
うっすらと、駒ヶ根の街が見えていますね。
-
どんどん雲が湧いてきて、景色が見えなくなって来ます。
頼む!
もう少し耐えてくれ〜 -
14:05
そろそろ、山小屋に向かう事にしましょう。
中央アルプスの主稜線を下ります。 -
崖のような登山道を下っていきます。
こういう所は滑落の恐れがあるので慎重に下ります。 -
今の崖を無事に下り、下から見上げてみました。
岩の隙間に足を入れて、手でホールドを探しながら下りました。 -
晴れろ、晴れろと祈っていたら、ガスがなくなって来ました。
いいぞ、いいぞ…
この調子で頼みますよ。 -
14:35
中央アルプスの主稜線が続いています。
明日は、あそこを歩きます。
下の方に小屋がポツンと見えて来ました。
今夜はあそこに泊まります。 -
中央アルプスは、もう秋の気配を感じていますが、高山植物がまだ健気に咲いています。
イワツメクサ(ナデシコ科)です。
この花は花期が長く、小さい真っ白な花を咲かせます。 -
せっかく登ったのに、ぐんぐん下がっていきます。
小屋まで、まだまだ下るみたいです。 -
今夜泊まる、木曽殿山荘に到着しました。
駒ヶ根高原から11時間弱かかりました。
もうヘロヘロです。
明日に備えて休養しましょう。
木曽殿山荘‥1泊夕食のみ.7500円。 -
木曽殿山荘の大部屋寝室です。
部屋はここだけ‥
布団が敷き詰められて男女関係なく雑魚寝します。
それから、風呂はありません。
100均で買った、使い捨てのウェットタオルで凌ぐことにします。 -
木曽殿山荘周辺は花の宝庫です。
花が萎んじゃっていますが、ツリガネニンジン(キキョウ科)でしょうか?
高山植物の名前は似たような品種もあるので難しいですね。 -
ウメバチソウ(ユキノシタ科)です。
花の形が梅鉢紋に似ている事から、この名があるそうです。 -
サクライウズ(キンボウケ科)ですね。
サクライは人名。
ウズは鳥頭と言うトリカブトの漢方名と言われているそうです。 -
2リットルの水を凍らせて持って来たのですが、アッと言う間に飲んでしまいました。
木曽殿山荘から10分弱歩いた所に、木曽義仲の力水があります。
冷たくて美味しい天然水です。
明日に備えて水を補給して行きましょう。 -
水汲みから帰って来たら、ガスが晴れて下界が見えました。
明日も天気になりますように祈ります。 -
17:00…夕食です。
もう、お腹ペコペコです。
おでん
ハムと春雨
炊き込みご飯
お吸い物
缶ビール‥500円
質素な内容ですが、山の中で食事を提供してもらえるだけでもありがたいと思わなくてはなりません。
明日も早起きです。
午後6時30分就寝。早!
おやすみなさい。
つづく。
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